00:10
こんばんは、石田衣良です。
こんばんは、武井広奈です。
こんばんは、早川陽恵です。
さあ、始まりましたね。
だけど去年、動画配信で僕たちが考えるベストのやつっていくつかあげたじゃないですか。
ありましたね。
あの回って意外と再生数多かったんだよね。
多いですね。なんかやっぱじわじわ、最初もだし、あとじわじわ息が長いですよね。
やっぱりさすがにコロナでさ、みんな退屈してるんだよね。
通勤、通学がないだけでも時間あるしさ、しかも外にも出かけられないしね。
永遠見ちゃうもんな。
いや、見ちゃう。
特にあの、ハンディのドラマでさ、1本が1時間10分、なんか16本とかっていうのをさ、
いや、ほんとですよ。
ほんとにね。
ヘロヘロになりながら1日で見ちゃわない?
そうなんですよ。
ほんとにありがたいんですけど、長いっすね。
うん、長い。
長い。
いや、でもあれは脚本切れるよね。
うーん。
でもあれで見切れるっていうか、見たいと思わせるってほんとにすごいよな。
いや、ほんとにすごいんだけど、ちょっとやっぱり立ち悪いなって感じるときあるよね。
だから短く、短く済ませてほしいよな。
そう、主要じゃない人物が2点、3点するみたいなのを、2、3回やられるとね。
あれは前も言ったんですけど、なんでなんですか?そういうもんだって言われちゃうとそういうもんなんでしょうけど、韓国のパッケージが。
ああ、あのね、韓国はドラマの本数がものすごく多いんで、週1の勝負じゃないんだよ。
うんうんうん。
だから週にね、2回ずつオンエアして、しかも尺を長くしてたっぷり見せないと、お客が離れちゃうんだって。
だから1本1時間10分を、週に2回やってるの。
うーん。
だからそれが、例えば、16本だと8週。
いや、結構恐ろしくない?
恐ろしくない?2ヶ月で16時間とか放送しちゃうんだから。
それだけスポンサーも付くんですか?
スポンサーも付くし、海外でも売れるし。
スペースモデルがちょっと違うのかな。
うんうん。
やっぱり海とかそっちがメニューっぽいですよね。
配信もそうだし。
前にちょっと調べたことがあって、韓国のドラマは、日本みたいに間にCM入れちゃいけないっていう法律があるらしくて。
え、ほんと?
はい。
その法律やってほしいね。
確かに。
スポンサー付けられないんですって、韓国って。なので、どんどん展開を良くしていかないと。
だからそうだし、世界に向けて。
お客さんがほんと離れちゃうから、時間も長いし、展開もこうやって、なんかスピーディーというか楽しい。
でも結局、最終的にはさ、アマゾンプライムとかフールとかね、
Netflixに売って、それで収支をトントンにさせるわけじゃない?
うん。
だからなかなかだよね。
そうだったんだ。
そうなんですって。
さあ、では、去年見て、それから1年も近くになるので、みんなが選んできたベスト3を1本ずついきますか、最初に。
はい。
いきますか、いきなり。
はい。じゃあ、1本目は誰いく?
じゃあ、どうします?私からいきますか、じゃあ。
03:02
うん。じゃあ、いってみて。
はい。
はい。お願いします。
私がまず第3位、3位というか、選んだのが、「キム秘書は一体なぜ?」という、これはNetflixでやっている、Netflixオリジナルの韓国ドラマです。
これね、見た見た。
見たよ。
これがですね、あらすじを大体言いますと、大企業の副社長のイ・ヨンジュンという人がいるんですけど、この人がもう、容姿端麗でも頭も良くても完璧なんですけど、超ナルシストで、女の人と付き合ったことがない。
で、その彼の秘書をやっていた超完璧な美女がいて、その人がいきなり、辞めるって言い出したんですよ。
で、そのなんで辞めるのって言って、戸惑ったこの副社会長は、だんだんその辞めるって言われたことで、どんどんその人のことが気になって、好きになり始めてしまってっていうストーリー。
もうね、いつものパターンなんだよね。
そうなんですよ。
大企業の御曹司。
はい。
で、しかも、すごく優秀でハンサムで背も高いんだけど、人の心がわからない。これもいつものパターンね。
そうですね。
なので、とんでもない発言を女性にしては、ひしこかう。
はい。
それで、女の子の方は、貧しくてけなげな良い女の子っていうさ。
まさにそのパターン通りですよ。
ほんとね。でも、見ちゃうんだよね。僕も見たよ。でも、言われるまで全然思い出さなかった。
で、私がなんでこれを選んだかっていうと、
この主役をやってる、パク・ソジュンっていう人なんですけど、この人、たぶん顔見れば絶対、
前髪パッツンなの?やっぱり、イテウォンクラスと一緒で。
あの髪型イテウォンクラス。
あ、あった。あったな、確かに。
ちゃんと、ツーブロックでかっこいい感じなんですけど、なんでこれを選んだかっていうと、この主役の彼が、私の性癖にハマりすぎてて、
どういうこと?どういうこと?ドレスだってこと?
