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#112 押し売りコミュニケーション
2026-04-28 10:59

#112 押し売りコミュニケーション

今回は、『押し売りコミュニケーション』のお話です。


お伝えしている心理学ですが、

皆さまにとっての日常的で、身近な話題とも自然とつながっています。

その見方・活かし方を、ご紹介します。


今回は、「押し売りコミュニケーション」について。

こちらが望んだわけでもないのに、なぜか押し進められ、嫌な気持ち。そんな押し売りのコミュニケーションパターン。何が起きているのか、いないのか。気づくヒントが得られます。


第1回目「承認欲求は誰もが持っている原点」

第2回目「心の仕組みは、世界共通。誰もが持つ、親・成人・子ども。」

第8回目「承認欲求を満たし合う、コミュニケーション3つの法則。」

ともリンクするお話です。


まだ聞いた事がない方も、

何本か聞いて番組に興味を持ってくださった方も、

気づくと変わる、いつもと違う変化を味わってみませんか?


<今回テーマ理論とつながる、特別回>

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠#76-SP4 コミュニケーション3つの法則と、3つのドア。振り返りと、まとめ。⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

※#1~#72の内、各SP回ごとでは、18エピソードが対象です。

※Spotifyリンクです。他のアプリでお聴きの方は、番組名とエピソード番号で検索してください。


<参考図書>

TA TODAY:最新・交流分析入門 第2版

ヴァン・ジョインズ&イアン・スチュワート(著)実務教育出版 2022年9月

※TA・交流分析の教科書とも言える本です。

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いい人間関係が面白いほどできる本

繁田千恵(著) 中経出版 2004年3月

※基本理論がシンプルでわかりやすく表現されています。

 絶版らしく、古書での入手になるかと。

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サマリー

本エピソードでは、「押し売りコミュニケーション」として、相手のペースに巻き込まれて不本意な状況に陥りがちなコミュニケーションパターンについて解説。コミュニケーションの3つの法則(相互交流、交差交流、裏面交流)から、多様な選択肢を持つこと、より自由で楽なコミュニケーションを目指すことの大切さを提案しています。

