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2025-03-26 38:19

#50 保育士・看護師に社会人経験は必要?多様なバックグラウンドがもたらす保育の新しい可能性

現役保育園看護師のチロ先生と高校の同級生たちによる保育の情報ラジオ「ホイクベースラジオ」。

今回は「保育や看護の現場に、社会人経験はどれほど必要か?」をテーマに語り合いました。保育は専門性が重視される一方で、多様なバックグラウンドを持つ人の参入が新たな視点や活性化をもたらす可能性も大。逆に保育の経験が企業など他業界でどのように活きるのか、といった話題まで幅広く展開。最後には“国会議員も一度保育現場を体験すればいいのに!”といったユニークな提案まで飛び出します。ぜひ最後までお聴きください。

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BGM : MusMus

サマリー

保育士や看護師の社会人経験の重要性が議論されており、多様なバックグラウンドを持つ人々が保育現場に入ることで新しい可能性や価値が生まれることが期待されています。社会人経験が保育にプラスになるとの考えが示され、様々な職業経歴が保育士や看護師の仕事に役立つ可能性が強調されています。このエピソードでは、保育士や看護師の職業における社会人経験の重要性を考察しています。多様なバックグラウンドが子どもたちの支援や育成にどのように役立つのか、また保育の現場におけるコミュニケーション能力や観察力の影響について語られています。保育士や看護師における社会人経験の必要性について、多様なバックグラウンドが保育に新しい可能性をもたらすことが議論されています。特に、業界のデジタル化や外部の視点が保育の発展に寄与することが強調されています。

社会人経験の重要性
こんにちは、保育園看護師の千尋先生こと佐藤です。
合同会社黒船の川尻です。
本日、セントスコスト基礎は、全然言えない。セントスコスト基礎君はですね、ちょっと別件のお仕事ということでお休みでございますが、
2人のラジオです。
よろしくお願いします。僕たちは高校の同級生で、保育業界向けの新規事業を作ろうと日々頑張っております。
このラジオでは、現役の保育園看護師である僕千尋先生と、保育は未経験だけどスタートアップで働くお二人が様々なテーマについて語りながらも、
保育や保育園看護の面白さだったり、奥深さについて発信していけたら良いなと思って続けている、そんなラジオです。
今回はお二人なので、どんなテーマで話していきましょう。
はい、テーマはですね、保育士、あるいは保育園看護師に社会人経験をあった方が良いのかという話を千尋先生の話を聞いたり議論したりしたいなと思っています。
レッツディスカッション行きましょう。よろしくお願いします。
違うテイストのラジオになりましたが、社会人経験があった方が良いかどうかっていうところが論点ですかね。
はい、軽く前段をお話しすると、僕自身はですね、実は両親が先生をやっていまして、
公立の中高、小中間、小学校、小学校の先生をやっていまして、でもよく先生、教師っていうと、大学を卒業してそのままなるので、
ある種、社会人としてのサラリーマン的なビジネスパーソン的な働き方を経験してないから、言い方より少なくとも社会のこととかあんまり分かってないんじゃない。
だからある種、一回社会を経験して、会社勤めを経験してみても良いんじゃないみたいな議論がたびたび聞いたことが僕はあったので、
これって保育士さんとかどうなんだろうみたいなのがちょっと気になったので、長先生とお話ししてみたいなと思った次第です。
多様性の利点
ありがとうございます。でも確かに保育士も看護師も、日本ね、その専門職として、何かしら学校に入るか試験受けるかをすると思うんですけど、
特に看護師だったら絶対看護学校行かないと取れないし、保育の場合も短大出て実務経験があって、
試験受けるか、もしくは保育系の大学を卒業して卒業と同時に資格を得るかとかだと思うんですけど、