いや、違うんです。役じゃなくて、顔とか、
好きなんだ。
スタイルが、好きすぎちゃって、この人、本当に好き!と思って、私はこれを選んだんですね。ストーリーを。
いやー、もう、羨ましいよ、そんなのがあって、ドラマを見るたびに。
本当に、ちょっと、びっくりしました。
インターとかもちょっとフォローしちゃって、今まで韓国の俳優さん、特に興味なかったんですけど、いや、本当、パク・ソジュン…
ヒョンビン、ヒョンビンより…
ヒョンビンが、もはや誰かわかんない感じです。
ヒョンビン、ヒョンビンより一番…
いや、愛の不時着のあの彼だよ。
あ、ヒョンビンもかっこいいですけど、ヒョンビンよりもパク・ソジュンの方が、なんか私は好きなんですよね。なんかわかんないですけど。
でも、パク・ソジュンを推しなんだね、とにかく。
そうなんです。
まあ、ドラマもそこそこよくできてたと思うよ。ただ、ものすごい面白いかって言われると、まあ、そんなことはないっていう。
そうなんですよ。
テレビだった気がするな。僕の記憶がもう薄いからな。
僕の記憶がもう薄いからな。
ものだったら、イテウォンクラスの方が多分面白いし、ヒットしてると思います。
06:00
でも、あれだよね。
でも、結構それも評判だよね。
そうですね。結構ランキングには。
なんか、あのイテウォンクラスの方先に見てたからさ、なんかあんまりあのパク・ソジュンが、いや、確かに役の上はかっこいいけど、なんかイケメンって感じなかったけど、確かにその後にその、今のやつ?
うんうん。
なんだっけ、その、
秘密署ね。
秘密署。
秘密署ので。
秘密署とは全然違うから、やっぱりかっこよかったね。全然違うね。
本当にかっこいい。
あいあいパッツンじゃないから。
足長くて。
このやつが強調。
あの、かっこいいぐらいしか言うことないみたいな。
僕は本編見てない。本編見てないから、僕はそこしか言えない。
もうそれだけでこれを選びました。それを言いながら。
でも、でも違う違う。違うって言われたけど、パク・ソジュンってあれ出てたんですね。僕気づかなかったけど。ほら、去年アカデミー賞取った。
あ、そうそうそうそう。
はいはいはい。
実はあのなんか、
パラサイト。
ちょっとだけ出てるんですよね。
あの、お兄ちゃんのお友達。
家庭教師だっけ。
ああ、家庭教師のお友達役で家庭教師やってくれって言いにくいやつね。
そうそうそうそう。
そっかそっか。
あれ見ました?モノクロ編。全然見る気にならなくて。さすがに見る気にならなくて見てない。
モノクロ編ってなんの?パラサイト?
え?パラサイト今モノクロ編、ネットフリックスでモノクロバージョン。
え、なにそれ。
いや、別にモノクロで見る理由はないんじゃない?
そう、いやだからそう、2人から話してないから多分見てないんだろうなとやたら思ってます。
見ないよ、だって特にその構図が素晴らしいっていう映画じゃないじゃん。
そう、むしろカラーでよかったんじゃないかなみたいな。
いや、全然ね。
うん。
じゃあ、よひくん、第3位を。
はい。
さあ、僕はですね、もうアングラにどんどんアングラっていうのが入ってきました。
はい、初めてフリップ使います。字が読めるかな。はい。
第3位、ソウルフルワールド。
おお。
はい、ディズニープラスということで。
これ全然知らないです。
はい、もうネットフリックスとかを外しました。
そもそもディズニープラスって2人。
入ってたことあります?
