尾原
ハイパー起業ラジオ!
けんすう
ハイパー起業ラジオ!
というわけで、今日は番外編になります。実はこの放送で1周年なんですよね。
尾原
そうですね。ちょうど1年前の11月22日に開始をさせていただいて、なんと1周年になりました。
けんすう
1周年になりました。ありがとうございます。
ありがとうございます。
そしてそれを記念して、初めて外部の方をゲストにお呼びしてお話し聞こうかなと思っています。
前回はプロデューサーの樋口さんに出ていただいたんですけれども、本当に外部ゲストというのは今日で初めてです。
尾原
初めてなんですよね。ドキドキですよね。
けんすう
というわけで早速ご紹介したいと思うんですが、本日のゲストはLINEヤフー株式会社代表取締役会長の川辺健太郎さんです。よろしくお願いします。
川邊健太郎
川辺です。どうもよろしくお願いします。LINEヤフーです。
けんすう
知らない方はいないと思うんですけれども、自己紹介もほぼそこそこでググってくださいで、情報出ちゃうかなと思うので。
川邊健太郎
そこはYahooで検索してくださいと言ってほしかったですね。
尾原
確かに。
けんすう
失礼しました。
というわけで早速お話聞いていきたいと思うんですけれども、まさに検索していただくとわかると思うんですが、川辺さんはもともと大学生の時に起業されて、
その起業が当時のYahooに買収されて、そこからYahooの中でプロデューサーなどを経て今のポジションに行かれていると思うんですけれども、
ご自身的にはやっぱりスタートアップ業界の人っていう感じが強いんじゃないかなと思ってるんですが、その認識であってますか。
川邊健太郎
もちろんです。出自は自分が学生起業家でしたし、その後の入ったYahooないし、ソフトバンクグループもずっとスタートアップのつもりでやっている集団ですから、
やっぱり日本をあるいは世界を活性化させて元気にする存在っていうのはスタートアップであり、そこに自分も身を置いていたいという気持ちがずっと強いですね。
けんすう
なるほど。でも例えば他の人って大企業の中にいてもう一回自分で起業しようみたいな道を選んでいる人もいると思うんですけれども、川辺さんってもうずーっとその中にいてスタートアップ的なことをやってるっていう感じですよね。
川邊健太郎
そうですね。
けんすう
それって理由はあるんですか?
川邊健太郎
たまたま僕が起業したのは1995年でして、いわゆる商用インターネットの世界っていうのが出てきたのがその年だと思うんですよね。Windows 95が出たのがその年ですから。
そうするとその1個の会社が大きくなるとかいうのもそうでしたけれども、産業そのものが生まれてインターネットサービス産業ですよね。これが生まれて大きくなっていったのとほぼほぼ自分が働いていた期間同じなんですね。
来年で私起業して30年経ちますけれども、この30年間にインターネット業界っていうのは生まれて大きくなっていったので、産業そのものを見てきた感じが強いんですよ。
そうすると当然この産業って誰が作ったかというとスタートアップたちが作ったことは紛れもないですけれども、一方でその中で大きくなっていった企業がこの業界を中心にいたっていうのも紛れもない事実だと思うんですね。
その代表格がおそらくはそのテックジャイアントと言われるGAFAMの企業なんですけども、その中にあって日本においては楽天ですとかリグルートですとかあるいはソフトバンクヤフーなんかがそういういわゆるテックジャイアントに一致する会社だったと思うんですよね。
そうするとそっちに身を置いている方が業界そのものを牽引しているとか作っているという感覚がすごく強かったんで、正直そっちの方が面白くて夢中になってやってたらあっという間に30年経ってしまったと。連続企業をしている暇がなかったと。そんな感じですかね。
けんすう
なるほど。そうですね。95年から今ちょうどインターネットが発展した30年ですもんね。
川邊健太郎
そうですね。たぶんこの番組なりこの2人で1年間話し続けてたでしょ。それだけでこの2人が話し続けてるってちょっとキモいですけども。
