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スピーカー 2
これね、企業家の情報発信編、この前やったじゃないですか。
あれにちょっと近いと思うんですけれども。
これからは多分、メディアを作っていくのが企業家の仕事になると思うんですけれども、
作るの大変なんすよ、みんな。X投稿するのにも結構苦労してる人が多くて。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
ライトな方法ないかなと思ったときに、しゃべることはできる人が多いと。
YouTubeでしゃべったことをPodcastにもするし、ノート記事にもするし、ツイートにもするし、
インスタグラムの画像にもするっていうのが、去年まではできなかったけれども、
今年になってからAI使えばかなり簡単にできるようになったんですね。
スピーカー 1
確かに確かに確かに。
要はそれまでって切り抜き動画っていう形で、ある程度フォロワー数があって、
増すそうに広がるよみたいなものは、ひろゆきさんがただただ質問に答えていくだけみたいなもの。
でも勝手にいい感じで切り抜いて、コンテンツとして再利用してくれたけど、
まだまだそこまでフォロワーがいなかったりとか特化する人ってそういうのに乗っかりにくかったのが、
AIでテキスト記事だろうが、動画の分割だろうが、それをイラストにするだろうが、
プレゼン資料にするだろうが、みたいなのが、この3ヶ月でやばいぐらいに進化してるもんね。
スピーカー 2
ヤバいですね。もうほぼ、今現在2025年の4月なんですけど、
ジェミナイの2.5のプロを使うと、感覚、世の中のライターさん、
要は取材受けてライターさんに書いてもらったもののうちの上位、スーパーに入るぐらいの出来のものが一撃で出ますね。
スピーカー 1
そうですね。僕も今、7月発売予定で新しい本書いてますけど、
ほぼほぼもうひな形の原稿は作れるようになりましたね。
スピーカー 2
そうですよね。昔だったら喋ったことをライターさんが書いてくれるみたいな手法って出版業界でよくありましたけれども、
そこのプロセスを普通の人でもたくさん喋って、話に詰まったらGPTに質問投げてもらってとかでやっていくだけでも、
多分ビジネスショップっぽいのは作れちゃうんだろうなと思ってます。
スピーカー 1
そうですね。特に2つ良くなって、1つはエージェント機能があるから、ファクトチェックだったりとか文脈の補強だったりとかっていう風に、
ちょっと中途半端なところまで喋ってるところも、ほぼ完成後に近い形で情報を交換してくれますよっていうのが1個と、
あともう1つはやっぱりリーズニングですね。推論が強くなったから、全体構成とかが上手くなったんですよね。
スピーカー 2
上手くなった。めちゃくちゃ上手くなりましたね。
スピーカー 1
だから逆に、前回の番外編でも話したけど、逆にだからこそダラダラたくさん喋ったほうが、
後からAIが綺麗に構成まとめてくれることを信じてあっちこっち喋るっていう方が、むしろ今の、何だろう、
件数らしさが現れたりとか、今のタイミングのことを思いつくままに喋ったら、今のキーワードがまとまってくるみたいな風に、
分散的に喋ることの方がむしろ結果的にその人らしさを表彰するみたいな感じになってきますよね。
スピーカー 2
そうなんですよ。しかも多分、AIってデータの枯渇が問題になると思っていて、
特に例えば、僕が去年の2月に何考えてたかってデータってもう二度と手に入らないじゃないですか。
スピーカー 1
確かに確かに。
スピーカー 2
でも毎朝1時間ぐらい喋ってると、それが全部残ってるってなると、ちょっと有利なんじゃないかなと思ってるんですよね。
スピーカー 1
だから後からデータが文脈にしてくれるし、後から件数がやることの判断とかにもプラスになるし、AIの進化を信じてデータを貯めておく。
スピーカー 2
そうですね。まさに年間これだと240時間分の話した内容がたまるし、それがまたいろんな取材受けるとかYouTube出るとかでもたまっていくし、
もちろんこのポッドキャストでもそうだしっていうので、ノートも毎日書いてるしってなると結構な情報量があるので、
これを統合してこういったものを作ろうとか本作ろうとかが、1年後はもっと簡単になるだろうなと思った時に、
データ貯め続けたもん勝ちじゃないかなっていうのもありますね。
スピーカー 1
いやでもさ、言い方がいいけど件数の影響力にしてはさ、YouTubeのチャンネル登録者の伸びとかも少ないじゃん。
スピーカー 1
