1. 気づくと変わる心理学 〜心のリスキリング〜
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#116 役割コミュニケーション
2026-05-26 10:12

#116 役割コミュニケーション

今回は、『役割コミュニケーション』のお話です。


お伝えしている心理学ですが、

皆さまにとっての日常的で、身近な話題とも自然とつながっています。

その見方・活かし方を、ご紹介します。


今回は、「役割コミュニケーション」について。

何かの役割になった時、繰り広げられる。そんなコミュニケーション。何が起きているのか、いないのか。気づくヒントが得られます。


第1回目「承認欲求は誰もが持っている原点」

第2回目「心の仕組みは、世界共通。誰もが持つ、親・成人・子ども。」

第8回目「承認欲求を満たし合う、コミュニケーション3つの法則。」

第82回目「姿勢まっすぐ、心の仕組み。」

ともリンクするお話です。

まだ聞いた事がない方も、

何本か聞いて番組に興味を持ってくださった方も、

気づくと変わる、いつもと違う変化を味わってみませんか?


<今回テーマ理論とつながる、特別回>

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠#76-SP4 コミュニケーション3つの法則と、3つのドア。振り返りと、まとめ。⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

※#1~#72の内、各SP回ごとでは、18エピソードが対象です。

※Spotifyリンクです。他のアプリでお聴きの方は、番組名とエピソード番号で検索してください。


<参考図書>

TA TODAY:最新・交流分析入門 第2版

ヴァン・ジョインズ&イアン・スチュワート(著)実務教育出版 2022年9月

※TA・交流分析の教科書とも言える本です。

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://amzn.to/4mwDgpV⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠


いい人間関係が面白いほどできる本

繁田千恵(著) 中経出版 2004年3月

※基本理論がシンプルでわかりやすく表現されています。

 絶版らしく、古書での入手になるかと。

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://amzn.to/4kkbwDy

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サマリー

今回のエピソードでは、「役割コミュニケーション」に焦点を当て、心理学の視点から解説します。話し手が新しい部署で経験した、過去の出来事から生じる誤解や対立といったコミュニケーションの課題を取り上げ、交流分析の「裏面交流」や「交差交流」といった法則を用いて、状況を把握し、解決に導くためのヒントを提供します。役割に囚われず、柔軟なコミュニケーションを心がけることの重要性を説いています。