入ってない、入ってない。
はい。
皆さん、ディズニープラス一番入らなそうですよね。
なんかマーベルとかも見ないし、スターウォーズも見ないし。
いや、でもうち、家で入るかもしんないね。子供がいるからね。
今ね、伸びてるみたいですからね。
うん。
そうそう。で、ソウルフルワールドって話の前ですけど、確かね、これピクサーなんですけど。
なるほど。
ピクサーが本当は去年そのコロナの時に、一番もちろん劇場で推すはずの作品だったんですけど、例のコロナで。
うん。
で、このもうディズニープラスでもう公開をしたっていう。
うわー、それは見たいな、ピクサーの新作なら。
うん。
で、まあ簡単に言うとその、簡単に概要を言うとですね、人間が生まれる前にどんな自分になるかを決める、まあソウルの世界、魂の世界を舞台にするんですよ。
なるほど、なるほど。
そこにですね、そもそもまず、落下したジョー・ガードナーっていうジャズミュージシャンを夢見る音楽教師がいるんですよ。
はいはい。
で、これからすごいチャンスを手に入れて、憧れのジャズクラブで演奏するっていう、
その日にですね、運悪でマンホールへ落下して、まあ死後の世界、そのソウルのほうの世界へ行くんですよ。
面白ーい。
で、そのソウルの。
あ、ごめんごめん。そこでちょっと一つ質問なんだけど。
どうぞ。
そのガードナーさんは白人なの黒人なの?
黒人です。
なるほど、はい。
ジャズミュージシャン。でも多分ね、年齢はっきりしたんですけど、40前後ぐらいで、こうずっと憧れのニューヨークのクラブでやるのを夢見るけど、全然知らないみたいな。
09:05
うんうん。
で、臨時の音楽教師で雇われてたんですけど、その音楽、その小学校か、から、もうあなた臨時じゃなくて、ついに採用よって言われたときに、
逆にそのジャズミュージシャンの道が開けてみたいなところで。
なるほどね。
で、そこでルンルンのときにマンホールに落ちると。で、そこで迷い込んだのがソウルたちが暮らす世界。で、彼自身もそのソウルの、歌詞上で魂抜けちゃうんですよ。
うんうん。
で、そこはソウルたちがこう、人が生まれる前にどうやって生きていくのか。
どんな性格とか興味を持つかを決める場所なんですよ。
ああ。
で、そのガードナーさんとは対局で逆に、22番っていうまだ生まれる前のソウルがいるんですけど、そのソウルは逆に人間の世界が嫌いで、いつまでも地球へ飛び込むのがそのソウルが生まれていくってことなんですけど、
それをその22番、何もできずに何百年もその世界にいたみたいな。
まあそんな中でですね、いわゆるその人生の迷子のように生きる目的を見つけられ、その22番と夢を叶えるためにこれからどうしても生きていけない。
うんうん。
どうしてもジャズライブをやるから生きたい、そのガードナーさん。
その正反対の2人が出会って、まあいろんなちょっと物語が始まるっていう感じ。
なるほど、バディものなんだね、いわゆる。
ええ、面白い。
でですね、まあやっぱいいなと思ったのは、概要はそんな感じなんですけど、これちょっと線が細くてあれなんですけど、簡単に言うとですね、ピクサーが描くポストアメリカンドリームの生き方かなと思っていて、
へえ。
要はですね、まあアメリカンドリームってね、まあ文字通り、もうなんか一発アーティストか一発逆転って感じ。
うん。
そういう感じなんじゃないですか。で、そのガードナーさん自体が、まあそんな話ですよね、40歳になってから。で、でも実はその中で、まあ中身細かくは避けますけど、まあやっぱり究極的にはですね、そのソウルフルワールド、ソウルのある世界を生きながら22番と絡むことによってですね、やっぱり何て言うんだろうな、自分探しとか夢なんてそもそもなくたっていいっていう。
うんうん。
別にアメリカンドリームなんて叶わなくたっていい。つまり、
うわあ、それさ。
そう。
ねえ、ベントツナチの正反対だね。
そう、そうなんです。
よくできてるなあ。もう次行ってんだな、一歩先に。
そう。
なんか安い夢を売るんじゃなく。
そうなんですよ、そう。だから、それがまた、まあピクサーは確かにちょっと大人な感じ、トイ・ストリフォーくらいから特にありましたけど、いわゆるなんかアメリカンドリームとかアメリカみたいな感じとちょっと逆で、夢がなくたって別に虚しいものは、虚しいし、夢がなくたって生きていける、アリキタル日常だっていいみたいな話。かといって人間参加みたいな押し付けないんですよ。
なるほど。
で、なんかその、ポストアメリカンドリームね。
うん。
その、生き方というのと同時に僕ら日本人化すると、なんかアラフォー、アラフィフ世代に送る、なんかトイ・ストリフォー、さらに進めた大人の感じ。
ああ、そう、セカンドライフクライシスのお話なのね。
そう、そう、そう。
アメリカが得意なやつだなあ。人生でも歩んだよね、中年で。
そう、そう、そう。
でね、ごめん、ひとつするとき聞きたいのはさ、そのミュージシャンなんだけど、楽器は何?
