2022-08-07 11:40

#29 Q05.黒板が使われなくなることはありますか? 〜大学生に代わってわたしが聞きます!現役小学校教師・大ちゃんにギモン聞いちゃう夏休みSP!

spotify apple_podcasts

教員を目指す大学3年生のギモンを大ちゃんにぶつけちゃう夏休みSP!

5つ目の疑問は、教室にある黒板について。

黒板に字を書くのが苦手な学生さんからの疑問です。


《 つぼけん 》

1982年生まれ。東京都出身。 大学の自主映画サークルで映像制作の面白さを知り、2005年に映像の制作会社に入社。カメラマンディレクターとして多くのテレビ番組に携わる。 子どもが小学校に入ったことがきっかけで、日本の学校教育に関心を持つ。人生の目標は「Happiness Creactor」(=自分も他人もしあわせにできる創造力をつくる)


《 大ちゃん:大野大輔 》

1991年生まれ。東京都出身。 学校と自分が嫌いだった小学生時代を、当時の恩師が幸せに変えてくれたことがきっかけで教師の道を志す。 現在は東京都北区立赤羽小学校の研究主任として、児童に自己決定のある授業や、みんなが幸せで働きやすい職員室づくりに挑戦中。 人生の目標は「全国の共育者と子どもを幸せにすること」 座右の銘は「最高のNo.2」「認任」

○ともはぐ(共育)代表
○教育の窓口 共同運営
○REACHER BASE 共同運営
○先生の幸せ研究所 第3期
○オンライン市役所 東京都会幹部


感想はTwitter「#ほぼ教」でつぶやいていただけたら嬉しいです!