まあ往々にしてその業界で働き始めることの方がほとんどだと思うので、そんな点で言うと先生と同じです。教師と一緒です。
ほとんどの人はいわゆるビジネスパーソンではない状態でキャリアをスタートする。
でも、なんとなく学校の先生よりも保育士さんと看護師さんの方が慣れる気がするんですよね。
看護師だったり保育士になるルートが開かれてはいるので、特に保育士さんなんかはいろいろと保育士不足が叫ばれた中で、
試験の制度がちょっと変わったりとかいろいろあって、僕も保育士の資格働き始めたから取ったんですけど、
結構試験が年に2回ぐらいその時あったりとかして、受けてる周りの人結構幅広い年代の人いらっしゃったので、
だからそれこそ全然保育畑じゃなく取ってるような人もいたでしょうし、
あるいはずっと保育園で働いてきたけど保育士って資格を持ってなかったから取ろうと思ったような人もいるでしょうし、
全然違う業種からって方もいらっしゃるでしょうし、
そういった意味で言うと、教師よりはいろんな社会を経験してきて保育園で働かれているっていう方も一定数いるのかなっていう気がする。
そもそももうすでに議論動向ではなく現実としていっていらっしゃるっていうのが前提としてあるんだ。
先生と比べるとってとこですけど、
確かに先生って僕ら出会ってきた中で多分いないよね。
自分が今までお世話になってきた先生のバックグラウンドあまり深くわからないですけど、
でもなんか基本ね、ずっとこの道何十年ですか、新人ですみたいな先生の印象には残ってるんで。
またね、小中と高校、大学と別だとは思いますけど、
でも小学校の先生なんて、やっぱり1年生とか2年生とか持つ先生はみんなエテランな先生が多いようなイメージがあったりするし、
そもそも社会人を経験して何か指揮を受けてなれるものでもないでしょうしね。
大学を出て教員の免許を持ってないといけないですよね。
教員の場合はね、その教員免許とか特定の学部の特定の単位を取ってないといけない。
いろんな条件の難易度がまた違いますからね。
でもある意味、確かにビジネスを経験したからこそできることみたいなものは、
保育も看護も教職もあるかなと思っていて、
なんか変な話、僕は大学時代ずっとプライダルのバイトをしてたんですけど、
一種のバイトではあるけど、その業界のサラリーマン的な経験が多少なりと思う。
そこに今あったら全くない人よりは多様な人間関係を経験できたとか、
なんかそういうところは役立ってるのかなって思うし、
保育に関して言えば、僕はもっと多様な人間が保育という現場で働くことは、
友達にとっても決してマイナスではない、むしろプラスに働く可能性が高いんじゃないかなっていう気はして、
みんながみんな勉強してきました、保育士ですっていう人よりも、
プラプラ大道芸人みたいな保育士やってますみたいな人の方が、ちょっと引き出しが面白そうだなと。
一番あるパターンとしては、専業主婦されてたりとか、ちょっと働いてたけど、
お子さんの出産とかをきっかけに一回リタイアして、でも隙間時間が空いたから保育園で働き始めてみたいなママさん。
そういった方もいらっしゃると思うんですけど、でもそういった経験があるだけでもやっぱり落ち着きがあったりとか、
売れなさみたいなものがあったりとか。
そういう意味で言うと本当、多種多様な業界の人が保育に集まってきたら、
もっともっと保育園っていう場所がもっと良くなるというか、もっと面白くなるんじゃないかなっていう気はしますね。
もちろん先生はさっきの最初のポイというか、質問で言うと賛成派というか、もっといろんなバックグラウンドの人が来てくれたらいいのになっていう派閥の人なんだ。
っていう気がしてます。教職もそうかもしれないけど、結局保育も保育って人と人が関わることが一番メインなお仕事じゃないですか。
何よりも子どもと保育者が関わりを通じて子どもたちが成長していくっていうところを支援していくのが保育士のお仕事なので。
もちろん子どものことを勉強して分かっていって支援していくっていうのはもう大筋なので、骨組みなので、それは絶対的に大切なんだけど。
