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2024-06-21 16:00

第478回 「怒り」が生まれるほどの仕事が出来ているのか!?

第478回 「怒り」が生まれるほどの仕事が出来ているのか!?

井上健一郎が、組織・人に関わるあらゆる問題をわかりやすく解説する番組です。

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井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感
上上企業から中小企業まで、延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、
組織・人に関するあらゆる問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤克樹です。
井上健一郎の組織マネジメント研究所、井上先生、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
さあ、ということで、今日も行きたいと思いますが、
今日はですね、質問者の方、30代後半の総務で業務立て直しをした方からのご質問のようです。
はい。
総務ですね。
はい。
いきたいと思います。
はい。
入社20年になる中堅社員です。30代ですとありますね。現在、総務課で事務をしております。
3年前、オツボネ化した問題社員との交換人事を受けて、総務課の立て直しをお題目に配属されました。
人事に納得していないオツボネは引き継ぎ書も作っておらず、そのしわ寄せは全部私にかかってきました。
オツボネからいびられながらも未経験業務を行わなければならず地獄の苦しみを味わいました。
一時は起き上がることもできなくて不眠にも悩みました。
上司は相談にも乗ってくれず、オツボネを作り出した会社の責任は全て私が取る天末となりました。
自分なりに3年間乗り越えて、今年入社して初めて、今まで20年間働いてての初めてS-1での評価をいただきましたと。
その瞬間、絶望した私がおりました。
私が苦しい時に何もしてくれなかった上司や会社。
私が苦しみの上にやってきたことは何も聞く耳も持ってこなかったのに、評価だけはS-1ランク。
この悲しさは測り知れません。
これまで私のような人を作らないためにマニュアル作りや各部署との連携をしてきましたが、
それも一段落し後輩に引き付ける体制も整ったと思っております。
今後何にやりがいを見出したらいいのかわからなくなりました。
転職や辞職を考えておりますが、
こんなとき一体何を指標に選択をしていったら良いものでしょうか。
ということです。
普通っていう言い方がいいのかな。
一般的にっていうのはなんだろうな。
よくありがちになってたほうがいいのかな。
この方のような立場にならされちゃった人たちが、
取る行動をやめるでしょう。
03:01
不眠症になるほどのストレスや負荷がかかり、それでもやり切ろうとしてきた。
上司も助けてくれない。会社も何もしてくれない。
なんだよこの会社って言って、やめずにいたこと。
っていうことが、この方にとってとても大事なポイントなのかなと思います。
この方にとって大事なポイント。
よくあることは、「こんな会社やってられないですよ」って辞める方が多いと思うし、
逆に言えば、ある会社にも上司にも文句を言ってね、
「やってられませんよ」って言って移動願いを出すとか。
過大な負荷がかかっている状況を、勘弁してくださいよってところに行くのが普通なのに。
環境を自ら変えるか変えてもらうかって思考するのが普通なのに。
なのに、そこを乗り越えたっていうこと自体が。
乗り越えたエネルギーは、この方のある種生き方とか仕事に対する価値観であり、
どっかにそこに心情が隠れてる気がするんですよね。
それはもう良い悪いではなく、この方の価値観としての背景、心情がありそうだというところですか。
いいんだろうと思うんです。おそらく。
とても素晴らしい。
逆に言えば、そういう人が会社の中心にいてくれたら、
とても会社は良くなるなって感じがする。
この乗り越える壁の力とか見るとね、軽車騙しぐらいのものを感じますよね。
そうなんですよ。
評価されたのに、愕然ときてしまったということは、
たぶんこの方が何かを大事にやってきたことを、
人事評価の一個で片付けられてることに対する軽さっていうのがあると思う。
これ前回やった対話の話にもつながりそうな話ですね。
プロセス全部無視で結果だけの。
なおかつ助けもしてくれない人が、何見てそれを言ってるんですかっていう話。
お前が何が分かるんだというね、エネルギー。
逆に言えば、その常識の側から見ればね、
おそらく途中の不可苦労は知らないけど、
お積物さんの時代よりもはるかにいい仕事になってると思う。
絶対そうでしょうね。何もなくってところから。
素晴らしい仕事に変わったよね。おかげさんでってなってるから、高い評価をした。
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これは上司からすると当然なのよね。
上司としても喜んで付けさせてもらってるんでしょうね。
そう。
いや当然ですもんだ。ありがとうぐらいの。それが腹立つんでしょうね。
苦労のプロセスに関しても報いてるつもりかもしれない。
この方がやっぱり一番大事にしたいのは、
その負荷がかかって一生懸命やってるときに、
いかなる関係性を持ってみんなが協力し合うかってことがすごく大事だと。
いうところがあって、それをやってるんだったら、
評価なんかどうでもいいっていうところがある。
これって、仕事を進める中核人材としては素晴らしいことだと私は思うんですよ。
だってそういう人がいてくれて、評価なんかじゃないんですよと。
そんなもののためにやってんじゃないんですよと。
この一項一項を組み立てること自体にエネルギーをかけるっていうこと、
そしてみんなが協力すること、みんながある種やりやすくなること、
より良い仕事の質が上がることを目指してるからこそ負荷がかかるわけよね。
いい加減だったら負荷がかかんないわけですよ。
確かにかける必要もないですもんね、その負荷。
だって、大相撲さんがやってることだろってひも解きはわかるわけで、
でもそれじゃいかんと思うから頑張るわけで。
右も左もわかんないけど、仕事の進め方を組み立てるんだって、
じゃあこれって何の目的のために何すればいいかとか、