【つぼけんTwitter : @tsuboken_mol】

00:02
はい、というわけで、大学生に代わってわたしが聞きます、現役小学校教師・大ちゃんにギモン聞いちゃう夏休みスペシャルということで、5問目です。
よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
いや、実はですね、1から4問目と、この今の5問目と、ちょっと日にち空いてるんですよね。
うん。
1から4問目やってみて、今のところいかがですか?
いや、ほんと学生さんのね、質問が素敵。
いや、いいっすよね。
未来が明るいのよ。
なんか、ここまで今考えてるのかと。
だから、もう現役のね、僕たちも頑張らなきゃなって思わせてくれましたね。
いや、ほんとそうですよね。
なんかこう、声から姿勢がまっすぐなのが伝わってきますよね。
分かる。真摯さがほんと伝わってくるんですよ。
うん。
ほんとありがとうございました。ほんとに。
ね。なんか改めて声っていいなって感じもね。
そう。
はい。で、今まで4問やってきまして。
はい。
実はですね、この間にハッシュタグ保護協でツイッターでつぶやいてくださった方がいまして。
はい。
ちょっと紹介しますね。いつもコメントくださっているコロラドのイクコさんですね。
イクコさんですけれども。
ありがとうございます。
ちょっと代読させてもらいます。
はい。
質問1と2を続けて拝聴しました。
教師同士の結婚。質問者さんは若い世代なんですが、私世代でも両親ともに教師とか、友達知り合いが教師同士でって話が多いですよと。
ただ、アメリカでは教師の友達は結構いますが、多業種同士の結婚が多い感じがしてますっていうことなんですよ。
日本だとね、先生同士、両親とも先生みたいなのってまあまあよく聞くなって思うんですけど。
うん。確かに。
アメリカの、少なくともコロラドではあんまりいないなっていう意見だったんですけど。
そんなもんなんですね。ところ変わりますね。
いろいろ文化の違いなのか。
面白いですね。こういうのね。
いや、面白いですよね。
うん。
一応コメントで、僕テレビ業界なんで、テレビ業界もテレビ業界同士結構多いんですって話をしたんですよ。
例えば、僕朝の情報番組やってたんですけど、スタッフがたくさんいるんで、年に1回ぐらい番組間スタッフ結婚があったんですよ。
えー、そうなんですね。
で、結婚が年に1回ぐらいあったらお付き合いしてる人って当然もっと多いじゃないですか。
はいはいはい。
だからまあ、単純に日節に関係してる時間とか忙しかったりするから。
あるね。
そういうことなのかなーとか思ったりしたんですよね。
なんか同じ境遇とかね。
そうそうそうそう。
こうなんだっけ、吊り橋効果じゃないけど、なんか同じ何か境遇をして、越えているからこそわかる、芽生えるものとかあるのかね、なんかね。
そうかもしんないですね。
だからやっぱり子供のためにとか、教育もっと良くするためにとかって話していったりすると、
03:04
あ、この人の思い一緒って、この素敵な人っていう感じが昔からあったのかなーなんて思ったりしました。
はい。
ちょっとね、アメリカとの比較とかしてもらうと面白いですよね。
すごい面白いんで、これからもよろしくお願いします。ありがとうございました。
はい、ゆっくわさんコメントありがとうございました。
では、早速5問目に参りましょう。
5問目いきますよ、よろしいですか?
もうね、どうぞいきましょう。楽しみ。
じゃあ5問目参ります。
はい。
こちら。
黒板が使われなくなることはありますか?
おー、いい質問ですね。
はい、こんな質問なんですけれども、結構なんか面白い質問だな。
まあ確かにそう言われてみればっていう感じなんですけど、第一印象いかがですか?
まあね、この思考すごい大事なんですよ。これすごいクリティカルで、あえてそれをなくなるっていう問いから対話するってすごい大事なんですよ。
あー、なるほどね。
例えば、パソコンがなくなると困ることは何ですか?とか、その教室から先生がいなくなると困ることって何だろう?とかを対話するとその本質が見えてくるっていうのがあって、これすごいね、いい質問ですよ、これも。
なるほど、わかりました。
じゃあ質問してくれたのはちょっと男の子なんですけども、男の子の声聞いてみてください。
はい。
黒板が使われなくなることはありますか?
教室には必ず黒板ありますけども、どういう理由で質問してくれたんですか?
それは今の教育現場では電子黒板やタブレットなどを使ったICT教育が広がっていると思いますが、今後さらに広がっていくことで使われなくなるのかなって思って質問しました。
確かにどのクラスでもタブレットであったり、Chromebookであったり、画面で授業を展開しているみたいなのが小学校でも中学校でもありますもんね。
はい。
今後ご自身としてはどうなっていくんじゃないかなってありますか?
使われなくなっていくといいなって思っています。
むしろそっちの方がいいと。
はい。
それは何でですか?
自分は黒板に文字を書くのがとても苦手で、児童にとってもICTを使って学ぶっていう方が楽しいし楽なのかなと思っていいなって思いました。
