っていう感じとすごく僕は合うのかなっていうふうに思ったし、やっぱり準備が大事とかっていうのはむちゃむちゃその通りだなというふうに思うんですけど。
ちょっと一個聞いていいですか。
すごい準備をするっていうことは、特にイベントとかワークショップとかブレストとかそういったことをやる、カフェ打ちとかもそうだと思うんですけど、
ちょっと仕事の話になっていくんですけど、期待値ってあると思うんですよね。
参加をするとか、お金を払ってイベントに参加をするとかっていうときっていうのは、何かの期待値があってそこに投じてるものがあると思うんですけど、
竹内さんの場合は期待以上のものをちゃんと提供しているというのは、僕も何度か参加をしていてすごい思うんですけど、
相手の期待値にどう応えるかとか、相手の期待値をどう合うよっていうマッチングをするのかとか、
人を呼ぶとかっていうときって結構大事なポイントになるんじゃないかなと思うんですけど、どんなふうに設計しているのかなと思って。
そこは実はずっとうまくできてないままではあるポイントではあるんですけれども、僕自身は期待値の調整を手放してます。
おー、なるほど。
もうそこはやんねえっていうふうな。
面白いところでいてますね。だからもちろんイベントとか参加したときに得られるものみたいなところとか、こういう意味がありますみたいなのは言うんですけども、
そこはどっちかっていうと僕が得られるものっていうふうな観点で語ってることのほうが多いかなって。
あなた方が参加することで僕が得られるものというよりはみんなが得られるものっていうふうな観点で語ってたりするんで、
でも結局それを作るのはみんなであって、何かを僕が一方的に提供するわけではないですし、
でも皆さんにも楽しんでもらいながら一緒に作って、そこまでゴリゴリ主体的にやってくださいねみたいなことは言わないんですけども、
何が起こるかわかんないからこそ、ちょっとそこを楽しんでいきましょうねっていうところとか、
そこから生まれるものをちゃんと拾い取っていきましょうねとか、その辺はある程度ちゃんとコミュニケーションを取った上で、
なるほど、だからその期待値って何て言うんでしょうね、僕は方向性だと思ってて、値では、期待値っていうから値になっちゃうんですけども、値じゃなくて方向性だと思ってるんです。
それこそ参加する方の期待していた方向性と違うものが出てきた時に、それがその面白さをちゃんと拾い取ってあげるみたいなのは現場でちゃんとやるようにはしてるんですけども、
思っても見ない方向性だったけど、これってこういう方向性で面白いんじゃないの?とか、もしかしたらこういうふうに思ってた人がいると思うんですけども、
でもここの面白さってもともと持ってる面白さと、実は全然違うようでこういうところリンクしてたりするよね、みたいなところとか、いろんな観点を示しながら、
1個の期待の方向性だけじゃなくて、生まれたものを面白がるっていうところを場でできれば、
期待値の調整みたいなものが根本的にいらなくなるんじゃないのかな、みたいなところは思ったりする部分があったりするんで、
そこは手放そうとしながら、でも結果そうなると集約難しくなることが多かったりするんで、やっぱり苦労はしてますっていうふうな部分だったりはしますね。
今のお話を聞いて、1個明確に思ったのは、一方通行じゃないなっていうことじゃ思いました。
双方向にお互いに提供し合う、できあがるものを自分があなた方に届けるだけではなくて、
参加をしてる人たちも主体的で、あなたたちもインパクトとか成果に対してインパクトが与えられているんだよというか、
そういう前提で組まれて結果形になって、かつ想定外になっていくのかなっていうのを、僕は今聞いててめっちゃ感じました。
まさにそれがある種、前半でお話ししたブレスト的な社会みたいなところとつながってたりするんですけども、
みんなで何かを作っていってる。その人がいるから生まれるものみたいなところとかがあったりして、
それは本人の期待してた方向性とは違うかもしれないけど、でもあなたのおかげでこういう面白いものが生まれたよね。
あなたが違う期待を持ってたから、逆にこんなものが生まれたよっていうふうなものとかがあったりすると思うんですよね。
そこはその人の存在によって生み出されたものだったりするんで、そこをちゃんと拾い取るっていうところをやっていったら、
期待の方向性とは違ったとしても、なんか面白かったねっていうふうに思っていただける方は多いですし、
もちろんつまんねえって言う人もいるんですけれども、それはそれでっていうふうな感じですね。
面白いですね。確かによくよく考えたら期待値って交換をちょっと連想させるワードというか、
提供する側、される側みたいな、安定性の中で置かれる期待の値みたいな感覚があるなっていうのを、今なんか話聞いてて思いましたね、改めて。
だからそうじゃなくて方向性みたいなところでいくと、多分交換関係じゃなくて、竹篤さんが言ったような協奏関係になるんだなっていうのを、ちょっと目からうろこだな。面白いね。
めっちゃおもろいですね。
めっちゃ面白いですね。これ多分Jam Sessionzのメンバーもめっちゃ共感するし、あとそれを言語化してくださっているような感覚があって、そうだなと思いながら聞いてました。面白い。
ちなみにですけど、仕事ってどんなどんなのがあるんですか?
