2022-09-01 49:57

#36 「大人だって学びたい!」(前編) ゲスト:おがの発・大人の学校(宇佐川拓郎さん・新井佑香さん)

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今回は埼玉県小鹿野町で、「おがの発・大人の学校」という誰もが学び合える場を作っている2人がゲストです。
代表の宇佐川拓郎さん(うさちゃん)と新井佑香さん(あらゆかさん)2人にどんな取り組みか聞いてみました。

そしてゲストの2人に加え、大ちゃん先生と3人ともが現在目指しているのが「社会教育士」という称号。

《 社会教育士とは 》
自分たちの暮らす地域を面白くしたい、新たな人ともっと出会いたい、多様な人ともっとつながりながら活動したい、という前向きな気持ちになれるきっかけとしての「学び」の機会を、社会のいたるところに仕掛け、豊かな地域づくりへの展開を支援する専門人材。

社会教育って何? 地域に必要な学びって何?など深掘りしていきます。

おがの発・大人の学校 : https://otonagakko-web.jimdosite.com/


《 ゲスト 》

●宇佐川拓郎(うさちゃん)

子ども時代は、時間を忘れて友だちと様々な遊びをつくっては没頭していた。そのことが今でも原動力となっている。
高校卒業を機に上京。大学では、社会学と文学・現代思想を中心に学んだ。卒業後、東京都で小学校教員になったが、以後北欧の教育に関心をもちデンマークのフォルケホイスコーレに留学。現在は、住民主体のまちづくりに繋がる学び舎づくりに挑戦中。おがの発大人の学校代表。


●新井佑香(あらゆか)

小鹿野町出身・在住。大学進学と共に町を離れたが、2年前にUターン。新卒で埼玉県公立中学校の家庭科教員として勤務。勤務中は担任や生徒会担当、給食主任、陸上部顧問などを経験。5年のタイミングで、より食に特化して働きたいという思いから、退職。現在は私立学校の栄養士として働きながら、大人の学校の運営に携わっている。


《 つぼけん 》

1982年生まれ。東京都出身。 大学の自主映画サークルで映像制作の面白さを知り、2005年に映像の制作会社に入社。カメラマンディレクターとして多くのテレビ番組に携わる。 子どもが小学校に入ったことがきっかけで、日本の学校教育に関心を持つ。人生の目標は「Happiness Creactor」(=自分も他人もしあわせにできる創造力をつくる)


《 大ちゃん:大野大輔 》

1991年生まれ。東京都出身。 学校と自分が嫌いだった小学生時代を、当時の恩師が幸せに変えてくれたことがきっかけで教師の道を志す。 現在は東京都北区立赤羽小学校の研究主任として、児童に自己決定のある授業や、みんなが幸せで働きやすい職員室づくりに挑戦中。 人生の目標は「全国の共育者と子どもを幸せにすること」 座右の銘は「最高のNo.2」「認任」

○ともはぐ(共育)代表
○教育の窓口 共同運営
○REACHER BASE 共同運営
○先生の幸せ研究所 第3期
○オンライン市役所 東京都会幹部


感想はTwitter「#ほぼ教」でつぶやいていただけたら嬉しいです!