はい、こんな質問でした。
だいちゃんもうんうんと頷いてましたけども、どうでしたか?
いや、すごいクリティカルシンキングの高い方ですよね。
これ実はですね、新宿区って東京都にありますよね。
はいはい。
新宿区はもう全面ホワイトボードにかなり早い段階で変わってるんですね。
ホワイトボードね。
06:00
それもあるので、全体的な動きとしては、いずれ黒板からホワイトボードだったりとか、もしくは移動式ホワイトボードだったりとか、もしくはそれがなくなるかもっていう議論さえあります。
なのでこれ一概にイエスっていう話ではないんですね。
なんで、あり方をこう問うてる段階だと思いますね。
これいい質問だからこそ、じゃあそもそも黒板があることでどんな良さがあったのかってちょっとあえて考えてみると、
確かに。
なかなか変化してきてるんですね。
例えば、かなり前で考えると、教科書が書えない時代はどうしたかっていうと、日本は先生が黒板に書いて、子供たちがノートに移す。
そうすると教科書のコピーができますよね。
なるほど。
なので、子供たちはそれを暗記する。
で、暗記して覚えてっていうのがまさに表提になる時代があったと。
今は違いますからね。
で、そういうのがあった時代はもちろん黒板がもうマストアイテムだったんですね。
でもそこから時代も変わりまして、今どうかっていうと、これ個人差あります。
いろんな先生いるので、もちろん使ってる方もいるし、使ってない方もいるんですけど、僕の考えはここから個人意見ですよ。
僕これはね、使うかどうかって子供が決めるんだと思ってるんですね。
それが黒板だろうがホワイトボードだろうが、それは子供と僕も対等にどう使うかを決めるのは、その場その場で変わってくると思ってるんですよ。
例えばうちの学年の算数とかでいくと、先生ちょっと割り算の解き方わからないんで教えてもらっていいですかって聞いてきたら、
ああいいよ、じゃあちょっと集まってって言って、黒板のとことか集合して、それで教えてあげたりとかいう場面もあるし、
なんか子供がプロジェクトって言って、なんかこう自分の興味関心の高いことでチームとか作って動いてるもので、
先生ホワイトボード使っていいですかとか、ああいいよいいよ使ってって言って、そこでなんかミーティングが行われたりとか、
この前だと宿泊行くときに先生宿泊のチーム決めたいんでホワイトボード使って、みんなのネームプレート貼って決めていいですか、ああいいよ決めていいよって言って、
だからこれね、使うかどうかを場面場面とかで考えていくっていう風に僕は考えてるんですね。
だから先生が一斉指導で毎回黒板書いて子供に教えて、それを移すっていうのは少しずつ問われていってなくなっていくのかもしれないんですけど、
その使い方を決めていく、話し合っていくっていうのが大事なんじゃないかなって僕は思います。
なるほどね。
だいちゃん先生も何度も選べるとかカスタマイズって話もされてましたけど、それに結構近い感じがしますね。
近いですね。だから子供が、この教師が教える授業から子供が学び取る授業への転換って東京都教育委員会からも言われているんですけど、
09:09
そういう転換が起きてくるとやっぱりね、僕が黒板に書くっていうのはかなり減ってきたのは事実です。
で、それがホワイトボードだろうが黒板だろうが、やっぱりその在り方が転換してくると僕たちが書く量も減るし、むしろ子供たちが場面場面で使いたいときに使うっていう風になっていくんじゃないかなっていう、そんな考えです。
面白い。質問してくれた男の子は僕は字があんまり上手じゃないからってことでしたけど、先生たちってほんと黒板の字綺麗ですよね。
綺麗な方います。私はね、下手なんだけど、上手い方いますよね。
美しいなと思って見てますけど、じゃあ本当にあそこまで綺麗な必要があるのかって確かに問い直す必要あるかもしれないですよね。
思考が可視化されたりとか、みんなの考えが整理されて、それを使って対話できたりっていう良さもあると思うんですけど、やっぱり一人一台端末、パソコンがあることによってそれが代わりに使われたりとか、むしろ移動式ホワイトボードの方がグループごとにまとめやすいんじゃないかとか、
本当に今まさにいろんなあり方が検討されているところだと思うんで、ぜひ一緒に質問してくれた方、あり方考えませんか、これ。
いいですね。
結論は場面場面で子供と一緒に話し合って決めていけばいいんじゃないかなっていう、そんなイメージです。
質問してくれた男の子も、子供たちも好きだし、面白いじゃんっていう感じでICTの話をしてくれたんで、一緒に考えるっていう姿勢がきっとあるんでしょうね。
そうですね。
チョイスとして、黒板のいいところももちろんあるし、ホワイトボードに代わる時もあるかもしれないし、ICTももちろんいいし、選べるっていうのもいいかもしれないですね。
なんかとってもいい、新しい未来を考えられるような感じで良かったですね。
そうですね。
はい。
どうもありがとうございました。5問目でした。
ありがとうございます。
はい、どうもありがとうございました。
じゃあ6問目に続きたいと思います。
はい。
一旦終了します。ありがとうございます。
11:40

コメント

スクロール