えっと、楽器はピアノです。
ピアノサクソフォー?
12:00
ピアノサクソフォー。
ピアノ。
そう。
まあ、そうだね。
面白いのが、映像はまさにピクサーっていうかファンタジーなんですよ。
うん。
で、僕その子供と見てたんで、子供はつまり逆に言うと話全くわかんないわけですよ。
なるほど。
わかんないんですけど、そのソウルの世界がすごいやっぱピクサーならではなんで、引き付けられるんですけど、話はまあある意味すごいリアリズム。
さっき言ったように別に夢叶わなくてもいいのみたいな話なんで、なんていうんだろう、とにかく押し付けがない。
なんか夢追えみたいな押し付けないので、まあ非常にその幻想的なそのアニメーションの世界。
うん。
音楽はもちろんジャズの音楽最高なんですけど。
バッチリ泣くだけね。
うん。
そう、だからなんかイラさんが前々回で言ってた、成功するのは実は自分のままでいいんだよみたいな。
うん。
なんかその、なんかそういう感じ、アメリカ、今までのアメリカと全然違う感じのアニメなのに、まあさすがピクサーっていう感じだし、最後のエンディングが、あの歌手が、お二人ご存じですかね、なんかソウルの歌手で、去年からなんかBBCの2020年の注目シンガーに選ばれた、セレステ。
うん。
僕知らなかったんですけど、まあすごいあの、ソウルフルな歌詞がそのエンディング歌ってるんですけど、まあそれもすごい良くて、まあ良かったです。
なるほどね。ちょっとね、見てみたくなるね。
見てみたくない。
でもディズニープラス以外ではやってないんだ。
もちろん。もちろん。
Amazonに有料で入ってないの?
ない。ない。
うわー、それ見たいなー。
まあでも初月、僕は勧めるんですけど、初月あの初めての方は700円で、払わずに入れると思います。
でもあれめんどくさいんだよね、またやめるのが。
そう。そう。
うん。
聞くとさ、本当にプペルの正反対だね。
そうです。
もうやっぱ大人だね。
そうです。
夢を持たなきゃ人生意味がないなんていうさ、おしつげがましいメッセージは全くないもんね。
ちなみにどうせ生き返ってくるんでしょ、ガードナーさんは。
はい、生き返ります。生き返って、ちょっとエンディングがまたちょっと言えないんですけど、さっき言ったような、つまり生き返って、当然その日のジャズコンサートやるわけですよ。
なるほど。
さあやってどうなったかっていうのがさっき僕が話した。
いや、もうでもお話出たらわかるな。
なるほどね。
コンサートでまあばーって盛り上がったあと小学校に帰るってことでしょ。
うん、まあそこはノーコメント。
まあ僕だったらそうするよなっていう感じだけどね。
まあでもどうなんでしょう、イラさんに逆に聞きたかったんですけど、なんかそういう視点であんまり見てなかった。ピクサーって、まあもちろんトイストーリー4は完全にちょっと大人向けの特にエンディングとか感じたんですけど、もともとどうなんでしょう、イラさんのイメージって。
やっぱりその子供にはもちろんあれだけど、ちょっと単純に子供向けじゃないですよ。
あのね、ディズニーとピクサーはそこが全く違うの。ディズニーは完全に子供向け。でもピクサーは正直言ってね、作者が作りたいように作ってる。
やっぱそうですよね。
だってカーズとかだってそうじゃん。
確かに。
そう。自分が捨ててきた田舎の人たちの暮らしを描くっていう話じゃない。
で、その故郷の街を良くしていくっていうお話になっていくわけでしょ。
うん。
なんか、地方で生まれたアメリカ人の少年が大都会入るとかで大成功した後で、田舎に戻って、さあ、何かできることはないだろうかっていう話じゃない。
15:07
そんなのもう完全に個人的なもので、子供向けじゃないよ。
そうですね。
それは今のソウルフルワールドのお話聞いたら、全然子供向けじゃないよね。
うん。
40歳で夢を諦めるおじさんの話でしょ。そんなの小学生に見せるって思わないもんね。
うん。正直。
ディズニーはそういうとこ絶対外さないから、マーケティングガチガチなので。
全然そう。違うし、なんか正直、今回ね、後で、皆さんもありますけど、なんかもう、僕はあえて、こう、Netflixの王道とかプライムは外して、まあとりあえずディズニープラスどうしようかなって正直テンション上がらずに、あの、マーベルもあんま興味ないし、スターウォーズももういいから、マンダロリアンとかもいいやと思って、ちょっと見たんですけど、やっぱ全然刺さんなくて。
でも最後の最後に、あ、そういえばソウルフルワールド、騒がれてたなと思って、諦め半分で見たら、まあ、当たりでしたね。
あー、だからそこら辺はなかなかだよね。だからジブリ的なんだよね、ピクサーは。
そうそうそうそう。
そう。3Dのアニメでやってるけど、作者が自分のメッセージをちゃんと作るっていう意味だよね。で、そのメッセージがありきたりじゃないところがいいよね。
そうなんですよね。
そうそう。じゃあ、僕の第3位にいきましょう。
はい。
僕の3位はこれです。これはもうみんな見たかな?