【つぼけんTwitter : @tsuboken_mol】

00:08
こんばんは、ほぼ教育最前線あなたにかわって、私が聞きます。始まりました、つぼけんです。
大ちゃんです。
この番組は、高律師小学校の先生である大ちゃんと、普段は映像のカメラマンやディレクターを務めているつぼけんという異職の2人でお届けする番組です。
学校教育をはじめ、学びの最前線にいる方をゲストに呼んで、ほぼ最前線に迫っていこうと思います。
というわけで、大ちゃんよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ゲスト回になります。久々ですね。
嬉しいですよ。しかもね、僕が最近出会った素敵な仲間お二人なんで。
いいですね。楽しみですね。
なおさら嬉しいです。
このシャープ35まではですね、夏休みスペシャルということで、全11回、全11問、学生さんからの質問、答えていきましたけれども、感想お疲れ様でした。
いやー、良かったですね。学生さんの未来が明るいっていうのが分かって。
本当ですね。
いやでも、これ編集してみてアップロードしてみて思ったんですけど、このほぼ今日始まって数ヶ月ですけど、
大ちゃん絶対進化してるなって思うんですよね。
それでちょっと感じてて、多分言ってることがコロコロ変わってる。
それをコロコロと捉えるかアップデートで捉えるかってところあるんですけど、変わってると思います。
多分その去年末取ったら、あの11問の答え違っただろうし、
多分、もっと比べたらもっとシンクってなかったのかもしれないなっていう感じましたよ。ズバズバ感じました。
ありがとうございます。ちゃんと成長してる感、見てもらってありがとうございます。
大ちゃんをたまごっちのように成長を見届ける番組でもありますんで、たまごっちのように楽しんでいただければと思っております。
どんどん学んでいってね、我々も成長していきたいですね。
そうなんですよ。いつからでもね、学べるっていうことで、今回のテーマもそうですけど、いつからでも学べる、成長できるっていうことですよね。
そういうことです。そんなわけで、ぴったりなテーマ申し上げますね。
はい。
今回のテーマはこちら。大人だって学びたい。
はい、というわけで大人だって学びたいとしました。大ちゃんどうですか?
いいね。学びはね、楽しんだぞっていうところが、ある意味証明されているところでもあって、僕もかなりヒントもらってる取り組みなんで、楽しみです。
なるほど。今回ですね、キーワードとして出てくるのは、社会教育士っていう称号なんですよ。
03:04
社会教育士、社会教育なんですけども、
これ大ちゃん、まさに勉強している、学んでいるテーマっていう感じなんですよね。
そうなんです。今、島根大学の社会教育主治講習で、それをまさに学んでいて、今日のゲスト2人もその場で一緒に学んでいる仲間2人です。
なるほどなるほど。社会教育士ってあんまり聞き慣れないんですけど、そもそも社会教育って何なんですかね。
広い意味での学びってよく言われるんですけど、学校教育があって、家庭教育がありますよね。
社会教育ってよく3種類で分けられることもあるんですけど、すごい幅広い学び、全てが成長に関わっているんだっていうところで、社会教育っていうのがかなり大事にされてきていて、今改めてフューチャーされているようなものでもありますね。
なるほどなるほど。当然勉強するってなったら学校とか塾で勉強するってありますし、家庭で勉強するっていうのもありますし、第三の選択肢とかそんなような感じなんですかね。
第三って言っておいて、多分自分が形成されてきて成長してきた過程の中で、かなりの部分を占めるんじゃないかなと思っているんですよ。
例えば人との関わりだって、地域の中で学んだことってたくさんあるだろうし、お祭りに参加してそこで学んだこともたくさんあるだろうし、あと公民館とか行って、そこで得ることもかなりあると思うんですよね。
だから実は自分で可視化してみると、社会教育が担ってきたものはかなり大きいんだっていうのは最近学びました。
なるほどね。地域ですよね。社会教育とはで調べると、地域コミュニティの活性化なんてのも出てきたりするんですけど、学びを通じて人を作りをしたり、繋がりを作っていったり、地域そのものを作るとか、そんなような、地域っていうのが社会教育はキーワードになってくる感じなんですかね。
そうですね。僕、ちっちゃい時、公民館よく行ってて、おばちゃんたちと話すのが好きだったんですよ。そのおばちゃんたちに折り紙とか、お手玉とか、あやとりとかを学びながら、実は異年齢で交流することを通して社会性を学んだりとか、いろんな多様な人がいるんだなってことを知ったりとか、そうやって地域のコミュニティの中で学ぶことがあるよねっていうような感じだと思います。
なるほど。
はい。
とてもよく分かってきました。そして、そんな地域での学び社会教育の社会教育史なんですけれども、こちらをですね、僕も調べまして、令和2年なので、つい最近作られた制度だということです。
ちょっと読みますね。地域の思いに寄り添った長期的な地域づくりのビジョンをもって、地域活動や市民活動が持続的に展開していく支援をします。こんなこと書いてあるんですけれども、地域づくりを支援するプロっていうようなイメージなんですかね。
06:18
そうですね。今本当にできたばっかりで、たぶんそれぞれの方がそれぞれの立場で、今その形っていうのを実現させているところなんで、まだ定義づけっていうのははっきりとしてないかもしれないんですけど、実際にその社会教育史になった方々が今いろんなところでご活躍されていて、僕はまだ学んでいる段階で卵なので、いろいろ描きながら今学んでいるところです。
じゃあ社会教育史っていう称号を得るために、要は大学の社会人学校みたいなことなんですかね。
社会教育史を取れるところっていくつかあって、例えば大学もそうですし、あとはセンターみたいなところでも取れるんですね。
なので結構日本全国いろんなところで取れるんですけど、たまたま私が島根大学ってところで、今回のゲストの人と一緒に取っているっていう感じです。
