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いつのことだか、思い出してごらん。あんなことを、こんなことを。
ちょっと、ツッコミお願いしますって言ったじゃないですか。
どこまで、どこまで歌った?
ツッコミお願いしますよ。
おい、笑い止まんなかった。
番外編でーす。
大ちゃん先生、卒業式お疲れ様でした。
ありがとうございます。卒業式の話題に移れないぐらい、今ちょっと笑っちゃって。
初めて、今、Zoomでほら、録音してるじゃないですか。
初めて退出しようと思ったもん、今。
歌ったぞ、この人って。
ボケますよって言ったから。
あー面白い。
いや、こんなところで止まってる場合じゃないんですよ。
卒業式ね。
いや、もうしっかりと感動させてもらいまして。
そうですか。
やっぱりこの仕事いいですね。
だって6年生のね、担任で卒業式って言ったらね、2年間向き合っていたクラスの子たちとの最後の日なわけじゃないですか。
そうなんですよ。まさにいいとこ取りっていうかね、これまでほら、様々な人が関わってきたじゃないですか。
それで最後の最後、たまたまそこにいる人としてね、とてもありがたい立場ですよ、6年生担任っていうのは。
どういう気持ちになるもんなんですか、お別れだなって感じなのか。
なんかね、難しいんですけど、もちろん嬉しくないんですよ。
嬉しくない、あ、お別れはね。
嬉しいわけじゃなくて、かといって悲しいわけでもないの、なんか間のね、ただ単に寂しいみたいなのがね、あるんですよ。
これ多分いろんな考えありますけどね。
僕はそれだったんですよ。別にほら、教員みたいにこう偉い立場でもないし僕は。
友達っていうところかっていうとちょっとね、違うという人もいるけど、僕としてはそんな感じなんですよ、仲間みたいな感じで。
だから寂しかったなって。
もうね、来週から、そっか投稿してこないんだなっていう、そんな感じだったかな。
僕なんか白状な人間というか、自分の卒業式とかは全然泣きもしないし、寂しかった気持ちはあったんでしょうけど、そんなに思い入れがなかった白状な人間なんですけど。
先生ってなるとまたちょっと違うでしょうね。
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ねえ、わかんないけどね。で、なんかね、我ながらちょっと恥ずいけど泣いたんですよ。
そりゃそうでしょ。
で、泣いてね、寂しいなみたいな。なかなか会えなくなるねって言った2日後に公園で会うっていうね。
え、どういうこと?
公園で会っちゃうっていうね、家近いから。
あ、そっかそっか。
もうね、びっくり。僕がほら、娘と散歩行ったんですよ、公園に。普通にいるんですよ、10人ぐらい。
なるほど。
先生、なんか寂しいって言ってたけど、もうあったじゃんって言われて。
泣いたのにね。
あったねって言って。ちょっと涙返してみたいな。
おもしろい。
そうそうそう。
まあ、ありがたいことにね、家が近いので。
いやあ、でも、自分は学校で行ったら生徒、子供だったことしかないんで、先生側の気持ちってそういえばよくわかんなかったなと思って。
皆さん寂しいもんなんですね。
人によるんじゃないですか。やっぱり、なんかね、それはそれでプロだなって思うんだけど、本当にパサッとこう切る方もいるんですよ。
へえ、プロ。
それはそれでなんか、あ、プロなのかなって思ったり。かといって、すぐ感情的な方もいて。
もう愛してるみたいな。もう大好きだから、もう寂しい忘れらんないみたいな方もいるし。
私その中間ぐらいなのかな。
でもその涙につながった感動ポイントは何だったんですか。
なんかね、ほら、先生としてこんなことしてやったぞとか、僕によってこんな風に変わったぞっていうのはないんですよ、僕の中では。
カリスマ的なね。
で、むしろ一緒にいろいろ作ったりとか、あそこで一緒に泣いたよなとか、一緒に喜んでハイタッチしたよなとか、本当にしょうもないようなトークしたよなとか、それがあるので、僕は寂しいなって感情が出てきたんですよね。
だから、たぶん一般的なこういう風にクラス変わったなとか、私によってこの子変容したとかは、僕の中であんまりなくて、一緒に楽しかったなっていう感じですかね。
じゃあもう普通に子供と一緒で友達と別れなきゃいけないなみたいな感じ。
そうそうそうそう、本当にね、そんな感覚なんですよ。
へー、そういうもんだんだ。
これでいいかどうか分かんないか送られちゃうかもしんないけどね。
