おはようございます、心理学者のじんぺーです。
本日も心理学の研究の紹介をしていきたいと思います。
連日、育児系というか、発達心理系といいますか、そういったテーマで恐縮なんですけれども、
今日も赤ちゃんの話をしていきたいと思います。
今日は、赤ちゃんが歩き出した年齢に関連するような遺伝子が見つかったような、
遺伝子との関連を調べたような、結構大規模な研究を見つけまして、
実は別に赤ちゃんのことを探していたわけではないんですけど、
Nature Human Behaviorという、僕のラジオでは度々出てくるすごくインパクトのある学術雑誌があって、
心理学の中ではトップオブトップの雑誌の一つかなと思いますが、
それを定期的に見るようにしていて、そこで見つけた論文でシンプルに面白いなと思ったので、紹介しようというところでございます。
規模も大きくて、研究結果自体もなかなか資産に富んでいるかなと思いますので、
一緒に考えていけたら嬉しいなと思います。
まずは、方法的なところでいうと、ヨーロッパの入陣7万人以上のデータを使っています。
これは7万人を超えるデータを集める、しかも遺伝子情報があり、
あとは脳の構造とかもデータとしてあるそうなので、なかなか一つの研究グループとかではできるような研究ではないのかなと思いますけど、
おそらくいろんな大きなプロジェクトがあって、それがさらにくっついて、
メタ分析みたいなことを中でやっているんですけど、そういった研究になっています。
着眼点としては、赤ちゃんの歩行開始月齢みたいなものって、いろんな発達の指標として使われる。
多分認知のテストの時もそうだろうし、身体の方はもちろんですけど、
そういう指標になっているにもかかわらず、そういった歩行開始月齢みたいなものに影響を与える遺伝子的な影響の検討というのは
あまり進んでいなかったというのが出発点になっています。
遺伝子の研究は難しいし、僕もあまり詳しくは読めているわけではないんですけども、
いくつか結果をピックアップして紹介したいと思います。
まずは、仮説通りといいますか、狙った通り、やっぱり遺伝子的に歩行開始月齢を説明できるような遺伝子が見つかったという、
これまず見つかったというのが一つ重要なところです。
11のSNPという、これはいいですね、遺伝子が見つかったということです。
例えば、これも覚えなくても全然大丈夫なんですけど、
RBL2だったかな、という遺伝子の、11個の遺伝子が特に影響を与えていたというふうに今回は見つかって、
その中でもRBL2みたいな遺伝子の型が影響を与えていたというところで、
これは脳内の運動機能に関わる構造とかに影響を与えるような遺伝子だそうです。
そんなに覚えなくても大丈夫です。
見つかったということ、あとは皆さんすごく好きだと思うんですけど、
遺伝率みたいな話で何パーセントが遺伝するかというところなんですけど、
今回の研究によると、約25パーセントの遺伝率です。
だから遺伝子レベルで方向回転手術例が25パーセントを説明できると。
あとはもちろん何を食べているかとか、どういう環境で育ったかとかいろんな要因があるわけなんですけど、
遺伝子は25パーセントであると、これはすごく重要な研究結果かなと思います。
あとは心理学の雑誌だと思うので、
ちょっとこの辺りは詳しくは分からないんですけど、
遅い方がむしろ認知能力が高くなりやすいということですね。
あとはBMIとの関係とか、いろんな研究結果が出ておりますが、
今日はこのぐらいにしておこうかなと思います。
ちなみに最初に言っておいたことなんですけど、
この7万人の子供の中で、平均的な歩行開始月齢みたいなことって
気になると思うんですけど、大体13ヶ月から14ヶ月と書いてますね。
4カ国のデータがあって、ノルウェーが13.1ヶ月で、
オランダが一番遅くて、平均13.9ヶ月と書いてますね。
なので大体13ヶ月から14ヶ月ぐらい。
サンプル数も多いので、ある程度正確なところなのかなと思いますけど、
そうです。
10ヶ月とか聞いてたのか、よく聞きません?
10ヶ月ぐらいで歩くみたいな。
そういう印象を持っていたんですけど、
実は平均をとるとそういうことはないそうですね。
日本でも厚労省のデータで12ヶ月から14ヶ月みたいな、
そこが最多層というのも出ているみたいですね。
これは多分チャットGPTの解釈なので、
どれくらい本当か分からないんですけど、論文に書いていることではないです、ここからは。
気になって後で家庭に調べただけなんですけど、
なぜ日本人はそういう早い印象があるのかというので、
育児雑誌とかSNSとかで早く歩いた子が注目されやすいとか、
家庭での育児環境、ヨーロッパの育児環境、
ヨーロッパの家とかって椅子とか使って、
その床で生活するということがあまりないので、
そういうことがもしかしたら関連しているんじゃないのかとか、
ハイハイな練習とかを積極的にさせているから、
そういう早い印象があるみたいなことがチャットGPTで言っていますね。
本当かどうか分からないですし、
日本も平均は12ヶ月から14ヶ月みたいなところだと思うので、
そんなに世界と差がないのかなとも思います。
そっちがより事実ベースではそういうことが言えるかなと思います。
ちょっとややこしかったんですけど、
今日は赤ちゃんの歩行開始月齢と遺伝子の関係、
あとはIDHDとか認知能力との関係を調べた大規模な研究を紹介したいと思います。
オープンアクセスですので、もし興味があったら覗いてみてください。
翻訳の、機械翻訳とか使って読みたいところだけでも読んでもらったら、
ちょっと難しいので、まずその難しいところは、
まさにチャットGPTとかに聞きながら、
こういうやや身近なテーマだと思いますので、
調べてみてくださいね。
それでは、ご視聴ありがとうございました。
こういうやや身近なテーマだと思いますので、
調べてみてもらえると心理学をやっているものとしてはとても嬉しいなと思います。
いつもこのNature Human Behaviorの論文を紹介するときに言っているんですけど、
いつかこういうインパクトのある雑誌に乗るような研究をしたいなというふうに思っていますので、
この規模の研究はなかなか一人では難しいんですけど、
乗る方法はいろいろとあるはずですので、
引き続き研究を頑張って目標を高くいきたいなと思っています。
最後まで聞いてくださってありがとうございました。
今日もいい一日にしていきましょう。
じゅんぺいでした。心を込めて。
今日も聞いてもらってありがとうございます。
雑談をしたいんですけど、ちょっと雑談というよりはやや報告になりますが、
昨日の夜に、夜というのはドイツ時間ですけども、
茶読がまた帰ってきまして、この茶読が実はコミュニティでやっていた研究ですね。
ポッドキャストの研究をしていたというのを何度かここでも近況報告のようにしていたんですけど、
これ出したのはいつだったかな?そんなに前じゃなかった気がするんですけど、
ちょっと見てみようかな。
メール対応とかありません。ちょっと待ってくださいね。
3月13日なので1ヶ月半くらいか。
もうすぐ2ヶ月か。
結構早いなと思いますね。
最近は8ヶ月とか9ヶ月とか待たされてたやつもあったので、
2ヶ月とか聞くとすごい早いなと思うんですけど、
あまり詳しい茶読のプロセスをシェアしない方がいいと思うんですけど、
なかなかポジティブな反応かなと思いますので、
真摯に対応して、より良い研究論文になるように頑張っていきたいなと思います。
また進んだら、
2ヶ月くらいか。
次の審査進んだりとか、願わくば出版されるようになったら紹介したいなと思っております。