1. 気づくと変わる心理学 〜心のリスキリング〜
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#110 覚えていること、いないこと。心のストレッチ。
2026-04-14 11:36

#110 覚えていること、いないこと。心のストレッチ。

今回は、『覚えていること、いないこと。心のストレッチ。』のお話です。


お伝えしている心理学ですが、

皆さまにとっての日常的で、身近な話題とも自然とつながっています。

その見方・活かし方を、ご紹介します。


今回は、「覚えていること、いないこと。心のストレッチ。」について。

まるで昨日のことのように覚えていることもあれば、なぜかまったく覚えていないこともある。そこでは、何が起きているのか、いないのか。気づくヒントが得られます。


第2回目「心の仕組みは、世界共通。誰もが持つ、親・成人・子ども。」

第18回目「心の中の、メンバー5人。その付き合い方。」

第82回目「姿勢まっすぐ、心の仕組み。」

ともリンクするお話です。


まだ聞いた事がない方も、

何本か聞いて番組に興味を持ってくださった方も、

気づくと変わる、いつもと違う変化を味わってみませんか?


<今回テーマ理論とつながる、特別回>

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠#74-SP2 心の中の「親・成人・子ども」。振り返りと、まとめ。⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

※#1~#72の内、各SP回ごとでは、18エピソードが対象です。

※Spotifyリンクです。他のアプリでお聴きの方は、番組名とエピソード番号で検索してください。


<参考図書>

TA TODAY:最新・交流分析入門 第2版

ヴァン・ジョインズ&イアン・スチュワート(著)実務教育出版 2022年9月

※TA・交流分析の教科書とも言える本です。

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いい人間関係が面白いほどできる本

繁田千恵(著) 中経出版 2004年3月

※基本理論がシンプルでわかりやすく表現されています。

 絶版らしく、古書での入手になるかと。

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://amzn.to/4kkbwDy

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サマリー

本エピソードでは、私たちが物事を覚えている場合と覚えていない場合を、心理学的な視点から伝えています。その上で、「心のストレッチ」として各部分を意識的に刺激、心のバランスを取る大切さが提案されています。

