1. 気づくと変わる心理学 〜心のリスキリング〜
  2. #109 手持ち無沙汰な、承認欲..
#109 手持ち無沙汰な、承認欲求。
2026-04-07 11:50

#109 手持ち無沙汰な、承認欲求。

今回は、『手持ち無沙汰な、承認欲求。』のお話です。


お伝えしている心理学ですが、

皆さまにとっての日常的で、身近な話題とも自然とつながっています。

その見方・活かし方を、ご紹介します。


今回は、「手持ち無沙汰な、承認欲求。」について。

承認欲求を満たす刺激=ストローク。得られるストロークの変化は、私たちにとって、生命線とも言える課題。そのポイントを知ることで、何が起きているのか、どうすれば良いのか。気づくヒントが得られます。


第1回目「承認欲求は誰もが持っている原点」

ともリンクするお話です。


まだ聞いた事がない方も、

何本か聞いて番組に興味を持ってくださった方も、

気づくと変わる、いつもと違う変化を味わってみませんか?


<今回テーマ理論とつながる、特別回>

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠#73-SP1 承認欲求を満たす刺激=ストローク。振り返りと、まとめ。⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

※#1~#72の内、各SP回ごとでは、18エピソードが対象です。

※Spotifyリンクです。他のアプリでお聴きの方は、番組名とエピソード番号で検索してください。


<参考図書>

TA TODAY:最新・交流分析入門 第2版

ヴァン・ジョインズ&イアン・スチュワート(著)実務教育出版 2022年9月

※TA・交流分析の教科書とも言える本です。

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://amzn.to/4mwDgpV⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠


