ようこそ、自己理解を深める心理学ラジオへ。このポッドキャストは、個性の裏表を認めて味わう人を増やすために、株式会社自己理解で自己理解コーチとして活動する配信者が、自身やクライアントの自己理解を深めるべく探求し始めた心理学をテーマにお話をする番組です。
テーマに興味のある方や、同じく対人支援をされている方、自己理解を深めたいと感じている方の参考になれば幸いです。なお、この番組は株式会社自己理解が運営する番組ではございませんので、ご了承ください。
はい、今日はですね月末配信会ということで、恒例のゲストをお迎えして心理学について雑談していきたいと思います。今回のゲストは株式会社自己理解で自己理解コーチをされていらっしゃいます三宮コーチです。三宮さんよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
お聞きの皆さんに向けて簡単に自己紹介をお願いします。
はい、コーチの三宮舞と言います。私はコーチとして独立してからは現在4年目になりまして、コーチ1本で仕事をしているんですけれども、活動としては大きく3つしております。
1つ目が自己理解コーチという肩書きでお仕事をしているのと、2つ目は自己理解っていう枠にとらわれずに、例えば仕事の目標達成だったり、人間関係の改善だったり、自由なテーマを扱うようなパーソナルコーチングをしているっていうのと、最後3つ目が進路とかキャリアに関する学生向けのコーチングとかもしてたりします。
子供の頃から人の心理にめちゃくちゃ興味があって、結構心理学の本とか心理テストとかそういったものの類は好きだったんですけれども、大学でも心理学を学びたいなと思ってはいたものの、心理学で役に立たないんじゃないとか、
そういう外からの声を信じて役に立ちそうな法律っていう、その次の興味を持ったもの、それを専攻にしてはいたんですが、結局心理学に興味があって、そういう仕事に戻ってきたというか、法学部の中でも結構心理学の自由専攻があったらそれを取って学んでたりとかっていう感じで、心理学はすごく興味のある分野なので、すごく今日は楽しみにしています。よろしくお願いします。
ありがとうございます。3つのカテゴリでコーチをされているってことなんですけど、どうしてこういうカテゴリに区分けになったのか、お聞かせいただいてもいいですか。
そうですね、あんまり自分の中で何か区分けをしようとかっていうのはなくて、コーチングって何でも扱えちゃえるので、何でも扱いたいなっていうところはあるんですけれども、2つ目にお伝えしたパーソナルコーチングって本当に人によって自由なテーマなので、幅広くやってるっていう感じではあるので、
ただ自分自身が救われた自己理解であったりとか、キャリアとか進路の選択とかって人生を左右するものだなっていうふうに思うので、そういった人生のターニングポイントになるようなところを分野として扱ってるっていう感じですね。
いいですね。キャリア系は学生さん向けっておっしゃいました?
はい、中高生の方向けに。
それは実際に中高生のところに会いに行って、学校でやるみたいなそんな感じですか?
オンラインで基本的にはやってるので、直接会ったりとかっていうことはないんですけれども。
すごい単純な疑問というか興味なんですけど、中高生の人が自分で申し込むようなことってあるんですか?
あんまりないですかね。やっぱり親御さんが教育熱心な方だったりとか、親御さんとお子さんが話している中で対決できない問題だったりとかっていうところで、コーチングっていうものに出会われて、そこからつないでいただくというか、親御さんが架け橋となってっていうことが多いです。
ありがとうございます。すごい若年層のキャリアみたいに、僕も興味があって、今資格を学んだりしてるんですけど、親御さんのご経験の中で印象的だった若年層とのコーチング。
手紙義務があるんであんまり歌いは言えないと思うんですけど、何かお聞かせいただけることありそうですか?
