1. 気づくと変わる心理学 〜心のリスキリング〜
  2. #103 人生のプログラム=脚本。..
2026-02-24 13:23

#103 人生のプログラム=脚本。舞台となる現実。

今回は、『人生のプログラム=脚本。舞台となる現実。』のお話です。


お伝えしている心理学ですが、

皆さまにとっての日常的で、身近な話題とも自然とつながっています。

その見方・活かし方を、ご紹介します。


今回は、「人生のプログラム=脚本。舞台となる現実。」について。

子どもの頃に書き、大人になっても従っていると言われている、人生のプログラム=脚本。目の前の現実は、まるで舞台。そのポイントを知ることで、どんな意味があるのか、何が起きているのか。気づくヒントが得られます。


第1回目「承認欲求は誰もが持っている原点」

第2回目「心の仕組みは、世界共通。誰もが持つ、親・成人・子ども。」

第3回目「子どもの自分が書き、今も従っている人生脚本」

ともリンクするお話です。


まだ聞いた事がない方も、

何本か聞いて番組に興味を持ってくださった方も、

気づくと変わる、いつもと違う変化を味わってみませんか?


<今回テーマ理論とつながる、特別回>

⁠⁠⁠⁠⁠⁠#75-SP3 人生のプログラム=脚本。振り返りと、まとめ。⁠⁠⁠⁠⁠⁠

※#1~#72の内、各SP回ごとでは、18エピソードが対象です。

※Spotifyリンクです。他のアプリでお聴きの方は、番組名とエピソード番号で検索してください。


<参考図書>

TA TODAY:最新・交流分析入門 第2版

ヴァン・ジョインズ&イアン・スチュワート(著)実務教育出版 2022年9月

※TA・交流分析の教科書とも言える本です。

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いい人間関係が面白いほどできる本

繁田千恵(著) 中経出版 2004年3月

※基本理論がシンプルでわかりやすく表現されています。

 絶版らしく、古書での入手になるかと。

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サマリー

このエピソードでは、人生は子供の頃に書いた、人生のプログラム=脚本に従って進むという概念を探求します。

はじめに
こんにちは。明治大学で生涯学習講座の講師をしています、エンド美保です。
この番組では、社会人や学生向けの生涯学習講座を10年以上行ってきた私が、日常生活でも活かせる心理学をポッドキャストでお伝えしていきます。
今回のテーマは、こちら。
『人生のプログラム=脚本。舞台となる現実。』
今回は、「人生のプログラム=脚本。舞台となる現実。」のお話です。
お伝えしている心理学ですが、皆様にとっての日常的で身近な話題とも、自然とつながっています。
その見方、活かし方をご紹介します。
今回は、「人生のプログラム=脚本。舞台となる現実。」について。
子どもの頃に書き、大人になっても従っている、と言われている、人生のプログラム=脚本。
目の前の現実は、まるで舞台。
そのポイントを知ることで、どんな意味があるのか、何が起きているのか。気づくヒントが得られます。
第1回目「承認欲求は誰もが持っている原点」
第2回目「心の仕組みは、世界共通。誰もが持つ、親・成人・子ども。」
第3回目「子どもの自分が書き、今も従っている人生脚本」とも、リンクするお話です。
エピソード
皆様、なぜかいつもこういう展開になるなとか、結局いつも同じような損な役回りをしてしまうな、などと感じることはありませんか?
例えば、実際はそうじゃないのに、なぜか勘違いをされてしまった。そして、それに乗っかってしまった。そんな体験。
確か小学生の頃、こんなことがありました。
子どもとは言え、大人げない。ちょっと荒っぽいお話ですが、ご容赦ください。
原因は、きれいさっぱり忘れてしまいましたが、なぜか同級生と喧嘩になった時のこと。
教室の中、二人っきり。
基本、私は口が達者と言いますか、体が動くというよりも、まずは口が動く人。
なんだかんだと言い合って、言い負かしたり、負かされたり。そうなりがち。
ただ、その時の同級生は、どうやらそうではなかったらしい。
揉めている内に、手が伸びてきて、顔をガリッ。引っかかれてしまいました。
「い、痛いっ。」
小学生の手なので、それほど深くはなかったとは思いますが、なにぶん、言い合いには慣れているものの、
引っ掻くなんて、したことも、思いついたことすらもなかったような。もう、びっくり。
しかも、顔。
「信じられないっ。」
悔しいやら、腹立たしいやら。
そんなわけで、「くぅっ」。私も、思わず反射的に、引っ掻き返しました。
もちろん、されたのと同じ場所目がけ。
ただ、見てみると、何の跡もついていない。
影も形もなし。
「なんで?
確かに引っ掻いたのにぃ。」
「あっ」、思い当たったのは、先生からの言いつけを守っていたこと。
「皆さん、手のひらの側から見て、爪が見えないように、きちんと切って清潔にしましょうね。」
そう言われていました。
「はいっ」、元気よく返事をしつつ、「そうかぁ。見えないようにしなきゃね。」
言われた通り、きれいに爪を短く切っていたんです。
家族に伝えて、切ってもらっていたのかも。ですが。