効率性ってなんだとかって考えるから、自分なりに組み立てられる。
これって素晴らしい概念の世界なのよね。
概念が組み立てられてなきゃできないのよ。
概念が組み立てられるという見方ね、確かに確かに。
だって引き継ぎくれないんだもん。
何もないんですもんね。地図上ですもんね。
ということは、この仕事はどうあってっていう全体像が見えない人からは、
方向論は落とし込めない。
より素晴らしさがどんどん引き渡っていきますね。
ということで、マニュアルまで作れてるってことは、それが極めて表現できてるってこと。
そして後輩にまで引き継げてるね。伝えるところまで行ってますもんね。
ということはね、私が言いたいのは、
意識の中での仕事に向き合うという姿勢と、
その概念というものを組み上げられて、
そこから具体に落とし込むという思考の力。
おそらく間違いなくこの方は強いと思う。
なので、この会社を辞めるか辞めないかではなくて、
自分の仕事の在り方がより活かされる場所はどこか。
もしくは自分のやり方を活かして、
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もっとこの会社が良くなるとしたらなんだとか。
つまり自分の力のある意味、発揮場所をベースに考えたほうが私はいいと。
もともとのこの責任もそうだし、概念化する力とか思考力というものがあるので、それを?
それが自分にとってのある種武器だということをある種信じて、
これを使って何をしたいかってことを自分の中に問いかけてほしい。
変な悪い言い方だけど、どうでもいい女子ながらどうでもいいのよ。
会社がそういう評価をして何見てるんですかって本当のことがわかってくれてないじゃないですかっていうことに
スイッチ入れないほうがいいのよ。そっちじゃないから、大事なことは。
この方にとってのね。
そんなとこで、普通は評価大事ですけど、そんな次元で仕事してるんだよというものがあるんで。
そういうことよ。
今江戸さんが言ったように、S-1という評価をいただくことで何かが完成させたわけじゃないですけどって。
それが本当に気持ちですよね。
なんでわからんのですかね、最近の。そっちに心寄せてもらえれば。
でもそういうことそういうこと。
だからそういう意味では、私が思う想像以上に環境としてはいい会社じゃないのかもしれない。
だったらね、そうかそうか、この会社として新しい方向に向かうということができないなって思うんだったら、
それはそれでやっぱり一つの判断基準にもなる。
評価ってね、すごい……。
こういう方にとっては邪魔くさいものにもなるんですね。
要するに評価って、わかってくれてるかどうかがポイントなんだよね。
評価が高いか低いかじゃないんだよ。
ないんだよね。それを今回は教えていただきますね。
なので、悪い評価だって納得する人は、この上司に言われるんだからそれは納得する。
この上司がいつもから、日頃からちゃんと関係性を築いてくれて、
アドバイスもくれる、苦言も呈してくれる中で、
君はねってちゃんと言ってくれて、だからこの評価だよ。
これって納得だよね。
納得ですね。
納得形成。
納得って、話の合理性と話してるその人自体の納得性、信頼性みたいなのが合わさって納得できる。
上司との関係って言ってもいい感じですかね。
だからこの人はどんな評価をされようが納得しないのよ。
逆に言えば、高い評価してお茶を濁してんじゃないの?っていうことが……。
12:01
まあそれが見えちゃうんでしょうね。
腹が立つというかね。
そうなってくると、最後の何を指標に選択をというのが一つ。
やっぱりそれをもって活躍、活かせる場所は何なのか。
極端な話ね。
自分で独立するような方向のほうが、こういう方って活かされたりしません?
この辺ちょっと情報が足りない中ですけど、どうお考えですか。
今遠藤さんが言ったことを、私今ちょうど言おうとしたことなんです。
だから自分が何やりたいかとか、逆に言うとこの世の中で何したいかとか、
どんな役に立ちたいかとか、自分は何に興味があるかとか、
ちょっとそっちに向かってみたらどうですか。まだ30代なんだから。
それを見たときに、あ、私にはやるべきことがある、やりたいことがあるって思えたら、
そしたらもう行っちゃいなさいなんだよね。極端なこと言うとね。
本当に会社を辞めるとか転職するときに、このエネルギーを持って辞めれるかってものすごい大事ですよね。
だってこれをどう見たって逃げてないですもんね。
ただ言うべきことは最後会社に絶対言うべきだと思いますけどね。
お世話になってきたからこそね。
だからもしかすると、この会社をもっとより良いものにするための人格人材にならなきゃいけないのかもしれない。
もっと言えばね。そっちもあるかもと。
かもしれないですよ。
それだってこの人がもしかして、自分が本当に真剣に向き合いたい、
自分に負荷をかかってでもやってみたいことは何かっていうのが、
なんかふーって会社の中に見つかるんだったら、
そこにいい評価もらったんだな、移動願いだって聞いてもらえるかもしれないし。
逆に言うと、やっていくべきタイミングで、それがないんだったらもうちゃんと言うことを言って、
次の転職、辞職、そして企業なのかどういう道なのかまだ見えませんけれども。
いやー、すごいですね。この文章からそこまで見れますか。
久々にやっぱり胃の上ブシ出たなって感じしました。
どう考えてもどう推測してもそうなるよなって感じの話の展開だからね。
普通の会社で管理系の人がSの評価をもらうってなかなか難しいんですよ。
だからこれ相当だと思う。
この方の評価に対する受け取り方っていうのはわからんでもないけど、
それをつけた会社側として認めてる領域っていうのはすごいよねっていうのはわかる。
いやー、このS-1をつけた足りない上司も聞いてほしいですね。
自分が何が足りてないのかね。
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これ聞いてくださいっていうわけにはいかないか。
ちょっとこっちで流しておくとかね。
これ聞いたことあるぞみたいな。
まあ、というところでね。
ぜひまたこの続きありましたらぜひ一緒に考えていきたいと思いますので、
質問を寄せいただけたらと思っております。
終わりましょう、井上先生。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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