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2015-10-09 13:47

第27回 『No.2との意見衝突が頻繁に起きています・・・』

第27回 『No.2との意見衝突が頻繁に起きています・・・』
井上健一郎が、組織・人に関わるあらゆる問題をわかりやすく解説する番組です。
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井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感
上場企業から中小企業まで延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、
組織・人に関するあらゆる問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、ナビゲーターの遠藤和樹です。
井上健一郎の組織マネジメント研究所第27回
井上さん、本日もよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
最近、質問がよく来てまして、またいただいているんですが、
今日もよろしいですかね。
あまりお時間もないので、質問を早速読みたいと思います。
今回は、システム会社社員20名の社長さんから、
あの人からいただいております。質問を読みたいと思います。
私は、自らエンジニアの先頭に立ち、技術者として、
社内管理・営業においては、友人を専務に置き、役割分担してここまで来ました。
しかし、ここに来て、専務との意見の衝突が頻繁に起きています。
1社員からは、2人の意見が違うため、どうしてよいかわからないという悩みを打ち明けられ、
頭を悩ませています。
よく、友人との共同代表は解散することになると聞きますが、
やはりその一途をたどることになるのでしょうか。
アドバイスがあればいただきたいのです。よろしくお願いいたします。
はい、わかりました。
決して悪い2人のカップリングじゃないと思うよね。
社長がエンジニア、技術者で、
ナンバー2が経営を見るってね、戦後かけあがったホンダもソニーもそうだからね。
そうですね。
実装の形になれるはずなのに、何が起こっているんだろうかって話なんですけど。
大きくは、両者があるんだろうな。
社長さんから来ているので、社長さんで自分に指を向けて考えてほしいんだけど、
意外と、俺が社長なんだけどって思い強くないかなって気がするんだよね。
この方が?
やはりズバッと来ますね。
会社法的には社長で代表取締役が必要だり、社長という組織上のトップは必要なんだけど、
エンジニアとかシステムとか、ある種ものづくりもそうかもしれないけど、
新しいテクノロジーを追っかけていくよっていう時には、技術の先頭を走っている人が社長であるのは決して悪いことじゃないと思う。
経営視点でいうと、新しい技術開発ってまどろっこしかったりとか、
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それで本当に大丈夫なのって思う途中経過がたくさんあるので、
でも技術者は、完成のビジョンに向かって今全く違う、できていないものを向かわせるっていうことをやっている人たちだから、
ビジョンに向かってやっているよっていうことと、経営のビジョンに向かうのは非常に似ている構造なので、
だから夢追い人でいいんだと思うんだよな。
社長は。
だからもっと夢を語って、どこへ行くかだけを一生懸命示す。
やっぱり決して、じゃあこうしましょうっていうのを任せる方、専務院。
今日はここだけじゃわからないんですけども、この方はそれをやった結果衝突しているわけではないんですかね。
それをやっていて衝突することがあるとしたら、ないと思う。
あるとしたらないな。
ちゃんと割り切っていれば委ねると思う。
役割分担をちゃんと分けている。
それと正直言うとこの社長の方向の見方が甘いんじゃないかと思うんだよね。
どういうことですか。
ナンバー2から見えて、はっきり見えてこないじゃない。
ここに行きたいという思いが。
専務から見て。
思いが弱いんじゃないかなと思うんだよね。
技術者の方って結構多いじゃない。
ぎっちりとした技術でやっているから、新しいテクノロジーとか夢をちゃんと見ているのに言葉にしない。
っていうそういう表現力がそういうところに長けていなくて、技術の方に行っちゃう。
専務とかはね、逆にきっとコミュニケーション能力というのがいわゆる高そうです。
営業とかやってる人。
そういうことが重要だということが分かっているんだと思う。
自分なりに語っているんじゃないかな。代弁して。
ただ曖昧すぎてどう翻訳していいか分からないし。
で、そこが違うとかってなってしまう。
じゃあちゃんと教えてくださいよみたいな。
だからもうね、明らかに見せるっていうことしかないと思うのよ。社長さんの役割として。
絵を。
ただ、どう行くかはごめん、やってって。
行きたい世界観は表現するから、そこに行く方法は。
考えてみたいな。
連れてって、僕が追っていく感じですか。
こうそうするとね、素晴らしいNo.2になるような気がするんだよ。
だって二人で組んでて失敗はしてないみたいだから。
ここまで来てる過程ではね。
ここまで来ましたって書いてありますからね。
この悩みで言うとNo.2の言っていることが多少問題あるのかもしれないけど、
No.2が意見が違うから困ってるという問題でっていう感じはあんまりしないように。
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なるほどね。
確かにNo.2が無本を起こしたとか、そういう話ではないですからね。
意見が違うんでしょ。
衝突して頻繁にそういうのが起きてると。
だから、もしかするとNo.2の人は良かれと思って進言しているかもしれない。
そんなんじゃ舌がちゃんとついてこないかもしれない。
わかんないですよ、みたいな。
そうすると一つは、今の話ですと社長さんがもっとビジョナリーにではないですけど、夢語ろうぜと。
ロマン語ろうぜと。
すごくそう。
やっぱりね、何人来たっけ?20人くらいだっけ?
