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さ、始まりました、ほぼ教です。
だいちゃん、ついに、言わないといけない時が、きました。
言っちゃうのね、ついに。
まず、リスナー方に悲しいお知らせなんですけれども、
去年11月から始まった、このほぼ教育最前線なんですけれども、
はい。
いったん、今年の11月で、終わります。
そうなんです。
なんと、このほぼ教、シーズン1終了ということで、1回ストップしちゃうんですね。
なに、その、ちょっとさ、1回終わるか出すか、なんかさ、
悲しい話から始めていました。
みたいだね。
そうなんです。
よく、ユーチューバーが使う技法でしょ、これ。
そうなんです。悲しいっすね、こんなに。
そう。
やってきたのに、あんな時、こんな時、あったなぁ。
で、シーズン1が終わるっていうね。
はい、そうなんです。シーズン1が終わって、お休みに、ちょっとね、入ろうかなというふうに思っておりまして、
それには理由がありまして、
なになに?
今日のタイトル、申し上げます。
造犬南極、行くってよ!
行ってらっしゃい!
がんばって!
これ、ついに言えるようになりましたね。
いやぁ、これね、南極ですからね、みなさん。
はい。
番組代でもちょこちょこ、年末に長期出張があって、みたいなことは言ってたんですよ。
言ってました、言ってました。
言ってた。言ってたけど、ちょっと南極っていうキーワードを出していい許可が、まだ出てなかったんで、
そうなんです。
でも今回、国立極地研究所からOK出たので、
これはもう、お休みする理由として、ちゃんと言わなければなと思っております。
そうですね。
はい。
いやぁ、なんかこれタイトルもね、いいっすよね。
浅井亮くんのなんか、タイトル、小説のタイトルみたいな、つぼけん。
造犬南極、行くんですよ。
いやぁ、これ、多分ほとんどの人が、南極に行く人と繋がってないと思うんですよ。
確かに。だから、もう聞きたいこと、かなりあるなと思って。
おぉ、ちょっともう、言えること言えないこと一部ありますけど、基本的には言えることばっかりなんで、
なんでも、ちょっと聞いてください。
そもそも、いつ何しに行くかですよね。
そうそうそうそう、そうなの、そうなの。まずそこから。
えっと、僕はテレビのディレクターとかカメラマンをやっているので、
要は映像を撮りに行く、番組を撮りに行くっていうのが、僕の仕事、ミッションで行きます。
で、南極って実は、60年以上毎年日本人が行ってるって知ってました?
え?知らない知らない。
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毎年行ってるんですか?
毎年行ってる。
僕は、第64次南極地域観測隊の、僕は隊員じゃなくて同行者って扱いなんですけど、
64次隊なんです。
へー。
つまり、だいたい70年ぐらい前の、第一次隊で有名なのは、太郎二郎ですね。
はいはいはい、わかりました。
そうやつっていう船に乗って、ワンちゃん連れて行って、っていう、映画にもなった南極物語の太郎二郎なんですけど、
そっから60年近く、ちょっと初めの方は断続的だったんですけど、60数年前からは、もうずっと続いて、
毎年毎年越冬する人と、まあ夏隊っていう形で、南極の昭和基地をずーっと守ってきてるんですよ。
すごい、そうやってバトンが繋がれてたんだって、僕は初めて知ったわ。
その64次隊として、公営ですよね。観測をしに行ってる人たちの取材をしに行くっていうのが僕の仕事です。
だってね、熱海行ってきますとかじゃないわけじゃないですか。
これ、南極ですから。
南極ねー。
それなりのね、覚悟も準備もあるってことですよね。
そうなんですよ。そもそも行くって決まったのが、ほぼ決定、9割行けるなーぐらいが、1月っすね。
あー、そうですよね、あの時ですよね。
1月、今年入ってすぐに決まっていて、で、2月末から、冬君って呼ばれてる冬の訓練があったんですよ。
はいはいはいはい。
長野の山に入って、山の中テントに泊まって、木を登る訓練みたいな、クレバスに落ちた時にロープでどうやって登るかみたいな、訓練をしたりして、なんで訓練を重ねて、今まで至ってる感じですかね。
なかなかの準備ですよ。
僕からしたら、宇宙行くみたいな、なんかそういうね、規模ですよ、訓練がちゃんとあってとか。
で、リスクもね、あるわけだから。
もちろんです、もちろんです。
いや、なんかそれって、いきなりこんなこと聞くの、どうかわかんないですけど、お家の人?