同じようにね。たぶんここで1年間話してきたような情熱とか夢とか熱意とかそういうのを持って当時未来予測をしてたわけですよね我々。実際本当にそこで予測をしてた通りになったしむしろ予測を超える何十倍も超えるほどにこの情報革命みたいなものが進んだので。
けんすう
それにずっと第一線で見置き。やっぱりお二人もそうでしょうけども。私はユーザーの反応中なんですよね。反応中ってのはオタク用語ですよね。反応中毒ですね。
川邊健太郎
やっぱりユーザーの反応中なんで何千万人の人にこのサービスを届けて反応を得られるっていうのはやっぱり大きなヤフーみたいな会社にいたからこそずっと得られてた反応中毒だったんじゃないかなと思いますね。
けんすう
でもヤフークラスになると反応がもう本当に大規模すぎて社会的責任とかも大きいじゃないですか。そういったところで何かやりづらいなぁみたいなことってないんですか。
川邊健太郎
社会が求めることであれば人々が求めることであればそういったリスク管理みたいなものとか個人情報の管理みたいなものはもちろんちゃんとやるべきかなと思っています。
これもインターネット産業の発展と連動した話だったかなというふうに思っていて、私が最初に電脳大というスタートアップをやったときに作ったサービスじゃないですけど試みでおばサーチエンジンっていうのがあったんですよね。
カラオケのシダックスのロビーにていろんなおばさんの顔を撮りまくっていろんなおばさんの顔を検索できるっていう画像検索の走りみたいなサービスをやってたんですけども、こんなの今絶対ダメですよね。
おばサーチエンジンなんて無許可でおばさんたちの顔をいっぱい上げまくってましたからね。
フェイスブックも実はあれですよね。ハーバード大学のミスコンというか、どっちの顔が好きっていうのを生徒の名簿の写真を使ってどっちのが好きっていうのを単にひたすら見ていくみたいなサービスが始まっていて、あれも個人情報のハックそのものでしたよね。
そういうのことが許されていた時代からだんだん影響力が大きくなっていって、そんなのやっちゃダメよともっと安全に管理しなさいとか、そのデータは個人のものですっていうデータナショナリズムみたいなところまで含めていろんなことが起きてきた30年だったし、それは発展していく上では避けて通れないことだったんじゃないかなと。
だから逃げるんじゃなくて真正面から受け止めてきちんと社会的に包摂していくっていうのはYahoo!がやってきたことかなと思います。
けんすう
確かになんかYahoo!ニュースとかにコメント欄ついた時、僕とか結構衝撃的でこれYahoo!できるんだと思った記憶がありますね。
川邊健太郎
Yahoo!に25年いるわけですけれども、これは自分じゃなかったらできなかったって仕事は2つぐらいあって、そのうちの1つがヤフコメですね。
あれは私がニュースってそれまで記者クラブとかいろんな構造があって、ニュースは提供される側と提供する側しかなかったわけですよね。
そこの双方向性がなかったわけですけれども、ニュースに基地つけんなみたいな文化が既存メディアの中ではあったわけですけれども、それに双方向性を与えるのがインターネットカンパニーとしての使命であると勝手に捉えて、
まさに真正面から情報提供元をくどいて、あの手この手でコメントを入れていった。しかも最初に対応してくれたのはG通信社だけでしたけれども、その後粘り強く各社をくどいていって、今やカナエのニュースにそれがつくようになったというのは、
自分の仕事のスタイルが粘り強さとか、そういう使命感とか、そういうのでやっている側面が強いので、あれだけは自分じゃなかったらできなかった仕事かなと自負しています。
けんすう
なるほど、今コメントがないヤフーニュースなんて考えられないですもんね。
川邊健太郎
いわゆるステキニスといわれる粘り強さがあれがあることによって生まれてます。
けんすう
そうですよね。同じニュースをもう1回見に行こうとなりますもんね。
川邊健太郎
そうですね。世間相場を知れるっていうのが大事なことかなと。
けんすう
ちなみにもう1個の仕事って何ですか?その2つのうちの。
川邊健太郎
2005年だったかな。もともと私が起業したきっかけの大きな1つは阪神大震災というのがありましたけれども、その後2004年か5年に新潟中越地震というのが起きて、同じ年にバンダーチェの大津波が起きて、また災害がクローズアップされたのが2004年か5年なんですよね。
