心理学のテーマに雑談できたらと思うんですけど、どんなテーマでお話しましょうかね。
はい、今日は内向型と外向型の話、ざっくり言うと陰キャと陽キャの話みたいなのができたらなと思っています。
お、なんか面白そうですね、陰キャと陽キャ。
石原さんはちなみに学生時代陰キャ派だったのか陽キャ派だったのか、中間だったのか、どんな感じだったんですか。
私は外見陰キャの中身陽キャでした。
なんか複雑ですね。
複雑でしたね。
今日はなんでこのテーマにしようと思ったんですか。
そうですね、チコリカコーチの先輩方の出演会を見ていると、結構深い心理学のテーマのお話しされていまして、
自分なりに語れるところみたいなので言うと、体験題を含めて陽キャと陰キャの話かなと思ったと。
なぜかというと、陰キャだとか陽キャだとかっていうのに考えることが学生時代からすごく多かったので、キャッチーだし、ちょっとその話ししてみようかなっていうふうに思いました。
ありがとうございます。なんかね心理学かつ自己理解のテーマにぴったりの話題ありがとうございます。
陰キャと陽キャって、僕は陰キャだった自信があるんですけど、なんかこう陽キャ勢を前にしたらちょっとこう気がすくんだりするところもあったし、
でも大学になったらそんななんか陰キャ陽キャみたいなのがあんまりこう線引きがなくなっていった感も自分の中ではあったりして、
志原さんはなんか陰キャ陽キャって感じ始めたのは、いつ頃の話なんですかね。
すごい感じ始めたのは、中学2年生の時かなってはっきり覚えてるんですけど、
中2ですね。
中1の時はモテたくてソフトテニス部に入ったんですよ。
とりあえず運動しておけば彼女ができるのかなってその時思っていて、
中1の時はみんな仲良かったんですよね。小学生上がりたてなんで、上手い人も下手な人みんな仲良くて、僕も誰とでも交流してたんですけどテニス部の中で。
じゃあその時は陰キャ陽キャみたいなのはなかったってこと?
その時はなかったなというふうに感じますね。
で、中学2年生に入ってからやっぱ上手い人と下手な人がやっぱ如実に出てきて、
僕運動神経悪いので下手な人ぶるいに入るんですけど、今まで友達だと思ってたやつがめちゃくちゃ偉そうになってきたりとかして、
テニス部内で当時ナルトとか流行ってたんで上人か下人かみたいな区別がなんかこう因果として出てきて。
なるほど。
下人中の下人だったりしたんですけど。
そういうとこからでも意識し始めたというか感じ始めましたね。
なんかそもそもその性格がインなのかヨーなのかというよりも、テニスが上手いか上手くないかでちょっとヒエラルキーができてきたっていう感じなんですかね。
ほんとそれですね。その学校中であったような気がするなと思いますね。
そこからなんか陰キャ陽キャに発展していったのはどういう流れでこう。
でもそれがやっぱ部活単位であるイメージがあって、やっぱサッカー部とかバスケ野球とかは上人なわけですよ。
あるある。
僕テニス部入って2年生の時辞めたんですよ。
うん。
それからもう帰宅部になったんで、なんだろうな。
今までめちゃくちゃ仲良かったサッカー部の友達とかもなんかよそよそしい感じに、僕もなっちゃったのかもしれないですけど、
俺帰宅部だしなみたいな感じをなんか自分でも持っちゃったりしてたし、なーって感じですね。
あーなるほど。
性格は割と明るめっていうことだと思うんですけど、
帰宅部ってことから陰キャみたいな自分で自分に張ってる部分もあったんですかね。
あーすごいあったと思う。
当時もメガネで太っててダサかったんですごい。
なんでそういうね、セルフイメージもあって、どんどんなんか自分は陰キャなのかなみたいな感じはあったかもしれないですね。
あーなるほどね。
いや確かに、なんか言われてみたらその、本質的にその人の性格が明るいか暗いかというよりも、
なんかこう関係性の中でとか、比較をして、その場の当たり前と比べて自分は今どっちかで、
なんか決まってるのかもしれないなって思いましたね。
うーん、当時は妙実でしたね、それがすごいもう。
うーん、なるほどな。
