9世紀から退院した生活までというのもそうですけど、最後まで病気で治ってまた同じように生活復帰できればいいですけど、
そういう側面だけでもなくて、がんとかでどうしても治らない病気とか、どこで最後を迎えるのかというので、そこを支えていくという体制も持っていて、
海部病院は珍しいのは訪問診療、在宅医療力を入れてやっていて、需要があるから始まったものだと思うんですけど、住み慣れたところで最後まで過ごしたいという思いの方もあるので、
という人が結構多くて、例えばがんが見つかったとかなって、診断するのも海部病院でできる。
治療につなげるときに、治療する場合は一旦大きな病院に行くこともあるんですけど、その後引き続いてこっちで治療することもありますし、
最後は絶対迎えるときは人間がいますので、あとは苦しくないように最後で迎えましょうかという話になったときに、家で最後は死にたいという人も結構いて、
家での最後を見取りまでサポートする、お力添えができたらというので、
一人の医師として継続性を持って診断、体調不良、診断、入院、在宅というのをつながりを持って最後まで一貫してみることができるというのも海部病院の強みであったり、僕たちのやりがいにもつながっているなと思っています。
私は地域支援室という訪問看護師さんと一緒の部署にいるんですけど、よく在宅の患者さんのお話も聞いていて、川人先生がすごく在宅医療も得意な先生とか、川人先生に担当を持ってもらいたいという人がいるような、
患者さんとの信頼関係を作るのがすごく上手な先生というイメージでいるんですけど、この患者さんとの信頼関係、在宅医療って最後お見取りまでするので、患者さんへの説明だったり、本当に医療スタッフとの信頼関係がないとうまくいかないことって多いと思うんですけど、
先生が患者さんとのやりとりの中で気をつけていることとか意識していることがあったら教えてもらいたいなと思います。
難しいですけど、話を聞くということですかね、声を聞くというのを意識しています。
医者なんで自分の治療方針とか思いとかいろいろありますけど、ある人が多いですけど、患者さんがどう思っているのかとか、家族がどう思っているのか、本人も患者さんですね、どう思っているのかというのに耳を傾けて、
それがあいづちを打つことであったり、返事をすることであったり、目を合わせることであったり、目を外すことであったり、あえて沈黙をつけることであったり、いろいろあると思うんですけど、その患者さんそれぞれにどれがいいかというのを臨機応変にしているような感じですかね。
患者さん一人一人に寄り添った対応を治療されているということなんですね。
そうですね、すごい臭い言葉ですけど、総合診療している先生の間では、総合診療医は何の専門ですかってよく聞かれるんですけど、お腹の専門なのか心臓の専門なのかって聞かれたときに、なんて答えると思いますか。
何て答えるんでしょう。
それはですね、あなたの専門医ですって答えられます。
まさにですね、ハッとしました。
そんなこと言ったことないですけどね、到底臭すぎて、でもね、総合診療をやっているもうごく有名な先生方は、あなたの専門医ですっていうので、その人の人生に寄り添って、この人が今どこで何が必要なのかっていうのを見極めているということのようです。
勉強になりますね。
それが言えるようになりたいですけどね。
ありがとうございます。救急で受け入れて終わりではなくて、その後の在宅復帰や生活まで支えられるというところに、外部病院ならではの強みがあると感じました。
続いて患者さんの生活を支える医療についても伺いたいと思います。
海人先生は病気そのものだけではなくて、その人がどう生活していくかまで考えることを大切にされているそうですね。
そうですね。結構話も被るところはあるんですけど、病気を治すのが医師の仕事であるのはもちろんそうなんですけど、病院の仕事なんですけど、それだけでは患者さんの生活は成り立っていなくて、病気は治ったけども生活はできないということが多々あって、
この人がどういう生活をするためにこの病気はどうにかしなくちゃいけないとか、そういう視点でいつも見るようにしていて、僕は医師だけではできないので、多職種でいつも連携して考えていっています。
私先生のイメージがすごく記憶力がいいというか、患者さんの話を聞くと、この人の家族さんがここで働いてて、この時間こうっていうのがバーッとすごくいっぱい情報が出てくるイメージなんですけど、意識して患者さんの周辺の情報まで覚えているのか、それとも頭に自然と聞いているうちに入ってくるものなんですか?