ビジネス視点の必要性
すごい言い方悪いですけど、それだけだとちょっとつまんないぐらいな気持ちがちょっとあって。
やっぱりうち僕が働いてる保育園とかでもDIYがすごい得意な先生がいらっしゃる。
ピアノを弾くのがすごい上手。ピアノとか保育でもやるかもしれないけど、
一般的な保育の学校ではなくちょっと音楽系の大学の中で保育の免許も取りましたみたいな先生とかだとすごいピアノ弾くの上手だったりとかもするし。
実は芸人を目指してましたみたいな。
そういうバックグラウンドのある先生とかと子どもを引きつける力みたいなのが全然違ったりとか、
大人と子どもではあるけれどもいろいろ起こっていて、
なんかすごいこう、ある種カオスな状態ではあるかもしれないけど、
すごくクリエイティブで面白い瞬間もたくさんあって、
子どもの発達においてそれはプラスに働くんじゃないかなっていう気が、
そうそうはないですけど。
実際ね、そちろん先生の周りにいる人間を見てもいろんなバックグラウンドの方がいると面白そうだなっていう感覚がある。
そうそう、そんな気がするんですよね。
面白いね、逆に今お笑い芸人さんとかDIYが得意とかピアノみたいな話だったけど、
うちろん先生的にじゃあもっとこういう会社で働いたことがあるとか、
こういう経験を持っている人が保育の現場に来てくれたら面白そうなのにみたいなのってあったりするの?
こう思うのは、ちゃんとした企業というか、
ちょっと大きい一部上場企業だったりとか大企業みたいな。
例えばわかんないけど、ヤフーとか。
そうねそうね。
そういうちゃんとしたところというか。
やっぱそれなりに組織としてもいろんなノウハウが詰まっていて、それらを大得して、
かつちょっと年次がいい方、要は管理職ができる方が、
縁にもしいたらどうするんだろうな、どうマネジメントしてくれるんだろうなとか。
やっぱこの保育の業界って、みんなすごく頑張ってはいるけど、
それこそビジネス的な視点っていうのはどうしても少ないし、
数字の管理とかが強いか弱いかで言ったら弱い方の人が多いと思うし、
やっぱり人間関係が一番ネックで、特にやっぱり女性が多い職場だからっていうのもあるかもしれないけど、
なかなか開かれてはいないし、
そういういろんな課題がある中で、
そういったいろんな人間を束ねてきた経験がある人とか、
それこそもっとビジネス的に苦しい時期をみたいに乗り越えて、
でもワンチームで頑張ってきました。
ちょっと体育会なイメージもあるかもしれないけど、
でもそういう人がみんなを束ねて引っ張っていくぐらいのポジションにもしいたら、
どうやっていくんだろうな、それが良い方向に動くのか、
そういった人でもやっぱりこれは難しいって思う感じなのか、
なんかやってみてほしいなってすごい思うんですよね。
面白いね。
今までそういった方が保育園に行くってことはないじゃないですか。
確かにね。
お子さんを預けるという視点ではあったことはあるかもしれなくても、
仕事として行くっていうことはまずないよね。
だし多くのそういう本当いろんな企業で働かれてる保護者の方が、
実際に保育園で体験的に保育されたりとか、
お子さんと一緒に遊んだりとかっていう機会があるんだけど、
保育士さんって本当すごいですよねみたいに声かけてくれる確率がすごく高くて、
とても自分じゃ無理ですみたいな感じで言うんだけど、
半分本音かもしれないけど半分建前もあると思うから、
あなただったらこの構造どういうふうに変えますかとかすごい聞きたいんですよね。
ここ無駄だよねとか、ここもっとこういうふうにできるよねとか、
いや、ここのやり方ちょっとこうじゃないと。
なんか我々が抱えてる仕事がもっとスムーズに回せたりとか、
そこはもっとうまいことやれるとか、
なんかそういうノウハウがあるんじゃないかなっていう気がすごい、
ビジネスから保育園に流入してくることで保育の中が活性化していくような、
そんな気がするんですよね。
実際現場にいてもらうっていうのがね。
確かに効率が全てでは当然ない世界じゃないですか、
環状労働みたいな側面はあるので、
その徹底的な効率を突き詰めて、