お前はプロか、みたいな。お前はプライドがないのか、みたいな言われちゃうけど。
でもそうなんですよ、本当に。
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でもいろんな思い出とかが拠来するんじゃないですか。
そうそうそう、それですね、まさに。
だから思えばね、この子たち、まさにコロナ休校中の子なんですよ。
5年生スタートが。
4月の最初の週に学校に行けないっていう子たちだったわけで、そこから辛かったんだろうなって。
たぶんそれお家の人もそうだし、もちろん子供もそうだし。
で、何もできなかったこっちもかなり辛かったんですよ。
そこから始まって、じゃあ楽しみにしていた行事できたかっていうと、失ったものも大きいと。
そう考えると、たぶん社会的には不幸って言葉がよく使われてるんですよ、ニュースとか。
まあまあわかりますわかります。かわいそうだなって思ってますよ。
そうですよね。
僕ね、かわいそうって全く思わなくなったこの子たちのすごさというか。
伊達さんって第1回のゲストの伊達さんの言葉を借りると、
だからこそって言葉をこの子たちはめちゃくちゃ多用してましたね。
これは素晴らしいと思う。
先生がじゃなくて子供たち自身が。
もちろん僕たちもね、そういう言葉を使ったりしましたけど、
やっぱ子供たちからだからこそっていう言葉が聞こえてくるんですよ。
これは本当にすごいと思いましたね。
あの行事なくなった、楽しみにしていたのに、だからこそみたいな。
ポジティブに変換する魔法の言葉ですよね。
それを使ってくれた、行動で見せてくれたこの子たちっていうのは思い出はたくさんありますね。
例えばどういうときにだからこそを使ってるんですか。
なんかね、ちょっとしたことでも大きいことでもあるんですけど、
例えばイベントが中止になっていったと。
じゃあどうするかっていうと、
イベントを作っちゃえばいいって発想になったって、
たぶん何回かのときに話したと思うんですけど、
例えば文化祭。
前に話しましたね、ミニ文化祭っていうのがないんだけど、
でも作ったと。
子供が。
それでだからこそがまさに入っていて、
じゃあ思い出だからこそ作っちゃおうぜって。
それで子供たち企画してくれて実現したっていうのは、
こちらとしても子供たちにとっても最高の思い出だなとか。
あとその他の子ですね、他の子でなんかダンスパーティーやりたいなって言ってきて、
なんでなんでなんでなんでって言ったんですよ。
そしたらダンスをやる機会がなかなかなくなったって話をしてたんですよ。
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確かに体育館での体育とかもね、なかなかできなかった、減っちゃったっていうのがあるから、
ダンスパーティー企画したらみんな楽しめますかっていうから、いいじゃんって言って。
でダンスパーティーが作られたりっていうものとかね。
だからそういうふうな作ったものっていうのがあったなって思ってて、
それはだからこそっていう魔法の言葉があって、
子供たちから生まれてきたんだなって思います。
ダンスパーティーってあれですか、
アメリカの高校のプロみたいなやつですか、
どういうこと、彼女を連れて行くやつじゃなくて。
なんかプロのダンサーをお招きして、
みんなでとにかくダンス楽しもうっていうダンスパーティーなんですけど、
それはねかなり面白かったんですよ。
それで、もちろん連絡取り合いとか私も一緒にやりましたけど、プロの方は。
その流れとか考えて、当日ねめっちゃ楽しかったんですよ。
ダンス嫌いな子たちも結構ノリノリで踊ってたりとか。
チームごとにね、自分の好きなものをまず出すんですよ。
例えば料理とか、あとはゲームとか、サバゲーとか。
そしたらその出した好きなやつの素材を使ってダンスを作るみたいなね。
めっちゃ面白いですよね。
面白い。
15分くらいかな、作る時間があって。
20分か。
その発表の時にね、ダンスの曲で繋がってくるんですけど、各グループの発表の時に。
めちゃくちゃ面白い。最後作品になってるんですよ。
おもろって。
これはいいぞって。
いう思い出とかね。
文化祭でこの子たち頑張ったなって思い出とか。
そういうのが巡って寂しいなって。
なんかすごいですね。え?どういうこと?
自分で企画して、そんなプロの力も借りつつですけど、そんなすごいの作っちゃったってことですか?
