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2018-02-22 14:24

第148回「質問:会社からの期待が大きいのですが、背負う責任の割に裁量が見合っていません・・・」

第148回「質問:会社からの期待が大きいのですが、背負う責任の割に裁量が見合っていません・・・」井上健一郎が、組織・人に関わるあらゆる問題をわかりやすく解説する番組です。
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井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感
上場企業から中場企業まで、延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、
組織・人に関するあらゆる問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。
井上健一郎の組織マネジメント研究所、井上先生、本日もよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
質問に、はい、行っちゃっていいですか?
いいですよ。
じゃあ早速ね、行きたいと思います。この方、技術職、教育業界、33歳。
教育業界の技術職ね。
ですね。技術職、30ちょっと過ぎ。多いですね、最近。
うん、なんか前にもありましたね。
前々回かな?
うん、あったあった。
ですかね、3つ前くらいかな?なんかあったような。
ありましたよ。
ありましたよね。
30代のリーダーの方々が聞いていただいて嬉しいですね。
素晴らしいです。私、30代応援団長になりたいぐらいです。
いや、初めて聞きましたけど。
初めて聞きました。
そんな団体があったんですか?
初めて聞きました。
30代応援団長の井上先生にご回答いただきたいと思いますので、早速いきますね。
1,000人程度の会社の一般職です。
1,000人ね、はい。
上司が2人おりますが、2人の仲が悪く、タブ門からの人望もないため、
さらにその上の上司が私に部署内はもちろん、タブ門との準活用的な役割を期待しています。
また私自身、後輩が2人おりますが、上司マネジメントと後輩の育成を背負っており、正直割に合いません。
チームの中心にいるという自覚も覚悟もありますが、背負う責任の割に裁量が見合っていないため、時折腐りそうになります。
なるほど。
2人の上司よりも遥かに人望があると周囲に認めてもらっているし、その自負もあるので、遅かれ早かれ評価が追いついてくると思って取り組んでいますが、
どういう気持ちで今後取り組んでいけばよろしいのでしょうか。
また、会社を見かける基準のようなものはありますか。
なるほど。
よろしくお願いいたします。
なるほどですね。
これもあるあるでしょうね。
あるですよね。
でも会社を見かけるというのが最後についた瞬間に、この人たちがこの問題の下中で何を感じているのかなというのが微妙なところがありますよね。
見かけるということは、どこかで組織としての問題を感じているのかもしれない。
そうですね。
前半は上司の問題、人の問題として言っているけれど、組織としての問題として捉えようとしているのかもしれない。
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最初にちょっときついことを言う前に整理しておくと、たぶんこの方はあなたの成長のためにとって大事なことですよというようなことを言ってほしいのかもしれないね。
頑張っている自分がそういいんだよと頑張ってていいんだよと言ってほしい。
でもそこに若干そう思いながらも迷いもあるというか、別のところに行った方が自分のためでもあるかというところもあるわけですか。
たぶん辞めない方がいいよと言ってもらいたいと思う。
ということを言った上でイノシシさんは何と言うか。
2つあるんです。
この方自体に、これがちょっときつい言い方なんだけど、バリバリやってるんだと思う。
頑張れてるし、ある意味の業績というか仕事の成果も上げてるんじゃないでしょうか。
コミュニケーション上も人からも認められていると。上司からもお前が頑張らなきゃダメだぞって言われていると思います。
優秀だと思います。
なんだけど、気になるのは上司マネジメントという言葉とかね。
ありましたね。
つまり優秀がゆえに他をちょっと否定している気持ちがちょっと強すぎるかなという感じがされますか。
組織でこの方が、僕は会社辞めちゃってもいいと思ってるんだけど、辞めても同じことが起こるので、タイミングとしては覚えてほしいのは。
特に32、これね、自分はそうだったからね。
ありましたよね。この話ね、井上先生の。
めちゃめちゃ僕ね、この時期って論破することに快感を覚えてた時期だよな。
能力もありますしね。
だからすごい天狗になってたんで。
ちなみにこの方33とありますけど、井上先生ちょうどそのぐらいですか。
そう、本当にね、おかげさまでちょっと早めに課長とかにさせてもらった時期なので、ある意味右頂天みたいな。
あったですね。
あったあった。だから馬鹿に見える人が。
確かに、自分のことはみんなちゃんとしたってくるし、多分の人もちゃんと自分とは対峙してくれるぞみたいな。
上司も頼ってくれるし。
さらに上の上司から、お前だぞ、ポイントは。
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井上先生じゃない。
だから言ってんの。
その上の上司が。
さらにその上の上司が。
今の話、まんまですね。
だから人に指を向けてるところがあるんで、この時期の気持ちとして。
だから自分もそうだったから言うので、自分ができている、自分がやられている、他の人ができていない、それが問題だ。
できない人がいること自体この組織の問題だってなっていく、行きかねないので。
僕も30くらいの時、僕から誘われたことあるしね。
転職で。
ゆじこないとかって言われたことあるんで。