はじめに:役割コミュニケーションとは
こんにちは。明治大学で生涯学習講座の講師をしています、遠藤美保です。この番組では、社会人や学生向けの生涯学習講座を10年以上行ってきた私が、日常生活でも活かせる心理学をポッドキャストでお伝えしていきます。
今回のテーマはこちら、役割コミュニケーション。今回は役割コミュニケーションのお話です。お伝えしている心理学ですが、皆様にとっての日常的で身近な話題とも自然とつながっています。その見方、活かし方をご紹介します。
今回は役割コミュニケーションについて。何かの役割になって繰り広げられるそんなコミュニケーション。何が起きているのかいないのか気づくヒントが得られます。
第1回目、承認欲求は誰もが持っている原点。第2回目、心の仕組みは世界共通。誰もが持つ親・成人・子ども。第8回目、承認欲求を満たし合うコミュニケーション3つの法則。第82回目、姿勢まっすぐ心の仕組みともリンクするお話です。
自身の経験:新しい役割での誤解と対立
皆様は今どんな役割ですか。親、子どもといった関係性だったり、組織の中での役割だったり、一言で役割といっても多種多様、いろいろな役割があるかと思います。
ある時、私が新しい部署で新しい役割になった時のこと。よし、頑張るぞ。前向きに取り組んでいたタイミング。そこはいろいろな部署と関わり合う仕事。自分としては誠実に仕事に向き合い、スピーディーに着実に役割を果たせば信頼してもらえる、そう思っていました。
ところがどうもうまくいかない。しっかり仕事をしているはずなのになぜか、どうせ、とか、できっこない、とか、わかるはずがない、とか、過剰に思える拒否反応が続く事態。なぜ?
しばらく様子見し、把握したところによれば、どうもかつて同じ役割だった方々と過去の戦いがあれこれ。もう当事者たちはいないのに重ねられてすっかり同じ、それもどうやら敵対するポジションという扱い。
ええ、今は状況も時期も違うし、そもそも私は別の人なのに。とは言え、少しずつ実績を重ね、信頼していただくしかない。多少のことならスルーしていたものの、うーん、いくらなんでもこれはまずい。
そのうち見過ごせない出来事が起きました。その時、覚悟を決め、取りまとめをしている方にまっすぐ、「お話をしたいです。お時間をください。」と申し入れ。すると、一瞬戸惑う様子が見えたものの、相手の方もすぐ、「わかった。」と時間を取ってくださって話し合うことができました。
そこでのやりとりがあってからは、ひとまず問題解決。ある程度、それなりに仕事を進めやすくなったように思います。とは言え、なかなかに手強い過去の名残、あくまである程度まででしたが。
コミュニケーションの法則:裏面交流と交差交流
さて、今回のお話、コミュニケーションの法則から考えてみます。
親・成人・子どものうち、狙い、狙われたところから反応、やりとりが続く。それが当たり前にできると思っていました。だって仕事なんですから。
ところが、私が果たしていた役割に対し、相手は過去の戦い、過去の思いをたっぷり持っていて敵対するポジション。これは、ふん、なんだよ。
心の中の子ども、それも反抗的な子どもからこちらの心の中の親への反応だったのでは。
表面上は社交的なやりとり。大人としての会話、題材は保っていましたし、やりとりが続いてもいたので、これは表裏の裏の面と書いて裏面交流。コミュニケーションの第三法則と言えそう。
表面上の社交的なやりとりと心理的なやりとりが別に繰り広げられるもの。まあ、かなり表面に出ていましたが、こちらの心の中の親はずいぶん大変だったんだろうな。今の役割として受け止めようという反応。
ただ、この時は見過ごせない問題発生。
意を決して取りまとめをしている方にお話をしたいです。お時間をくださいと申し入れ、退治しました。
この時、相手の方の目をまっすぐ見て申し入れ。
心の中の成人から相手の心の中の成人に向かっての投げかけ。
心の中の子どもと親で続いていた裏のやりとりは、一瞬ピタッと一時停止。
これは交差点の交差と書いて交差交流。やりとりが一時停止するコミュニケーションの第二法則です。
そのまま心の中の状態が変わらなければ、一時停止したままになってしまいますが、この時はその上で相手の方がすぐ気を取り直し、分かった。
心の中の成人に切り替わりました。
やりとり再開。成人対成人の相補交流にチェンジ。
おかげさまで少なくともそれは違うという問題は解決したわけです。
ひとまずのある程度でしたが。
役割コミュニケーションの理解と実践
コミュニケーションは人と人とのやりとりとは言え、目の前の当人同士だけの問題でもない、その役割で変わることもある。
ちなみに今回は職場での公式の役割でしたが、役割は無意識のうちとっさに振られることもある。
公式とは限らない。見た目や話し方、ちょっとした何かが相手の過去の何かと結びつき、知らないうちに割り振られていたり。
目の前の人、本当のことはなかなかわからない。
誰しも何かの役割をイメージしながら手探り状態、そんなこともあります。
今何が起きているのかいないのか、コミュニケーションの法則を使ってざっくり把握。
その役割を引き受けたり、待ったをかけたり。
時には交差交流を使って交流を一時停止。
体制を立て直すことも一つの選択肢。
日頃から選択肢をできるだけ多く持っておけば、それだけで気持ちが楽になり、自由度がアップ。
いろいろなやり方に気づいたり、違う方法を試せたり。
コミュニケーションの法則で試行錯誤。
整えてみてはいかがでしょうか。
まとめと番組からのお知らせ
では今回覚えていただきたいポイントは、
役割コミュニケーション。
まずは気づくこと、そしていつもと違う変化を味わってみませんか。
ここまで聞いていただきありがとうございます。
最後に番組からのお知らせです。
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お相手は遠藤美保でした。ありがとうございました。
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