あー、見ました。
今の国のアリス。
あー、見ました。
これさ、びっくりしたんだよね。
あー、見ました。
面白かったですね。
あのね、正直言って、世界で戦えるドラマってなかったじゃない。で、アートは戦えるんだよ。例えば、万引き家族でも、たけしの映画、そなちねとかでも、あるいは今村翔平ね、とかでもいいんだけど、アートフィルムは世界で戦えるけど、エンタメでみんなが楽しめるドラマで、世界市場に持っていって、これが日本の作品だから見てよっていうものって一本もなかったんだけど、これは、あれこれ問題はあるけど、
ちゃんとそうしてるんだよね。そうなってると思う。
やっぱいけますか、じゃあ。
いける。世界でもそこそこもう見られた。アジアでは大ヒット。
ちなみに、今の国のアリスは、原作が阿蘇波呂さんっていう漫画のね、サンデーの連載です。で、僕、最初の5巻くらい読んだんだけど、あのー、なんだろうな、超永久っていう感じではない、割とあの、ファンタジックなデスゲームものなんですよ。
なるほど。
いきなり異次元に飛ばされて、ゲームを押し付けられて、それに生き残らないと、次々と周りの人が死んでいくっていう。勝ち残って勝ち残って、最後に現実の世界に帰ってくるっていうような話なの。
うん。
で、なぜ飛ばされたかみたいなのは、一応理屈は一人でついてるんだけど、もう全部ファンタジー。で、監督が佐藤伸介監督ね。これでも誰も見てると思うよ。ガンツ、キングダム、アイアムアヒーロー、犬屋敷とか。
なー。
もう考えてみたら、これ全部見てるの。
へー。
だから、自分の好みに合う監督ではあったんだね。
あー、元々ね。
ちゃんとアクションの演出ができて、感情表現ができて、CGもバッチリ入るっていう。ゲームなんかも作ってた人もだって。
18:06
うん。
で、そして主演が山崎健人君と塩田雄ちゃん。
うん。
いやー、びっくりしたねー。
うん。
で、やっぱり、まあこうやって異世界に飛ばされる。これ異世界ものってさ、今のラノベのダイヤモンド。
うん。
ラノベの大中心じゃない?
はい。
で、デスゲームはバトルロワイヤルとかさ、カイジとかであるじゃない?
だから異世界とデスゲームの結び合わせがある上に、謎めいた世界で、クイズとこの世界の謎を解きながら、頑張って現実に帰るっていう。
で、この現実に帰るところが次のシーズン2になるんだよね。
うん。
勝手勝手に。
楽しい。
よくできてる。
うん。
今の時代の、これ面白い夢っていうのさ、3つぐらい盛り込んであるのね、ちゃんと。
うん。
世界の謎解く、ロストの世界、デスゲーム、バトルロワイヤル、そして異世界もののラノベの世界っていうのを、ギューってミックスしてこんなものを作ったっていうのは素晴らしいね。
だから、この原作を拾ったのが良かったかな。
うん。
なので、このゆるいSAF的な設定っていうのがちょっと面白いし、しかもアートではなくて、エンタメで世界中のやつを。
世界中のやつを面白がらせるぜっていう、心意気がね、良かったと思う。
うん。
で、アクションと、でもアクションだけじゃなくて、そのゲームを勝ち抜くには、頭いっぱい使わなきゃいけないんだよね。
うん。
そんなにすごいトリックとかはないんだけど。
うん。
ここ。そして、セット、無人の渋谷のセットの豪華さっていうのを見ると、やっぱ凄かった。
最初凄かったな。
凄かった。
凄かった。
ということで、もう今再生回数は、世界8000万回とかなっている。
うーん、凄い。
凄い。
なので、日本初の本当に初めての世界レベルのドラマが、Netflixで来た。
うん。
ということで、僕もうこのシリーズ2が楽しみだね。今のとして突っ走って欲しいな。
本当に面白い。
あれでも、どうなんでしょうね、その世界レベルっていう意味では、いわゆるNetflixオリジナルね、
うん。
とか、普通にアメリカとかに作ってるものだったら、かなりの予算かけてるもの多いと思いますけど、その予算っていう意味でも、それなりにやっぱかかってるんですか?