意識して聞いてますけど、気持ち悪いですね。そこまでバーッとあの人今何してるのか出てこないんですけど、意識して関心を持って聞こうとするのは意識してますけど、確かに長いこといればあの人とあの人がこうでっていうのは結構確かに繋がってはきて、それが生活に繋がるからこそ考えて診療しなくちゃいけないなとは思ってますけど
リターンの患者さんも多いですもんね
リターンそうですね、やっぱりね何度も繰り返すことが多くなると
患者さんも自分のことを知ってくださってる先生っていうのはすごい心強いと思いますね
なんなんこう病院でいると患者さんと顔見知りになってくるというか、ちょっと病院の外に出ても患者さんとバッタリ会ったりすることって増えてこないですか?
絶対多いですね、地域の病院ならではだと思いますけどね、診察室で診療した後にご飯買いに行ったらスーパーでバッタリ会ったりとか、ああみたいな立場が逆転しますよね
なんだけこう、例えば塩分控えめにしなさいとか診察で言っときながら、自分はすごいものを買ってたら説得力がね、隠しながらいかなくちゃいけないですけど
そういうものを含めて生活に溶け込んでっていうのはやりがいのある、なかなか都会では経験できないことかなと思いますけど
そうですね、住民の方とも距離が近くて、診療室の外でも患者さんの暮らしが見えるっていうところも地方ならではと言いますか、いいところですよね
そうですね
患者さんとの印象的なエピソードとかってありますか?
では最後に海部病院で働くことで身につく力について伺いたいと思います
川人先生から見て大学病院と海部病院のような地域に根差した病院では医師に求められる役割にどのような違いがあると思いますか
何かによっていろいろ分かれてくるような感じもあるんですけど
総合診療をするにあたっては総合診療ってすごく可変性多様性が有利なので
大学病院でも総合診療をするとなると診断が難しいこの人何の病気だっていうので
昔ドクターGっていうのが流行ってあ、言ってなかったけどドクターGに憧れてっていうのもあります
かっこいいNHKの番組がありましたけどあくまでブサッとかっこよくいけたらいいですけど
そういう診断推論をできる医師能力もそこで勤務してたら必要ですけど
地域の病院では今まで何でも申し上げているような
じゃあ患者さんの生活をどう支えていくかっていう観点でいうのが一番の違いかなとは思います
大きい病院でやっぱりそれぞれの専門家がいるのでそれである程度コンサルテーションができる環境ですけど
それぞれの専門家に任せていくっていう感じですが
地域の病院では総合診療能力ってよくざっくりと言いますけど
いろんな病気を幅広く見る力っていうのが求められるのかなとは思います
ありがとうございます
地方の病院っていう方では総合的に幅広く見れる力が身につくっていうところなんですね
そうですね
川人先生の考え方として医者っぽくない医者っていうものを聞いたことがあるんですけども
これはどういったものになりますか
そうですねこれは自分で言ったわけではないんですけど
大学病院で働いてる時に言われた言葉ですけど患者さんから
その時は大学病院の医者っぽくないですよねって言われて
それは褒め言葉だと捉えてて
名医とか医者を評価するのにいろんな言葉があって名医とか医先生とかいろいろありますけど
何でも相談できて
医者って言いづらいところは患者さんからしたらあることが多いと思っているので
自分の生活のことだったり病気のことだったりとか
それから家族のこととか子供のこととか
いろんなことをすぐ相談できて
この先生に相談すれば何とかしてくれるだろうというような
医者になりたいなあというふうなところから
医者っぽくない医者というふうには考えてますけど
言ってるだけでなかなか駄目ではないと思うんですけど
今までいろいろ川人先生のお話聞いてきて
この医者っぽくない医者先生の考える医師像っていうものが結構先生の
本当にお人柄に現れて
現れてますね
何もないですね
海部病院では専門的な知識や技術だけでなくて
患者さんの暮らしを含めて考える力が磨かれていくということがよく分かりました