そうですね。大人と高校って大きく違うなっていつも感じる部分で言うと、やっぱり一定ティーチングが必要になってくると言いますか、とはいえ子どもってやっぱり大人が正しいとか大人の声に影響されやすいみたいなところもあるので、そこのバランスも保たないといけないなっていうのも思いつつ、
やっぱり親御さんだったり信頼できる先生だったりそういう人が言ったものが彼ら彼女らの中で正解になりがちなので、本当にその学生さんが望んでいることなのか、それとも外からの声でそういう選択をしようとしているのかみたいなところを求めていくみたいなところが前から難しいなと思いながら接させていただいてますね。
ありがとうございます。教えていただいて。本当そうですよね。我々が共通でやっている自己理解コーチって基本は社会人の方向けなので、だいたい自分に裁量権があったり自分の考えを理解するというところに集中できますけど、学生さんなんか特に中高生なんかは多感な時期ですしね、親の声も大きいし、いろいろぐちゃぐちゃしている方も多くいらっしゃる中でのコーチングの難しさがあるんですよね。
そうですね。
そんな三度目屋さんと今日は心理学の雑談をしていきたいと思うんですけど、毎回このラジオではゲストの方になんとなくテーマを持ち込んでいただいて自由にお話をしているんですが、どんなお話をしていきましょうかね。
インナーチャイルドとか潜在意識とかについてお話できたらなと思っています。
インナーチャイルド、潜在意識、なんでちなみにこのテーマを選ばれたんですか。
はい、コーチングをしていると、自分自身もそうですしクライアントさんもそうなんですが、頭の中では潜在的にはこれを達成したいとか、こういう自分でありたいとかって思っているはずなのに、実際全然それに伴った行動をしてないなとか、全然逆のことをしていて理想に近づいてないなとかっていうことがあるなと思っていて、
それってなんでだろうとか、それってどうしたら解決できるんだろうとかっていうふうに考えていた時にたどり着いたのが潜在意識とかインナーチャイルドとかっていう考え方なんですけど、学びを深めているところでもあるので、そういうテーマでお話ししたいなと思って持ってきました。
なるほど、こうなりたいなって思うことがあったとしても、なかなか現実とか行動が変わっていかないのはなんでなんだろうっていうところからインナーチャイルドとか潜在意識っていうのが鍵になるんじゃないかっていうふうに思われて学ばれているっていうことなんですかね。
そうですね。
いいですね、ぜひいろいろ教えてください。
はい、お願いします。
インナーチャイルドってその言葉なんだろうみたいなこともありますよね。
私自身もそんなによく使う言葉ではないし、お聞きの皆さんも初めて聞いたよって方もいらっしゃると思いますので、簡単にご紹介していただいてもいいですか。
インナーチャイルドっていうのが子供の時に抱いた経験とか形成された感情的な体験による心の傷、ポジティブなものももちろん中にはあるんですが、トラウマだったりとかそういったものが大人になっても無意識のうちに影響を与えるっていうようなもので、心の中に存在する子供みたいな感情とか記憶とか人格そのものを指すっていうふうに言われてたりするんですけど、
そういったものがベースとなって、そこから自分はこういう存在だとか世界ってこういうものだよね、みたいなビリーフ信念と言われるものが作られていく。それが何か心際意識に入っているみたいな。
なるほど、インナーチャイルドだから内側にいる子供みたいな、それが子供の頃に受けたトラウマ含めたどっちかというとネガティブな体験がずっとこう内側に続けるっていうそういうことなんですかね。
そうですね、もちろんポジティブな側面もネガティブな側面も両面あるんですが、その子供の頃にした経験から良いものであれ悪いものであれ、存在意識の中に情報として蓄積されて、今の自分に影響を与えているっていうようなものになります。
なるほど、ありそうですね。ちょっと僕の話をしちゃうんですけど、まさにあの自己理解を自分自身がプログラムを受けてする中でインナーチャイルドとか、それが潜在意識につながっているなと思ったのが、父親が自分が幼少期の時に多分タバコをやめるとか、自分でやってた会社がうまくいってないとか、
そういう時期的な問題もあったと思うんですが、灰皿投げたり壁蹴ったりして、ちょっと荒れた時期があったんですね。なんかそういう時にすごい怖かったなっていうのをしまい込んでいて、でも自己理解をする中で母親からその客観的に経験を聞く中で、
なんかその時、父親に対する信頼とか安心みたいなものを感じられなかったので、大人になってもなんかずっとそんな感じだなっていうふうに思っているんですよ。そういう感じのことなんですかね。
そうですね。なんかお父さんに対してそういう思いがある方とかって、お父さんに限らず年上の男性に対してちょっと怖いなっていう印象を知らず知らずのうちに持っていたりとか、上司との関係を築くのが苦手だったりとか、なんかそういう風な影響で現れたりすることもあるっていう風に言われたりするんですけど、
なんか覚えてないけどでも自分の小さい時に影響を与えてたっていう意味では、今まさかの田中さんがおっしゃってたような体験っていうのも当てはまるかなというふうに思いますね。
どういうふうに向き合っていくものなんですか。
