2022-03-19 36:54

#12 ASOMANACTIVE 日景太郎さん(後編)「探究しようぜっ!」

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大人の我々は探究してる!? / 「〜したい」/ 共育プロジェクト / スマブラは突き詰める世界 / 毎朝ドローンの練習中 / 本気でやると分かることもある / “探究の魔法”=苦しいけど嫌なわけではない / 放課後ようこそ先生 / いろんな世界に肌で触れる感覚が小さい時に必要 / 遊んで学べる教育プログラムを作る「ASOMANAVTIVE」 / SDGsトラベルアドベンチャー@鎌倉 / 謎解きを楽しみながら歴史やSDGsを体験しながら学べる / 謎解きは心の火をつける / 事前と事後にも学びがある / 最後は学んだことを発表する / 心が動いた何かを学びに繋げる→NEXTが生まれる / 決めないことで子どもたちが何かを掴むと信じている / 自分の興味があることを好きなだけ調べてね / 娘がお風呂で長時間実験してる / 先生は封じ込めることも引き出すこともできる / 水木しげるさん「なまけ者になりなさい」 / 自分の心が震えることに正直になりなさい /



《 ゲスト:日景太郎さん 》

1996年生まれ。秋田県出身。
認定キャリア教育コーディネーター、謎解きクリエイター、ASOMANACTIVEリーダー。
法政大学経営学部卒、新卒でおもちゃメーカーを経験し、現在は独立しキャリア教育コーディネーターとして小学校〜大学まで幅広く授業運営・構築を行う。
その他、謎解きイベントの企画や、街の施設を舞台にした謎解きプログラムを企画・開発などを行なっている。

ASOMANACTIVE : https://asomanactive.com
Twitter : https://twitter.com/asomanactive


《 つぼけん 》

1982年生まれ。東京都出身。
大学の自主映画サークルで映像制作の面白さを知り、2005年に映像の制作会社に入社。カメラマンディレクターとして多くのテレビ番組に携わる。
子どもが小学校に入ったことがきっかけで、日本の学校教育に関心を持つ。人生の目標は「Happiness Creactor」(=自分も他人もしあわせにできる創造力をつくる)


《 大ちゃん:大野大輔 》

1991年生まれ。東京都出身。
学校と自分が嫌いだった小学生時代を、当時の恩師が幸せに変えてくれたことがきっかけで教師の道を志す。
現在は東京都北区立赤羽小学校の研究主任として、児童に自己決定のある授業や、みんなが幸せで働きやすい職員室づくりに挑戦中。
人生の目標は「全国の共育者と子どもを幸せにすること」
座右の銘は「最高のNo.2」「認任」

○ともはぐ(共育)代表
○教育の窓口 共同運営
○REACHER BASE 共同運営
○先生の幸せ研究所 第3期
○オンライン市役所 東京都会幹部


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【つぼけんTwitter : @tsuboken_mol】