毎朝って、朝って結構生産性高い時間じゃないですか。その1時間ぶっ込むって、結構成長実感が少ない中によく毎日あんだけ時間使えるなっていうのがさ。
すごいよね、あんた。
スピーカー 2
でもまあ毎日やるって決めたらやるだけなんで別に。
何このかっこいい子。
モチベーションとかいらないわけですよ。
スピーカー 1
ほんとかよ。
スピーカー 2
でもなんか別に朝1時間喋ってるだけなんで、用意とかを作らないってやってるんですね。用意しないに企画も立てない。
1時間経ったら終わるぐらいなんで、正直もうほぼお客さんと雑談してるぐらいなんですよね感覚的には。なんで負荷は低いんですよ。
なので全然大丈夫ですね。
スピーカー 1
まあそういう意味では、企業家とか経営者って他の人に比べて毎日新しいネタが一乗生きてるだけでピンクッとされてる生き物だし、毎日毎日やることが変わるから、そういう意味では確かに習慣としてなんか配信してよっていうとできる生き物なのかもしんないね。
スピーカー 2
そうですね。あとはちょっと逆説的に、なんか喋んなきゃいけないっていうところから調べるっていうのをやるっていう習慣も生まれて、例えば今日話したら困ってる人にお金とか貸すと逆に恨まれるみたいな話ってよくXとかで聞くなと思って、
その現象って何が理由なんだろうっていうのを心理学とか行動経済学の知識を使って説明してもらおうっていうのをちゃんとGPTとやってて、そこでまたまた内容を喋るってやると自分も勉強になるしお客さんも面白いみたいなこういうことができるので、そういう意味では結構いいですね。
スピーカー 1
たしかにね。これ僕もちょうど昨日やったんですけど、過去書いた、オバラ教授多いじゃないですか。フッタさんって一つ、実は4年前にAIの戦略本を書いていて、この本を著者と一緒にO3使って一緒にアップデートするっていうプラスAI対談っていうのをやったんですよ。
要はAI時代に一番大事なのって、今の時代にタイムリーな問いを立て入れることが財産になるから。
特にディープリサーチだと10分ぐらいかかってたものが、O3だと2分ぐらいで結構いいインサイトくれんじゃんっていうレベルまで推論の遂行が高くなってるから、そうすると今みたいなお金を貸した方が恨まれるって、これって社会学的に心理学的に理論を説明してみたいなことをO3言ったら実際帰ってくるもんね。
スピーカー 2
そうですね、まさに結構帰ってくるし、こういったことをひたすらやり続けるとインプットも増えるし、インプットされたのがすぐアウトプットされるし、しかもAIの結果をペロッとノートに貼るとかだったらやっぱり読んでもらえないので、人が喋ってるっていうところに価値があるので、そういった面ではいいので、小原さんもぜひYouTuberになりましょう。
スピーカー 1
そういう意味では僕の場合はクローズ空間でいっぱい実はやってるので、僕ってどっちかっていうと勝手に押しかけてって、勝手にいろんな人にメッセージをギブで押し付けて、その結果が返ってきたら、あなたの返ってきた結果をO3でさらに遂行するとこうなりましたみたいなこと返してみたいなことをひたすらやってるので、そういうログがずっと残ってってるっていう。
確かにね。
オープン型じゃなくて、僕はダイアログ型でそこをひたすら貯めているっていう感じですね。
確かに。
特にやっぱりディープリサーチ以降勝手に、昔小澤さんがさ、他の子だったかなVCが勝手に俺がお前の事業のCEOだったらこういうことをやるみたいなことをみんなで提案し合う合宿みたいなことやってたじゃん。
スピーカー 2
ありましたね、ありました。小澤さんがやってましたね、この前ゲストで出てくれた。
スピーカー 1
あれを個人でできる時代になったから。
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
だから勝手に今日もある大学教授の、今年のシラバスって多分こうすると面白いんじゃないですかねっていうのを、僕が勝手にディープリサーチとO3で磨いたやつを送りつけて。
面白いね。
ここがちょっと反応したよみたいな。一個でも反応返ってくると、じゃあそれまた深掘りましたみたいな話をやったり。ある著者の方が、多分投稿してくださいっていう見合いで完成原稿の2個手前ぐらいの原稿を送りつけてきたので、勝手に僕が遂行して。
こっちの方向性とこっちの方向性に2分岐があって、どっちで進化させますか、この後本みたいなことを送りつけるみたいな。
スピーカー 2
面白い。
スピーカー 1
そういうふうなことをやっていくと、同じように問いが立って、自分なりの進化するみたいなことをやってたりするよね。