その時にパッと思って、もうその頃スマホじゃなくて携帯インターネットも十分小原さんたちのご尽力により流行ってましたから、テレビとか見てなくてインターネットばっかり見てる人たちって津波のことを知らないでいきなり津波に遭ってしまったりするんじゃないかなと思って。
緊急地震速報、緊急地震速報じゃないですね。いわゆる今ヤフーとかの全画面に震度3以上の地震があると、地震がありましたみたいのが出たりですとか、あと津波警報が出ると出っ放しになりますよね。ヤフーとかLINEの画面に全部。あれを私が2005年にやったんですよね。
その時のパッションはやっぱりずっと今話してきてるようにインターネット産業がどんどん浸透してきて、既存メディア見ないでインターネットばっかり見てる人たちが出現したときに、この人たちにこれから津波があるよっていうのを教えなきゃいけないみたいな使命感があって。
だけど全画面に、全ページにそういう震度速報とか津波警報出すのってすごい大変なんですよね。社内調整が。どうやってやろうかって考えたときに、そんなタグが入ってないわけですよね。全ページに。
だけど唯一入ってたのがあったんですよね。それは我々ヤフーが広告ビジネスで生計を立ててたんで、広告のタグだけは全部のページに入ってたんで、その広告のタグを一定時間。震度速報だったら1分間とか。
その間は広告をカットして、こういう地震がありましたっていうバナーを出すっていうのをやったんですよね。津波警報に至ったら1時間とか2時間とか平気で出てて、その間広告出なくなっちゃうわけですよね。
技術的にはそういうことはできるけど、広告部門あるいは経営サイトとしても売上が減るようなことをできるかみたいな感じで大反対になるわけですよ。
これを先ほどから申し上げているような使命感と粘り強さで何とか出すようにしたっていう。
尾原
なるほどね。
けんすう
一方でそのスタートアップから見ると、LINEやYahooさんってすごい大きな企業なのに、
新しいサービスとかもどんどん開発されて、しかも当ててくるみたいな風に見えていて、
正直ちょっとLINEやYahooに優秀な人が多すぎて勝てないみたいな声も聞いたりするんですよ。
これちょっとスタートアップ側に川上さんがいたとして、
LINEやYahooみたいな会社があった時にどう戦うべきかみたいなお知恵ってお借りできないですか?
川邊健太郎
そうですね、今のこのケンスさんの問題設定に関して一旦ちょっと結論を2つ言うとね、
一つはそんなことないですよ、勝つ方法ありますよっていう話が一つと、
もう一つはいや我々だって今度もっとでかい、我々の自家総額で言うと100倍差のあるテックジャイアントと戦わなきゃいけないんで、
優秀な人を集めて経営統合までして戦ってるんですよっていう、その2つの側面があるわけですね。
2つ目の話はちょっと置いておくとして、1点目の話をするとそんなことない、勝てますよということですけども、
以前ですね、私はいつだってスタートアップの味方だと思ってますんで、
本来その手の内を明かすみたいなのは良くないんですけども、
2018年のIBSの道場っていうところで、スタートアップによる大企業の倒し方っていうプレゼンをして、
それが今でもかなりYouTube上で見られてますんで、詳しくはぜひそちらをご覧いただければと思いますけれども、
3つあると思うんですよね、スタートアップによる大企業の倒し方っていうのは。
1つ目はリソースの集中ですよね。
これはそもそもスタートアップとは何ぞやっていうことですけども、
何かしらのニッチなマーケットを作り上げていって、そこでの圧倒的なドミナント化していって、
企業として横展開して大企業になっていくっていうのがスタートアップの定義だと思うんですよね。
ニッチから始まり横展開によって大企業になっていくと。
ニッチのままで終わったらおそらくそれは中小企業っていうことなんだと思うんですけども、
そのニッチがいっぱいあるわけですよね、インターネットの場合は新大陸が1個生まれちゃったみたいなもんですから。
どれが大きくなるかわかんないわけですよ。
まさかSNSがここまで大きくなるなって誰も思ってなかったですよね。
だって人の雑談ですよ。