なるほどなるほど。じゃあ社会教育史の方を今回呼んだわけじゃなく、一緒にまさに学んでいる仲間をゲストに呼ぼうということですね。
しかもとびきり素敵なお二人。
いいですねいいですね。
我々ゲストの方々は完成し尽くされた方でなく、一緒にほぼ最前線を目指している仲間っていう方がやっぱり多いので、ちょっと熱い思いとかも聞きたいですね。
では今回もほぼ最前線に行ってみましょう。
では本編にまいります。今回のテーマは大人だって学びたいということで、ゲストを二人紹介します。
小川の初大人の学校から、宇佐川拓郎さんと新井優香さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
二人ゲストです。ありがとうございます。
ではですね、宇佐川拓郎さん、うさちゃんから簡単に自己紹介お願いします。
はい、よろしくお願いします。宇佐川拓郎、並びにニックネームうさちゃんと言います。
生まれた年は1990年9月28日なんですけれども、もしかしたら大一ちゃんと同年代ぐらいかなっていう気がしてます。
同い年だ。
同い年。
そうですよね。
09:00
出身は北海道の札幌市です。
自己紹介ということで、ちょっと短めに考えてたんですけれども、思いついたのはやっぱり小学校時代、外遊びですね。
友達と外で遊ぶのが大好きだったなっていうのが一番記憶として残ってます。
大学では社会学とか、結構それこそ学び、今日のテーマにもあると思うんですけど、学びっていうことに大学で目覚めたような気がする。
初めて目覚めたようなことがある気がして。
学びっていうのは初めて目覚めた気がして、社会学とか人類学とか哲学とか、そういう人文学系のものをかなり、本とか授業とか、あとは一人でバックパッカーに描くとか、ということを通じてかなり学びが面白いっていうのはその時に気づいたなって気がしてます。
その後に一応小学校の教員をやってた時期もあって、その後にもっとまた学びたいと思って、デンマークのほうに教員会辞めて留学、フォルケホールスコールっていう向こうの大人の学び屋に留学をして、戻ってきて今、小川の町で地域おこし協力対応してます。
大人の学校をアルカさんやいろんな方と一緒にやってます。よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。いや気になるワードがたくさん出てくるんですけれども、少なくとも好奇心の塊であるってことだけはよくわかりましたね。
学びが止まらない人みたいな。
ね、っていうことですね。
いやもう自己紹介だけで伝わってきますね。ありがとうございます。どんどん突っ込んでいきたいと思います。
ではもう一人です。あらいゆかさん。あらいゆかさんお願いします。
はい、こんばんは。あらいゆかと申します。
私はこの大人の学校をやっている小川の町出身で、今もこの町に住んでいるんですけど、とにもかくにも見渡す限り山が周りに広がっているので、
ちっちゃい頃から畑で野菜を育てるとか、田んぼで家族一緒に田植えをするみたいなところで生きてきたので、
身近なところで食が常に自分のそばにありまして、栄養士を目指して大学に行ったんですけど、
食のことを知れば知るほど子どもたちの食の問題に行き着いて、それをどうにかしたいなと思って進出で5年間家庭科の教員をやっていました。
でももうちょっと広い視点で地域のこととか、自分に何ができるんだろうってワクワクすることをやってみたいなということから、
今転職をして、その傍らこの大人の学校に副代表として関わらせてもらっています。
今日はよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
2人とももともと先生でいらっしゃったんですね。
そうですね。
ありがとうございます。
今回はですね、宇佐川さんはウサちゃん、新井優香さんは新井優香さんと呼んで欲しいと言っていただいたんで、呼ばせていただきますね。よろしくお願いします。
12:11
ありがとうございます。
ウサちゃんと新井優香さんです。改めてよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
お願いします。
とっても素敵なお二人ですけれども、大ちゃん、2人ともはどんなところで出会って、どんな方なのかちょっと教えてください。
オープニングでお伝えした、島田大学の社会教育主治講習で同期として出会ったんですね。
やっぱり輝いてて、自己紹介聞いてもわかると思うんですけど、何かを始めたくて講習を受けに来たわけじゃなくて、
もう既にアクションを起こしていて、それを充実させたりとか、より良くしたいっていう気持ちで来ている時点で、やっぱりもう僕の中ではかなり憧れがあったんですね。
それでお話しさせてもらった時に、なんだこの人柄はと。
たぶんあれ駐車場だったかなと思うんですけど、そこでもっと知りたいなってことで、私からアタックをさせてもらいました。
なるほど。
まだリアルでは1回しかお会いしてなくて、オンラインでも研修でよくお会いするんですけれども、じっくり話し込んだわけじゃないんですよね。
でもこうやって、かなり繋がっているような気がするのは、やっぱりお二人のお人柄が素晴らしくて、本当にありがたい存在です。
なるほど。
一緒に社会教育史を目指す、学び合う仲間ってことですもんね。
そうです。
例えばこんなことがあってびっくりしたとか何かありますか?
なんかすごいできる人だなって最初の印象だったんですよ。
だからなんかこれはもうアクションを起こしてるしすごいなっていう後のギャップがあって、うさちゃんって呼んでくださいっていう。
かわいいって。
かわいい。
あらゆかさんもピシッと服装もかっこいい感じで、そうやってアクションを起こしてるっていう方だったんですけど、お話してみるとすごい物腰柔らかくて、話しやすいなっていう。
そのどちらもギャップが同じ感じだったんですよ。
なるほど。
かっけえからのいい感じの。
へー。
この前ねテレビもね取り上げられて、今回の大人の学校っていうところでまさに取り上げられてるのも見たときに、テレビで見る姿かっこいいんですよね。