00:02
こう、探究的な学びをどうするかって考えたときに、大人である私たちがね、大人である私たちが、探究的な学びをしてるのかなって、今ね、思ったわけですよ。
思っちゃったわけですよ。
来たぞ。来たぞ。
いや、子供にほら、探究的な学び良いぞって言ってて、あれ、大人の自分探究しとるんかって。
我々、我々探究してるかどうか。
どうですか?
確かにそうだな。
本気、本物の学び。
いやー、これ頭かかっちゃいますね。
答えがない、わくわく、本物で言うと、仕事をしている、プロジェクトで仕事をしているっていう以上、答えがあるってことの方が少ないんで、そうだろうなって思いますと。
で、わくわくは、する仕事たくさん、僕はありますし、本物かと言われたら、本物の社会で働いてるって意味では本物。
じゃあ、探究かな。
でも、ここ最近でずっと話題になっている、本気ですよね、本気。
いや、本気って、なんかずっと話聞いてて思っていて、いや本気素晴らしいな、本気こそが学びだなって思うんですけど、
学校の先生がこう、高圧的に言う、お前本気出せよ、もう本気じゃないですか。
その本気、その本気ではあるけど、本気の学び、本気のわくわくかって言われたら、うーん、今ちょっと考えちゃった。
そうですよね。
なんか、興味があって、例えば学びたくて、ある程度本読んだりして、勉強したりすると思うんですけど、
それこそ子供の頃ちょっと思ってた、寝るも削って、飯食うも削って、
例えば布団の中で隠れてずっとゲームするみたいな。
でもあれって多分本気じゃないですか。
それに一直線に向かうみたいな。
なんかその感覚は忘れちゃってるかもしれないですね。
だいちゃん先生は?
いや、なんか自分でね、こうありますかって人で今探してるんですけど、
なんか、たいって言葉が入ってくる気がするんですよ。
たい。
たい、ひらがなでたい。
こうしたいとか。
あー、なになにしたい。
何かを作りたいとか。
この価値まだ社会にないから作りたいとか。
良くしたいとか。
だから僕のね、今2個思いついたんですけど、
1個はね、ダイエットプロジェクトなわけですよ。
痩せたいと。
これね。
痩せたい。
痩せたいっつって。
で、これって、なんか今ね、1個思いついたんだけど、
03:03
何で痩せたいのかなって思った時に、
まあちょっとね、かっこいいパパでありたいみたいなね。
あ、だいちゃん先生が痩せたい?
痩せたいのよ。
そう、全然太ってるイメージがない。
あーもう、ほんとね、ちょっと今、
ラジオだから見えないと思うんですけど、
かなりお腹ぼよってて。
ぽっこり、ぽっこりお腹に。
このままだと卒業式、あのスーツ着れないっていう大必要をね、迎えてるわけですよ。
なるほど、それは。
だからそれちょっと浅めのね、探究なのかなって。
で、もう1個は、以前第1回か2回で話した、
トモハグっていう地域のプロジェクト。
これまさに探究で、今途中なんですけど、
これはもう答えもないし、ほんとすごいワクワクしてるし、
いろんな地域の方とつながることで見えてくるしとか。
で、今本気なんですよ。
ほんとこの自分の住む帰宅っていうのが、もっとハッピーになってほしいって思ってるし。
そう考えると、今それは探究してるのかなと思うんですけど、
お二人どうですか?具体例とか、思い出したものとか、もしあれば。
めちゃめちゃくだらないんだったら1個あるですけどね。
くだらなくもないと思ってますね、今逆に。
ゲーム。
この年になってゲームかって話なんですけど、
スマブラ。
スマブラってご存知ですか?タイラントスマッシュブラザーズ。
もちろん、もちろん。
やってました。
敵を吹っ飛ばして、相手に勝つゲーム。
それがオンラインで世界とつながって、世界中の人と戦えるんですね。
それってランクがあって、勝てば自分のランクどんどん上がっていって、
世界戦闘力と呼ばれる数字がどんどん上がっていくと。
で、世界の上位5%までいくと、
ビップランクって言われる、限られた強者しか入れない部屋が開放されるんですよ。
プロとかYouTuberみたいな人がいる世界に、
最近やっと入れたみたいなのがあって。
すごいな、やり込んでるな。
これ探究かなって思ってて。
あの世界までいくと、マジでスポーツなんですよ。
Eスポーツの世界。
相手の読みとか、この技こんな風に使ってるからちょっと距離を置こうみたいなのを、
3分間の中で無限に繰り返すみたいな。
突き詰める世界としては、すごく自分としては熱量高く未だにやってて。
そこからゲーム実況とかもかじったりして、動画編集学べたりとか、
ゲームの歴史調べて、業界のことをちょっと詳しくなるみたいなのもあって、
やっててよかったなっていう話でした。
06:03
なるほどね、切り口はいくらかありそうですね。
僕はですね、チャレンジをやり始めたことがありまして、
ちょっと具体的には言わないんですけど、年末に大きなプロジェクト撮影がありまして、
ドローンを使うもので練習を始めたんですよ。