長い道のりにはなるんですが、簡単にお伝えするとしたら、まずはそこに気づくっていうことが一番最初に大事で、その影響を受けているとか、この過去の体験が自分を操作しているとか、なんかそういうところにそもそも気づかないと変えるものも変えられないというか、同じ現実を繰り返してしまうと思うので、
まずは気づくっていうところが大事ですし、気づいた後に、例えば当時はお父さんにはどうしても力で勝ってなかったから、そういう場面から逃げたりとか、自分を守るための行動を取らなきゃいけなかったかもしれないけれども、
逃げる以外の選択肢もあるよな、みたいなところで、そういう自分に気づいてそれと別の行動を取ってみるとか、逃げなくても怖くないというか、問題はないんだなっていうところを意識していく、みたいなところが向き合い一歩になるのかなというところはありますか。
なるほど、2段階あって、まずはどんな潜在意識とかインナーチャイルドがあるのかっていうのを知るっていうことと、知ったら今は違う行動を取れるんじゃないかっていうふうに試してみるっていうことなんですね。
これでもやっぱり知ることが第一歩目として、私も自己理解プログラム受けなかったとしたら知らなかったと思うんですけど、多くの方ってプログラム受けるわけではないし、どうやって知ることが多いんですかね。
多くの場合は毎回同じパターンを繰り返すっていうことがあると言われていて、仕事を変えたけど何か変わってない課題、例えば上司との関係性なのか、人を変えましょうか、毎回直面する課題ってないかな、みたいなところを考えてみていただくと、そこに鍵が隠れてたりすることもありますね。
なるほどね。僕の場合だと自己理解して気づく前は、自分にとって苦手だったり嫌だなって思う、避けたい仕事があったら後回しにしちゃうとか、うまくいかなくても放っておくとか、それで責任感のない行動を仕事がうまくいってないときはやってたりしたんですけど、そういうことってポジションが変わってもなくならなかったように感じてますし、
確かに何回も繰り返してるけど、何か向き合えないみたいな、そんなことはあった気がしますね。
三宮さんはご自身で、もしお話ししていい範囲で、三宮さんご自身のインナーチャイルドみたいなのはいらっしゃるんですか。
いますね。いろいろいるんですけど、
いろいろいるんですね。
深掘ると誰しも一つじゃなくてたくさんいるものだったりすると思うんですけど、私の場合は常に頑張ってなきゃいけないじゃないですけど、
悪くするのが当たり前とか、継続こそが正義みたいな思いが結構常にずっと心の中にあるなーっていうのは思っていて、
それってどんな体験から来てるのかなと思った時に、小学生の時に平日毎日習い事をさせてもらってたんですね。
月から金まで?
月から金まで、はい。
大変ですね。
今思えばありがたいことなのかもしれないんですけど、当時の子供の私からしたら友達と遊びたいなとか、
はしごする日もあるんですよね、一つの習い事だけじゃなくて、
常に何かをやってなきゃとか、人より何かできる自分でいなきゃとか、結構そういうのに苦しめられたというか、
常にそういう気持ちを持っていた自分がいたなと思っていて、
だからこそ常に走り続けないといけないとか、成果を出さないと自分には価値がないんじゃないかとか、
そういう思いを常に持ちながらがっつり自己理解するまでは自己価値を感じられないというか、
そういう課題感というのはすごくあったなというふうに思いますね。
だから月から金まで習い事を言って、ご自身なりに多分大変なことを続けた結果、
何かを頑張って続けるのが当たり前みたいなことになっていたっていう、そういうことなんですかね。
そうですね。
なんか全く楽しんでなかったわけではないと思うんですけど、
とはいえ中学校の部活とかも辞めたいのにずっと辞めずに、
しなければならないと思って続けてたりもしたので。
しなければっていうのはなんか、自分で自分の約束って感じなのか、
それとも親に対してっていうそういう見方なのか、どういう感じでしなければなったんですか。
自分に対するルールっていうのが一つと、
あとはちょっと横島なところで言うと高校受験に響くんじゃないかとか、
そういう思いもあってでしたね。
自分で始めたらもう続けるものだみたいな自分に対するルールと、
高校受験の心配と、みたいな意味になったかなと思います。
なるほど。
縛りつけるというか、ご自身でご自身をっていう感じに聞こえたんですけど、
それは今は三宮さんの状態としては乗り越えられているというか、
うまく付き合えるようになっているんですか。
ある程度付き合えるようになってきたかなと思っていて、
ただ、いまだにストイックだねっていうのは周りから言われたりとか、
自分のハードルを上げすぎるみたいなところは、
いまだにあるのかなとは思っているんですけど、
とはいえちょっと休めるようになってきたり、
常に仕事じゃなくて、ちょっと自由時間も、
生産的じゃないことに時間を使える自分みたいなものも最近出てくるようになったので、
少し改善されつつあるのかなとは思います。
少し縛りが緩くなって自由にできるようになったら、
何が大きく変わった感じはしますか。
そうですね。
でも縛りが緩くなって感じるのは、
やらなきゃいけないことって別になかったなというか、
あるっていうことを自分に化していたんですけど、
そうじゃなくてもなんとかなるじゃないですけど、
そうじゃなくても問題はないなとか、