うんうんうん。
そのギャップもまたいいですよね。
素晴らしい。
じゃあちょっとあのかっこいい一面から聞いていこうと思うんですけども。
まずね、まずそっちから。
テレビでも取り上げられた小賀の初大人の学校ってどんなものなのかなと思うんですけども。
じゃあ代表のうさちゃんからどんなこう取り組みなのか伺ってもいいですか。
分かりました。
僕これ聞かれると毎回あらゆかさんに先に言ってもらいたいなって思っちゃう甘いのがあって。
今ドキッとしたのがやっぱり僕に来たからドキッとしたんですけども。
15:03
なるほど。
やっぱりドキッとしたんですよね。
どんなものかキャッチフレーズはこの街から出会い繋がり思いを紡ぐっていうキャッチフレーズで。
今半年ごとのスパンで第一期第二期。
一学期二学期みたいな感じで動いてて。
今その二学期にあたるような第二期っていう風なところで動いてるんです。
その第二期のキャッチフレーズが今のところ今言ったようなキャッチフレーズかなっていう風に思っていて。
ただ結構今後も大事になりそうな出会いとか繋がりとか思いを紡ぐみたいなところが結構大事になりそうかなっていう学びやなんです。
もう一個は地域に根付く目指すっていうのも大事にしていて。
なので小川の初小川学校ってことで、小川の街の住民の方々ですとか、小川に訪れる方とか行政学校、小中高校とか含めて何か地域に目指す学びやっていうような形でやっています。
なんかこう出会いとか繋がりってすごく素敵だなと思って。
大人の学びっていうと、例えば僕のところでもカルチャーセンターがあったりとかして、先生が来て大人も勉強するっていうこと、日本全国あると思うんですよ。
ただカルチャーセンターに出会いや繋がりがあるかって言われるとそうでもなくて、いわゆるカルチャーセンターとかとの違いってどんなところなんですか?
そうですね。今坪玄さんおっしゃっていただいたように、その出会い繋がりをすごく大事にしているっていうのは1個目指したいなと思っているところが1つあるかなと思いました。
僕ら2人とも、今代表、副代表という形で入らせてもらっている2人ともが、ほとんど学校の教員、僕は小中学校、小学校、荒岩さんは中学校だったんですけども。
なのでそういう教育的な土壌と言いますか、あとは関心とか本題意識みたいなのは、僕なんかはあったりして、そこでいくと先生とか生徒とか講座とかそういう言葉は使ってなくて、
先生らしい人は作り手っていうような呼び方をしてたりとか、受講者らしき人は学び手っていう呼び方をしてるんですけれども、特にこの作り手っていう方は、なんか想像するに何か物を作る人とかいろいろ企画を作る人とか想像されるかもしれないんですけれども、
本当にまさにそんな感じで、先生と何か教えるっていうことを大事にされている方かなっていう職業かなという気がするんですけれども、この作り手っていうところに込めたものとしては、その企画とかプロジェクトとか、あとは自分の思いを具現化していくこととか、そういうのをひっくるめて作っていく人、物事とか何か活動を作っていく人っていうようなところに思いを込めたっていうのが、もう1個ぐらい違うかなと思ってます。
18:06
いいっすね、作り手。
なんか、先ほどのカルチャーセンターと比較すると、例えば稼働の先生がいらしたりして、先生としてこの時間を教えますよっていうのがカルチャーセンターの役割だと思うんですよ。そういったらどう違っていくんですかね。
この辺であらゆかさんにバタンマスで。
お願いします。
カルチャーセンターの講師と大人学校の。
そうですね、私たちも公民館の活動と自分たちがやってる活動の比較とかをたまにするんですけど、公民館の講座とかカルチャーセンターの講座とかって、何かこういうことが皆さんに必要だからってまず決める人がいて、それに合う講師の人を当てはめるというか、見つけて講座ができると思うんですけど、
大人の学校はまず私こういうことやりたいとか、こういうことを学びたいから仲間が欲しいっていう作り手の思いから企画が生まれていくんですよね。
なのでその、例えば公民館やカルチャーセンターの講師の人を発信で場が作られ始めるみたいなところが大きく違うのかなと思って。
例えばどういうことを、もっと仲間が欲しいんだっていうのは、どういう方がいるんですか?
第2期、ぽつぽつとなんかいろんな思いが出始めていて、ずっと続いている企画で言うと、かいが、一番続いているの。
おっさんっていう方が。
おっさんという方が。
おっさんっていう。
あだ名なんですかね。
見た目おじさんなんですけど、あだ名おっさんで、普段は全然違うお仕事をされていて、
昔、美術部のご経験があったりとか、普段からお酒を飲みながらちゃちゃっと絵を描くのが好きな方がいて、
それをみんなでシェアしながら、みんなにも絵を描く楽しさを知ってもらいたいっていう思いがあって、
絵をみんなで楽しみながら描けるような企画を作ったりとか。
なるほど、すごいわかってきました。
カルチャーセンターとかだと、絵の講師がテクニックを教えますって感じで来るけど、
そこはおっさんが、酒飲みながら絵描くの楽しいから、みんなでやろうぜっていうことなんですね。
そうですね。思いがまずありきで、ばか作られていきますね。
テクニックとかじゃなくて、絵描くって楽しいじゃんって、楽しい気持ちをみんなにシェアしたいよっていうような思いでいらっしゃるんですかね。
21:00
そうですね。たまにはこうやって描くとうまく描けるよみたいなテクニックや技術を教えてくれる場面もあるんですけど、
最初からそういう話にはならないっていうのが特徴かもしれないですね。
だってもうおっさんって呼んじゃってますからね、先生とかじゃないですもんね。
おっさんですね。
おっさんですね。
いや、いいですよね。そう、なんかすごく、名前だけでも見えてくるものがありますね。
そっか、素敵。ありがとうございます。
じゃあ、引き続きあらゆかさんに伺いたいんですけど、小釜っていう場所について伺いたいんですけど、
僕ずっと東京で生まれ育ちまして、恥ずかしながら小釜という場所のことはあまり存じ上げませんで、