その動線がどうのでとか、
なんか分かんないけど、
そういうオペレーションと呼ばれるようなものに特化しようっていうのは違うかもしれないけど、
とはいえ全くないっていうのもそれはそれでなんか不健全だもんね。
そうそうそうそう。
なんか多分ずっとその業界にいるからこそ、
当たり前になりすぎて見えてないものってたくさんあると思うんですよ。
で、なんかやっぱ病院とかぐらいシステマチックに役割が決まっていて、
環境が整っていて、
特にやっぱ医者がいてっていうところで、
看護師の役割ってすごいはっきり明確にあると思ったけど、
なんか保育園ってそこが基本的には保育士オンリーだから、
なかなか難しいところがあるなと思っていて、
看護師が歴史の中でね、
看護師としての地位と技術と専門性を積み上げてきた背景には、
枠に医者という存在があったからこそ、
医者が看護師にいてもらわないと困るっていう風に言ってくれて、
初めて看護の地位が一個グレードが上がったような感覚があると思うんですけど、
なんか、全業種の偉い人たちから、
いや、保育士がやってもらわないとこれは無理だよねっていうお墨付きを得られたら、
保育の価値って今まで以上に大切なんだってみんなに気づいてもらえるんじゃないかなっていう、
そんな思いもちょっとあって。
なるほどね。
なんかちょっと話は変わるんだけど、
えっと、
さっき冒頭に言った先生に社会人経験が必要だっていう話の、
必要だと思う側の一、なんていうか、理由としては、
実は先生って子供たちをマネジメントしないといけないし、
リーダーシップ的に引っ張っていかないといけないし、
関係者、直接相対してる親とか、校長とか教育委員会みたいな、
俗に言うステークホルダーと呼ばれる、利害関係者もたくさんいるから、
そう言えばそうだよな。
たくさんいるっていうので、そういう能力って結構ビジネスパーソンの人たちもやりがちだし、
特にマネジメントを勉強しましょうみたいな意識が高い人とかも結構いる世界だから、
こそ役に立つよねっていうのがありやすいと。
もちろん小学生、中学生に対大人のマネジメントがそのまま使えるかって言ったら、
そんなことはないんだろうけど、
知らないより知ってた方がいいよねっていうのはあると思う。
という時に、保育園において必要そうな能力とか、
こういう経験スキルがあるといいよねとかって、
どういうものになるんだろうね。
保育士と看護師の経験の重要性
でも、全部繋がるは繋がるような気がするんですよね。
これは僕の持論なんで、異論は本当に大歓迎ですけど、
全ての事象と全ての学問は全て保育に繋がっていくと勝手に思ってて。
これすごいよね。
鶴先生の全て保育つなげ力はね、すごいからね。
いや、それこそ医療の例で申し訳ないけど、
こういう病気がありますよってなって、
病気だとわかりません。
発達障害とか、神経発達症っていう言い方を医療だとするんだけど、
小学生とかになって、
読み書きにちょっと得意な感じが後々になって出てくる。
学習、知的な障害はそこにはないんだけど、
喋れるんだけど、読むのがすごく遅い、苦手とか。
っていう時に、いわゆるLDって言われる学習障害、
原曲性学習障害とかいろんな呼び方が、
一般的にはLDっていう形で認知されてる障害があって、
それって、小学生になって、その時期になって、
すごい顕在化してくると。
それがやっぱりそのまま、
うまいこと支援だったり治療に結びつかないと、
そんど二次障害的に、今度そこから勉強が嫌になっちゃって、
とか自己肯定化が下がっちゃって、
ちょっと不登校になっちゃって、
っていう、そっちの方に行ってしまう率が高い。
でも、このLDかもしれないみたいな、
早期の気づきみたいなものって、
実は文字を書いたり読んだりする前の段階から、
実はわかるというか、
要は、就学前の保育園、入院時期に、
本来だったら文字とか、
そういったものに自然と興味をわくようなタイミングがあるんだけど、
やっぱりそこに全く興味を示さなかったりとか、
何個かそういう項目があって、
それって保育園の中で実は気づける、