これが僕の大好きな言葉、競争なんですよ。
僕一人で作ってどうだってやったら、楽しい部分もあるかもしれないけど、受け身なんですよね。
なるほど。
でもそれがね、子供がこうしたいっていうのに、僕たちはあくまでもじゃあ支えますよっていうスタンスで一緒に作っていくっていう。
で、外部の方の力を借りながらっていう、それと競争って私呼んでるんですけど、それが楽しい。
競争ってあれですね、競って走るとか、競って争うじゃなくて、どういう感じですか?
共に作るのやつね。
共に作る。いいですね。
なんかよく学級目標とかあるじゃないですか。
ああいうので、長いのとかもやったりする方もいるし、それも全然オッケーなんですけど、私は短く毎回競争とか。
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まさにそのテーマ通りでやってくれたんですよね、みんな。
つまり話聞いてると、競争の共の共にが、子供たちが仲良くみんなで一緒にやりましたじゃなくて、大ちゃん先生もその共に入ってるわけですね。
お仲間の一人です。だから30人いたとしたら、僕31人目でしかないんですよ。
本当に。ただそれだけで。地位が低いって言われたらおしまいだけど、高い必要もないしね。
それは寂しいわ。
寂しいっすよ。だから寂しいのよ。
それで僕ね、6年生担任して3回したのかな。で、1回目は、これあんまり言えないけど、リハーサルで泣いたんですよ。
早い。
早っつって。で、逆に笑い起きちゃうみたいな。
泣いてる。
もう子供から先生泣いてたよねみたいな。今日本番じゃないですよ。
それで笑って、笑って終わるみたいな。
当日もそれ聞いてるから保護者たちが。子供からね。先生泣いたら死ねみたいな。
いじられる。
退場の時もいじられて終わるみたいな。
それはそれでまた泣きながら退場してるんですけど。いやー面白い。
それで2回目が結構序盤で崩れて、号泣して。
早い。
で、隣の先生たちもなんかこう伝染して泣き、目の前の子供たちが本番中にクスクスするっていう。
笑うっていう。
あいつら泣きすぎだろって言って。
で、まあそれでね、子供も泣いてくれる子もいたりとか。
まあそれはそれで感動的な。
よかったなって思って今日、まあこの今回ね。今回3回目。
僕記録更新して、記録更新っていうか新たな記録ね。
本番開始前に泣くっていう。なんでっていうとこじゃないですか。
これね、なんでって思うでしょ。だって式中じゃないですよ。旅立ちの日にも歌ってないわけですよ。
あの、開始前、時間が30分くらいあったんですよ。
で、どうするかって言って、たぶんよくあるあるなのは声出ししようかとか、ちょっと歌っておきましょうかみたいなあるじゃないですか。
で、僕子供に聞いたんですよ。どうしたいのってこの時間。
そしたら踊りたいって言うんですよ。
踊りたい。いいよいいよ。いいよって言って。
で、僕Bluetoothのスピーカーあるから。
で、じゃあ何の曲だいって言ったら。ゴールデンボンバー。
めめしくてがいいと。
なんでよ。
で、なんか踊ってるんですよ。みんな踊ってるわけですよ。
めめしくてを。
めめしくてを卒業式の本番30分前に踊ってやると。
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で、それで僕もちょっと踊るわけですよ。
なんで。なんでよ。
で、次何がいいって言ったら。恋するフォーチュンクッキーがいいと。
いいじゃないか。
で、それを踊ってる中で泣き出した子がいるんですよ。
恋するフォーチュンクッキーで。
そう。たぶんみんなで踊ってること自体がたぶん楽しいし、
もうそれがないんだなって思った子が泣き始めて、ちょっとそれが伝染するの。
あー。めめしくてではちょっと我慢できたけど、フォーチュンクッキーで我慢できなかった。
めめしくてはね、めめしい子いなくて。
フォーチュンクッキーでね、泣いてて。
泣いてて、それ見て僕かなりきちゃって。
なんだこの居心地のいい空間はっていうか。
男子も女子もなんかみんなね、みんな踊ってて。
これが続けばいいな。あ、もう来週来ないんだ。泣くみたいな。
でね、そのなんか踊ってる流れで、フルートを好きな子がいるんですよ。
で、学校にフルート持ってきて吹いてる子が、僕の好きな曲吹いてくれたりとか、
あとなんかサプライズでね、いろいろほらやってくれたりとかするじゃないですか。