20人ですね。
これから発展していこう、もしくはシステムなんかの世界で言うと競合も多いし、
その技術の出来不出来も含めて目に見えない世界の中にある。
けれども、技術者たちのお互いの言語の中では、
こうやったからこのプログラムだからこういう風になったとか、
そういう風に組んだんだとかっていうテックとかね、
テクニカル的なところとかいろいろあると思うんだよね。
でも、要するにうちはそれを使って何したいのかっていうのを、
もっと明確にしちゃった方がいいのかもしれない。
例えば、ありきたりな言葉かもしれませんが、
ビジョンみたいなものをもう一度再考して明確に掲げてみるとか。
ビジョン、もしくはコンセプト。
コンセプト。
私たちの何の力を使って、どういう人をどうしたいか。
ちなみにですね、この社員さんから、
2人の意見が違うためどうしていいか分かりませんって話が来てるらしいんですけど、
ここについてはどう?
具体的なやり方みたいなところに、
例えば社長が、いわゆるプログラマー、技術の方だったんで、
技術に関して専務が言っていようが何だろうが、
意見の違いだとか捉えないと思うんだよ。
つまり、両者が同じ、両者が言っても当然の場面、
つまり方向性とか、お客への考え方とか、
女のお客を切っちまえ!
もしくは、何言ってるんですか、だめですよって、こういう違いだと思うんだよ。
だから、分かんなくなる。
そこでも価値観が違うみたいな話になっちゃうと。
だから価値観は明確にしてほしいんですよ。
価値観で語ってるなら、社長の価値観を優先。
社長の価値観優先。
ただ、ビジネスの進め方っていうところで言ってるなら、
専務の価値。
実現、具現者ですからね。
ビジネスの進め方の問題ですか、価値観はあってますよね。
だけど、進め方としてどうするかの話ですか。
そもそも価値観を基に判断することですか、この2つだと思う。
価値観と進め方。
有名な話だけど、本田さんなんかがある時からビーって自動で、
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アンテナが、今はそんなアンテナないけど、
アンテナが自動的にビーって上に伸びるっていうやつを開発して、
技術者たちが、社長見てください、いいでしょって言ったら、
バキッて折ったって言うんだよね。
何が釣れたんですか。
これ、ここに子供の顔があったらどうするんだ、
目に刺さったらどうするんだって言ったら。
つまり、我々は、もしかしてそういう危険があるようなことは作らないっていうのを
価値観。
それは社長側を優先。
でも、やっぱりそれを作ることによって、こういう競争がある。
それがもし社長が、面白いねと言えた以上は、
じゃあどうやってこれを強みとして伝えるかっていうのが今度の方法論なので、
これはきっと社長じゃなくて、
先生のほうが得意だと。
っていうときには、逆に社長はそこは委ねなきゃいけないし、
委ねなきゃいけない。
ただし、社長が絶対的に折れたくない価値観であれば、
それは価値観として腹を張って話すしかない。
この話を価値観と勧め方の話になりますか。
なるほど。
じゃないとね、例えば営業の仕方の話で社長が言ってる、
もし口を出してるとしたら、本人が感じてる。
価値観に触れてるはずなのに。
勧め方のある手順を言ってるわけじゃない。
例えば、そんな提案書じゃなくて、
もうちょっと丁寧に作らないとプレゼンができないだろうな、
ってことは言ってないはずなのに。
もし言ってたとしても、
そんなプレゼンテーション資料だとっていう上には、
じゃあこの価値観が伝わらないと。
伝わらないとか、もしくはそんな値段でやりたくないとか。
ということは、
伝わらないと。
伝わらないとか、もしくはそんな値段でやりたくないとか。
っていうことは言ってるかもしれない。
それはどっちかから言ってるか。
もうそろそろお時間が来てるんですけども、
会社ってフェーズが変わっていくと、
社長自身の価値観を若干変えていかなきゃいけないようなこともあるじゃないですか。
そうすると、ちょうど20名とか来て、
初めは2人とか3人とかでガーってやってたところから、
ボンとこうなって体勢できて、
社長がこう、
全部から見ると価値観の移行期じゃないですけど、
なんか昔の価値観と変わってるとかっていうのが起きがちかなと思ったんですけど。
価値観の話で言うとそうね、確かにそう。
それをやるのは、
もう1個あるのは、
これで価値観って浸透しなきゃいけないので、
会社にね、意味がないので、
もう1個今みたいな話で、
会社員が戸惑ってるって言ったら、
どうしたらいいかなじゃなくて、
お前はどう思うんだって聞いてあげればいい。
社員に?
社員はどう思ってるか思って、
全部出させちゃうよ。
20人ぐらいならできるから。
ある案件に関して意見が違うなら、
みんなどう思うって、
それ否定しちゃダメよ。
避難しちゃダメ。
全員で話し合おうよ、
っていう文化にしていく。
12:00
それは、政務と社長が衝突した案件に対して、
お前らどう全員やるんですか?
で、なぜ?って。
で、それはさっき言った、
価値から来る話なのか、
進め方の話なのか。
で、コメント。
俺はこういう価値観でこの会社を作っていきたい。
どう思う?って言ったら、
みんながそれに賛同するんであれば、
そうですよね、にならず。
賛同しないんであれば、
そういう価値観で行くんですか?
って問いかけが来る。
社長さんの仕事だよね。
君らはどういうビジョンで行きたいんだ?
って語って、
出てくるんならいいけど、
いや、あくまで俺はこう思う。
って語ればいいと思う。
なるほどですね。
そういうことだったんですけど、
話としては、
価値観とその進め方を
わし分けして見ていく。
いやー、
ちょっと普通に面白すぎて、
一番納得してしまったんですが。
なるほど、分かりました。
本日もありがとうございました。
ありがとうございます。
遠藤和樹です。
本日のお番組はいかがでしたか?
番組では井上健一郎への質問をお待ちしております。
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それではまた次回お会いしましょう。
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