セスメントとして捉えることができるポイント。
っていうところで言っても、
保育園でこれに気づいてあげられていたら、
実はもしかしたらこうかもしれないみたいなところから、
そのお子さんの支援だったり、
じゃあこういった関わりをしていこう、
みたいなことが、
トータルそのお子さんのその後の人生にも関わってくるんじゃないですか。
なるほどね。
だから保育現場で、
そういう一人一人の気づきみたいなところを、
すごい大切にできたら良いなって、
多様なバックグラウンドの影響
やっぱりそういう話を聞くと思うんだけど、
ちょっと話が逸れちゃいましたけど。
でもそれぐらい、
当たり前に普段見ている入院時期の育ちの中でも、
気づけることはいっぱいあるよっていうところが一つと、
なんというか、
例えばね、
建築業とか、
建設業とか、
一級建築士とか、
そういった仕事ってパッと見保育と関係なさそうだけど、
でもだってさ、
お絵かきしたりさ、
積み木積み上げたりとかっていうその空間認識能力だったりとかさ、
クリエイティブに何かを作っていくみたいなところって、
その種がすごく綺麗に育って、
上手に伸びていったら、
そういう力になって繋がっていくじゃないですか。
なるほどね。
ビジネスにおいても、
相手とこういうコミュニケーションを取るとか、
ちょっとずるい心理学的な感じでさ、
最初ちょっと引いてみたいな。
ちょっとちっちゃく言ってみてとか、
でもギリギリでひっくり返してとか、
ああいう心理が働く状態に至るまでに、
要はそういった心理的なうまいやり方が通用するまでの間に、
まずその素養が、素児がないと絶対できないじゃないですか。
その素児を育てているのは入院時期で保育園の時期なので、
やっぱりその時期にコミュニケーションをたくさん取って、
いっぱいいろんな遊びをして、
みんなと一緒にやっていくみたいな力があるからこそ、
ビジネスパーソンとして今、あなたが活躍できているんだ。
という捉え方もできる。
逆さ的に言えば、当たり前だよね。
みんなその時期通るんだから当たり前なんだけど、
それだけ大切なんだっていうのがあって。
今話をしたいと改めて思ったのは、
いろんな経験値を保育に役立てる。
どんなスキルでも保育に役立つよっていう話じゃないですか。
今話のベクトルがずっと、
僕がそういう設定をしたからなんですけど、
他の能力を保育に持ってくるとしたらみたいな話。
中小的に言うと。
逆のベクトルもあるのかなっていう気もしてて。
保育というものを経験したことで、
ビジネスパーソンというか、
そういう別の会社にとってはこういう生き方があるよねみたいな。
こういうものが経験としていけるよねみたいなことも。
なんかあるのかなという気がしたというか。
なるほど。
でも、なんというか、なんでしょうね。
その対象だったり、
その仕事の対象だったりによっても変わるかもしれない。
もちろん保育士をやっていたからこそ、
子供相手の仕事だったら絶対ね、何だってできるだろうし、
子供のものを考えるとか、アパレルもそうだし、
おもちゃメーカーとか、
学習図形の、
ああいうところだったら、
即戦力にはなり得るんじゃないかなっていうのは一つある。
でも全然関係ない、例えば、
工場で何かこう、ライン作業とかをね、
やるってなったとしても、
なんというか、保育ってやっぱり対子供だけじゃないから。
職員もそうだし、保護者もそうだし、
コミュニケーション能力がやっぱり高い人が多いので、
学的ね。
そういった意味じゃ、ある意味、
チームとして、マネジメントしていくみたいな力の、
素養はみんなあるんじゃないかな。
そこは鍛え方次第でできるんじゃないかな、
っていう気もするし、
記録を書くし観察する力があるから、
観察するっていうことをちょっと変えたような仕事を、
何があるんだろう、みたいな。
観測が必要なタイプの仕事とか。
たぶん究極的には全部その、
対人になる仕事は全部そうだと思うんで、
営業みたいなものだとしても、
クライアントがどう思ってるかとか、
今目の前で営業かけてるこの方がどういう方で、