人の雑談がこんな大きくなるなって思ってなかったわけで、
それはそこが大きくなると信じてそこにのみリソースを投入しているミクシーとかフェイスブックとか、
そういう会社が勝ったわけですよね。
一方で大企業っていうのは当時SNSが出てきた頃でいうと、
例えばeコマースとかものすごいやらなきゃいけないとか、
検索がもっと大きくなるから検索にもリソースを割こうとか、
川邊健太郎
あるいはメディアのサービスでいうと動画化しようみたいなこととか、
いろいろなニッチがいっぱい発生してて、
どれが勝つかわかんないけどもリソースは大企業があるわけなんで、
どれにも参入したんですよね。
けんすう
なるほど。
川邊健太郎
そうするとリソースが分散されるので、
例えばの例で言うとスマートニュースが、
再びアプリというユーザー体験の中でニュースを再編してた時に、
おそらく多分200人とか人雇ってやってたと思うんですよね。
40億円とかすごい資金調達をして、
ニュースだけに200人とか投入するわけですよ。
一方でヤフーニュースは当時も非常にジャイアントでしたけども、
ヤフーの場合は数千人の社員の中で120ぐらいのサービスやってるわけですから、
割る120しちゃうだけでスマートニュースのニュースにかけるリソースに対して、
ヤフーニュースにかけてるリソースっていうのは多分半分ぐらいしかいなかったはずですよね。
けんすう
確かに。
川邊健太郎
そうすると局地戦においてリソースを集中してるスタートアップと、
常に局地戦においてリソースが分散的である大企業だと、
実はその一対一で見た時にはスタートアップの方がリソースが多いってことがある。
はいはい。
おまけに昔は資金調達ができなかったんですけど、
今はもうVCが発達してきていくらでもその軍資金も投入できるので、
これが一つは勝ち方としてスタートアップの人たちが勝てる方法としてあるかなと思ってます。
けんすう
確かにリソースで大企業に勝てないと思いがちだけど、
集中すると普通に勝ってるってことですね、お金も人も。
川邊健太郎
これは戦い方でももう有名ですよね。
それはコテンラジオ見てもらえればと思いますけども、
ハンニバルの時か、スピキュアアフリカヌスがハンニバルと戦った時に、
ハンニバルは軍隊3つぐらいに分けてたんだけど、
スピキュアアフリカヌスは全部一軍にまとめてその3つを個別に叩いてたわけですよね。
そうすると全軍としてはハンニバル軍の方が多いけれども、
一対一の局地戦でいうとスピキュアアフリカヌスの方が人数が多かったみたいな、
そういうことが起きるわけで、
これはリソースが分散しがちな大企業に対してスタートアップができる、
まず必ずやるべき戦い方ですよね。
2つ目が情報を隠してしまうということで、
上場前までは開示しなくていいですよね。
官報で開示があるだけで、情報を開示しなくていいわけですよね。
逆に言うと上場している大企業っていうのは、
IR活動を通じて3ヶ月ごとに細かなKPIまで含めて、
自分たちの戦い方と進捗状況を公開しちゃってるんで、
今こういう状況なのねとか、こういうふうに戦おうとしてるんだっていうのが、
手に取るように分かってしまうわけですよね。
一方で大企業から見たニッチな、ある局地戦においてリソースを集中させているスタートアップは、
何をそこで行ってるか全然分かんないんですよ。
我々が苦戦したのはやっぱりメルカリで、
メルカリがその当時、ヤフオクがセリのコレクションアイテムの中古のC2Cをやってたのに対して、
メルカリは固定価格の処分品ニーズのC2Cの中古品販売をやっていて、
全然違うマーケットになりつつあったんですけども、
そういうことは今後知恵で振り返って言ってるだけであって、
当時は何が起こっているのかさっぱり分からなかったんですよね、数字がないので。
こっちが奪われているのか、新しいマーケットが誕生しているのか、
よく分からない中でメルカリがどんどん大きくなってしまって、
後知恵で考えると、我々と違うことをやってたんだと。
処分品の固定価格の中古マーケットという違うことをやってたんだとしたら、
こっちはイノベーションのジレンマみたいなことは起きないので、
思いっきりそっちにも参入すればよかったのに、
ヤフオクみたいなことをやってるんじゃないの?