はじめに
こんにちは。 明治大学で生涯学習講座の講師をしています。
遠藤美保です。 この番組では、社会人や学生向けの生涯学習講座を10年以上行ってきた私が、日常生活でも活かせる心理学をポッドキャストでお伝えしていきます。
今回のテーマはこちら。
推し売りコミュニケーション。今回は推し売りコミュニケーションのお話です。
お伝えしている心理学ですが、皆様にとっての日常的で身近な話題とも自然とつながっています。
その見方、活かし方をご紹介します。
今回は推し売りコミュニケーションについて。
こちらが望んだわけでもないのに、なぜか推し進められ、嫌な気持ち。
そんな推し売りのコミュニケーションパターン。何が起きているのか、いないのか、気づくヒントが得られます。
第一回目、承認欲求は誰もが持っている原点。
第二回目、心の仕組みは世界共通。誰もが持つ親・成人・子ども。
第八回目、承認欲求を満たし合うコミュニケーション3つの法則ともリンクするお話です。
具体例
皆様、自分が望んだわけでもないのになぜか相手のペースに巻き込まれ、気づけば不本意な状況になってしまった。
そんな体験はありませんか。
今日の例は珍しく恋バナ。小学生の頃、こんなことがありました。
それぞれ誰が好きとかそうでもないとか関心が高い時期、
友達数名と遊んでいるうちに、なぜかある子が自分の好きな子の名前を言い始めました。
そして別の子も同じように名前を言い、さらに次の子も。
その流れでみんなが私の方をじっと見ています。
え、いやー、言わないでいるとみんな言ったのにずるい。
そうだよ、みんな言ったんだから。
いやいや、勝手に言い始めたくせになぜ私まで。
え、そんなことなら聞かないで大丈夫ですから。
心の中の独り言。その後どうなったのかはよく覚えていません。
ただこのやり方、その後も時折遭遇しています。
例えばある時はこんな具合。
私、○○君のことが好きなんだ。
え、そうなの。だから協力してね。
これはまあある程度平和。
違う時などはこんな具合。
私、○○君のことが好きなんだ。
え、そうなの。だから好きにならないでね。
これは確か中学生だったような。
実はこの後しばらくしてから続きがありまして、
その○○君と普通に楽しく話していたら、
私が○○君のこと好きだって知ってるよね。
友達なのに何で。
そう怒られた記憶あり。
共感し合いたい。情報を得たい。協力してほしい。
それ以外にどうやらいったものがち。
大げさな言い方をすると先着順で所有権を主張。
縄張りに手を出すな。そんな気持ちが見え隠れしているような。
交流分析の3つの法則
さて今回のお話。コミュニケーションの法則から考えてみます。
法則は3つ。第一法則は、誰もが心の中に持つ
親・成人・子どものうち、狙い、狙われたところから反応。
やりとりが続くもの。相互に補うと書いて相補交流。
第二法則は、違うところから反応。やりとりが一時停止するもの。
交差点の交差と書いて交差交流。
第三法則は、表面上の社交的なやりとりと
心理的なやりとりが別に繰り広げられるもの。
表裏の裏の面と書いて裏面交流です。
好きな子の名前を言い始めた子に続いて、次々名前を言う子たち。
これはコミュニケーションの第一法則。
心の中の子ども同士、それぞれが響き合って続く会話、相補交流。
楽しく遊んでいたときは、心の中の子どもで響き合っていたのに、好きな子の話題になって急にどんびき。
えー、いやー、流れを止めた私。
これは心の中の成人か親か。
勝手に言い始めたくせになぜ私まで。
やりとりが一時停止。
これは第二法則。交差交流。
その後の交流。私、○○君のことが好きなんだ。
えー、そうなの?だから協力してね。
このあたりは相補交流かもしれませんが、本音はザワザワ。
厳正し合っているなら第三法則。
微面交流での表面上の社交的なやりとりと言えるかも。
だから好きにならないでね。
これなどはまだ中学生だったので、うっかり表に現れた。
大人であれば本来裏に隠れていたはずの心理的なやりとりの一つかも。
私が○○君のこと好きだって知ってるよね。
友達なのに何で?そう怒られた記憶あり。
これも大人なら隠れた本音のやりとり、裏での心理的なやりとりになっていそう。
微面交流は表面上のやりとりの裏に隠されたやりとりがあるもの。
この場合、結果は裏の隠されたやりとりで決まる。
そしてそのまま突き進むと、こじれにこじれ、最後に嫌な気持ちで終わる心理的ゲームと呼ばれるものへと変わります。
恋バナは表と裏が絡み合い、微面交流の方向なのかもしれません。
対処法
それはさておき、押し売りのように相手のペースで押し進められる。
そんなパターンの微面交流の居心地が良くないなら何とかしたいところ。
一つは、狙われた心の部分とはあえて違うところから返す方法。
交差交流を使ってやりとりを一時停止させます。
私、○○君のことが好きなんだ。
へえ、そうなの?
だから協力してね。
心の中の子ども同士ではなく、心の中の親や成人から。
それは本人同士の問題かもね。
例えばそう返すとピタ。
押し売りの流れが一時停止します。
すると少し余裕が生まれる。
落ち着いて自分本来の状態を取り戻せる。
体勢を立て直しやすくなります。
もう一つは、裏に隠れた心理的なやりとりを表に出す方法。
微面交流は裏が表に出てしまえば、微面交流ではなくなりますから。
私、○○君のことが好きなんだ。
へえ、そうなの?
だから協力してね。
そんなとき、ごめん、私も好きかも、とか、
先のことはわからないかな、とか、
友達だけどそれとこれとは別だから、とか。
本音を静かに表に出してみる。流れが変わります。
この他にも、ユーモアで返す、あえてフラットな聞き役に回る、などなど、そんな選択肢もあります。
大切なのは、いつも同じ反応しかない固まった状態から抜け出すこと。
日頃から選択肢をできるだけ多く持っておけば、それだけで気持ちが楽になり自由度がアップ。
いろいろなやり方に気づいたり、違う方法を試せたり、解決につながる可能性が高まります。
まとめと番組からのお知らせ
では、今回覚えていただきたいポイントは、
押し売りコミュニケーション、まずは気づくこと、そしていつもと違う変化を味わってみませんか。
ここまで聞いていただきありがとうございます。
最後に番組からのお知らせです。
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来週も火曜日の朝6時に更新されます。
お相手は遠藤美保でした。ありがとうございました。
10:59

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