何を欲しているかとかは観察だと思うので。
そう、だからそういった意味じゃ、
保育を経験したからこそできることっていうのは、
社会人経験を活かす可能性
たくさんあると思うし、
今になって思えば、
看護師って割とそういう需要がある。
転職業界において。
看護師として働いていた実績から、
全然違う多業種に転職してる方、
たくさんいらっしゃると思うけど、
ビジネスパーソン的に必要なスキルみたいな、
サポートのマネジメントとか、
アセスメントの取り方とか観察の仕方とか、
一般的なコミュニケーションスキルとかっていうところが、
ビジネスに通用し得るっていう意味で言うと、
保育も近いものがあるから、
やっぱりできるんじゃないかな。
なんかよくこう、
冗談半分かもしれないけどさ、
一度は接客業やってみるべきだみたいな、
バイトでもいいからみたいな。
なんか聞きますよね。
飲食店でもコンビニのバイトでもいいから、
やってみるとその大変さがわかるので、
優しくなれるみたいな。
優しくなれるかどうかだと。
姿勢を増やすっていうのは、
個人的には結構大事だなと思う。
何も知らないとさ、
赤の他人をどれだけ、
その人の立場に立って物を考えられるかって、
経験してみないとわからないことが多いからさ、近いことを。
そうだね。
コンビニなんてあそこ立ってピッピッてやるだけでしょ、楽勝っしょ。
違くてさ、
品出しをどうこうしたりとか、いろいろあるんですよ。
めちゃくちゃ忙しいですよ、あそこみたいな。
確かに確かに。
リスペクトがちょっとね、持てるようになるよね。
とかをやってみると、保育業界って一回経験してみると、
こんだけ大変なのにこんな待遇で、
しかもそれは本人たちの努力がどうこうではなくて、
構造的な、
国の仕組みで決まっているものがあるんですよ。
なすすべがないことね。
っていうのはおかしいよねっていう、
意識を持てるみたいなのが増えると、
僕らにとってもいいかもしれないとかはあるなと思ったりしますね。
そう、だから今国会にいる議員さん全員一回保育園に来てやってみればいいなと思います。
いや、それね、
すっごい思ってたことある。
全員社会人だったらまず一年間保育園で働けばいい。
保育園研修。
保育人材をそれで確保できますから。
指導者が大変ですけど。
希望者は残る人でもいいかもしれないしね。
それぐらいなことをしたって、
現場に余力がないから嫌ですって言われるかもしれない。
でもそれぐらいのムーブメントがあったら、
みんなちょっと本気で考えてくれるんじゃないかなって気はしますね。
いろんなバックボーンを持つ人が保育園に来るみたいな話をしたけど、
逆に保育園かつ保育園看護師でバックボーンを持った
チロ先生が、
どこに行ってもいいっすよ。
どこで働いてもいいですよみたいなパスを持ったとしたら、
ここ行ってみたいなみたいな業界とか会社とかある?
これは完全に雑談。
あんまり興味なかったんだけど、
やっぱり子供生まれて、
お金の面とかいろいろ考えると、
やっぱりタレ具がいい、
大きい会社ってすごいんだなってすごい。
単純に思ったんですよ。
いい会社のそこそこもらってる人の年収がこれぐらいだとして、
これぐらいもらってる人が何人働いてるんだここは?みたいな。
確かにね。
何百じゃ足りないよだって思って。
それを払えるだけの儲けがあるってどういうことなんだろう?みたいな。
本当に経済とかそういったことを本当に分からず生きてきているので。
でも興味が持てたらすごいそういうの勉強するのは好きなんですよ。
だから最近ようやくちょっとそこに片足を踏み入れたような気がしますけど。
なるほどね。
そういう大きい会社の大きいビジネスにちょっと携わってみたいかな。
確かに。
そこが今一番想像がつかない、自分の中で。
他のことは意外想像がつくのは変な話。
接客業はやってたことは分かるし、
それこそ学校の先生とかもね、なんとなくイメージはつくし。
確かにな。
工場とか建築とかもうえらい大変なのはよく分かるけど、
ビジネスとしてお金を稼いでる、営業とかじゃなくその、
何してそんなお金が生まれてるの?
