ネイザルサイクルという言葉、今日の一語として取り上げさせていただきました。
これはね心理学の言葉ではないですね。すみません。
左右の鼻の通りやすさが数時間ごとに交互に入れ替わる現象のことを察想です。
2,3時間に1回って書いてるサイトとかもありました。
知ってました?まずこれ。
自分はあまり知らなかったんですけど、入れ替わってるんですって。通りやすさが。
ネイザルっていうのは鼻のことでサイクルというのは周期のことなので、日本語に訳すと鼻周期みたいなことだと思うんですけど、
今日はこの現象を覚えていてもらったらまず一ついいかなって思うんですが、
今日やってる論文がさっきもチラッと言ったように鼻呼吸のサイクルとかパターンによって指紋みたいにそれが使えるかということを調べた研究になっています。
100人の方に協力していただいて24時間つけ続けたのかな。
マシーンをつけるんですけど、鼻の鼻呼吸のパターンをいろんな指標を取るんですけど、記録し続けるっていう機会をつけて生活してもらう。
覚醒している、起きている時もそうですし、寝ている時もそれを取り続けるということをしてデータを取得するということをしています。
まずなんでこういうことをやろうかと思ったかというところなんですけど、
本当に論文のタイトルが鼻呼吸の指紋が存在するというタイトルなんですけど、
鼻呼吸なんか面白いそうじゃないですか、鼻呼吸のリズムとかでその人が識別できたら。
なぜその鼻呼吸のパターンに注目したかというところなんですけど、
当然とは当然かもですが、脳活動、脳の機能と鼻の呼吸だけじゃないですね。
いろんな生理的な現象とか、脳の活動によってユニークさというのが生まれているわけなんですけど、
それを反映しているであろうというので、鼻呼吸という外部アウトプットといいますか、
そこに注目してみるのは一つ面白いであろうというところでやり始めています。
さっきも言ったそういう機械みたいなものが整ってきた。
多分一昔前だとそこまで精密に鼻呼吸のデータを取れなかったと思うんですけど、
今はそういう機械もあってできるということです。
でもいろんな鼻呼吸一つ取っても変数があるわけですよ。
例えば、24パラメーターと書いてあるんですけど、
時間に関するパラメーターというのは1回の数動作にかかる時間、
吐く動作にかかる時間、これだけで2つですよ。
時間に関するものであったりとか量に関するもの。
1回の吸気で取り込んだ空気の量。
これリットルでデータが出られるみたいです。
0.0何リットルみたいなことかもしれませんが、得られると。
吐いた1回の呼吸で吐き出した空気の量もデータできそうですよね。
あとは吸うときの最大スピード。
どれくらいのスピードを吸っているかということとか、
吐くときの最大スピードということを数値化したり。
あとは安定性とかバラツキというのもあって、
時間にどれくらいバラツキがあるか。
あとは吸っている時間ももちろんそうなんですけど、
吸った後に停止した時間のバラツキとかね、
すごい細かいですよね。
あとは左右差ですね。
今日のキーワードであったネーザルサイクルみたいなところで、
左右の鼻腔での空気量の差がどれくらい強く出ているかということとか、
あとは1分間に入れ替わる空気の量みたいなところで、
頻度とかリズムみたいなこともデータにしているということでした。
ちょっと24個全ては言えてないんですけど、
イメージ掴んでもらったら大丈夫です。
これらを変数としてデータ化することによって、
人それぞれその人にしかない鼻呼吸パターンがあるんじゃないかということを
調べたかった研究になっています。
結果は不安傾向が高い人というのは、
睡眠時の休憩時間が短い、
休憩停止時間のばらつきが大きいという結果が得られたそうです。
面白いですね。
自閉スペクトラム傾向も簡単に説きますかね。
自閉スペクトラム傾向が高い人というのは、
これまでの研究で自立神経とか呼吸調節に特徴的なパターンが見られることがあるという風なことが言われていたそうなので取られていて、
結果でいうと自閉スペクトラム傾向が高い人というのは、
休憩停止時間とか休憩停止割合が増加したという結果が得られたそうです。
その人の心理傾向とか状態というのは呼吸に影響すると、
緊張したりすると早くなったりするだろうし、
逆に超集中状態だと呼吸を忘れてみたいなこともあるだろうしということとか、
そう考えると人の心とも関係している。
これは最初に言った脳活動で呼吸のパターンも決まってくるし、
人の心の状態とか特性というのも脳が関係しているということで、
こういった関連が見られるであろうというところだという風に理解をしています。
ちょっと難しいお話をしてしまったような気もしますが、いかがだったでしょうか。
鼻呼吸ね。
自分、鼻呼吸の話をずっとしていて大変恐縮なんですけど、
自分は本当に鼻呼吸があまり上手くないんですよ。
この数年で頑張ってちょっとずつはできるようになってきていると思うんですけど、
聞いてもらったらわかるように常に鼻がちょっとずつちょっと詰まっているみたいな感じなんですよね。
腹鼻空煙を持っているみたいな感じなんですけど、
そういうのもあって鼻の呼吸がきつい時があって、
口の体操をしたりとか、鼻にテープみたいなのをつけたりとか、
口を封じるテープをつけたりとか、いろんな方法をとりながら、
数年前よりは改善しているかなという風に思います。
自分の話はあまり関係ないか。
こういう人でもね、むしろこういう人の方がパターンがわかりやすいのかな。
鼻呼吸を普通にできている人とは全然違うデータが得られそうなので、
むしろ当てられやすそうだなと思うんですけど、
今日の研究とは関係ないですね。
ぜひ周りの人にね、鼻呼吸でも指紋みたいに使えるらしいよと。
この24時間みたいなデータになると90%当てられるということなんで、
90%って声と同じくらいってことですよね、さっき言った。
いいマイクとか静かな環境で音声が90%とか95%って言ってたので、
結構近いし、数値に精度になっているのかなというのは
とても興味深いという風に思います。
ぜひ面白い話が聞けたという風に周りに伝えてもらえると嬉しいです。
最後まで聞いてくださってありがとうございました。