いずれにしろ、短い爪。
せっかく引っ掻き返したのに、何の痕跡も残せず、やられっぱなし。
「うっ。うぅっ。悔しぃ。」
なにぶん、小学生のこと。
思わず、泣いてしまいました。
本物の涙。
と、ちょうどその時、わいわいと他の同級生が教室へ。
そして目にしたのは、つるっとした肌のまま、どや顔の相手と、顔に引っ掻き傷をつけて、泣いている私。
皆、驚いて口々に、「大丈夫?どうしたの?引っ掻かれたの?」
泣きながら、「うん。」うなずきました。
心の中では、「引っ掻かれた。引っ掻き返したけど、ぜんぜん跡もつけられなかった。引っ掻くって、難かしい。」
そう思っていましたが、なにぶん、泣くのに忙しく、うまく言葉にならずじまい。
すると、「ひどいっ。あんまりだよっ。」
いつの間にか、皆が相手に怒ってくれ始めました。
「あれぇ?痕はついてないけど、一応、私も引っ掻いたんだけどな。」
結局、相手も私も、その勢いに流され、それ以上何も言えず、何も言わず。確か、私がかわいそう、という趣旨で終わったかと。
人生のプログラム=脚本とは
このお話、人生のプログラム=脚本から、考えてみます。
改めて、人生のプログラム=脚本とは。
承認欲求を満たす刺激=ストローク、
心の栄養源を得るため、私たちが小さな子どもの頃、自分で書いたもの。
大人になったら、その存在すら覚えていないのに、そのまま今も従っている。
始まりがあって、終わりがある。
無意識に書かれた物語、人生のプログラム、とも言えるもの。
自分はこんな人、周りはこんな人、登場人物の役割設定もあったりする。
その上で、起きているあれこれを、この脚本に当てはめて、再定義。
これが現実。
そう思い込み、脚本通り、自動的に進んだり、考えたり、感じたり。
合理的ではない、行動・思考・感情をしているとき、この脚本が関係している可能性が高い。
それほど、私たちの土台になっているものです。
今回の例、わいわいと教室に入ってきた時、同級生達が目にしたのは、
つるっとした肌のまま、どや顔の相手と、顔に引っ掻き傷をつけて、泣いている私。
舞台は調い、登場人物の役割としては、引っ掻いたひどい人と、引っ掻かれたかわいそうな人、
そして、かわいそうな人をかばう、優しい人たち。
瞬間的に、そんな設定がされたのかも。
その上で、起きているあれこれを、この脚本に当てはめて、再定義。
これが現実。
そう思い込み、脚本通り自動的に、進んだり、考えたり、感じたり。
それぞれの役割のまま、勢い良く、進むストーリー。
一度その流れに乗ってしまったら、事実はどこへやら、そのストーリーが現実となって、展開。
自分のことですから、私は悪くなかった。そう思いたいですが、実際はどうだったんでしょうか。
喧嘩両成敗。それぞれに、それぞれの言い分があったはず。
もちろん、先に手を出したのは相手。
どうなの?とは思いますが、文字通り、爪痕は残せなかったものの、私も引っ掻きましたから、それもどうなの?なんです。
ただ、泣いてうなずいている内に、みるみるかばってもらい、かわいそうな人役も、案外いいかも。
そんな気になって、乗っかってしまった節もあります。
今さらですが、ごめんなさい。
私たちの心の中にある、「親・成人・子ども」。
脚本は、心の中の「子ども」が書き、心の中の「親」が強化する。そして、心の中の「成人」の気づきの外にある。そう言われています。
特に、ストレス状態にある時、私たちはこの脚本に引っ張られ、無意識の内に従い、進んでしまうらしい。
その結果、ひどい人、かわいそうな人、優しい人という配役。それぞれの役割で、得られるストロークがあります。
そして、ストロークは、それを受けた行動が強化される。そんな特質があるもの。
ストロークを得るための脚本が、脚本で得た、一つ一つのストロークによって、さらに強化される。
私の場合、かばわれるかわいそうな人ストロークは、たまたまだったもので、どうやら強化されるまでには至らなかったようですが。
建設的で、居心地の良い脚本、役割ならOK。ただ、問題のある脚本、役割なら、見直したい。
脚本は、無意識に自分が書いた物語。問題があるなら、変えられる。自分が決めるだけ。
気づきと変容
そのためには、自分の脚本に気づくことが、第一歩。今、どんな舞台に立っていますか?そして、その舞台で何の役に就いていますか?
舞台のタイトル、自分の役名、登場人物たちの役名。仮に、で良いので、一度名前をつけてみてはいかがでしょうか。
例えば、いつも頼られてばかりで疲れてしまう、そんな問題があるとしたら、タイトル、みんなに頼られてこその私。
自分の役名は、いつもしっかり者。登場人物達は、いつも頼りない人達。
名前をつけると、無意識だったものが、意識に上がる。「成人」の気づきにつながる。
目の前の現実は、脚本に合わせて、再定義した現実かも。違う事実に、気づきやすくなります。
では、今回覚えていただきたいポイントは、「人生のプログラム=脚本。舞台となる現実。」
まずは、気づくこと。そして、いつもと違う変化を、味わってみませんか?
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お相手は、遠藤美保でした。ありがとうございました。
13:23

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