スピーカー 2
いいですね。僕のしゃべったデータとかをたくさん入れたものと、今AI時代にどんな社会変革が起こるのかみたいなことを考えてもらったものを混ぜて、僕って将来どうなりますかみたいに聞いたら、複数事業渡りがあるクリエイティブ系CEOインフルエンサーって出てて、すごいあってそうと思ったんですよね。
スピーカー 1
そうなんよ。だから結局、あくまでAIってむちゃくちゃ高度な、起点を提供されるとその周辺情報を集めまくって予測をするモデルなので、結局起点と文脈っていうものがやっぱりAIを動かすために大事になってくるから。
スピーカー 2
確かにこれ、この前もゴーの三浦さんとトバシェフとAIについて対談するっていうのをやったんですよ。
スピーカー 1
不思議な組み合わせだよね。
スピーカー 2
不思議だなと思ったんですけど、でもそこでも結論やっぱ起点力だったんですよね。
始める力があるかないかで全然違うと。ちょうど都知事選にも出た庵野さんが始める力っていう本を出して、それも完全に起点力の話なんですよ。
っていうので、やっぱりAI自体起点が大事っていうのは今の話聞いて本当に思いましたね。
スピーカー 2
それあれば僕はツイート文言もノートも書きますよってやってるんですけど、これが一瞬でできちゃうんですよ。
なので、実は今までXの経営者の投稿を手伝おうとしても、ネタがないっていうのとネタ出すのにすごい苦労するっていうのがあったので、
そこって実は別に人と1時間話せばガンガン出てるやつを素材としてもらえれば、ノート記事とかX作れますよっていうのができるんですね。
これがAIによって超簡単になったので成り立つっていうイメージですね。
スピーカー 1
寺田 そっかそっか。リパーカスって、もともとは1つの資源っていうものを他の目的に再利用するということを戦略的に活性化させていくっていうのが意味なんだけど、
デジタルコンテンツ自体になってくると、ひたすら普段何かのきっかけで喋ってることが、その人の目的意識だったりとか、その人の今考えてるオピニオンだったりとか、
っていうふうにいろんなものが内容モジュラルになるから、じゃあこのYouTubeをブログ記事に変えてみたりとか、来週は何かどこかの講演の資料に変えてみたりだとか、
場合によってはそういったものを社内向けにやってったら、それが実はお客さま向けのウェビナーになったり、新しい転職してきた人に対する最初の説明資料になったりみたいな形で、
もう一つの素材を作れば動画からテキストからプレゼン資料からっていう形も変われば、入社員向けの資料からお客さんの営業向けの動画までみたいな形で組み替えるのが本当に楽になった。
スピーカー 2
そうなんですよね。まさに本当にその通りで、例えば毎日朝会やってる会社とか全部録画しておいて、Googleドライブとかに入れておいて、
例えば1年分たまったらこの会社が何を大事にしてるのかの新人研修の時の資料を作ってくれるとかできちゃうんですよね。
みたいなことも結構大事ですし、例えば面白かったのがゾス・ヤマモトさんという元光通信の方の、結構今YouTubeとかでも出てる人がいて、スタイルとしては昭和の経営者みたいな結構詰めるし怒るみたいな人なんですけど、
何やってるかというと、常になんか若手がずっと撮ってんすよ、撮影。仕事中。僕一回会ったことあるんですけど、ずっと撮ってんすね、本当に。で、何か面白いシーンがあったらそれをすぐTikTokとかに上げてんですよ。
ヤマモトさんが演技したりとか、わざと怒ったりとかではなくて、本当に怒ってるシーンを撮って切り抜くから面白いっていうのをやってるんですよね。
これ多分、もしかしたら、それこその有名な社長とかだったら、ずっとカメラ誰かが回しといて、データとして貯めておいて、切り抜きした方がいいな、切り抜くとか、それからノート記事書くとかをやってあげるって時代は来ると思いますね。
スピーカー 1
そうですね。だからやっぱり組織っていうのは特に、結局日々の振る舞いの蓄積とか日々の決断の振る舞いの蓄積が文化に変わって、文化の蓄積っていうものが、それが結局その会社としての価値観というところのミッションビジョンバリューのバリューに昇華していくから。
そこら辺あるし、あともう一個思ったのは、一方で誰もがコンテンツを簡単に発信できる時代に、ものすごい大事なキーワードはオーセンシティなんですよね。
スピーカー 2
オーセンシティ。
スピーカー 1
オーセンシティ。要は、その人は常にその人らしいっていう。
スピーカー 2
そういう意味なんだ。
スピーカー 1