いや、もう断然、あの日本のいわゆるドラマとかとは全然違う予算だよ。
やっぱり。
そうですね。
もう何倍も掲げてる。
渋谷版の無人のシーンって、あれCG…
あれ結局どうやって撮ったのかって、ネットにいろいろ渦巻いてるよね、CGなのか何なのか。
うん。あのね、CGももちろん使ってるんだけど、関東の、北関東の方にさ、渋谷を再現したセットがあったの。
マジっすか。
かなり大きいセットがあって。
へー、そうなんだ。
もう、取り壊しちゃうらしいんだけど。
へー、すごい。
いやー、だから、やっぱり、なんだろうね、戦わないとダメだね。
うーん。
日本で、高校生だけに見てもらって、そこそこ視聴率が良ければいいや、じゃなく、全世界と戦って同じレベルで、ね、日本のカルチャーここにあるよっていうふうに戦っていかないとっていうふうにはすごい思ったな。
21:03
しかも、確かに渋谷のね、スクランブル交差点なんて、世界でもね、日本に来る人はみんな来るようなとこだから、まあ、別にそれが最大の売りってわけじゃないけど、そこ自体もまた印象的ですよね。
そうだね。だから、前半のあの、ルック。
うん。
映像の感じはすごくモダンで良かったよね。
うん。
ただ、後半になってさ、あの、ビーチっていう謎のホテルだか、ね、ギャンブル施設だかに行くと、ちょっとなんか、あの、理屈っぽいセリフが空回りしちゃうっていうか、すべっちゃうんだよね。
うん。
まあ、こういう異世界ものとか謎設定の下は、後半になると苦しくなるっていうのはちょっとあるんだけどね、どんな作品でも。
これでも、そういう意味ではどうですか、僕、原作の方を見てないんで、あの、あれなんですけど。
うん。
まあ、その比較することじゃ、ナンセンスかもしれないですけど、まあ、Cっていうなら、ね、例えば、原作を超えられないっていうか、むしろ原作よりこう、実写の方が良かったかな。
まあ、多分ね。
そのインナさんの考えはどうですか。
いや、原作をすごく上手く作ってると思うよ。
うん。
うん。原作の最初の試練はさ、あの、神社でみんなでこうやって集まってるとき、お寺の境内とか神社でお祭りかなんかがあって、空から、あの、火のついた矢が何万本も降ってくるっていうような絵なのよ。
へー。
それはさすがにそのまま使わなかったよね。
うん。
すごくいい、漫画的にはいい絵なんだけど、ちょっとやっぱりリアルに描くのは難しいので。
でも、どう、どうです?それこそヤクソのネバーランドなんて今、実写やってるじゃないですか。
うん。
だから僕は見てないですけど、やっぱり、なんかその実写ってこう、原作とか知ってる方からすると、見たいけど見たくないとか、
そうだね。
あと結構商業的にもかなりチャレンジかなと思うんで。
アニメ原作でうまくいくのって少ないからね。3分の1ぐらいだから、それ以外ほとんど滑ってね、散々なことになるんで。
うん。
難しいよね。
なんか金が切れてるわけじゃないでしょうけど、やっぱりそのね、ネトーリックスの今回のこの今のみみたいに、よっぽどちゃんとやれば逆にすごいものは作れるってことですか?