でもその、当然自分も大きい会社に行ったことがないので、
分からないという前提はあるんだけど、
自分がまだ想像つくのはその、
例えばそれこそさっき名前出したヤフーとか、
メルカリとか、
そういうその特定のウェブサービスみたいなもので儲けてる人たちの
働くイメージはなんとなくつくのね。
もっと働いてたことある人とかと話をしたりするから。
そういう方の話を聞くとやっぱ、
例を出したメルカリとかになってくると、
もうなんというか、
めちゃくちゃそのメルカリという1サービスをつくるのに何百人が関わってる。
メルカリをつくってますってより、
メルカリというものの中にある、
物を買うときのページの中のこのセクションのこの部分を決めてますみたいな。
難しいよな。
めちゃくちゃ細かいの。
今僕らラジオを撮影するによって原稿とかよくノーションでつくってるじゃないですか。
ノーションっていうウェブサービスがそのメモとかを取れるみたいな。
ノーションつくってますではなくて、
担当部分がすごい細かく分かれてて、
ノーションの文字を書きやすくする部門と、
ページのデータ設計をよくする部門と、
ページの表示をきれいにする部門と、
すごい細かくなってるんで、
多分実感がわきにくくなるが1つあるだろうなと思ってます。
大きい会社ほど。
なるほど、自分らしていることがダイレクトになかなか見えにくい。
サービスの一部だと見えにくさはあるのか。
それこそ年収1000万とかもらってるエンジン屋ですっていう人も、
つくってますっていうよりは、
言われた機能を実装してますみたいな感じになっちゃう。
なるほどね。
なんか難しい。
それはすごい難しいんだよね。
パソコンが絡むと急に自分のチャイゾートが。
だから僕も分かんないのは、こういうパソコンが絡まない。
社会人経験と保育の関係
絡まないってことはないんだけど、それがメインではない。
例えば、商社。
エリートサラリーマンといえば商社の人たちが、
カンボジアに行って案件をどうのこうのしてきましたみたいなのを聞いたときに。
確かに駐在って話なのですよね。
年収2000万だか3000万だかですみたいな人たちで、
何してんだろうなと思うよね。
そうなんですよ。
よく東南アジアの方に行かれるじゃないですか、商社の方って。
でもよくよく話聞いてみたら、
現地の人にこれやってみたいなのを言っている仕事をしてますみたいに、
たまに聞くんだけど。
そういったつもりで何してるんだろう。
どういうことなんだろうって。
予想でしかないけど、やっぱり大きい体制になればなるほど関わる人が多いので、
関わる人が多いってことは一人当たりの負担が、
良い意味でも悪い意味でも少ない。
極論一人がミスったとしても、何ともならない仕組みでやっているはずなので。
なるほどね。
だからやりがいというか。
歯車になるみたいにいくとするんだね。
毎日子供と接して、子供の成長を間近で見て、
実感がありますみたいなことにはやっぱりなりにくい。
なるほどね。
手触り感みたいなものが低いみたいなのはあるだろうね。
難しいな。
両方の良いとこ取りをしたくなっちゃう。
よく一般的に言われるのは、年収800万くらいがピークというか、
幸せと嬉しさと。
そこから上に行くとあんまり増えても上具合が。
幸福度は変わらないみたいな。
税金の問題もあってとか。
そうだよね。
そう思うと切ないよね。
いくら頑張って稼げば稼ぐほど半分近く税金でも持っていかれますみたいな話。
そうそう。
かわいそうになっちゃう。
そういう意味ではむしろ、そんなにたくさんもらっていない方としても、
結果的にはそういう手触りのある仕事をした方が、
満足度は高いみたいなこともあるかもしれないし、
とはいえ、先出すものは必要だよねという当たり前の話もあるので。