これはやっぱりゴールがあるものなので、本気になれてる部分もあるんですけど、
ちっちゃいドローンを買いまして、毎日絶対練習しようって決めまして、
朝起きたらまずドローン飛ばしてます。
パジャマのまま。
絶対毎日。もう夜になるとやらなくなっちゃうだろうなと思って。
朝一で歯磨くよりもご飯食べるよりもまずドローン飛ばして、寝室で。
ルーティーンに入ってきたんだ、ドローンが。
朝ドローン。
ドローンそもそも楽しいですし、全然まだまだレベルは高くないんですけど、
とにかく手に馴染ませようと思って、今本気でやってるのが、楽しいは楽しいですしね。
今熱中していることっていうとそんな感じですかね。
いいですね。
ドローンを使ってこれから成し遂げるプロジェクト、まさにそのプロジェクトが探求だろうし、
そのためにじゃあドローンを使ってって、自分ごとで今練習をしてるっていうのもね、かなりいいですよね。
今までやっぱり練習させていただいたことがあったんですけど、やっぱその時と本気度合いが違いますからね。
もう絶対に落とせない。長期海外出張なので絶対に落とせないですし、
もう条件もちょっと悪かったりするので、なんとかある一定のレベルまでいかないとっていうので、
一生懸命毎日やって、しかもそれが楽しいという感じで今進められてるなというふうに思いました。
いいですね。
普通に例えば趣味でドローン飛ばす、これもきっと素敵だろうし、
でもなんか坪っけんの何かのためのドローンっていう、また違うドローンとの関わり方っていうのは。
そうですね。
いいですよね。
それこそは本気ですね。誰かに言われたわけじゃないですからね。
毎日やれって、朝起きたら必ずやれって言われてるわけじゃない。
ちなみにそのドローン飛ばしてて、なんか新しい世界見えてきたとか、新しい発見とかって何かありました?
今まで教わってる時に、ドローンってジョイスティックみたいなのが2本あるんですけど、
それを絶対離しちゃいけないよって言われてたんですよ。
でも結構操作がシビアなんで、ちょっとずつ両方ともちょっとずつバランスを整えながら安定させましょうって言われてたんですけど、
この練習が始まるまで意味あんまり分かってなかったんですよね。
09:01
何でかっていうと、いいものを使ってたってのもあるし、家じゃない広いところでやったんで、そんな細かい作業しなくてもできちゃってたんですよ。
ただ今ちょっと条件が悪いちっちゃいドローンで練習していて、初めて離してはいけないっていう理由が分かって、
離さないで自分の右手と左手の間隔でちょっとしたバランスでコントロールするんだっていうのが何となく分かってきて、
やっぱり本気でやって、まだ始めたばかりなんですけど、本気でやったからこそかなーなんて思い始めた。やっと思い始めたって感じですね。
なるほどね。体験しないとわからない世界ってありますもんね。
なんかそれって苦行でもないですよね。
トレーニングとも違う感じがして、なんかこの探求の一個大事なポイントな気がするんですよ。
やれって言われたからやってるわけじゃないし、苦しくて苦しくてしょうがないけど嫌でやってるわけでもないものになってくるというか、探求の魔法だと思うんですけどね。
太郎ちゃんの、ほら、今放課後ようこそ先生っていうのを作ったじゃない、太郎ちゃんが。
その、たぶん作った、生まれたプロセスってきっと探求だったはずなんだよね。
僕は一体子供たちのために何ができるんだろうって考えて、で、いろいろ考えてさ、太郎ちゃんから放課後の子供が学べれば作ろうよって言って始めたじゃないですか。
あれはどうなの?
ありがとうございます。今その放課後ようこそ先生っていう月1回、学校の放課後の時間を使ってオンラインで素敵なお仕事と大人をゲストに呼んで、
そこに子供たちを集めて45分とかで交流の機会を作るっていうイベントを定期的にやらせてもらってるんですけど、
僕も現体験としていろんな世界に触れてきて、で、その中でこんな世界あるんだとか、こんな面白いお仕事あるんだ、こんな面白い人世の中にはいるんだっていうのを肌ですごく感じてきていて、
この感覚って自分がちっちゃい頃にあったらよかったなっていうのもあって始めさせていただいたプロジェクトだったりするんですね。
なので、第1回は北海道にいるフリーのアナウンサーさんをゲストで紹介して、東京と北海道をつないでアナウンサーのお仕事について触れてもらうとかやったり、
あと、大野さん、今月デザイナーさんですよね。
デザイナーさんをお呼びして、デザイナーのお仕事って一体何だ。
多分大人に通ってみても、そこまでちゃんと答える人ってあんまりいなかったりすると思うんですよ。
12:01
だから、そういう人たちに向けてこんな世界あるんだぜっていうのを知ってもらいたくて始めた、そういうきっかけでしたね。
たぶん始めるっていうきっかけは探求のプロセス内にあったはず。
それでどんな場にするかとか、どんな人をつないだり考えたりとか、1回目やってみて生まれた課題をさらにどうやって解決するかって対話したりしたじゃないですか。