今やってる仕事ってことですか?
そうですね。いくつか紹介すると、それこそシリアスゲームっていうものは、社会問題をテーマにしたゲームを作っていくというプロジェクトだったりするんで、そういうゲームを作りたいって思ってるような自治体さんだったりとか、あとは大学さんだったりとか、もう本当に個人の方とかもいらっしゃったりするんですけども、そういう方と一緒にゲームを作っていくというプロセスを通して、
でもいろんな世界に対する探求をやってたこと自体が割と教員やるっていうふうな面でもすごく役立ってるなっていうところだったりしてるんで。
そういう感じでいろんなものとの出会いを踏まえながら新しいものと出会っていけたらいいなっていうところですね。
まさにご縁ですね。
そうなんですよ。
出会いで本当にいろんなことが起こるなっていうことがあったりするんで、ひとつひとつのご縁を大切にして。
大切にするのもそうだし面白がるっていうところがある。
大事ですね。
でもそのご縁がこうなっていくのも意味があるというか、大学の教授のポストが空いたから、じゃあ誰に声かけようって無数にいろんな可能性がある中で、
その中で竹内さんに声をかけるっていうのは前段の出会いとか関係性の中で生まれることだから、
本当にご縁が連鎖して今に至るみたいな、そんな絵が見えてくるって感じですね。
本当そこはありがたいところで、本当に感謝と面白がることと両方を抱えながらっていうような感じですね。
面白いですね。
何やってるかわからないという話もありましたけど、その中でも人との出会いとかきっかけでいろんなところにアンテナを立てながらっていう話だったと思うんですけど、
どんなアンテナ立ててるとかっていうのもあるんですか。
ピンとくるイベントとか、ピンとこないものとか多分あったりすると思うんですけど、そうやってどんなか。
ここは経験則的にわかったことなんですけれども、最初にピンとこないなって思ってても、なんか面白いことになったりするっていうふうな面が結構あるなと。
で、その瞬間行きなくても、なんかすごい伏線になってて、あるとき突然目覚めたりするっていうふうなところがあったりするなっていうのはあるなっていうのは、そこは僕のもともと持ってた直感とは違ったんですよ。
結構最初にピンとくるものに行ったほうがいいなとか、なんかその時間は有限だからちゃんと意味のあるところに行ったほうがいいみたいに思ってたんですけれども、なんかいろいろ出会いを重ねるうちに、いやなんかそうでもないなっていうふうなところがあって。
だって今の自分が評価できるのって、これまでの自分で評価できる範囲のものでしかなかったりするんで、未来の自分が評価できるものを今の自分が評価できなくていうふうな面があるなっていうふうに気づくと、なんかまあ何でも何かになるかもしれないし何にもならないかもしれないという、そこを期待するとかじゃなくて、ただただその今この瞬間の出会いは面白かったりありがたかったりっていう風な姿勢でいろいろなことがあって、
そういうふうな姿勢でいるほうが結果的に未来が面白くなってるなっていうふうに、なんかそういうふうに感じて出会いっていう機会とかを得てるっていうところですね。
なんかまあ誘っていただいたイベントとか、なんかうまくタイミングが合うようであれば全然ぴゅって行ったりしますし、なんかそういうところでの偶然の出会いから、なんかじゃあちょっと実際会ってみましょうよとか喋ってみましょうよっていうところはなるべく大事にしてるっていうところですね。
うん、なるほど。直感とかっていうよりも流れのままにみたいなね、そんなイメージにつかそうですね。
そうですね、ある意味ここでは自分の直感信用しないほうがいいなっていうふうなところは思ったりするようになりましたね。
なるほど、面白いですね。いやでもなんかすごい個人としてもJam Sessionzとしてもすごい共感するところとかも、一緒に面白がりたいなと思うところがあるんで、なんか一緒にイベントとかね、なんかやれたら面白そうだなっていうのはなんか思いましたね。
いつでもやりましょうっていうところですね。
ぜひぜひ。
でもなんかこの竹内さん自身のこの在り方とか、この協奏とかとも近いところだと思うんですけど、それ自体がゲームで体感できたりとかって、なんかできると面白そうだなとか。
割とバックキャップで考えがちだったりするじゃないですか、やっぱりその社会の一般的な。でもそうじゃなくて、この偶発的なものがこう新しい広がりになったりとかっていうのはある意味は新しい在り方、また別の在り方だと思うんで、それもなんかゲームの中で体感するとか言ったら面白そうだなってね。
ゲームにしても面白そうですね。ワークショップでは実はもうそういうことは結構やってたりするんでしょう。
そうなんですね。
お互い持ってる偶然性みたいなところとか持ってるものとかを掛け合わせて、なんか全然予想外なこんなことできそうだよねとか、こんなん面白そうだよねっていうふうなものを見つけていくっていう、まさにその人間性同士でブレストするみたいなところのイベントは結構やってたりして、それが結構面白いつながりになったりとか、お互いの関係性を編んでいくっていうふうなことにつながってたりするんで、そこは割とやってたりするんですよね。