やりきれればね。だからちゃんとお金をかけて、バシッとやりきれればいいんじゃないかな。ただ今回本当に嬉しかったよね、正直。
ああ、無理だよなと思っていたのに、日本ドラマがこれ世界レベルにちゃんと来てる、韓流でもアメリカでも戦えるな、これだったら悪くないじゃんっていうのがあったのは本当に嬉しかったね。
うん。
これからこっちを考えないとね、僕も。
ああ、そうか。
映像とか企画とかっていうのも大事だからね。
イラさんがその辺、葬式して全部、原作から何から全部見てみたいな。しかも世界を意識して。
そうかね。やってみたい気がするけどね。さあ、ということで、もうこれで無料…
あっという間にもう23分です。さあ、じゃあお便りご質問もいただいてるんで、そっち入っていきましょうか。
はい。じゃあまずお便りいきたいと思います。
はい、お願いします。
みなさん、早川さん、武井さん、こんばんは。
はい、こんばんは。
とうとう有料会員になりました。これからも楽しみです。
はい。
第51回オトラジの水族館に一人で行ったら、なんで一緒に連れてってくれなかったの?と、彼女に泣かれたという相談をしたと話してみたい…相談をした方と話をしてみたいです。
24:07
ああ、なるほど。はいはい。
価値観や考え方が似ているところがあり、たまらずお便りをしますということで。
両方男子ってことかな、じゃあ。
そうだね。ってことはこれ二人でやったらさ、なんか女の人ってわかんなくてめんどくさいねっていうので盛り上がるね。
そうそうそう。そういうメッセージでした。
ありがとうございます。
もう一つじゃあ質問いきたいと思います。
はい。
13年前、19歳だった私は石田さんと同じ、成慶大学に通っていました。
好きなことや興味のあることがなく、気分が落ち込みがちで自殺願望を抱えていました。
ある時、R25というフリーペーパーに載っていた石田さんのエッセイを読みました。
自分の状況に対する不満から無差別殺人を犯した人物を取り上げ、誰にでも変化は訪れる、その時を待ってくださいという趣旨のエッセイでした。
その中の、「待てる人は変われる。」という言葉に私は救われました。
苦しいけれど、とりあえず耐えようと思えるようになりました。
今もそのエッセイを大切に持っています。
社会人になってから好きなことや興味のあることがたくさん出てきました。
気持ちが落ち込んだ時もとりあえず生きています。
石田さん、ありがとうございます。
石田さん、早川さん、武井さんにも心に残っている言葉がありましたら教えていただきたいです。
うわー、そうやってやるとそろそろ出てこないけどさ。
でも実際本当にそうだよね。
一番辛い時ってこれがずっと永遠に続くって思うんだけど、
辛い時って永遠には絶対続かないからね。
あまりにも痛かったら死んじゃうし、
死なない限りは痛みは治まっていくし、
死なない限りは痛みは治まっていくし、
死なない限りは痛みは治まっていくし、
楽になるし、自分の場所も変わっていくんで、
楽になるし、自分の場所も変わっていくんで、
とにかく耐えてほしいかな。
ゆっくり待てるというのは本当に強いよね。
ゆっくり待てるというのは本当に強いよね。
佐藤さんの方は?
佐藤さんの方は?
じゃあ、たまには僕から。
じゃあ、たまには僕から。
でも一つはまず思うのは、
今の話と一緒なんですけど、
イラさんが昔インタビューしてくれた時に声をかけてくれた話で、
センスよくじっくりのんびり待つ人がこれからは結局一番強いみたいな話をしてくれて、
今イラさんが言ってる、
センスよく待つってことだと思うんですけど、
それは一つあって、
僕今聞きながら思ったのは、
僕ちょっと逆で、
すごく支えになってるのが変な話なんですけど、
イラさんに個人的にもいろんな悩みを相談させてもらってた時に、
やっぱり普通よくほら、
どんな悩みも一年経てば忘れるじゃんって言うじゃないですか。
だけどイラさんがそういう話した時に、
いや、一年以上のこともあるよみたいに言われたことがあって、
それが逆に支えになって、
30、40になると結構いろいろあるじゃないですか。
だから、
そんな簡単に解決しない、
一年超えるものもあるよって言われたことによって、
救われたみたいな。
だから、よりじっくり待とうみたいな。
ああ、そうか。
でも何年もかかるよね。
状況を変えるって。
そうそうそう。
ひるさんは?