いい人間関係が面白いほどできる本

繁田千恵(著) 中経出版 2004年3月

※基本理論がシンプルでわかりやすく表現されています。

 絶版らしく、古書での入手になるかと。

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://amzn.to/4kkbwDy

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

サマリー

本エピソードでは、承認欲求を満たす刺激=ストロークについて。セルフレジの普及を例に、心の栄養源を意識し、増やす大切さを提案しています。

はじめに
こんにちは。明治大学で生涯学習講座の講師をしています、遠藤美保です。この番組では、社会人や学生向けの生涯学習講座を10年以上行ってきた私が、日常生活でも活かせる心理学をポッドキャストでお伝えしていきます。
今回のテーマはこちら。
手持ちぶさたな承認欲求。今回は、手持ちぶさたな承認欲求のお話です。
お伝えしている心理学ですが、皆様にとっての日常的で身近な話題とも自然とつながっています。その見方、生かし方をご紹介します。
今回は、手持ちぶさたな承認欲求について。
承認欲求を満たす刺激,ストローク。得られるストロークの変化は私たちにとって生命線ともいえる課題。そのポイントを知ることで何が起きているのかどうすればいいのか気づくヒントが得られます。
第一回目、承認欲求は誰もが持っている原点ともリンクするお話です。
セルフレジの例
さて、突然ですが皆様、セルフレジは活用されていますか。
コンビニやスーパーなど身近なところで普及しているセルフレジが当たり前になっている今日この頃。
思い起こせば小さな子どもの頃、お店屋さんごっこをよくしていました。
売る人と買う人に分かれ、おもちゃのお札や手作りのお金。
いらっしゃいませ。何にしますか。
これください。
ありがとうございます。こちら人気の商品なんですよ。
そうなんですね。いくらですか。
1万円です。
1万円ですか。安いですね。
はい、お得です。
そんな具合ですっかりその気。
なりきってそれなりの商品を渡し、それなりのお金をやりとりしつつ、何といっても会話を重ねずいぶん楽しみました。
懐かしい。
ドラマのシーン
時は流れ、大好きだったアキンドモノのドラマ、そこではこんなシーンに見入っていました。
大きな鍋を売りさばかなければならない状況、そんな中、主人公を支える誠実な片腕の人が鍋を売る場面。
この鍋、4人家族には大きすぎるんだす。
大家族向きなんですわ、とか何とか黙っていられず正直に話しています。
せっかく買ってくれそうだった4人家族は、
うちには合わんなと買わずにさよなら。
時間までに売らないといけない事情があったのに。
ところがしばらくしてその人たちがいそいそと戻ってきました。
見ると近所の大家族と一緒。
あんたの嘘のないところが信用できる。
この人らならちょうどええやろう、とか何とか。
方言が今一ついい加減で申し訳ありません。
いずれにしろここではより深い関わり方。
誠実さが伝わった嬉しさも合わせての温かいやり取り。
飽きない運はただ物を売るんやない。
真心と信用が大切なんや。
そんな思いが通じたシーン。
うんうん、すっかり共感したものです。
そして今、身近になったセルフレジ。
現在
コンビニでもスーパーでもセルフレジがあれば私は利用派。
効率がいいですし、自分が何を買っているのか店員さん個人の記憶に残らないだろう点も実は気に入っています。
店員さんがいてレジに誰も並んでいなくてもセルフレジを利用。
時には声をかけられることもありますが、えしゃくしつつセルフレジへほとんど会話はないまま。
操作が慣れない方や不備がないよう見守る役割の店員さんがいる場合も何か問題がない限り会話もやり取りもほぼなくえしゃく程度。
もちろん人のいるレジを利用される方もしっかりいらっしゃいますから、そんなときは店員さんもテキパキとレジ操作、必要な会話ややり取りもしながら対応されています。
ただどうでしょうか。
セルフレジの人がメインのときはどうも手持ちぶさたな気配あり。
思うにかつては心の栄養につながっていたありがとうなどの言葉や笑顔、相手がいてこそのやり取りが次第になくなり、今では商品整理や品出し、エラー対応や見守りにシフト、その比率がじわじわアップ、以前とはレジの景色もすっかり変わりつつあるのでは。
承認欲求を満たすもの
さてこのお話、改めて承認欲求を満たす刺激=ストロークから考えてみます。
ストロークは誰もが求めているもの、認め認められて得られるもの、空気や食べ物と同じくらい必要なもの。
だからこそ何もないよりはまし、何もないくらいならネガティブでもなんでもいい取りに行く、それくらい必要必須のもの。
誰もが求めてやまないストローク、言葉だったりアイコンタクトや態度の非言語だったり、一つ一つどれもが貴重なストロークです。
そして心の中には、そのストロークをためるストローク銀行があるらしい。
このストローク銀行にポジティブなストロークが7、80%以上たまっていれば、私たちは活き活きと幸せ、そう言われています。
それなのに、私たちにはどうやらストロークフィルターというものがあって、それぞれ自分のお好みでふるいにかけ、ストロークを選別しているとか。
店員さんの承認欲求
今時のセルフレジ、必要以上にかかわらないで済んで効率がいい、そんな店員さんにとってはサクサク並ばず流れていくレジの様子がポジティブなストロークになりそう。
ただ、顧客との会話ややりとりから得られるストロークがお好み、それがやりがい、大好物なのに手持ちぶさた、なんだかな。
そんな店員さんにとっては、セルフレジは死活問題。
ポジティブなストロークがみるみる減り、思うように心の栄養が得られないことになってしまうからです。
今回はセルフレジを例にしてみましたが、例えば、生徒に教える、かかわることが好きな先生が教頭先生や校長先生になり、直接的にかかわる機会がほとんどなくなってしまったり、
あるいは話して伝えることが大好きなアナウンサーの方が管理職になり、アナウンサー業務から離れることになってしまったり、
心の栄養につながるストロークの源、ストローク源が様変わりしてしまうお話。
お好みは人それぞれ
少なくとも自分のストロークフィルター、お好みは何なのか、しっかり把握しておく必要がありそうです。
その上でどうするか。
というのも、そのままでは自分自身のポジティブなストロークがみるみる不足。
何もないよりはまし、ネガティブでも何でも取りに行く状態になってしまう。
元気がなくなったり、自らトラブルを引き寄せたりしてしまいかねないからです。
おすすめは、お好みのストロークが得られる他の場所、相手を確保すること。
それもできれば複数。
リスクを分散させることで、ポジティブなストロークの安定確保につながります。
あるいは、自分のストロークフィルターを変化させる。これもあり。
それができれば、ツルーしていたストロークが、ある意味ポジティブなストローク、宝の山に変わるからです。
できる対策、あれこれ
例えば、直接の会話がなくても、シンプルにセリフレージを終えた人に笑顔で挨拶。
笑顔を返してもらって、非言語のやりとりをするとか。
あるいは、今日もスムーズに流れているなと、自分の仕事の結果を自分で認めて味わってみるとか。
ちなみに、ストロークフィルターを見直すとき、コツが一つ。
ストロークは、それを受けた行動が強化される、という特質を活用すること。
自分にとって、いつもと違うやり方・価値観などは、少しずつでいいので試してみる。
そして、認めて味わってみる。できれば、安心・安全な場所・タイミング・相手で。
最初は違和感があっても、そのうちその行動が少しずつ強化され、しっくり来る。自然になってくる。
ストロークフィルターが変わり、得られるストロークの幅が広がる。ポジティブなストロークを得やすくなる・増える。
ポジティブなストローク貯金が着々とたまります。
まとめと番組からのお知らせ
では、今回覚えていただきたいポイントは、
手持ち不沙汰な承認欲求。承認欲求を満たす刺激・ストロークは生命線。
目指すはストローク長者。
まずは気づくこと、そしていつもと違う変化を味わってみませんか。
ここまで聞いていただきありがとうございます。最後に番組からのお知らせです。
気づくと変わる心理学をまた聞きたいと思った方は、お聞きのポッドキャストアプリで番組フォローとレビューをお待ちしています。
フォローしていただけると、最新話が更新された際、通知が来ます。
また、レビューしていただくことで番組の改善につながりますので、できれば星5評価をお待ちしています。
そして、お聞きのあなたからの疑問・質問・感想も様々な媒体でお待ちしています。
Spotifyでお聞きの方は、エピソードごとのQ&A画面、番組へのメッセージはこちらから。
Apple Podcastでお聞きの方は、レビューを書くからコメント付きでレビューできます。
来週も火曜日の朝6時に更新されます。
お相手は遠藤美保でした。ありがとうございました。
11:50

コメント

スクロール