なるほど。
それをちょっとゲームにしたりとか。
ワークショップでやるっていうのもすごい興味深いですね。
僕らもちょっとイベントやっていく中で、その偶発的なものが偶然生まれたらいいなって、ただなんか偶発的な出会いを作りましょうっていうのもまた違うじゃないですか。
結果的にもらえるものであるので、その辺の場の作り方とか設計とかっていうのはもっといろいろ探究していきたいなと思ったりするので、それがヒントがありそうに思いました。
よくやってるのが、アセットブレンディングって僕が呼んでるんですけれども、みんなそれぞれ持ってるアセット。
アセットってビジネスの世界で使うアセットよりはだいぶ広く捉えてるんですけれども、その人が持ってる能力もそうだし経験もそうだし、なんか思考の特性とかもそうだし、なんだったら人のつながりもそうだろうし、
今置かれている状況とかも含めて、ありとあらゆるものをアセットって捉えたときに、いろんなものを持ってると思うんですよ。
その自分が持ってるアセットと人が持ってるアセットを掛け合わせるときに、何が見えるとか、どんなことできそうみたいなことをブレスト的に考えてみるみたいなイベントはよくやったりするんですよ。
それは結構面白くて、単純にお互いの理解にもつながったりもしますし、お互いとお互いをぶつけ合った時に、こんなことできちゃうじゃんっていう風なところがボコボコ生まれてくるっていうのが結構面白くて。
よく社会問題をテーマにしたようなイベントとかで、そこに集まってくる人たち同士でそういうこともやったりしますし、
それこそ、しのたさんと一緒にいるこのグランドスラムでもそういうイベントっていう風なところをやったりして、
コワーキングスペースを使っている人たち同士の持ってるアセットを掛け合わせて何ができるとか、どんなことが生まれそうみたいなこともやったりはしてたりするんで、
それもいろんな可能性が生まれてすごく面白いんですよね。
いいですね。お話しすればそれほど一緒に何かをやりたくなります。やりましょう、ぜひ。
いつでもやりましょう。すぐにやりましょうって。
やりたいですね。ありがとうございます。
いろいろお話をさせていただいて、後半の後半にも差し掛かってきたので。
では定番のコーナーに行きますか。
はい。いつもみんなにおすすめの一曲もしくは一冊、本とかそういったものを紹介いただくっていうコーナーになっているんですけれども、
竹内さんにとってそういった一曲、一冊ありますか。
そうですね。ちょっと本を紹介できればなと思ってるんですけども。
出版されたのは3年くらい前なんですけど、読んだのが今年に入ってからでめっちゃ面白いなって思ったのが、
ドミニク・チェンさんの未来をつくる言葉っていう本が死ぬほど面白かったです。
言葉っていうふうなものを軸にしながら、人それぞれが持っている言葉に対する認識とか、
その人それぞれが持っている世界観というふうなもの、その異なりだとか、
実際それって本当に人それぞれ全く違う部分があったりするので、究極的には人と人って分かり合えないのかもしれないけれども、
でも実はそれがあるからこそ共にあるっていうことができるみたいな、そういう考え方になっていくなというふうなことがあって、
結構僕が普段からタイあたりでやってたこととか、
実際にいろいろ企画として実践してきたことがすごく体系化されて解説されてて、
めちゃめちゃ面白い本だなっていうふうに思ったというところですね。
すごい多面的にいろんな学問から言葉っていうふうなところだったり、
その周辺にあるものを紐解いてくれてる本で、しかも文庫版が死ぬほど安いんですよ。
この金額でこれ売っていいのっていう。
Amazonで649円で買えるんですけれども。
ちょっとこの本はとんでもないなというふうに思いましたね。
いろんな人にお勧めしてます。
いいですね。
僕も今Google検索してみたんですけど、
そこの一つの言葉で分かり合いなさを前提としたコミュニケーションみたいな。
いいですね。
分かり合いないことを前提とした上で、
共にあるためのコミュニケーションの重要性が、
その中の一部として解かれてるみたいな話もあって。
今日のこれまでの話とリンクするなっていうのは、
この言葉から思いましたね。
本当にこれは手放しで賞賛するというか、
いろんな人にお勧めしてますね。
ちょっと読んでみますね。
ラジオの概要欄にもリンクを貼っておくので、
ぜひ見てみてください。
はい。
僕も読みます。
ありがとうございます。
ちょっとあっという間に前半後半も時間が過ぎましたが。
やばいですね。1時間以上喋ってますね。
1時間以上喋りましたね。やっぱりね。
でもこのラジオだけで留めるのはもったいないので、
後半も話で出ましたけど、
協奏を一緒にできたらなと思いますので、
これからも引き続きよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい。では後半もお聞きいただき、
どうもありがとうございました。
はい。ではまた次回もよろしくお願いします。
今日はシリアスゲームコーディネーターの
竹内のほうさんにお越しをいただきました。
竹内さんありがとうございました。
ありがとうございました。