どういう場所で、なぜ学びの場が必要だなっていうふうに思ったんですか。
小釜は埼玉県の一番西側、山梨県や群馬県のほうに一番近い町で、
昨年度の埼玉県内で人口減少率が一番高い町ということで、今、なっています。
で、今、人口は1万1000人ぐらいで、徐々に減少傾向にはありますね。
で、何年か前に町の中で4つの中学校があったんですけど、
子どもたちの数が少ないということで、今、1校に等配合されていたり、
小学校も今、4つあるんですが、数年後には、そちらも1つに等配合されるみたいな、
大きく教育の形が変わろうと、町民の方もどうなるんかねって、みんなが気にしているような、そんな状況にある町です。
地域に学びが必要っていうのは、ちょっと私の話なんですけど、
私自身が、全校生徒40人ぐらいのちっちゃな学校で育ってきた背景があって、
そのときに、結構地域の大人たちが学校の中に入ってきて、
町の有名な歌舞伎とか、田植えとか、いろんなことを教えてくれたっていう経験があるんですよね。
そうすると、地域の人を自然と知っていって、自分のことを知ってくれているって安心感があるので、
そういう学びから生まれるつながりみたいなことが、やっぱり人口減少している町にとっては、
これから重要になってくるんじゃないかなと思って、
宇佐川さんが立ち上げてくれた大人の学校に変わろうと思いましたね。
なるほど。原床さんは小釜の出身でらして、小釜の問題とかっていうのを感じていたんですけれども、
発信は宇佐ちゃんが作りたいなっていうことでだったってことですか?
2人の出会いとか発足のところを聞きたいですね。
宇佐ちゃんはどうですか?
そうですね。発足のところでいくと、僕はもともと北海道の札幌出身で、
わりと郊外なんですけれども、自然がわりと囲まれたような田んぼも多くあるような場所だったんですけれども、
24:03
それで発足のきっかけは、小学校の教員、大学卒業して小学校の教員になったときに、
教育学部出身とかでは全然なくて、卒業してから教員の免許は取ったりしたんですけれども、
小学校の教員になりたいと思ったのも、自分が小学生のときに最初思ってたんですね。
小学校の時になりたいなと思ってて、理由は結構単純で、とにかく楽しかったんですよ。
小学校時代が楽しかった記憶しかほとんどないぐらい楽しかったんですよね。
っていうのがあって、大人になりたくないと思ってたんですよ、ずっと。
親にも言ってたんですけども、大人はつまらなそうだってすごく感じてたんですよね。
一方、自分は自由だと、いっぱい遊べるし自由だなと思ってて、
で、あれば自分が大人になるとしたら子供と一緒にいたいなって思ったのがきっかけで、
で、結局小学校の先生になったときに、でもちょっと自分が思い描いてたのとちょっと違ったんですよね。
自由さとかのびのびさみたいなものが割と感じられない場面も結構あって、
で、唯一感じるとしたら、中休みだけちょっと子供とのびのびできたなぐらいはあったりしたんですけども、
っていう経験もあったんで、それでちょっと日本の学校どうにかしたいと思ったんですけども、そのときは。
どうにかしたいと思ったんですけども、あ、市なんか新米の自分には何もできないなってそのとき思って、
で、もっと一回飛び出そうと思ったんですよね。
で、そのときに幸福とか幸せみたいな観点からいろんな国の教育を見ていったときに、
北欧の教育に関心を持って、で、さらにデンマークには大人の学校っていう近いようなものがたくさんあることを知って、
で、そこに行ってみて、で、すごくよかったんで、で、それをちょっとその体験をもとに、
小釜町に来て大人の学校っていうのを始めたっていう感じですね、ざっくり言うと。
小釜は何の関係があったんですか?なぜ小釜なんですか?
デンマークに行く前に、そのときも結婚してたりして、日本に戻ってくるつもりではあったので、
どうしようかなと思ったら、学校に戻りたいとはそのとき選択肢になかったので、
よく高校魅力化プロジェクトみたいな、まさに僕たちが今受けているような社会教育士研修が始まってるような島根県で始まった、
高校の学習を地域に飛び出して、地域の中で環境学習をやろうみたいな流れが生まれてきてたのも知ってたので、
デンマークから戻ったら、地方で教育×コミュニティ作りとか、町作りをしたいって思ってたんですよね。
でも、東京に家族もいるし、東京からまずは通える範囲の場所がいいなと思って、
小釜町に偶然そういうことを既にしてる人もいますよ、みたいな話を。
小釜高校って場所でそういうことをしてる魅力化プロジェクトみたいなことをやってる人いますよってのを聞いたりして、
そういう縁でちょっと来たっていう感じですね。
じゃあ小釜の事態が変わろうと、教育でちょっと変えていこうっていうような動きがもう既にあったってことなんですね。
27:06
そして2人はどのような形で出会って、一緒にやっていこうっていうふうになったんですか?
ここは荒岩さんに。
荒岩さんが地域おこし協力隊で活動しているってことを町の広報で知りまして、
それを何の気なしに見てたときに、
宇佐川拓郎大人の学校やってますみたいな宣伝文句を見つけて、
なんか面白そうっていうので、そのまま連絡を取った記憶がありますね。
フェイスブックの宣伝はすごいくれましたね。
そうですよね。
じゃあ荒岩さんとしても、自分の教育っていうものをどう地域に役立っていくかみたいなことがテーマとしてあったってことなんですかね、もともと。
そうですね。明確な形は描けてなかったんですけど、何か起こしたいなとはぼんやりと思ってましたね。
もう動き出していったってことですね。宇佐川さんの大人の学校が動き出している中に参画していったっていうことですか。
そうですね。でもなんかこう、今よりも大人の学校の全貌は全然こう形にはなっていなくて、
本当に何か荒岩はどうしたいみたいな、私自身の思いみたいなものを載せられる段階にあったので、
より参加しやすかったというか、主体的になれたなという気はしています。
なるほど。じゃあまだまだできていない大人の学校に参加してみて、
宇佐ちゃんの第一印象であったり、学校って取り組みの印象であったりってはじめはいかがでしたか。
