1. 気づくと変わる心理学 〜心のリスキリング〜
  2. #89 欲張りな自責と、お人好し..
2025-11-18 09:01

#89 欲張りな自責と、お人好しな他責。

今回は、『欲張りな自責と、お人好しな他責。』のお話です。


お伝えしている心理学ですが、

皆さまにとっての日常的で、身近な話題とも自然とつながっています。

その見方・活かし方を、ご紹介します。


今回は、「欲張りな自責と、お人好しな他責。」について。

承認欲求を満たす刺激=ストロークで満たされる、心のエネルギー。食べ物と同じく、必要不可欠なもの。そこには、どんな意味があるのか。どうすれば良いのか。気づくヒントが得られます。


第1回目「承認欲求は誰もが持っている原点」

ともリンクするお話です。


まだ聞いた事がない方も、

何本か聞いて番組に興味を持ってくださった方も、

気づくと変わる、いつもと違う変化を味わってみませんか?


<今回テーマ理論とつながる、特別回>

⁠⁠⁠⁠⁠#73-SP1 承認欲求を満たす刺激=ストローク。振り返りと、まとめ。⁠⁠⁠⁠⁠

※#1~#72の内、各SP回ごとでは、18エピソードが対象です。

※Spotifyリンクです。他のアプリでお聴きの方は、番組名とエピソード番号で検索してください。


<参考図書>

TA TODAY:最新・交流分析入門 第2版

ヴァン・ジョインズ&イアン・スチュワート(著)実務教育出版 2022年9月

※TA・交流分析の教科書とも言える本です。

⁠⁠⁠https://amzn.to/4mwDgpV⁠⁠⁠


いい人間関係が面白いほどできる本

繁田千恵(著) 中経出版 2004年3月

※基本理論がシンプルでわかりやすく表現されています。

 絶版らしく、古書での入手になるかと。

⁠⁠⁠https://amzn.to/4kkbwDy

サマリー

このエピソードでは、自責と他責について探求しています。承認欲求の満たし方や、自責・他責の行動がどのように互いに影響し合うのかを考察しています。

自責と他責の考察
こんにちは。明治大学で生涯学習講座の講師をしています、遠藤美保です。この番組では、社会人や学生向けの生涯学習講座を10年以上行ってきた私が、日常生活でも活かせる心理学をポッドキャストでお伝えしていきます。
今回のテーマは、こちら。
『欲張りな自責と、お人好しな他責。』
今回は、「欲張りな自責と、お人好しな他責。」のお話です。
お伝えしている心理学ですが、皆様にとっての日常的で身近な話題とも、自然とつながっています。
その見方、活かし方をご紹介します。
今回は、「欲張りな自責と、お人好しな他責。」について。
承認欲求を満たす刺激=ストロークで満たされる、心のエネルギー。
食べ物と同じく、必要不可欠なもの。そこにはどんな意味があるのか、どうすれば良いのか。気づくヒントが得られます。
第1回目「承認欲求は誰もが持っている原点」とも、リンクするお話です。
皆さま、自責と他責と聞いて、どんなイメージを持っていますか?
自責は良いこと、他責は良くないこと。でしょうか。
自責は良くないこと、他責は良いこと。そう言われると、違和感。ですか?
そんな違和感につながる、
今回のテーマ。
ある時、こんなことがありました。
よくある、職場での出来事。上司がいて、同僚がいて、私がいる。
そんな場面。
上司からの指示を受けての仕事。
同僚が、担当者。
必要に応じて、私はサポート役。
その仕事で、問題発生。
上司が問いかけました。
「どうなってるんだ?」
「まずい。」目の前で、焦る同僚。
本人のミスが原因。
うっかりだったか必然だったか、いずれにしろ、しでかしたミス。
…なんですが、とっさに私の方が前に出て、
「すみません。もう少し早めに気づいて、確認すればよかったです。」
そう構いました。
「サポートしきれなかった。
失敗した。」 本気でそう思い、見るに見兼ねて、
言ったこと。
すると上司から、「なんだ?
本人のためにならないだろう。
良くないよ。」
「えっ、どういうこと?
自分事として反省してかばう。
それが良くない?」しばらく
頭の中はぐるぐる。
というのも、その時の私にとって、
自責もかばうことも、良いこと。
何なら、美しいこと。
そんな感覚すら、あったからです。
いったい、何が問題なんでしょうか。さて、このお話。改めて、承認要求を満たす刺激
=ストロークから考えてみます。
ストロークは、誰もが求めているもの。
認め、認められて、得られるもの。
空気や食べ物と同じくらい、必要なもの。
だからこそ、何もないよりはマシ。
何もないくらいなら、ネガティブでも何でも良い。取りに行く。
それくらい必要、必須のもの。
誰もが求めてやまない、ストローク。
言葉だったり、アイコンタクトや態度の非言語だったり。
一つ一つ、どれも貴重なストローク。
そして、心の中にある、ストローク銀行。
このストローク銀行に、ポジティブなストロークが7、80%以上たまっていれば、私たちは活き活きと幸せ。そう言われています。
先ほどの場面、「サポートしきれなかった私が悪い。」と、頼まれてもいないのに、前に出てかばう、
自責の行動。これは、一見
美しい行動に思えます。でも実は、
本人の責任を覆い隠す行動。かばわれた同僚が、よくわからないまま
問題をスルー。そのまま責任を取らず、やり過ごしてしまったら?
それは、ある意味、他責。本来、本人が向き合うべき責任は、
本人がもらえるストロークにつながっています。反省し、改善することで成長できる。せっかくの貴重な機会なのに、
そのストロークが奪われてしまった。見方を変えると、行き過ぎた自責をする人は、
自分自身の承認要求を満たすために、
お互いの影響
他の人のストロークまで、奪い取っている。欲張りな自責。そして、かばわれてやり過ごす人は、
大切なストロークを奪われている。
お人好しな他責。そう言えるかも。ストロークは、
それを受けた行動が強化される。そんな特徴があります。
美しい自責に酔いしれる人は、その自責がますます強化される。
かばわれてやり過ごし続ける人は、その他責がますます強化される。
自分がいなきゃ、ダメ。相手がいなきゃ、ダメ。
そんな関係性ができてしまっているようなら、成長につながるストロークを奪っていませんか?
あるいは、奪われていませんか?
ミスをした同僚。責任と向き合うことで、成長できる。
それを、なぜか私が横から、ジャンピング・キャッチ!
かばわれた本人は、成長につながるストロークをもらい損ね、かばわれるストロークがたっぷり。
「何だ?本人のためにならないだろう?良くないよ。」
上司の一言は、適切な責任の取り方について、気づかせてくれました。
かばったり、かばわれたり。子どもの頃なら、それは必要だったこと。
でも、大人になった今は、それぞれのチカラがある。
自責も他責も、ほどほどなら糧となる。
問題は、行き過ぎた自責、行き過ぎた他責。
それは、ストロークの奪い合いになっているのかもしれません。
改めて、見直してみては、いかがでしょうか。
では、今回覚えていただきたいポイントは、
欲張りな自責と、お人好しな他責。
その自責、その他責、適切なものですか?
もしかしたら、奪い、奪われているのかも。
まずは、気づくこと。そして、いつもと違う変化を味わってみませんか?
ここまで聞いていただき、ありがとうございます。
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お相手は、遠藤美保でした。ありがとうございました。
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