私は、
このやつを読んだ時に、
27:00
すぐ思い浮かんだのは、
この間イラさんがお話ししてたことなんですけど、
言葉っていうよりもエピソードで、
なんだっけな、
小説を書くのに、
個性的な小説を書きたいって言った方に対して、
歌舞伎の話をされていて、
歌舞伎では個性を出すなって教えられる。
とりあえず、
基礎をとにかくやり続けなさいって教えられるんだよって。
そうすると、
できるようになった時に、
自然と個性がにじみ出るんだっていう話をされてて、
私は結構そのエピソードですごく感動して、
やっぱり、
自分が自分が、
自分が自分がっていう風に、
どうしても生きてしまいがちだと思うんですよ。
自分をアピールしなくちゃって。
だけど実際はそうじゃないんだなっていうのを感じて、
感動したのがすごい心に残ってる。
不思議だけどさ、
個性って出そう出そうとしすぎると出てこないよね。
そりゃ、
例えば今テレビみたいにさ、
珍珠博覧会みたいなのあるじゃない。
フワちゃんじゃないけど。
テレビって、
今ともかく変わった人を見たいっていう場になってるじゃない。
おかしなことをする、
どっぴょしもないことをする。
でもそういう割り目立ちじゃない仕方で、
きちんと残っていくとなると、
やっぱり変に個性を出してこなくて全然いいと思うんだけどね。
それと本当に心髄というか、
生き方の本質なのかなって思う。
いや、本当だよ。
だって変なのが個性じゃないからね。
そうですよね。
普通の生活をしている普通の人が、
ほのかににじみ出てくる、
この人いい人だなとか、
この人優しいんだなっていうのが個性で、
そりゃ別にね。
姿勢を上げて走り回るのが、
個性とかアクションではないんだよね。
本当ですね。
そうですね。
ありがとうございます。
はい。
さあ、ということで、
この後後編に入っていきたいんですが、
その前にお知らせです。
これ今も3月4日頃放送していると思うんで、
ちょうど2週間後ですね。
大人の放課後ラジオ第5回オンライン公開収録を、
3月17日水曜日20時から、
またオンラインで行います。
第1部はですね、
大人生相談スペシャルということで、
皆様からのご質問にお答えする時間にしたいと思います。
そして第2部はですね、
流行りのクラブハウスさながらですね、
オフレコトークということで、
参加者の皆さんとレコーディングなしで、
直接お話しする時間を設けたいと思いますので、
ぜひ参加してみてください。
飯田さん、どんな人生相談待ってますか?
何でもいいんでしょうが。
そうですね。
でも最近ちょっと色っぽい話がないので、
そっち系が来ると嬉しいよね。
やっぱり減ってますよね。
なんかね、コロナになってからみんな真面目になった。
で、なんか変に人生を考えてる人が多い。
なのでちょっとふざけた質問とかでいいので、
気軽に応募してみてください。
とてもそんなこと考える余裕ないときこそ、
必要なわけですよね。
そうだね、くだらない悩みがいいんじゃない。
どうしてもなんかバンガンを食べた後に、
30:01
ホットドッグが食べたくなります。
今の飯田さん違うか。
ということで、人生相談お待ちしています。
そしてもう一つですね。
先週もお伝えしましたが、
大人の本格ラジオがマガジン版になりました。
この2月号から毎月お届けしています。
2月号のお題目は、お金の世界はどうなるか。
小説家にはスペシャル。
そして人物特集モーツァルト。
そして直木賞。
この完全版、有料版のものをですね、
文字に編集し直してお届けしています。
そしてQ&A。
そしてさらに電子版限定でですね、
イラさん、そして僭越ながら僕、
そして日野菜さんの書き下ろしエッセイも
加わっていますので、
これから毎月、今回2月ですが、
この3月、今月もまた新しいものが出ます。
電子書籍308円。
アンリミテッドですと無料ですので、
ぜひこちら、
気軽にお試しいただけたらと思います。
ちなみに石田イラさんのエッセイのタイトルは、
煙突の先からシンガポールが見えるかということで。
何を書いたか分かりましたよね、だいたいこれで。
だけどこのテーマさ、めちゃくちゃだね。
モーツァルトとマーケットと人生相談と何?
直木賞。
直木賞?
こんな組み合わせ。
幅広いですよ。
バイオ中が全部乗っかってるっていうさ。
なのでぜひぜひ楽しんでみてください。
めちゃくちゃだねこれ。
最高です。
はい、ということでそんな大人の放課後ラジオですが、
この後いよいよ僕らの動画配信サービス、
以上?以下?以上か。
もういろいろ話していきたいと思いますので、
詳しくは続きを見たい方は、
YouTubeのメンバーシップまたはニコ動の方をこちらからご覧ください。
それでは後ほど。
はい。