はじめに
こんにちは。明治大学で生涯学習講座の講師をしています、遠藤美保です。この番組では、社会人や学生向けの生涯学習講座を10年以上行ってきた私が、日常生活でも活かせる心理学をポッドキャストでお伝えしていきます。
今回のテーマはこちら。
覚えていること、いないこと、心のストレッチ。
今回は、覚えていること、いないこと、心のストレッチのお話です。
お伝えしている心理学ですが、皆様にとっての日常的で身近な話題とも自然とつながっています。
その見方、活かし方をご紹介します。
今回は、覚えていること、いないこと、心のストレッチについて。
まるで昨日のことのように覚えていることもあれば、なぜか全く覚えていないこともある。
そこでは何が起きているのかいないのか、気づくヒントが得られます。
第2回目、心の仕組みは世界共通、誰もが持つ親・成人・子ども。
第18回目、心の中のメンバー5人、その付き合い方。
第82回目、姿勢まっすぐ心の仕組みともリンクするお話です。
子供の頃の記憶から
皆様、子どもの頃の記憶はありますか。
あるとしたら、どんなことを覚えていますか。
あるいは、覚えていませんか。
以前、こんなことがありました。
グループの中で、子どもの頃の思い出について、それぞれが口々に話をしていたときのこと。
例えば、駐車について。
本当に怖くて嫌だったもので、私は逃げ回っていた記憶あり。
思い起こせば、幼稚園の頃、集団で駐車を受けるとき、刻一刻と順番が迫ってくる中、
あと数名で私の番、というタイミング。
う、う、うわーんと大泣き。
それだけでなく、泣きながら走ってダッシュ、逃走、会場中を走り回ったような。
捕まえようと追いかけてくる先生。
こうなると、さすがに一緒に走りはしないものの、他のお子様たちも、
う、う、うわーんつられて大泣き。
すっかり手を焼いて、親が呼び出され、駐車が終わるまでつきそうことになったようで、大変ご迷惑をおかけしました。
断片的に会場の様子や、順番が迫ってくるとき、少しずつ進んだ様子、
どこまで正確かは分かりませんが、そんな情景も覚えているつもり。
この話を披露したとき、ある穏やかで大人しそうな人が、こんなことを言い始めました。
子どもの頃。うーん、ほとんど覚えてない。
どうやらその場をかわすためでもなんでもない、本当に覚えていないらしい。
大げさでもなんでもなく、スポッと抜け落ちたかのように記憶がないとか、
ドラマなどではおなじみのドラマチックな何かがあって記憶を封じ込めたとか、そんなわけでもないそうで、
唯一記憶にあるのは、とにかく親御さんの後ろについて回って進んで前に出ることはなかったことだとか、
その当時は素朴に疑問。ほとんど覚えていないなんてあるかなあ、不思議で仕方なかった覚えがあります。
とは言え、実は私にもそういえばほとんど覚えていないいつものパターンがあることに気づきました。
それは例えば通学通勤時、急に空きスペースになった場所に遭遇したとき、
あれ、ここ何かあったよね、何があったっけ、うーん何かのお店、あれ全然覚えてない。
毎日目にしていたはずなのに全く覚えていない有様、このパターンが非常に多い。
覚えていること、いないこと、記憶チカラとは別、どうも違う、そこには何かがありそう。
心の仕組み:「親・成人・子供」の理論
さてこのお話、心の仕組み、心の中の親・成人・子どもから考えてみます。
私たちの心の中には誰でも親・成人・子どもの部分がある。
親は親や親的な役割の人から取り入れた「行動・思考・感情」が入っている部分。
成人は<今、ここ>にふさわしい「行動・思考・感情」が入っている部分。
子どもは子どもの時の経験や決断といった「行動・思考・感情」が入っている部分。
そして親と子どもは過去のデータ。
親と子どもの状態にいるときは、まるで記録された動画のように、その「行動・思考・感情」が自動的に再生されていると言われています。
子どもの頃の記憶、誰かの後ろについていてほとんど覚えていない、これは心の中の子どもが関係していそう。
何も考えずついていく行動を自動再生。
起きているあれこれは無意識の出来事。
過去のデータが自動再生されている可能性が高い。
同じく通い慣れた道で突然現れた空きスペース。
何があったのか全く覚えていない。
これなども通い慣れた道を歩く間は自動再生されていた状態なのかもしれません。
目的地に着くまで無意識に黙々。
心の中の親なのか子どもなのか。
いずれにしろ、親・成人・子どもはどれも大切。
心の偏りとバランス
全てが揃って私たちの個性。
心の中の親・成人・子ども。
その中を柔軟にエネルギーが循環することでバランスが取れます。
ただ、人により、状況により、場面により、
特定の部分に偏って他の部分が働かない。
エネルギーが循環せず流れにくい、そんなこともあったりします。
例えば、とにかく言われた通りにやろう。
何を言っても仕方ない。
自分を抑えてついていく。
心の中の子どもに偏っているとしたら、
同じ心の中の子どもでものびのび自由な子どもの部分は小さくなっている。
心の中の成人も自発的に考えたり動いたりせず立ち止まったまま、
心の中の親も自分が率先して引っ張ったり見守ったりもせず
遠くにいる状態なのかも。
本来なら、心の中の親・成人・子ども、
すべてにエネルギーが行き渡り、自由に循環することで
自分らしい行動・思考・感情が活発になる。
記憶にも残り、覚えているのでは?
心のストレッチの実践方法
覚えていること、いないこと、これは心の動きを知るサインかも。
覚えていること、いないこと、心の中の親・成人・子ども、
どこに関係しているのか、時折心の中の成人を働かせ、
振り返ってみてはいかがでしょうか。
<今、ここ>にふさわしい成人、おすすめはまっすぐな姿勢をとってみること。
心の中の成人を刺激するシンプルな方法です。
何だったんだろう。自動再生されていたのかな。
振り返って整理整頓。心のエネルギーが偏っているなら、
他の部分を刺激してみたい。それが心のストレッチになります。
ポイントはそれぞれの行動・思考・感情はつながっているということ。
親を刺激したいなら、親につながる行動をとってみる。
誰かに何か教える機会を見つけてみたり、誰かを信じて見守ってみたり。
成人を刺激したいなら、まっすぐの姿勢、あるいは事実に集中して起きたことを整理したり。
子どもを刺激したいなら、子どもにつながる行動をとってみる。
誰かの話を聞いて受け止めたり、あいづちを打ったり。
子どもの頃から好きなことを思いっきり楽しんでみたり。
行き過ぎている部分があるなら、他の部分を刺激すれば自然とバランスが整う仕組み。
自分の中の親・成人・子ども、すべてがそろって私たちの個性。
そして、時には心のストレッチ。
凝っているところをほぐしたり、使いすぎなところを休めたり。
体と同じ、心も時より柔軟体操することを意識してみてはいかがでしょうか。
まとめと番組からのお知らせ
では、今回覚えていただきたいポイントは、
覚えていること、いないこと、心のストレッチ。
まずは気づくこと、そしていつもと違う変化を味わってみませんか。
ここまで聞いていただきありがとうございます。
最後に番組からのお知らせです。
気づくと変わる心理学をまた聞きたいと思った方は、
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来週も火曜日の朝6時に更新されます。
お相手は遠藤美保でした。ありがとうございました。
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