はいはい。
そういうのがあって、そこでもうね、一通り泣くわけです僕は。
僕はね。
で、もう目晴らした状態で式じゃあはい始まりますみたいな。
並んでくださいって言われて、泣いてる状態で参加して、
で、もちろん最後またちょっと退場の時に泣き、子供たち若干笑ってるみたいな。
子供も割と事前とかで泣いたりとかしてるからね。
あーなんか、おもろって思って。
どこで泣いとんねんっていう。
涙腺バグってます。
バグってますねこれね。
蛇口が開放してる。
蛇口がねバグってる。勝手に出ちゃうやつみたいな。
自動のやつで。っていう僕の6年生担任ストーリーがあるわけですよ。
まあ楽しかったですよ。
なるほど。
子供たちはどう思うんですかね。あんなこう情熱を持って感動してくれて嬉しいって思うのか、なんでって思ってる。
多分ねハンハンでしょうね。
おいおいおいみたいな。
おいおいおい泣いてる。
でなんか多分みんなの中でも、結構ねクラスの大半の子が近くの公立の学校に行くんですよ。
だから別に、また来週会うしみたいな。
っていうことを、あと言われたのは、いや大野先生だって家近いじゃんって。
そうだ。
確かにって言って。その中学校がまた僕ん家のすごく近くなるから、今よりも近くなるわけですよ。
絶対会うじゃんって言われて。だからさ、なんかそんなに泣かなくてもいいんじゃないですかって言われて。
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子供に。
確かにって言いながら泣いてんすけどなんか。
慰められて。
そうですよ。
大丈夫だよ、近くだから大丈夫だよって。
まあそれでほら一人も泣いてなかったらなんかね、僕の責任かなと思うけど、まあ一応泣いてる子もねいるはいるし、保護者の方もね泣いていらっしゃる方もいて。
まあいい空間だなっていう日でしたよ。
分かりました。何の話?蛇口がバグった話。
蛇口がバグった話。タイトルそうしておいてください。
分かりました。では。
ありがとう、さようなら、せー。
あの声出して笑ってくれないと伝わらないでしょ。
もう一回もう一回もう一回。止まんないの笑いが。
手くつ手くつ。
手くつってやんないよ手くつ。
はい、というわけで、卒業式で蛇口がバグった話でしたけれども、まとめをお願いします。
ね、まあ蛇口ってバグるんだな、違う違う違う違う違う違う。まとめね、まとめはねもうこれに尽きるんですけど、
あーいい仕事だなって、やっぱりそれに尽きるかなって思います。
もう子供とほら、ね学んだりとかね、楽しんだりとか、ね飯食って踊ったりとかしてて、
お金もねいただけて、幸せも分けてもらえて、これはもう最高ですよ。
それがもうまとめで、一応蛇口じゃなくてね。
蛇口よりもこっちのほうがまとめにふさわしいかなと。
はい、先生っていい仕事だなってことですね。
6年で一区切りってことですけど、次の新しい生徒を迎えるってなったら、ちょっとこんなこと気をつけたいなみたいな、なんかありますか。
ありますね。毎年毎年気をつけてるのが、もうその子をありのままで見ようっていうのは決めていて、
もちろん前情報って大事な時もあるんですよ。
でもそれよりも、やっぱり今目の前にいるその子が何を頑張っていて、どうしたいのかとか、どうなりたいのかっていうのをしっかりと見たい聞きたいっていうのはやっぱり毎年思っていて、
その上で、じゃあ自分がどう行動しようかっていう、それはもう忘れずにいきたいなっていうのを毎年思うと同時に、
自分自身もね、アップデートされていかないと子供にほら学べとか言って失礼じゃないですか。
アップデートしたいなって思います。
なるほど。一人一人の良さがもう全員分わかっちゃって、それが2年、その2年間がわかるから類戦がバグるわけですね。
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そうですよ。蛇口はね、バグるのよ。
それは確かにもう無理だわ。全員分が、全員分のストーリーが押し寄せてくるわけですね。
そうそうそうそう。顔を見たらもう流れるのよ。
なるほど。いい生徒だなあらかめて。
ありがとうございます。まだまだ全然ですけど。
じゃあ来年も楽しんでいきましょう。
また引き続きよろしくお願いします。
ありがとうございました。
ありがとうございました。