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#120 お先に失礼、コミュニケーション
2026-06-23 09:40

#120 お先に失礼、コミュニケーション

今回は、『お先に失礼、コミュニケーション』のお話です。


お伝えしている心理学ですが、

皆さまにとっての日常的で、身近な話題とも自然とつながっています。

その見方・活かし方を、ご紹介します。


今回は、「お先に失礼、コミュニケーション」について。

何かに参加している時、先に抜けたい。そんな時。何が起きているのか、どうしたら良いのか。気づくヒントが得られます。


第1回目「承認欲求は誰もが持っている原点」

第2回目「心の仕組みは、世界共通。誰もが持つ、親・成人・子ども。」

第8回目「承認欲求を満たし合う、コミュニケーション3つの法則。」

ともリンクするお話です。


まだ聞いた事がない方も、

何本か聞いて番組に興味を持ってくださった方も、

気づくと変わる、いつもと違う変化を味わってみませんか?


<今回テーマ理論とつながる、特別回>

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠#76-SP4 コミュニケーション3つの法則と、3つのドア。振り返りと、まとめ。⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

※#1~#72の内、各SP回ごとでは、18エピソードが対象です。

※Spotifyリンクです。他のアプリでお聴きの方は、番組名とエピソード番号で検索してください。


<参考図書>

TA TODAY:最新・交流分析入門 第2版

ヴァン・ジョインズ&イアン・スチュワート(著)実務教育出版 2022年9月

※TA・交流分析の教科書とも言える本です。

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いい人間関係が面白いほどできる本

繁田千恵(著) 中経出版 2004年3月

※基本理論がシンプルでわかりやすく表現されています。

 絶版らしく、古書での入手になるかと。

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サマリー

本エピソードでは、「お先に失礼、コミュニケーション」というテーマについて、心理学の観点から解説します。特に、先に帰りたいのに言い出しにくい状況を、交流分析の「親・成人・子供」の心の状態とコミュニケーションの法則を用いて分析。スムーズに場を離れるための具体的な方法を提案しています。

はじめに
こんにちは。明治大学で生涯学習講座の講師をしています、遠藤美保です。この番組では、社会人や学生向けの生涯学習講座を10年以上行ってきた私が、日常生活でも活かせる心理学をポッドキャストでお伝えしていきます。
今回のテーマはこちら。
お先に失礼、コミュニケーション。今回は、お先に失礼、コミュニケーションのお話です。
お伝えしている心理学ですが、皆様にとっての日常的で身近な話題とも自然とつながっています。その見方、生かし方をご紹介します。
今回は、お先に失礼、コミュニケーションについて。何かに参加している時、先に抜けたい、そんな時、何が起きているのか、どうしたらいいのか、気づくヒントが得られます。
第1回目、承認欲求は誰もが持っている原点。第2回目、心の仕組みは世界共通、誰もが持つ親・成人・子ども。第8回目、承認欲求を満たし合うコミュニケーション3つの法則ともリンクするお話です。
先に失礼するのが苦手な状況とその心理
皆様は何かの場に参加していて、抜けたい、抜けなきゃいけない、そんな時、さらっとお先に失礼できますか。あるいは、どうもお先に失礼するのは苦手だったりしますか。
例えば懇親会だったり飲み会だったり、そういった種類の場、その場合はどうでしょうか。
しっかり幹事がいるような場であれば、ある程度の仕切りがある。最初に挨拶があって、決められた料理が順番に運んでこられ、
あの趣旨に合った何らかの催しがあったりもして、そのうち仲締め。そのタイミングで早く帰りたい、帰らなきゃいけない人は帰り、その後も続けたい人は続ける、そんな流れ。
これならその流れに乗るだけ。お先に失礼しやすい。あ、では私はここで。
問題はそれほどしっかり仕切られるわけでもない。いわゆるただの飲み会。気の合うメンバーだったり、何かの集まりの後だったり、料理も特にコースがあるわけでもなく、思い思い好きなものを頼み盛り上がる、そんな会の場合。
私はといえば、断ったり意見を言ったりするのがそれなりにできる方だと思うのですが、どうもこういった飲み会の席になると自分からは言い出しにくい。はっきり言えば、お先に失礼するのが苦手です。
楽しくなっちゃうのか、場の空気を壊しそうで気が引けるのか、ただ酔っちゃってるだけなのか、その時々で理由は違うとは思います。
子どもの頃、運動会などで飛んだ大縄跳び。
ぶんぶん回っている縄跳びに一人二人加わって全員で飛ぶ。タイミングが合わないと、ああ縄に引っかかって自分のせいで流れが止まってしまう、そんなイメージ。
普段の断ったり意見を言ったりする自分と、たった一言お先に失礼しますを切り出しにくい自分、一体何が違うんでしょうか。
交流分析とコミュニケーションの法則
さて今回のお話、コミュニケーションの法則から考えてみます。
普段の断ったり意見を言ったり、これは心の中の成人が機能している状態なのでは。
相手の心の中も成人であれば、成人対成人のスムーズに続くやりとり。
コミュニケーションの法則で言えば第一法則、相互に補うと書いて相補交流です。
誰もが心の中に持つ、親・成人・子どものうち、狙い、狙われたところから反応、やりとりが続くもの。
その意味では懇親会や飲み会の場、楽しくなっちゃったり盛り上がったり、ワイワイガヤガヤ、これらも同じ相互交流。
違うのは、狙い、狙われる心の中の状態。
成人対成人というよりも、親対子どもだったり、子ども対子どもだったり、開放されて楽しくなっちゃっている場合、子どもが活躍していそう。
でも、これでは<今、ここ>にふさわしい「行動・思考・感情」の成人とは違い、その場の空気を優先して、お先に失礼とはなりにくいのも当然なのかも。
どうやら私の心の中の子どもは、お先に失礼と切り出すのが苦手らしい。
全くも。
具体的な方法
ポイントは、楽しく続く相補交流から一旦抜けること。
それには、コミュニケーションの第二法則、交差点の交差と書いて交差交流が一番。
狙い、狙われたところとは違う部分から反応を返す方法。
そうすれば、やりとりが一時停止、お先に失礼しやすくなる。
例えばあらかじめ、心の中の成人がしっかり機能しているうちに、今日は20時には帰りますと宣言して、自分だけに分かるようにスマホのバイブ機能でアラームをセットしておく。
そしてお名残し、20時なので帰りますとか。
でもお酒が入っている時に、そんな簡単にはいかないよって思いますよね。
確かにそうかも。
私の場合、状況が許せばこんな方法をとったりしています。
それは、早く帰る人を見つけておき、その人の近くに座ること。
あるいは、実行されている方も多いかと思いますが、帰りやすい席に座っておくこと。
あるいは、少なくともしつこく引き止めそうな人からは、遠い位置に目立たないように座っておくこと。
実際のところ、この方法は有効。
私たちの心の中の状態は、親・成人・子ども、それぞれがそれぞれの行動・思考・感情でつながっているからです。
成人の状態を刺激する行動をとれば、成人の思考、感情がつながっていて刺激される、活性化される。
物理的な席や近くに座る人物は、成人を行動から刺激、主導権を握ってもらうことになります。
お先に失礼するためには、心の中の成人を行動から刺激するのが何よりかもしれません。
まとめと番組からのお知らせ
では、今回覚えていただきたいポイントは、
お先に失礼、コミュニケーション。
まずは気づくこと、そしていつもと違う変化を味わってみませんか。
ここまで聞いていただきありがとうございます。
最後に番組からのお知らせです。
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来週も火曜日の朝6時に更新されます。
お相手は遠藤美保でした。ありがとうございました。
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