この年の優秀な方はね、外からの市場から引っ張られますよね。
だからちょっととちらかっちゃったけど、要はこの人が自分の気持ちとの向き合いっていうのはやっぱり一回ちょっと真剣に考えたほうが良くて。
状況の中において自分はどうすべきかではなくて、この状況はもう何とかするしかないわけよね。
この人が自分の仕事の出来が高いことに留まってんだらそれで良いし、それによって周りがダメだなと思ったら見かければ良いと思う。
でももし将来的に組織というものを上手く動かしたりとか、それこそよく言う自分一人の力ではない組織力を使って何かを達成させようという、その中でも実権を握れるような、そんな位置まで行きたいんであれば、これは最大のチャンスです。
いいですね。究極あなた次第というか、どっちでもいいんだけど、上は何目指すかという話ですね。
やっぱり組織の上の方に立って、別に出世したいという意味じゃなくてね、組織を使う側になりたいというのであれば、今最大のチャンスですね。
だって上がどうしようもなくて、その上からお前が頑張れと言われていて、他セクションだってどのコネクトだって自分がやってるよと。見合わない感じがあるっていうのは何が見合わないのかっていうと、大愚諸君かもしれないね、この人が今感じてるの。
そんなものは後からついてくるっていうのは自分でも思ってるし、そのうち評価が上がる。評価が上がるか上がらないかじゃないんだよね。自分が何を達成するかだから。だから今言ったように組織というものを使う側に行きたいと、もし思ってるんであれば、組織を使う最大のチャンス。組織というのは優秀な人だけでは揃っていないので。
だから、どんな人でも動かせるような。だから逆に言えば上司の方が権限持ってるから、下から上を、この人は上司マネジメントって言ってるから大丈夫だと思うんだけど、下から上を動かすってことはできない領域だと思って、ちょっと出来の悪い上司に対する不満だけが溜まるってことよくあるけど、動かしちゃいいんだよね。自分が思った方向に。
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さらに上の人がOKって言ってるんだから。チャンス。
それとね、もう一個ね、この人はやっぱり、この人のきつい言い方ではなくて、一個だけ気持ちの中で感じてあげなきゃいけないのは、やっぱり自分の周りに優秀な人がいないことの不足感みたいなのがある。
優秀な人ってね、何が一番嬉しいかって、優秀な人と仕事することになる。優秀な人と仕事して、やっぱり成果とか、なんかいろんな高いものをすごく手応えのある仕事ができたとき、最大に嬉しいんだよね。優秀な人って。
だから、でも組織っていうのは優秀な人っていうのは、それこそ分散して、5人に1人ぐらいに配置したいような感じがする。
優秀な人の隣にはなかなかいない。
いないでしょ。だから、優秀な人は優秀な人と組み合わせるっていう場を作るのは、もう一個組織マネジメント上の大切なテーマなんですよ。だからプロジェクトってあったりする。
で、何が言いたいかというと、この人は優秀な人だろうけど、そういう周りに不足感があるとしたら、で、他セクションともハブになるというか、言われてるんだったら、優秀な人探しておいでって。
しゃあない。
他のセクションで。で、その人と仕事してごらんって。ということを僕だったら言いたいですね。
その上でこの方ができることっていうのは、いったんまず探してみて。
うん。で、何の仕事か、その人と何が組んだらできるかは置いといて、何でもいいから、その人と組んでなんかやってごらんって。
で、この人はできる。その相手の上司とかがどうかはわからないけど、この人の今の環境であれば、そんな動きしても大丈夫。
まあそうですよね。上司の上まで目をつけてるような方です。
で、他のセクションとのこともね、お前だぞって言われてるわけで、潤滑油なんかお前だぞって言われてる。
そうですね。
だから、行って、ね、例えばこの人が営業で、開発の中にすげえおいついいなと思うのがあったと。
そしたらもうちょっと仲良くなってって言ってから始まって、こんなこと考えてんだけどどう思うとか意見交換から始まって。
そうなるだけでも、多分優秀だなっていう人だったら言うこと、お互いが言うことに対する反応も違うだろうし。
そうしたら嬉しくなるんだよね。楽しくなる。
そしたらこの組織バカじゃないって言ってられなくなる。
俺たちでどうにかしなきゃと。
そう。だから組織を、組織の力を使って大きなことを成し遂げたいと思うんであれば、そっちに向かった方がいいよねって。
12:05
1000人もいる会社ですから、優秀な方10から20人くらいはいるんですかね。
いるいる。
もうちょっといそうですね。
もうちょっといると思うよね。
1000人企業だったらやっぱりいると思う。自分の周囲の1000人の企業で自分の周囲で、例えば動き回る範囲が100人程度の間だとしても絶対いるからね。
そうですよね。3%でも30人ですからね。
いそうですね。
だから自分の担当業務大変だと思うんだけど、もう最大のチャンスだと思った方がいいかもしれない。
非常にこの方に沿った感じの。
でもねもう一個言っとくけど、そうじゃないんだと。やっぱり自分の実力素直に高めたいし、専門性高めて、ここの分野でトップになりたいんだって、プロフェッショナルになりたいんだと思うんだったら見限ってもいいよ。
なるほど。
どちらかと言うと、この人はどちらを目指しているのか。
ちょっとねそのお話を直接井上先生にお話ししていただきたいような感じがしますけどね。
何かまた回とかがあればぜひ井上先生に会いに行っていただいて、そういう話しつつでもいいですし。
今日の話を聞いて、自分どっちだったんですけど、具体的にさらにみたいな質問があればまたそういう面白い話もできるので、
ぜひ一旦話を受けて考えていただいて頑張っていただきたいですね。
はい。
というわけで本日もありがとうございました。
ありがとうございました。
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