ストロークは、誰もが求めているもの。認め認められて、得られるもの。空気や食べ物と同じくらい、必要なもの。
だからこそ、何もないよりはマシ。何もないくらいなら、ネガティブでも何でも良い、取りに行く。それくらい必要、必須のもの。
言葉だったり、アイコンタクトや態度の非言語だったり、一つ一つどれも貴重なストローク。
そして、ストロークは、それを受けた行動が強化される。そんな特徴があると言われています。
先ほどの例、泣いている子ども。優しく声をかければかけるほど、ますます大泣き。怒れば怒るほど、さらに泣きじゃくる。
声をかけたり、怒ったり。これらはすべて、承認欲求を満たす刺激=ストローク。
泣いている状態に対して、注がれているストローク。
泣き止みそうだったのに、このストロークで栄養補給。再度、泣き始める。構われる、泣く、構われる、さらに泣く。
本来の原因よりも何よりも、ストロークを受け続けることで、その行動が強化されているのかもしれません。
必要以上にすぐ泣く、わざとらしく感じるほどに高ぶって行動する、などなど。状況とその行動が不一致、ズレている。ネガティブな場面が繰り返されている。
そんな時は、要注意。もしかしたら相手が、あるいは自分が、ストロークで強化された、お気に入りの行動をしているのかも。それも、何もないよりはマシ。ネガティブなストロークを得るパターンとして。
構えば構うほど、構われれば構われるほど、その行動は強化され、定着していく可能性が高い。承認欲求を満たす刺激=ストロークで形作られる、私たち。それなら、ストロークの出し方、受け取り方を見直してみたい。
しばらく放っておく、落ち着くまで待つ。あるいは、それ以外の建設的な状況や行動をした時に、認め認められ、褒めたり褒められたり、共に過ごしたり。ポジティブなストロークを出す、受け取る、交換し合う、などなど。いつもと違うストロークを、試してみるのもあり。
何より、心の中のストローク銀行。ポジティブなストローク貯金が、70〜80%以上あれば、私たちは活き活きと幸せ、そう言われています。
注意が必要なのは、ポジティブなストローク貯金が不足している時。何もないよりはマシと、ネガティブなストロークで穴埋めしてしまう可能性が高いからです。
もしそうなら、ポジティブなストロークを得る、あるいは与えられるような場、相手、状況、などなどを求めてみる。<今、ここ>を見直して、試行錯誤。ポジティブなストローク獲得に向け、積極的に取り組んでみることがおすすめです。
ストロークは、それを受けた行動が強化される。いつもと違うストロークは、最初は違和感があったり、うまく使えなかったり。ただ大切なことは、少しずつでもポジティブなストロークを得る、与えるということ。
そこから少しずつ強化され、次第により強く、より深く定着。心の中のストローク銀行に、ポジティブなストローク貯金が貯まる、増える。自然と、ネガティブなストロークを必要としなくなるかもしれません。
では、今回覚えていただきたいポイントは、「承認欲求と、構えば構うほど。」まずは、気づくこと。そして、いつもと違う変化を味わってみませんか?ここまで聞いていただき、ありがとうございます。最後に、番組からのお知らせです。
気づくと変わる心理学を、また聞きたいと思った方は、お聞きのポッドキャスターアプリで、番組フォローとレビューをお待ちしています。フォローしていただけると、最新話が更新された際、通知がきます。また、レビューしていただくことで、番組の改善につながりますので、できれば★5評価をお待ちしています。
そして、お聞きのあなたからの疑問・質問・感想も、様々な媒体でお待ちしています。Spotify(スポティファイ)でお聞きの方は、エピソードごとのQ&A画面、「番組へのメッセージは、こちら」から。Apple Podcast(アップル・ポッドキャスト)でお聞きの方は、「レビューを書く」から、コメント付きでレビューできます。来週も、火曜日の朝6時に更新されます。
お相手は、遠藤美保でした。ありがとうございました。