あ、はいはいはい。
ご家族は、その聞いた時に、あ、良かったじゃないなのか、ちょっとどういう感じだったのかって、僕奥さんは知ってるからこそ、ねえ、どうなんですか。
奥さんは、いやもう、第一世行くでしょ。行くでしょ。
さすがだなと思って。
さすが。
僕はちょっと迷ってたんですけど、もう行くでしょ。
さすがだわ。
さすがよね。
で、小学校3年生長男は、ペンギン連れて帰ってきて、っていう感じ。
かわいい。
かわいいね。
いや、いいね。
で、小学校1年生次男は、やっぱちょっとお父さん離れちゃうから寂しいなって感じは出してますけども、基本的には3人とも喜んでくれて応援してくれてますね。
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ねえ、その模範回答みたいな。
ねえ、ほんとに。
もう理想的な、もうなんか、ちょっとね感動するわ、それ。
僕はテレビマンとしてちゃんと、僕は南極行きますって言った瞬間の家族3人のリアクション、動画に撮ってあるんだよ。
え、あ、それ今度見せて。
そうそうそうそう。みんな、おーっつって、わーって喜んでる。映像に残ってます。
素敵ですね。
いやー、ありがたい。
いや、それってやっぱり。
そういう家族だからね。
そういう家族だし、やっぱつぼけんのさ、わくわくした顔がさ、もう止まらないもんね。
なんかその、僕にほら教えてくれた時からさ、ちょっと違うもん、やっぱり。
もう。
そうよね。
そう。
楽しみだけど、南極ってここは早く行きたい。早く行きたいし、早く帰ってきたい。
そうだよね、行くまでがね。
早く行きたい。
パッと行かしてくれればいいのにね。
パッと行かせる。
訓練も訓練で楽しいんですけどね。知らせっていう船で行くんです。
11月に出航して、南極の昭和基地に着くのが12月中旬なんです。
だから1ヶ月間船っていうのは。
そっか。
人生で一度もなかったから、どんな感じなんだろうと思って。
1ヶ月船だもんね。
ねー。
この前、友人あれですよ、5時間の船で酔ってリバってましたけどね。
そうよねー。
1ヶ月でしょ。
苦手な人はね。
でもね、1回訓練があって、5日間乗ったんです、1ヶ月。
で、台風が来てる時だったから、結構揺れたんです。
どうでした?
まあまあ大丈夫。周りの人は見ててもまあまあ大丈夫かなって。
うん。
結構、白瀬って裁氷船って言って、氷を割る形をしてるので、
普通の船と違って揺れやすいんですって。
だから揺れにはちょっと弱いみたいだけど、
まあでも台風の中、ぐらんぐらん揺れてるところでも、
なんか、揺られていて眠くなるなーみたいな。
母なる海に揺られて、これが揺りかごかーと思って、
すっごい頭ぼうりつして眠くなっていた。
じゃあ大丈夫だ。
うん、大丈夫かなと思って。
でも、南極に近づけば近づくほど、叫ぶ難度とか吠える難度とかって、
すさまじい揺れがあるらしくて、
あ、そうなんですね。
その海域を越えられる生物って、人間かクジラかシャチしかいないんですって。
そうなんですか。
他の生物は越えられない。
まあ鳥は越えられるのか、鳥ぐらい。
面白い。
だからもう完全に隔絶された世界が南極なんです。
なんか神秘的な感じがするなー。
ねー、ほんとに。
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ちなみに仕事的な話じゃなくて、
スボケなんで行きたいと思ったんですか?