宇佐ちゃんの印象は、思いがめちゃくちゃあふれる人だなって思いましたね。
だから、これからどういう方向に進んでいくんだろうみたいな、わくわくした気持ちは覚えています。
一方で、大人の学校をどう印象を持ったかっていうと、やっぱり前例がないものだと思ってたので、
わくわくする一方で、じゃあどうやって作っていけばいいんだろうとか、何から手をつければいいんだろうみたいなところでは、
結構悩んできたかなという気がしますね。
なるほど。宇佐ちゃんが目を閉じながらうんうんとうなずいていますけれども。
恥ずかしいなと思って、荒岩さんの僕の第一印象なんて聞いたことなかったんですよ。
ドキドキしちゃって、何言われるかなと思って。
じゃあ仕返ししましょう。メッセージをもらった時の気持ちを、宇佐ちゃんお願いします。
声かけられて。声かけられて、はい、そうですね。
声かけられたとき、ああ、そうですね。
まあ、そのとき結構、荒岩さんも少し触れてたかもしれないですけども、結構やっぱり僕も悩んでたんですよね。
30:06
結構、最初は魅力化プロジェクトとか、小中学校の探究学習、
小中校を連動した総合探究学習をまっすぐ進めましょうみたいな、
そういう動きに最初、わりと公の部分に入っていくっていうようなイメージで、
最初協力隊になったんですね。
街に雇ってもらったみたいな感じもちょっとあったので。
でも一方で、僕はデンマークで住民主体で学校を作れるっていうのが結構デンマークの特徴だなっていうのがあって、
法律でも保証されてるんですよね。
学校は国だけじゃなくて住民が作れるっていうような、保護者も作れるみたいな法律があって、
それにかなり感銘を受けて、いいなと思って。
で、小川の町の結構、熱量の高いお母さん方と繋がりができたので、
そこからデンマークのまずは講演会をしましょうみたいなお声掛けをもらって、
一緒にやりましょうってとこから始めたので、
結構まだまだどういう方向に進むかも決まってないっていう段階ぐらいのときに、
でもみんなで作る、学校を作るっていう文化を作りたいなみたいなときに、
足立由加さんからちょうどご連絡をもらって、
でも小川の町でしかもかなり20代で若い方から、小川の町の方で連絡をもらったっていうのは、
なんかちょっと驚いたというか、感じはちょっと覚えています。
どんな思いなんだろうっていうのをすごく驚いたっていうのを覚えています。
で、第一印象ですよね。
で、メッセージをもらって、早速荒井子さんの方からテレビ電話で話せませんかって、
もう早速3通目ぐらいですかね、来たので。
もうこれだって思ったわけですね。
なんとこの行動力のある方なんだろうっていう雰囲気は感じたんですけども、
オンラインで話をしたら、たぶん僕以外にもたぶんそのとき荒井子さん、
いろんな人にたぶん今後のご自身のキャリアとかどういうことをしたいかみたいなのを、
荒井子さんのとき壁打ちって表現されてましたけど、
いろんな人にスケッチブックで聞いてまとめられてたんですよね。
で、しかも僕がこういうことやってますって言ったときに、
たぶん荒井子さんもそういうスケッチブックとか持って、
もうすでに荒井子さんの方もこういうやりたいものを共有しますみたいな最初の話だったので、
なんとこう行動力というか、壁打ちって言葉があるテニスプレーヤーみたいな、
なんかそんな行動力のある方だなっていう印象ですね。
素晴らしい。それが2年前ですか?
2年前ですね。
33:02
じゃあそんな思いのあるうさちゃんと行動力のある荒井子さんが出会い、
2年を過ごしてきたわけですね。
なるほど、わかってまいりました。
だいちゃん、2人の2年前がちょっとわかってきましたけど、いかがですか?
なんかお2人の人生の出来事がしっかりと今に反映されてる、
活かされてるって感じがしたんですね。
で、しかも全く別の人生、出来事を歩んできたのに、
なんかそこに交差点が生まれて、今たぶん同じビジョンにかけてるっていうのは、
なんかこうストーリーですよね。いいですよね。
いいですね。
あのラジオを聞いている方もわかると思うんですけど、
僕がうさちゃんに代表お願いしますって言うと、
いや、荒井子さんなんて言うかなっていう感じで、
2人が別にこう代表だからなんとかじゃなくって、
2人でね、なんか作り上げていってる、意見を尊重し合ってる感じ、
この数十分でもね、受けますもんね。
プロジェクトの起こり方としてはもう最高だなと思って、
ある人が始めたものに対して、いいねって最初に言うフォロワーみたいな感じの人で、
しかもその人もかなり当事者意識が高くて、
一緒にこう作っていくっていう、
なんかプロジェクトチームとしてはすごいなんか最高な感じがして、
いいなと思いました。
素晴らしいです。
じゃあそんなわけで、学校は作れるんだということで、
走り始めたうさちゃんですし、
地域の問題も自分の力でも解決していくんだということで、
荒井子さんが出会って、2年進んでいきましたけれども、
それにプラスして、社会教育士の称号があったらいいなと思ったのは、
なんでかなというふうに思っておりまして、
そちらは、力強く、
パスが出ましたので、荒井子さんお願いいたします。
もともとこの講習があるのは知っていて、
いつかは受けたいなと思っていたんですけど、
大人の学校の実践が1年ぐらい積み重なったときに、
やっぱりもうちょっと仕組みを作っていく上で、
理論的なことを知っておきたいなっていう段階に入ったんですよね。
そのときに島田へのこの講習が、
今年も募集がかかったのを知って、
私応募するんで、うさちゃんもよかったらどうですかって投げかけて、
2人別々に応募しました。
かなり狭きもんだと聞きますよ。
受講できるだけでも大変だって聞きますよ。
そんな倍率がある講習だとは全然思っていなくて、
もう出したら受けられるもんだと思ったんで、
そうだったんだって後ほどびっくりしましたね。
うさちゃんはどうして受けようかなと思ったんですか?
まず最初は荒井子さんに誘われたからっていうのが一番。
36:02
最初はもうそれが誘ってもらって、
調べたらかなり興味深いなって思ったっていうのが、
最初のきっかけですかね。
