1. 気づくと変わる心理学 〜心のリスキリング〜
  2. #92 人を動かす、コミュニケー..
2025-12-09 08:28

#92 人を動かす、コミュニケーションの連鎖

今回は、『人を動かす、コミュニケーションの連鎖』のお話です。


お伝えしている心理学ですが、

皆さまにとっての日常的で、身近な話題とも自然とつながっています。

その見方・活かし方を、ご紹介します。


今回は、「人を動かす、コミュニケーションの連鎖」について。

コミュニケーションは、1対1だけではない、複数の人間同士、連鎖し合うこともある。そのポイントを知ることで、どんな意味があるのか、何が起きているのか。気づくヒントが得られます。


第1回目「承認欲求は誰もが持っている原点」

第2回目「心の仕組みは、世界共通。誰もが持つ、親・成人・子ども。」

第8回目「承認欲求を満たし合う、コミュニケーション3つの法則。」

第80回目「違う狙いのコミュニケーション」

ともリンクするお話です。


まだ聞いた事がない方も、

何本か聞いて番組に興味を持ってくださった方も、

気づくと変わる、いつもと違う変化を味わってみませんか?


<今回テーマ理論とつながる、特別回>

⁠⁠⁠#76-SP4 コミュニケーション3つの法則と、3つのドア。振り返りと、まとめ。⁠⁠⁠

※#1~#72の内、各SP回ごとでは、18エピソードが対象です。

※Spotifyリンクです。他のアプリでお聴きの方は、番組名とエピソード番号で検索してください。


<参考図書>

TA TODAY:最新・交流分析入門 第2版

ヴァン・ジョインズ&イアン・スチュワート(著)実務教育出版 2022年9月

※TA・交流分析の教科書とも言える本です。

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いい人間関係が面白いほどできる本

繁田千恵(著) 中経出版 2004年3月

※基本理論がシンプルでわかりやすく表現されています。

 絶版らしく、古書での入手になるかと。

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サマリー

このエピソードでは、人を動かすコミュニケーションの連鎖について探求しています。特に、募金活動におけるコミュニケーションの法則や、意図せずに生じる相互作用の過程に焦点を当てています。

コミュニケーションの法則
こんにちは。明治大学で生涯学習講座の講師をしています、遠藤美保です。この番組では、社会人や学生向けの生涯学習講座を10年以上行ってきた私が、日常生活でも活かせる心理学を、ポッドキャストでお伝えしていきます。
今回のテーマは、こちら。『人を動かす、コミュニケーションの連鎖』。今回は、「人を動かす、コミュニケーションの連鎖」のお話です。お伝えしている心理学ですが、皆さまにとっての日常的で身近な話題とも、自然とつながっています。その見方、活かし方をご紹介します。
今回は、「人を動かす、コミュニケーションの連鎖」について。コミュニケーションは、1対1だけではない。複数の人間同士、連鎖し合うこともある。そのポイントを知ることで、どんな意味があるのか、何が起きているのか、気づくヒントが得られます。
第1回目「承認欲求は誰もが持っている原点」、第2回目「心の仕組みは、世界共通。誰もが持つ、親・成人・子ども。」、第8回目「承認欲求を満たし合う、コミュニケーション3つの法則。」、第80回目「違う狙いのコミュニケーション」とも、リンクするお話です。
皆さま、募金活動に参加したことはありますか?学校や街頭で見かけて、寄付したり、しなかったり。最近では、現金以外にも、インターネット決済などのオンライン募金も増えているようで、時代の流れを感じます。
大学生の頃、街頭で募金を募るボランティアに参加した時のこと。時間は、1時間か1時間半ほど。せっかく参加するなら、しっかり募金を集めたい。そんな気持ちで、積極的に声をかけました。
「ご協力をお願いします。」声を大きくしたり、明るくしたり。笑顔も大切。アイコンタクトも試してみたり、試行錯誤。声がけする相手も、一人で歩いている人、グループ、男性、女性、年齢も様々。とにかく、次々トライ。
そんな中、印象的だったのは、カップルとのやり取り。2人に向かって、しっかりアイコンタクト。「ご協力、お願いします。」明るく、お声掛けをしました。すると、女性が男性を見つめ、肘で軽くつつきながら「募金してあげなよ。」と、一言。
男性も女性を見つめ返すと、そのまま財布を取り出し、しかも、多めに募金してくれました。
「ありがとうございます。」2人に向かって、笑顔でお礼。いやぁ、ありがたい。何が起きているのか、当時はよくわからないまま。ただ、今振り返ると、非常に興味深い、コミュニケーションの連鎖があったと感じます。
さて、今回のお話。コミュニケーションの法則から考えてみます。
法則は、3つ。
第1法則は、誰もが心の中に持つ、「親・成人・子ども」の内、狙い、狙われたところから反応、やりとりが続くもの。相互に補うと書いて、相補交流。
第2法則は、違うところから反応、やりとりが一時停止するもの。交差点の交差と書いて、交差交流。
第3法則は、表面上の社交的なやりとりと、心理的なやりとりが、別に繰り広げられるもの。表裏の裏の面と書いて、裏面交流です。
今回のお話は、第3法則、裏面交流の応用版とでも言うんでしょうか。角度のある交流、と呼ばれるやりとりが関係していそう。これは同時に、2つの部分を狙うやりとり。
表面的な狙いと、もう一つの真の狙い。そして相手は、この真の狙いの部分から反応を返す。正直、今回の場合、意識的に狙ったわけではないものの、意識しないまま、角度のある交流になったのでは?
私は、募金をお願いするという気持ち。心の中の「子ども」から、ご協力をお願いします。相手の親心、心の中の「親」に向かって声掛けしたつもり。でした。
でも実際は、女性の心の中の「親」が、男性の心の中の「子ども」を刺激。じっと見つめ、肘でつついて「募金してあげなよ。」この言葉で、男性が財布を出す流れに。
それも、多め。これは、ただ言われたからというよりも、男性の心の中の「子ども」が、好きな人の前で良いところを見せたい。そんな気持ちもあるかも。私の心の中の「子ども」からのお願いは、女性の「親」、そして男性の「子ども」へと連鎖し、募金へとつながったわけです。
募金活動の体験
本来、大人である一人の心の中には、「親・成人・子ども」の一式が揃っているはず。でも、時として二人で一式、グループや組織で一式、誰かが「親」、誰かが「成人」、誰かが「子ども」で役割分担していることもある。
今回のカップルは、募金を依頼されたその瞬間、二人で一人の状態だったと言えそう。その中で、意図せず起きた、角度のある交流。一対一とは限らない、複数の人間の間でも起きる、コミュニケーションの連鎖。
日常のやりとりで、どんな連鎖があるかなと、少し意識してみるだけでも、面白い発見があるかもしれません。
では、今回覚えていただきたいポイントは、
「人を動かす、コミュニケーションの連鎖」。
まずは、気づくこと。そして、いつもと違う変化を味わってみませんか?
ここまで聞いていただき、ありがとうございます。
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お相手は、遠藤美保でした。
ありがとうございました。
08:28

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