あー、そうねー。
なんで行きたいと思ったか。
まあ、僕どこでも行きたいって思ってて、
そもそもですよ。
僕がテレビカメラマンとディレクター両方やってますって言うじゃないですか。
それって業界的にはちょっと珍しいことなんです、実は。
今ね、ビデオグラファーさんたくさんいるから両方できて当たり前って時代だけど、
僕の時代でもまだちょっと珍しかったんですよ。
なんでかって言うと、僕就職活動してる時に、
何を将来したいかっていろいろ悩んだ結果、
いくつか決めたんだけど、
一番夢、これを置いとけば、
あとは何だかなんだろうっていうことが、
宇宙に行きたいだったんです。
宇宙に行くためにはどうしようと思って、今の会社を選んだし、
じゃあ宇宙に行けるってなった時に、行けるのはきっと一人であろうと。
じゃあ一人しか行けなかった場合、
カメラマンが行くのか、ディレクターが行くのか、
カメラとディレクション両方できる人が行くのかってなったら、
当然両方できる人だろうって思ってたんです。
そうなんだ。
そうなんだ。
だから、宇宙に行きたいから、
このカメラとディレクションと両方スキルを身につけるんだって会社を選んだもんで、
行き先は宇宙ではなかったけども、
両方できるから、何人かしかいない枠を、
じゃあつぼけん、一緒に行こうよって言ってくださった方がいるんですけど、
それもやっぱりカメラとディレクションと両方できるからってことでアサインしてもらったと思うので、
良かったなと思って。
すげー、なんかバックキャスティングのようで、
なんか偶然を自分で掴んでるようなね。
まあ結果からしたらね、本当にありがたい。
お声掛けいただいた方に本当に頭上がんないですよ。
すごい、なんかこっちが嬉しくなるんだよな。
つぼけん行くんだなって。
向こうに行って番組を取りに行くってことですよね。
で、番組作りすると思うんですけど、
言える範囲でどんな感じなんですか、それは。
まあでも一番は研究ですよ、研究。
だって何やってるかわかんないじゃない。
確かに。
研究してる人の研究者を取るっていうのがやっぱり一番。
本当にいろんな研究があるんだけども、
例えばお魚チームは魚に。
まだまだ、お魚チーム?
お魚チーム、お魚チーム。
僕が名前勝手につけただけで、お魚チームがあって、
そもそも南極の氷の下って何がいるかって。
おもろ。
わからないでしょうが。
おもろ。
で、お魚がいるんです。
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その魚の生態系を調べる研究者チームがあるわけですよ。
マジすか。
で、その人たちがじゃあ何を釣るのかっていうのことを取材したりとか。
で、すごく重要なこととしては氷中ですね、アイスコア。
南極の氷の筒を取るっていうのがめちゃくちゃ重要な研究なんです。
はいはいはいはい。
っていうのも南極って気候がある程度安定していて、
雪がこうどんどんどんどん積もっていくと。
で、その雪がどんどん圧縮されていって、で氷になる。
だからその南極の大陸の上にあるあの氷の部分って、もともとは雪だったはずなんです。
そうなんですね。
そう。で雪がどんどんどんどんこう何千年も何万年も積み重なっていって、
下の大陸が沈んじゃうぐらい凄まじい重さの雪が積もってるわけです。
なるほど。
で、しかもそれはただの雪、ただの氷じゃなくって、
様々な古代のデータが積まった氷なんです。
じゃあそれを取りに行くんですね。
そこで色々調べているわけだ。
そうそうそうそう。
だから深く掘れば掘るほど、古代の空気とか古代の物質が含まれた氷を取ることができる。
なるほど。
で、その氷を取って研究者が分析することによって、地球温暖化ということが分かったり、
あとは太陽フレア、太陽のカラー、どれぐらい宇宙船っていう放射性物質とかが降り注いできたかとか、
っていうことが分かってきたりとか、南極は宇宙の窓って言われますけど、
そういうような本当に地球のこと、宇宙のことが研究によって分かる扉なわけですよ。
なんでそんな研究者たちをかっこよく取りたいっていうのが僕たちのミッションですね。
面白い。南極のメッセージがあって、それを受け取る人たちがいて、
で、その人たち自体にスポットライト当てようっていうツボ系なわけですね。
そうなんです。
それって番組としては初とかじゃない?前もあったんですか?