いろんな社会教育って聞くと、
教育なんか理論とか、
あとは歴史的な部分とかが多いかなと思ったら、
結構その地域づくりとか、
街づくりみたいなものもかなり盛り込まれてる。
半分ぐらいそれが大事にされてる感じがあったので、
これは自分たちがやろうとしてることにも近いし、
っていうのがきっかけですかね。
実際に勉強してみて、まだまだこれからですけれどもいかがでしょうか。
本当にまだまだ、今1ヶ月ぐらい経ったところで、
これがどういうふうになっていくかって、
かなりまだ未知だなっていう気もしてるんですけれども、
でもそうですね、結構やっぱり自分たちでやっていることの、
周りに何かもうすでにそういうスキルを持った人が
周りにいるわけでもなかったりするので、
そうするとこの地域とかを超えて、
こういうふうに一緒に大地さんのように学び合える人がいるっていうのは、
心強い感じがしてますね。
すごくそういう意味では成長できるんじゃないかなっていう期待をとても持ってます。
なるほど、素敵です。
晴岡さんはいかがですか。
そうですね、私も今うさちゃんが言ったように、
仕組みづくりみたいなところで、結構知識を得られる機会が、
この1ヶ月間の中でもたっぷりあったので、
半年後にどう変われるんだろうみたいな、
ワクワクした気持ちでいるのと、
それとは逆に人に問われることで、
自分の大人の学校っていう、
あんまり世の中にない形を、
自分の口で説明する機会をめちゃくちゃ求められていて、
客観的に自分の取り組みを見る機会がめちゃくちゃ増えているので、
それはありがたいなって思いますね。
なるほど、ありがとうございます。
もしもその称号を得られるとしても、
まだまだ半年近くかかるわけですね。
まだちょっと先が長いですね。
大ちゃんはいかがですか。
今のお二人の話、やっぱりかなり共感するんですけど、
もともと自分がやっていたプロジェクトをかなり問い直して、
一回ゼロにさせられました。
それでリデザインっていうんですかね。
もう一回見てみたときに、
ここをちょっと求めすぎたよねとか、
ここはもう少し地域の人にヒアリングしてから考えた方がいいよねとか、
まさにリデザインできている状態で、
僕の中ではかなりアクションにつながっているんですね。
で、やっぱりノウハウがすごいので、
この受講している仲間たちもすごい質だし、
あと講師陣、サポーターたちもかなりいいので、
毎回ノウハウが本当に生きたノウハウなんですね。
昔言われていたことっていうものを学べますし、
今まさに動いている人たちからそのノウハウが得られるっていうことが、
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かなり助かってますね。
大人の学校のノウハウとかアクションだって、
僕がかなり活かせるところもあって、
相互に影響し合えるっていう、
場のイメージがあります。
大ちゃんもトモハグっていう名前で、
北区の地域の学びっていうのを作ってますから。
そう、それもまだ2本目ぐらいなんですけどね。
地域を一つの教室にするんだって掲げてから2年経つんですけど、
やっぱりなかなか行き詰まっていたところだったからこそ、
受けようっていうところだったんで、
すごい同じような気持ちで、
どうやって発展させるかっていうところだったんで、
ありがたい存在ですね。
はい。
そんなわけで社会教育、
まだ半年ありますけれども、
勉強しながら実践も身につけながら、
どんどん進んでいる感じがあるんですけれども、
小川の初大人の学校を目指している先、
ちょっと見えてきたかなとは思うので、
どんな場にしたいかっていうのを、
それぞれ伺ってもよろしいですか?
はい。
最初はもうちょっと堅苦しく考えていた学びっていうのが、
人が繋がって出会って、
お互いに知らないことを知る、
その些細なことさえも学びと呼べるんだなっていうのが、
2年間大人の学校を作ってきて、
一番感じている大きな気づきなので、
そういうことを感じられる町民を、
小川の中心に近い秩父地域に広げていきたいなっていうのと、
やっぱり大人が生き生きしていたら子どもも生き生きするし、
そしたらみんなハッピーで、
地域全体が生き生きしていくと思うので、
やっぱり大人が何歳になっても、
どんなタイミングでも、
自分のやりたいことを形にしていけるような場所でありたいなとは思っていますね。
いや、素晴らしい。
僕、すごい好きなワードが出てきたんですけども、
些細なことも学びと呼べるっていいなと思って、
これちょっともう一声聞いてもいいですか?
例えばどういうことなんですか?
やっぱり教員の経験が、
本を読んで知識を得る、
それが学びみたいな頭で、
最初大人の学校をどちらかというと作ってしまっているところがあって、
ちょっと堅苦しいなとか、
大人になっても何か知識を得るってめんどくさいよみたいな声が、
実際のところあったんですよね。
そういう場面を繰り返していくうちに、
70歳ぐらいの高齢の男性と、
20歳ぐらいの若手の男性が、
あるところで出会って、
意気投合して、
今度こういうことやりましょうよみたいな、
自然な会話の中で、
次の一手が街の中で生まれてくるみたいな瞬間をたくさん目にしてきて、
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そういう場を仕掛けていく、
そういうところから、
みんなが新たな気づきを得ていくことこそ、
学びと呼んで、
大人にとっての学びと呼んでいいのかなと思っている感じですかね。
例えばどんな学びが生まれるんですか?
スパークつれてるか、
科学反応はこんなのがあるよっていうのは。
今立ち上がり始めている企画だと、
うさちゃんも関わってるんですけど、
オガノに恋するプロジェクトっていう、
今のオガノの、
今の現状を写真に残していこうっていうプロジェクトが、
生まれ始めていて、
その作り手が、
町で新聞記者をやっている男性と、
町出身で、
今、都内の大学に通う、
20歳代の女の子が、
一緒に今企画を作ってるんですよね。
普段の生活だったら、
交わらない人たちが、