だから単純に言えば、とってつけたように喋った話って説得力持たないじゃないですか。
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
でもやっぱケンスって昔からそうだから、やっぱりそうだよねって言うと、また新しいこと始める時もしょうがねえなって一緒に冒険してくれる仲間がいるっていう。
オーセンシティっていうのは、あなたは今までこうしてきたから、次もきっとこうし続けてくれるから、私たちは信頼できるよっていうのがオーセンシティリーダーシップで。
そういう意味では、ゾス山本さんっていうのは本当にゾス3.0って文化を体現されてる人だから、細かく切り取っていったとしても、その中に山本さんらしさっていうのが常に内在化しているから、そういうものにたくさん触れていくと、結果的にこの人は本当に信頼できる、こういう生き方をしてる人なんだなっていうことが浮き上がってくるってことなんだよね。
スピーカー 2
まさに彼の主張は、自分のスタイルが良い悪いではなくて、経営者が嘘つくのが問題だと。自分の会社はこういうふうに対応しているから、これが良いと思う人が採用して入ってくれればいいし、これが嫌だと思う人は避けてもらってもいいと。
外で綺麗なことを言って、中ではパワハラっぽいことをやってるとかが一番良くないよねって言ってて、それ多分その通りだし、今後これがすごく重要になりそうで、会社も綺麗なミッションとかバリューとか作ってしまいがちだが、本当に1年間話された社内会議の話からAIがこういう会社、こういう価値観ですよっていうのを出したみたいな方が、
もしかしたら正しいよねって時代が来るんじゃないかなと思います。
スピーカー 1
そうだよね。だし、特にAIがその人らしさという文脈を覚えていけば覚えていくほど、その人らしい次の、さっきケンスが話してた、起点っていう話と文脈っていうのを掘り込めば、AIがその人らしいその時代の文脈に合わせたものをサポートするようになるから、そこはむちゃくちゃやるね。
だし、実はその辺って経営理論でいうと、ウーダループみたいな話とか、センスメイキング理論とか、いろいろ説明できるんで、機会があったらその辺の解説をまた、ペルソナ編みたいな話でやってもいいかなと。
スピーカー 2
いいですね。
これ、AI時代のもう一つのポイントとして、使い捨てができるとか、今までコストかかってたから、毎日変えるとか無理だったことが変えられるってあるじゃないですか。
そうですね。
なので、もしかしたらミッションとかバリューも半年に1回会社のロゴを見て、AIが決めるとか言語化してあげるっていう風にすると、常にアップデートされてるとかも発想としてありそうですね。
スピーカー 1
ありますよ。だから結局、ミッションのバリューもビジョンも、みんなが判断するときに迷うとか、もっと言うとブレて、あっちの人はこっち行くけどこっちの人はあっち行くっていうのが、一番経営にとって資源の無駄遣いなわけじゃないですか。
そういう意味で、ミッションビジョンバリューをブレなくすることによって速度を上げていくっていうことだと定義すると、結局で言うとAI時代っていうのは、毎日ミッションビジョンバリューが変わったほうが、むしろみんなに腹落ち感があって、ブレなくなるから結果的に早くなるっていうこともあり得るよね。
スピーカー 2
あり得るし、たぶんミッションバリューを知らないけどAIに聞いたらこの会社っぽい判断をしてくれるみたいな。
スピーカー 1
あるあるある。だから例えばわかりやすい話で、Googleっぽいねって言うのって、Googleは言語化してはいけないって言ってるからね。
スピーカー 2
へー。
スピーカー 1
なぜならば言語化した瞬間にそれを守ろうとすることを正解としちゃうから、官僚っぽくなっちゃうんだよ。
スピーカー 2
確かに、Googleとはスピードだって言われたらスピードが一番大事になってしまうみたいなことですよね。
スピーカー 1
それってGoogleらしさじゃなくてスピードを追求してるだけですよね、になっちゃうんで。
あえて言語化するなってGoogleらしさは言われてたんでしょうね、僕はいいところは。
スピーカー 2
それは面白いですね。
スピーカー 1
それと同じでAI様の中にあるらしさみたいなことが延々に溜め込まれていて、みんなは対話を通してやる。
だから基本的にはらしさとは問いだからね。
答えを与えてくれるものではなくて、みんなが〇〇らしいを追求したいなとか、〇〇らしく世の中をしていきたいなって日々問いを続けていくと世の中がそっちに向かいやすくなるから。
スピーカー 2
おー、なるほど。