あったんですよ、本当に。かつてはあったんだけど、最近同行しちゃうまではここ何年かもなくて、久しぶりにって感じですね。
でも見たことなかったから、これを機にますます見たくなってきちゃったな。
ぜひ皆さん見てください。
集計もやる予定なんで、11月に出航して帰ってくるのが3月の予定なので、
南極にいる間は12月下旬ぐらいから2月中旬ぐらいまで、2ヶ月ぐらいいるんで、
その間集計もやったりするんで、ぜひ南極をテレビでチェックしてもらいたいなと思います。
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楽しみ。本当に一大イベントですね、これね。
そうなんです。
ほぼ教育最前線のお休みっていうよりかは、ツボ研の旅っていうね。
そうね。
そういうことなんだよね。
そうそう、そもそもね、なんでお休みかっていうと、電波がないわけですよ。
シンプルにね。
電波で、いやあるっちゃあるんだけど、文字のメールぐらいが、
LINEもつながるか、LINE電話はちょっと無理みたいな感じらしいので、
そうそう、ちょっとほぼ今日はできないなっていう感じで。
ラジオ収録しようとした瞬間に終わるもんね。
そうそうそうそう。
今日もつながりませんでしたってなっちゃうから、
ちょっとそれはできないなということで、一旦お休み。
そうなんです。だから番組の始まりにね、え?って思った方はご安心くださいって。
そうね。
ツボ研行ってらっしゃい、マジで。寂しいな。
早く行きたい、早く行きたい。
いやなんか週1ぐらい連絡取ってるから。
確かに。
少なくとも、少なくとも週1だからさ。
5ヶ月か。で、僕のほら、1件のメールで終わるわけにいかないからさ。
確かに。
できる限り僕はね、連絡しないけどさ。
なんか寂しいなって。
全然文字は大丈夫よ、文字はたくさん送ってね。
文字送りますよ。
文字送りますよ。
I love youとか。
最近の、なんか生児童の様子とか送ってくれる。
すごい、だから帰ってきた後ツボ研どうなってんすかね。
え、いや僕もそれがすごく楽しみで。
これ楽しみだよね。
いろんな人に絶対人生感変わるはずだって言われるわけですよ。
え。
いやでもそうなのかなと思って。
え、何が変わるんだろうね。
僕は実は北極は行ったことあるんです。
あ、マジっすか。
うん。僕は北極クマ取りに行ったことがあって、まだアシスタントだった頃に。
クマ取ったんですか。
いやでもあれは本当に楽しかったっていう思いで。
え、クマさんどれくらいまで近づくんですか。
こう北極クマってすごくでかくって、もう爪が一本一本がナイフついてるみたいなもんなんで。
でしょうね。
陸上で近づいたらやばいわけですよ。
やばいっすよね。
やばれちゃうからやばい。
ただ海で泳いでいるところは泳ぎながら攻撃ができないから。
え。
船で近づくことはできるわけです。
なるほどね。
ゾディアックってでっかいゴミボートみたいなのに近づいてって撮影してて。
うん。
それはまあ本当に何メートル2メートルとか3メートルとかに近づいて撮影できたなと思って。
うーん。どこかにこう行くって決まった時にこうたまらない探求心が。
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あ、そうね。それは間違いないです。
それは間違いない。
もう浮くね。
浮くって。
湧いてきて、で今それね今その状態だよね。
うん。
ワクワク感を経て。
うん。
終了後にツボケンはどうなってんだろうっていう。
確かにどうなってんだろう。変わるのかなあ。
確かに5ヶ月もしてたら変わるのかなあ。
そこちょっとほんとラジオ楽しみですよね。
そうですね。
ツボケン帰ってきましたの。お帰りかい。
シーズン2の。
シーズン2の始まりはそれな。
エピソード1を。
ツボケン南極から帰ったってよっていう。
やりましょうか。
そこ楽しみだなあ。
そうですね。
じゃあ変わったのか変わってないのかからスタートしましょう。
そこ行きましょう。
それ聞きたいもん。
でちょうどそのとこ3月ぐらいでしょ。
あー帰ってくるね。
3月3月3月。
で僕ほら。
あ、そうだ。
まあ学期末なわけで。
確かに。
ある意味泣きやすくなってる状態ですか。
蛇口がバグって。
場合によっては泣くんじゃないのっていうね。
面白い。
場合によってはね。
場合によってはね。
確かに。
なんかガガーリンのね言葉ぐらいの何かが来るかもしれない。
名言。
南極は何々だった。
何考えないとなあ。
いや本当に。
まあでもリスナーの皆様本当にパワーアップして帰ってこようと思ってますんで。
楽しみにしてもらいたいな。
一緒にワクワクしてもらいたいなという風に思っております。
何よりも無事にね本当帰ってきて。
そうですね。
それが一番の。
楽しみに来ようと思います。
はい。
マイクは持っていくつもりです。
何撮るんだって感じだけど。
一応マイクは持っていこうと思っております。
さすがです。
はい。
そんなわけでついに言えました。
造形南極行くってよでした。
ありがとうございました。
行ってらっしゃい。
行ってきます。