なんかその後、人生を経ていくと陰キャ陽キャがこう自分の中で入れ替わったり、その変わっていったりはしたんですか。
あーそうですね、変わっていった、すごい変わったのは大学ですかね。
で、中学がまあそういう、たぶん一般の中学と一緒でそういうのがこう思春期になって、陰キャ陽キャってみんな意識しだして。
で、なんか高校によってはそんなの気にしなくなったよみたいなの聞くんですけど、僕の入った高校が私立の高校で、
野球部とかが甲子園出たりとか、サッカー部が日本で1位になったりとか、そんなすごい強いところだったんですよ。
なんで偉そうなんですよね、とにかくサッカー部、野球部、バスケ部のやつらが。
で、なんかこう喋ったことない奴に、なんか急に顔見て、俺こいつ嫌いだわとか言われたりとか。
っていうのが高校時代はあって。
で、その高校の中でやっぱどうしても陰キャになりきれなくて、僕プライドが許さないというか、絶対嫌だと思って、
なんかこう一発ギャグしたりとか、そのなんだろうな、野球部サッカー部に取り入れるというか、なんかこう面白枠としてギリギリ入れてもらうみたいな感じ。
でも、そんな自分も惨めでみたいなのが高校時代でしたね。
おー、なるほど。中学はそれこそ帰宅部で、自分でも自分のこといいんだと思っていたが、
高校になると、やっぱりなんかそのままだと、なんかプライドが嫌だっていう気持ちが出て、ちょっと陽キャ風に振る舞っていったっていうことなの。
そうなの。キョロジュウってやつですね。
キョロジュウって何?
リア充じゃなくて、キョロキョロ周りを見ながら金魚の風みたいに。なんか充実してる風みたいな。
キョロジュウって言うんですね。
キョロジュウでした。
そうですか。まだじゃあちょっとスタンスが定まりきってない感じがあるんですかね。
ありましたね。
それで大学になるとどうなったんですか。
大学になると誰もいないというか、県外の大学に入ったので、知り合いが一人もいない状態になりました。
で、今までつけてたメガネをコンタクトに変えて、絶対彼女が欲しいと思ったんで、ランニング死ぬほどして、何キロぐらい?10キロぐらい落ちたんですよ、そこから。
すごい痩せましたね。
そうで、あと大学デビューで検索して、グーグルの検索欄の10ページ目ぐらいまで行って、全部調べまくって、準備万端で大学にデビューをして、それがもう大成功しました。
すごい成功したんですね。
めっちゃ成功しました、大学デビュー。
どういう風なキャラ、それこそ洋華で入っていかれたと思うんですけど、どういう洋華だったんですか。
キャラは別に変わらない、素の自分のままなんですけど、解き放てるようになったというか。
で、軽音楽部に入ってギターとかボーカルとかしたりとか、大学祭実行委員会に入って委員長したりとか、
いろんなサークル入って友達増やすっていうのをやってまして、
なんでそこまで変われたのかというと、やっぱさっき言ってたセルフイメージな気がしますね。
帰宅部の自分から、軽音楽部だったり大学祭実行委員会に入っている自分みたいな方に変わっていって、周りの見る目も変わった感じがして、
なんかいつの間にか友達増えて、彼女もできてみたいな状態にいってましたね。
おーすごい。変化ですよね、中学から大学にかけて。
めちゃくちゃ大きな変化でしたね。
なんかでも聞いてて、ターニングポイントってやっぱり間のその高校の時に、なんかこう嫌だなって、
陰キャのままじゃ嫌だなって、陽キャに取り入ろうとしてでもうまくいかなくて、みたいなその時期が結構ポイントだったのかなと思ったんですけど。
あーそうですね、めちゃくちゃ嫌でしたね。
どういうそのモチベーションというか心持ちで、こう巣を出していったんですかね。
高校の時は、そうですね、なんだろうな。
とにかく劣等感があったような覚えがありますね。
で、クラスとかでも友達はいるんですけど、なんか話しかけても、なんかこう冷たい態度をされたりとかするんですよ。
で、ちょっと思い出したんですけど、それをクソ野郎と思ってたんですよ。
なんかすごい悔しくて、絶対友達になってやろうと思ったんですよ。
