1. 気づくと変わる心理学 〜心のリスキリング〜
  2. #99 人生のプログラム=脚本。..
2026-01-27 11:11

#99 人生のプログラム=脚本。お気に入りの繰り返し。

今回は、『人生のプログラム=脚本。お気に入りの繰り返し。』のお話です。


お伝えしている心理学ですが、

皆さまにとっての日常的で、身近な話題とも自然とつながっています。

その見方・活かし方を、ご紹介します。


今回は、「人生のプログラム=脚本。お気に入りの繰り返し。」について。

子どもの頃に書き、大人になっても従っていると言われている、人生のプログラム=脚本。そのポイントを知ることで、どんな意味があるのか、何が起きているのか。気づくヒントが得られます。


第1回目「承認欲求は誰もが持っている原点」

第2回目「心の仕組みは、世界共通。誰もが持つ、親・成人・子ども。」

第3回目「子どもの自分が書き、今も従っている人生脚本」

ともリンクするお話です。


まだ聞いた事がない方も、

何本か聞いて番組に興味を持ってくださった方も、

気づくと変わる、いつもと違う変化を味わってみませんか?


<今回テーマ理論とつながる、特別回>

⁠⁠⁠⁠⁠#75-SP3 人生のプログラム=脚本。振り返りと、まとめ。⁠⁠⁠⁠⁠

※#1~#72の内、各SP回ごとでは、18エピソードが対象です。

※Spotifyリンクです。他のアプリでお聴きの方は、番組名とエピソード番号で検索してください。


<参考図書>

TA TODAY:最新・交流分析入門 第2版

ヴァン・ジョインズ&イアン・スチュワート(著)実務教育出版 2022年9月

※TA・交流分析の教科書とも言える本です。

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いい人間関係が面白いほどできる本

繁田千恵(著) 中経出版 2004年3月

※基本理論がシンプルでわかりやすく表現されています。

 絶版らしく、古書での入手になるかと。

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://amzn.to/4kkbwDy

サマリー

このエピソードでは、人生のプログラム=脚本を、お気に入りの繰り返し、という視点から探求しています。特に、日常生活の中で子ども時代に書かれた脚本がどのように影響を与えるか、またそれを意識的に変えることの重要性について考察しています。