そうね。前も何かで考えたことだけど、
保育園で働いてて、給料がこれ以上上がらないんだったら、
税金は取らないでほしいぐらいの人たち。
確かに。
我々には所得税も消費税も、社会福祉系のお金も取らないでください。
そのまんま額面でくださいっていう。
でもよくね、宗教法人は無課税だ非課税だみたいな話もあるわけですが、
それに社会福祉法人も含めてくれればいいだけなんですかね。
そうそう、社会福祉のためにやってるんだから、
社会福祉のお金払うのなんかちょっと、
自分で働いて自分で払ってるんだみたいな。
一時期ね、公務員がそれで叩かれすぎたみたいなのちょっとあったろうね、
その反動というか。
なるほどね。
公務員ってその不景気に強いからさ、
景気が悪いときは相対的によく見られて、
あいつらはもらいすぎだみたいになりやすいから。
確かにちょっと国会議員はもらいすぎか。
わかんねえけど。
わかんねえけど。
肌感覚的にはもらいすぎ。
市民感覚でしかないけどな、俺たちも。
するな、ちょっと俺たちも費用費でいくらか使いたいから。
今回はいろんなバックボーンを持つ人が保育園だったり、
多様なバックグラウンドの影響
学校だったりで働くことについてどう思いますかという問いに対して、
保育ってマジ最強っていう回答を導きました。
毎回質問着手をするっていうね、いいラジオです。
いいラジオです。
いいラジオです。
今回ね、ちょっとセントスキスはお休みでしたけど、
河地さんのほうから総括的なコメントがございましたら。
でもそうですね、やっぱその、
最初のディスカッションになるかと思ったのは、
チロ先生がどっち派の立場なのかわからなかったっていうか、
とはいえやっぱ専門性が大事だから別に、
社会人の経験なんて必要ないよみたいな話でも当然あり得ると思ってた一方で、
最初全然真逆の結論というか主張だったのが、
面白かったなというか、
全ては保育に通ずるんだぜみたいな思想はやっぱチロ先生のめちゃくちゃ面白いところだなと思ってます。
これ熱く叩き出していきたいなと思ってます。
でもなんかそういう話を聞いてくると確かに一回じゃあ、
僕みたいなそのウェブ企業とかIT企業にしか行ったことないような人間が、
保育士さんとかに入ったらどうなるんだろうとかは、
面白そうではあるよね、当然。
そうなんかやっぱり保育業界のね、
デジタル化みたいなものがなかなか進まなかったりとか、
業界の構造としてあんまりね、
良くも悪くも変わっていないっていうところに、
内側からだけだとどうしたって気づけないものは、
外側から気づく方がやっぱ早いところから、
そういういろんな目が入るってことは、
ストレスフルではあるかもしれないけど、
将来的にポータル的に見たら業界にとって絶対プラスなんじゃないかなっていう気が、
個人的にはしてます。
そういう発信をしながらなんかだんだんこれを聞いてる、
保育士さんじゃない方にも、
保育士さんの仕事に興味を持ってもらえるとかなるとちょっと面白そうですね。
興味はなくても最終的にあなたの年金を支える子どもたちが、
育たないと意味がないので、
子育ては国がやるべきなんで、
みんなでやるものなんで、
っていう思いでいます。
はい。
というわけで、今後もこんな感じで保育のこと、
いろいろと発信していけたらいいなと思っておりますので、
ぜひ皆さん3Pください。
概要欄などにGoogleフォームのURL書いてるので、
ぜひぜひ送ってくださいということで、
今回もご静聴ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
バイバイ。
38:19

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