写真とか、そのプロジェクトをきっかけに、
一緒に何か意気投合してやっていこう。
で、そこに仲間も集っていくみたいなところを見ると、
こういうことをもっともっと起こしていきたいなって、
今強く感じてますね。
いや、めっちゃいいっすね。
最高っすよね。
最初はお二人がおっしゃってた、
学びから生まれる繋がりっていうところが、
まさに実現どんどんしてきているって感じですよね。
僕もカメラマンなんで写真大好きですし、
ある程度学んできたんですけど、
多分カルチャーセンターとかで写真の講座ってなったら、
先生が来て構図がどうとか、
シャッタースピードがどうとか、
っていうテクニックの話になっていくと思うんですよ。
でも本当に写真の面白さとか学びって、
そうなのかなって思う部分もあって、
でもオガノに恋するプロジェクトだったら、
オガノの良さを写真に撮るならどうかなっていうことじゃないですか。
そこには、もちろんシャッタースピードだ、
構図だって関係あるかもしれないけども、
そこにいることであったり、距離感であったり、
本当の写真の良さっていうことだと思うんですよ。
それって別に数字でもなければ知識でもなくて、
オガノっていう街を愛する気持ちだったり、
それはもう年齢も立場も関係なく、
写真ってものをきっと楽しめる場なんだろうなとか、
すごい想像が含まれました。
めっちゃいいですね。
ありがとうございます。
いいですよ。
だから始まり方、学びの始まり方がめっちゃ素敵で、
こういうのもあるんで、
学びたい人どうぞって言って、
降りてくる研修じゃないってことなんですよね。
誰かのこうしたいから始まって、
それでこの指止まるで、
俺も入るとか始めりたいって言って、
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それが一人だと趣味とかで終わってしまうのが、
そこに集えることでプロジェクトになっていくっていう、
すごい理想的なあり方だし、
通常の学校教育だって取り入れられる考え方なんじゃないかな
っていうふうに聞いてました。
めっちゃいいです。ありがとうございます。
では宇佐ちゃん、大人の学校、
こんなふうにしていきたいなというのがあれば教えてください。
今の新井子さんのすごいいいですね。
僕たち2人とかで話してても、
やっぱりここまで話せなかったりするので、
やっぱりこういうふうに坪剣さんや大ちゃんに入って
混ざっていただきながらやると、
なるほどって本当に今、
それすごくいいなって感じてました。
僕が目指しているところでいくと、
ほぼ教育最前。
ほぼ大人の学校の学びはほぼ、
ゆくゆくはほぼ街づくりと
イコールになっていくんじゃないかなっていう
ビジョンというかイメージを持っていて、
どういうふうにかっていうと、
それやっぱりみんなで作るっていうのを
とっても大事にしたいなって、
今この研修、
社会教育士の研修を受けながら、
すごくそのみんなで作るが
かなり目の前にある感じで、
みんなで作る大事だなと思っているんですけれども、
みんなで作るって言ったときのイメージが、
さっきの大人の学校っていう学び屋を、
完成形があって、
こういうカリキュラムがあって、
こういう作り手さんがいるから、
これが大人の学校ですって、
多分定義することはできなくて、
この大人の学校は常にプロセス、
完成形はなくて、
いろんな作り手の方とかで始めたいっていうことによって、
また変わっていくでしょうし、
もしかすると理念とか仕組みのあり方さえも、
本当はもっといろんな人が入ってきていいんだと思うんですよね。
もっとこっちの方がこの街に合うんじゃないかとか、
恋するプロジェクトと、
例えばガチガチの街づくりについて
討論するプロジェクトがあったとしたら、
それをもしかしたら組み合わせて
何かできるんじゃないかとか、
大人の学校のあり方みたいなもの、
仕組みとかあり方みたいなものに、
もっと街の人が興味をどんどん持つ人が増えていって、
もうみんなで本当に大人の学校を作ることを
より多くの人で語り合うっていう状態になっていけば、
それはほとんど街の未来を語るっていうことと、
ほぼ重なってくるんじゃないかな。
でもそこにちょっと違うとしたら学び?
学びっていう要素を通じて、
街の未来を考えるっていうところに
ゆくゆくはつなげていきたいなと。
それを誰かトップダウンとか行政が考えたりするだけじゃなくて、
学校の人だけが考えるんじゃなくて、
みんなで、より多くの人で、
大人の学校の未来とか、
学びを通じた街の未来を考える場所に、
そういう拠点みたいなふうにしていきたいな
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っていうのを今思っています。
めっちゃいいですね。
いろんな人が関わって、
それがもしかしたらおっさんなのかもしれないし、
ふっと入ってきた小学校2年生とかが、
ガラッと変えちゃうかもしれないし、
街の学びの作り方って、
すごい可能性があるもんだなって思えますね。
素敵です。
社会教育施増としては、
かなり理想的な感じを今受けてて、
多分うさちゃんとあれうかさんが、
トップにいるイメージじゃないですよね。
その中に入り込んでいて、
それでうまく繋いだりとか、
時には一緒に考えたりとか、
一緒に楽しんだりとか、
中でいろいろ繋いだり、
考えたり一緒に作ったりっていう、
あり方としてはかなり理想的な社会教育施増だな
っていうふうに聞いてました。
素晴らしいです。ありがとうございます。
小川の初大人の学校のこととか、
社会教育士のこととか、
それを全部超えて地域で学ぶこととかっていうのは、
結構分かってきたなというふうに思います。
ありがとうございました。
前半は一旦この辺させていただいて、
続きは後半でと思っております。
一旦うさちゃん、あれうかさん、
どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
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