さっき言ってた僕に、なんか全然喋ったことない、俺こいつ嫌いだわって言ってきた人が全然違う人と2人いたんですよ、野球部に。
そいつらどっちとも仲良くなって友達になったんですよ、最終的に。
すごいな。
で、なんかね隣の席とかになった時に、なんかもう僕質問攻めとかするんですよ。
で、話しかけんなみたいな言ってくるんですけど、なんで話しかけんだって。
話しかけんかったら会話成立せんぐらいみたいな言って、攻めていって。
なんか下ネタの話で、なんか自分の性癖話した時に、すごいそれがめっちゃウケて、そいつに。
そっからなんか友達になっていった覚えがありますね。
わー、なんか攻め方も面白いし、でもなんか本質的というかね、すごいさらけ出したらそこがウケたみたいな感じですよね。
あー、うん、確かにそうですね。
あー、そうなんだ。今の話聞いて、特に最後のその下ネタでウケて、ぐっと仲良くなれたっていうのを聞いて、
まさに僕がそうだったと思うんですけど、
陰キャって、なんか自分のことをあんまりさらけ出せない人でもあるのかなってちょっと思ったり、
陰キャの人たちって、なんかすごい明るく振る舞ってるんだけど、
なんか恥ずかしいこともばらされたりしながら、いじられ合ってるような。
それを陰キャの僕としてはやっぱり遠目で眺めてて、なんかキラキラしてるなって思いつつ、
そんなになんか出せないわ、みたいなことも思ってたような感じがして。
あー、なんかそういうこと。
いい意味でさらけ出せるようになられたのかなってちょっと聞いてて思いましたね。
いやー、確かにそうですね。なんか今も通じるなって今話してて思ったのが、
基本に初対面の人でも僕のことを嫌いになるはずがないみたいな感じでいけるんですよ。
すごいですね。
だからこそ堂々と話せるし、全然こうフランクにいけるんですね。
同じ1位の人もそういうこと言ってて、なんかあるあるなのかもしれないんですけど。
そうなっていったのって、今まで過去の体験から自分を嫌いだった人、
何も隙側に落とし込んでいった成功の体験があって、
今その誰でもいけるわっていう感じになっていってるのかもなっていう風に感じましたね。
おー、その嫌いだった状態から隙側にって、
なんかそれだけ聞いたらすごい逆転現象を起こしてるようですけど、
どうやってこうそういう風になっていくものなんですか?
高校2年生の時に、なんかね、どういう流れか忘れたんですけど、
ベランダみたいなところでサッカー部とバスケ部のやつ5、6に囲まれたんですよ。
で、一人そのジャイアンみたいなやつがいて、
そいつがなんか僕にこう、お前ほんまなんでそんなブスなみたいな言ってきて、
で、周りでその後ろでニヤニヤしてるんですよ、野球部とかバスケの人たちが。
で、そこで、なんかブスって俺に言うけど、
○○も全然イケメンじゃなくない?って言ったんですよ。
で、例えばその後ろにいるA君が俺にそれ言ってきたら、
そうやな、君はイケメンやなってなるけど、○○君も全然イケメンちゃうやだって言ったら、
周りの後ろにいたやつが爆笑して、そいつ自身がすごい苦い顔し始めた。
そこからなんかカラオケとか一緒に行くようになったりしましたね、その人たちと。
すごい。
なんか、さらけ出したっていうよりも、
本音言ったというか。
ちょっと立ち向かったというか、対等に言葉を伝えたって感じですね。
そうですね、基本的に上とか下とかあんまり感じないタイプなので、
対等だと思って接してましたね、確かに。
賢家の思考って、そこが結構ヒエラルキー前提というか、
もう洋家の人たちはいつもね、つるんでるグループがあるし、
そこに自分は入れないんじゃないかとか、
もうそこと自分たちのいるグループはそもそも世界が違うから、
そっちに入れないんじゃないかみたいな諦めとかがあったなって、そういえば思ってて。
そこで対等にいけるとか、本当はそもそも対等なはずだから、
それに気づいて、なんか言われたときにガッていけるっていうのが、
石原さんのすごさだなってちょっと思いましたね。
ありがとうございます。
いやー、なんか心理学の雑談のはずが。
そうですよね、僕もそう思いました。
なんかうまいうまいにまとめたいですね、なぜなのかっていうと。