導入とテーマの設定
こんにちは。明治大学で生涯学習講座の講師をしています、遠藤美保です。この番組では、社会人や学生向けの生涯学習講座を10年以上行ってきた私が、日常生活でも活かせる心理学をホットキャストでお伝えしていきます。
今回のテーマは、こちら。『人生のプログラム=脚本。お気に入りの繰り返し。』今回は、「人生のプログラム=脚本。お気に入りの繰り返し。」のお話です。
お伝えしている心理学ですが、皆様にとっての日常的で身近な話題とも、自然とつながっています。その見方、活かし方をご紹介します。今回は、「人生のプログラム=脚本。お気に入りの繰り返し。」について。
子どもの頃に書き、大人になっても従っていると言われている、人生のプログラム=脚本。そのポイントを知ることで、どんな意味があるのか、何が起きているのか、気づくヒントが得られます。
第1回目「承認欲求は誰もが持っている原点」、第2回目「心の仕組みは、世界共通。誰もが持つ、親・成人・子ども。」、第3回目「子どもの自分が書き、今も従っている人生脚本」とも、リンクするお話です。
皆さま、お気に入りのお店はありますか?
例えば、お昼のランチ。あるいは、皆でわいわい集まっての夕食。そして、その店に行ったらこれ、というお気に入りの定番メニュー。
ある時、会社のお昼休みの時間。よく行っていた、近くの洋食屋さん。色々なメニューがあり、美味しそう。良いなぁ、と思いつつ、その店には私がダントツでお気に入りのメニューがありました。
それは、ピラフ。
たかがピラフ、されどピラフ。
ふわふわっと柔らかく焼いた卵が乗せられ、さらにその上には、ぷりっとしたエビが、確か1尾か2尾ほど。
とにかく美味しくて、大好き。
一緒に行く同僚も気に入っていて、他のメニューを見るものの、結局はついつい、いつものピラフ。
その店に行くと、条件反射。繰り返し、注文してしまいます。
正直、他の味の記憶は、ほぼなし。試してもみなかったような。
実はよくあることなのですが、お気に入りのメニューが見つかると、その店では、いつも同じメニューを注文。そんな癖があったりします。
その時は、その店のピラフ。「なんて上手に作るんだろう。」
そんなある日、同じくそのピラフを気に入っていた同僚から、
「ねえねえ、あそこのピラフ、どうやって作ってるか知ってる?」
そう声をかけられました。
「知らない。おいしいよね。あの卵とぷりっとしたエビ。」
「あれ、冷凍モノなんだよ。」
「えっ、どういうこと?」
「たまたま見えたんだけど、冷凍ピラフを温めてた。」
「えっ、冷凍ピラフ?嘘だぁ。」
「ホントだって。見たもん。」
…大ショック。何でしょう。おいしいんですから、それで良し。…とは思えない。もやもや。
そのお店の厨房で、生の素材を一から準備。フライパンを使い、手際良くすべて料理している。そう信じ込んでいました。見たこともなかったのに。
おそらく、ピラフは冷凍モノ。ふわふわ卵は、その場で調理。ぷりっとしたエビは、…うーん、どちらでしょうか。
いずれにしても、なんだか勝手に裏切られた気持ち。
すべて手作りです、と宣言していたわけでもないのに。時間が勝負のランチタイム、生産性を上げるための工夫も必要でしょうに。どうにも割り切れない。
お店には本当に申し訳ないのですが、その後、次第に足は遠のいてしまいました。
このお話、人生のプログラム=脚本から考えてみます。
改めて、人生のプログラム=脚本とは。
承認欲求を満たす刺激=ストロークを得るため、私たちが小さな子どもの頃、自分で書いたもの。
大人になったら、その存在すら覚えていないのに、そのまま今も従っている。始まりがあって、終わりがある。
無意識に書かれた物語、人生のプログラム、とも言えるもの。
自分はこんな人、周りはこんな人。登場人物の役割設定もあったりする。
その上で起きているあれこれを、この脚本に当てはめて再定義。
これが現実、そう思い込み、脚本通り自動的に進んだり、考えたり、感じたり。
合理的ではない行動・思考・感情をしている時、この脚本が関係している可能性が高い。
それほど、私たちの土台になっているものです。
脚本の書き換えと成長
今回の例。そのお店に行くと、いつも同じメニュー。
他にも色々あるのに、お気に入りのメニューを繰り返し頼んでいる。
そして、自分が無意識のうちに作り上げた筋書きに、自分自身を縛り付けてしまっている。
これは、人生のプログラム=脚本、に似ているかも。
特定の舞台、役割、条件で、自動的に進んだり、考えたり、感じたり。
実際に作っているところを、見たわけでも聞いたわけでもない。
お店の外見、雰囲気、接客、お気に入りの味。
ふわふわっとした卵と、ぷりっとしたエビ。
「すべて手作りしているんだなあ。
あぁ、おいしい。」
そこへ、思いがけず、冷凍モノ情報。
ガラガラと崩れる、私の頭の中の筋書き。
「すべて手作りじゃないの?」
お気に入りのお店に行って、お気に入りのすべて手作りのメニューを頼み、おいしくて素敵なランチタイムを過ごし、仕事に戻る。
仮に、これが私のランチタイム脚本だったとしたら、足が遠のいてしまったのは、すべて手作りにこだわり、その脚本を書き換えなかったからかも。
一軒、選択肢が少なくなってしまいました。
でも、その脚本を書いたのは、自分。
それなら、書き直すことだってできるはず。
お気に入りのお店に行って、お気に入りのメニューを頼む。
ランチタイムの時短を、工夫で実現させたメニュー。
そして、おいしくて素敵なランチタイムを過ごし、仕事に戻る。
お店の努力に思いを馳せ、お気に入りのピラフを、いつも通り頼んでも良い。
あるいは、いつもと違う他のメニューを頼んでみるのも良い。
お気に入りのお店はお気に入りのまま、選択肢としてキープ。
脚本は、無意識に自分が書いた物語。
変えても変えなくても、OK。問題があるなら、変えられる。
自分が決めるだけ。脚本によって得られる、ストローク。
ストロークは、それを受けた行動が強化される。そんな特質があるもの。
ストロークを得るための脚本が、脚本で得た一つ一つのストロークによって、さらに強化される。
脚本を書き換えてキープした、小さな一つの選択肢。
実は、それも貴重なストローク。
一つ一つ積み重ねることで、気づけば人生の景色が変わっているかもしれません。
では、今回覚えていただきたいポイントは、
「人生のプログラム=脚本。
お気に入りの繰り返し。」
例えば、お気に入りのお店で、いつもとは違うものを食べてみる。それも貴重な一歩につながります。
まずは、気づくこと。そして、いつもと違う変化を味わってみませんか?
ここまで聞いていただき、ありがとうございます。
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お相手は、遠藤美保でした。ありがとうございました。
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