みたいな感じでイノベーションのジレンマが起きて、
こっちは上手くメルカリ対策ができなかったみたいなことが起きていて、
これも何もかも情報がないことによって起きてたんですよね。
けんすう
なるほど、情報がなかったからヤフオクとカニバるんじゃないかと思って、
参入があんまりできなかった。
川邊健太郎
これは話でいい話なのか分からないけれども、
このポッドキャストほとんど誰も聞いてないって話を聞いてますから。
そんなことないですよ。
話しておくと、この間タイミーの小川君と結構議論したんですよね。
小川君は上場1年かな、遅らせたんですよね、確かね。
ついこの間上場したんですけども、
この1年の遅れっていうのは組織的には上場を目指してたから、
1年遅れっていうのは結構ストップオプションをもらってる人たちの
失望感も含めていろいろあったけど、事業的に見ると
あの分野のショットワークの分野のいろんなことが
けんすう
今参入してる競合ですよね、メール借りだとかリクルートだとか
そういうところにバレなかったということによって
川邊健太郎
決定的に重要な1年だったっていう総括をこの間知ってたんですよね、彼が。
なるほど。
僕はそこで自分がやっぱりIVSで行ってたこと間違ってなかったなと
すごい確信したんですけども。
情報を隠せるっていうのはものすごい強みなんで、
川邊健太郎
今結構、今も私B出しキャンプに参加するために
福岡に来てこの収録してるんですけども、
結構その今年は特に何て言うんでしょう、
ちょっと言葉は悪いですけど骨粒な状況が多かったと思うんですけども、
本当はその隠せる期間を大いに活用して
けんすう
かなりデカいっていうか競合が追いつけないぐらいのところまで
隠れて成長しちゃってからIPOする方が
僕はいいんじゃないかなと思ってますよね、大企業の倒し方として。
川邊健太郎
っていうのが2つ目ですね。
でもタイミング見てまさにと思ったのがやっぱりうまくいってるなってなってから
ウェルカリもリクルートも参入してきたんですけど
やっぱバレるとそういうことになるんだなっていうのはすごい思いますね。
バレるのが早いと、これすごいブルーオーシャンなんだとタムもデカいと
尾原
戦い方こうなのねってバレちゃうとあっという間に大企業が参入してきますから
バレないで過ごして強みを作り抜いちゃうっていうのがすごい大事。
これ上場するとバレるっていうのは1つあると思うんですけど
他に何か情報を隠すべき、隠すために何やったらいいかとかってありますか?
あとはもう不眠症っていうか転職によってバレちゃうことが
当然その辞めた人は一応手費義務結んで辞めるでしょうけど
ニュアンスの中でわかっちゃうわけですよね、人が移れば。
川邊健太郎
やっぱりその期間はなるべく人が辞めないようにするっていうのは大事なんじゃないでしょうかね
ストックオプションとか使って
だから小川くんのさっきの話はすごい迫力ある話なわけですよね
人が去られちゃって情報がバレるリスクと
一方でIPを延長することによって情報がバレないリスクと
両方をハラハラドキドキしながらやって
結果を追いつけないところまで行ってから上場してるっていうことを
なるほど確かに
ストックオプションがあるからその1年で辞めちゃって情報が漏れる可能性もあったけれども
ストックオプションをもう辞めてどっか行っちゃうっていう可能性も延長するとあったわけだけども
逆にもっと大きくなった時にIPをしたらもっと資産ができるかもよっていう
ストックオプションの魅力で引っ張るって
どっちにしても人がいなくならないようにする
別にストックオプションだけじゃないですよ
たぶん事業の魅力とかの方がはるかに人を引き止めていく上では重要ですけども
とにかく人の移動によってそれはバレてしまいますから
実際今オープンAIがライバルのAIめっちゃ育ってきてるって