いやー、そうですよね、まあでもなんかさらけ出すとか対等とかね、
そういうティップス的なやつは出てきたんですけど、
なんかそもそも陰キャと洋キャがなんで生まれるのか。
でもなんか基本的には洋キャの人は、
あいつ陰キャだしって言わない感じがしていて、大人になると。
大人になるとそうですよね。
大人になると言わないんです。
でも陰キャの人はいつまで経っても、自分陰キャなんでって言ってるんですよね。
なんかそれあるかも。
学生時代はそれで洋キャ陰キャ別れてて、
まあ思春期なんでしょうがないと思うんですけど、
大人になってまで陰キャ陰キャって言ったのは陰キャの方だけなんで、
それはなんかこう、自分を守りに入ってるような気はしますよね。
あー、なんかわかるな。
心理学的にまとめると、
人間って社会的な動物じゃないですか、どこまで行っても。
そうですね。
だからそういう陰と洋とか上と下っていうヒエラルキがはっきりしてた方が、
ある意味心地いい時もあるし、そういう人もいる。
けども本当に自分の人生、ハンドル握って生きていこうと思ったら、
もしかしたらそこは乗り越えていった方が、
それこそ石原さんのセルフイメージをしっかり持って対等に接していくと、
もっと新しい人間関係ができていくっていうことかもしれませんね。
いやーそうですね、すごい思いますね。
なんか基本的に対等だと思ってるので、
なんか営業所の所長とか差しのみ誘って、
それ先輩に言ったらすごいなって言われて。
え、それは知らないうちにってことですか。
そうです。
所長と二人きりで車乗ってたんで、
所長今度連れてってくださいよって言って。
お互い知らない状態でまだ。
そうですね、ほとんど知らない状態ですね。
うわーすごい。
勇気ありますね。
勇気とかじゃないんですよ。
別にだってただの人間じゃんみたいな感じなんですよ。
ただのおじさんなんで。
で、その所長にも、
お前、社長にも誘ったりできるのかみたいに言われて。
考えたんですけど、
社長も別にただのおじいちゃんなんで、
誘えると思って、そう思いますって言った覚えがあって。
みんなこう、人と話すとき緊張するみたいなのは、
それこそなんか自分は部下だから、
インキャラだからみたいなセルフイメージがあるのかなと思うんですけど、
なんかそういうの取っ払って公平にどんな人でも。
話した方が、
自分の人生のハンドル握るみたいなのだと、
もっと生きやすくなるかなっていう風には思いますね、確かに。
うわーすごいな。
一番生きやすくなってる石原さんが目の前にいるんで、
説得力がありますね。
ありがたいです。
いやーいいですね。
公平とか対等とかセルフイメージ。
そんな話が出ましたが、
どうですか?今日話してみていかがでした?
あーすごい、なんだろうな。
執着点を考えずに話をさせていただいたんですけど、
なんかこう、人のことは気にしなくていいのにってよく思いますね。
なんだろう、これでもなんて言うんだ。
なんかね、アドラー心理学とかで嫌われる勇気って言いますけど、
あー確かに。
あれってでもその、人に嫌われて人間関係どうでもいいってことではなく、
対等な人間関係を作るとか、
嫌われるかもなっていう気持ちで何か言うんじゃなくて、
自分と他人をちゃんと分けて言葉を言おうねっていう、
公平とか対等とかね、そういうところに近いかもしれないですね。
そうですね、切り分けな気がしますね。
なんかこう、相手がどう思うか、なんか工夫するの大事ですけど、
結局どう捉えるかは、あっち次第なんで、
そんなになんかこう、嫌われちゃうかなとか、
心配しすぎな人が多いなってよく思いますね。
うん、そんなこと心配せずに、
お前もブサイクじゃんって思ったことを言えた方が、
実は笑い合って対等な関係になれる可能性もあるよっていう。
確かに。
素敵な話でした。ありがとうございます。
じゃあ改めて石原さん、今日はゲストで雑談していただいてありがとうございました。
こちらこそありがとうございました。
お聞きの皆様ありがとうございました。また次回の放送でお会いしましょう。
さよなら。