そのプロセスっていうのかな、たぶん楽しいはずなんだよね、太郎ちゃんもね。
そうですね。
こっちも楽しいし。
それは太郎ちゃん今探求してるなっていうふうに客観的に。
なるほど、確かに。
ようこそ先生自体もやりながら僕も学んでること多くて、探求ですね。
実はようこそ先生の第1回、アナウンサーの方がご出演した会話、僕も片隅の方で見させていただいておりました。
ありがとうございます。
すごい空間だったんですよね。
早口言葉をちょっとやってみるみたいなのも、まさしくプロに触れる、本物に触れることでもありますし、探求の場だったなっていうふうにも思いました。
そしてお二人は、アソマナクティブという太郎ちゃんがリーダーのチームに、だいちゃん先生も含めて所属しているわけなんですけれども、来週ですね、もう来週になりましたね。
もういよいよ来週ですね。
新たなチャレンジがあるということで、太郎ちゃん紹介してもらってもいいですか?
はい、ありがとうございます。
今、アソマナクティブという子どもたちが心からワクワクする遊んで学べる教育プログラムを作っているチームで、みんなで動いてまして、
そのチームで今力を入れて取り組んでいるのが、SDGsトラベルアドベンチャーという子どもたちが実際に修学旅行、卒業旅行みたいな形で現地に行って、
現地にある謎解きを解いてSDGsを学ぶ、そういったプログラムを開発して、ようやく来週1回目という形になっていますと。
大野さんはそうですよね、実際にありがたいことに大野さんの学校の6年生にこのプログラムを体感していただけた。
そうなんですよ。本当にありがたいですよね。
まずは、ありがとう言いたいのは校長先生ね。
いや、間違いない。
この最初の一歩ってなかなか怖いものもあるだろうけど、いいよって言ってくださったのと、
それに賛同してくださった保護者の方とかね、子どもとか、たまんない。ありがとうございます。
間違いない。本当にやりたいって思うことを実現してくれる場とか人々には感謝ですよね。
15:01
頭上がらないですよね、本当に。
謎解きっていうキーワードが出たんですけれども、具体的には来週どんなことを、
大ちゃん先生のクラスなんで6年生ですね。小学校6年生たちはどんな体験ができるんですか。
具体的には8ページのパンフレットをご用意させていただいて、その中でまずは鎌倉に実際に行くんですけど、
鎌倉のことをまずは勉強してみましょうっていう事前学習を行います。
そこで鎌倉の文化であったり、今実際に行っているSDGsのことを子どもたちが学びます。
じゃあそれ実際どうなってるんだっていうのを卒業旅行の当日、本番ですね。
旅行当日に実際に鎌倉の観光地を渡りながら、パンフレットに書かれている暗号とかたくさんの絵が書かれているんですけど、
それが謎解きになっていて、鎌倉の観光地とか看板をようやく探してみると、その謎解きが解ける。
そういったプログラムになってるんですね。
で、謎解きが解いた先に鎌倉の歴史であったり、今実際行っているSDGsのことが書かれている。
実際に体験しながら学ぶ、そういったプログラムになってたりしてます。
なるほど。謎解きっていうものを使っているのは何でなんですかね。
ありがとうございます。
僕もすごいこれやってみては良かったなって思うんですけど、
大野さん、謎解きって子供たちすごい好きだったりしてますよね。
好き。
好き。
謎解き出題すると、結構一生懸命解いてくれるんですよね。すごいありがたいことに。
なので、謎解きを通して子供たち、児童の方々をすごく心の火をつける、先ほどのキーワードなんですけど、
前向き、前のめりになってくれるっていうのがあって、
通常の修学旅行に謎解きというエッセンスを加えさせていただいて、そういった経緯になってます。
なるほど。確かに大人の僕たちもさっきだいちゃん先生の謎の、大人の我々は探求してますかっていう謎に、
うーんって、どうだったっけなって一生懸命考えたぐらいなんで、
子供たちだったらもっとそうですよね、問題解いたろって、自分が先に解くんだみたいな感じになりそうですもんね。
はい。
あと気になったのが、事前に勉強してから現地に行くっていうのがとっても面白いなと思ってまして、これG5もあるんですよね。
やっぱり修学旅行って、現場に行って、あ、ディズニーランド楽しかった、いいですけど、前と後と勉強の機会、学びの機会があるっていうのがとっても面白いなと思ったんですけど、
それってどういう狙いがあるんですか?
そうですね、あの、事前学習行って、旅行本番楽しんでもらって、
18:04
じゃあ、その旅行とか事前学習で学んだこと、本当はなんだっけっていうのをしっかりまとめるのが、その後のG5学習になりますと。
で、子供たちがそのG5学習を通して、改めて自分たちの体験してきたことを経験に落とし込む、言語化して、
子供たちが考えて一個の学び、発表資料になるんですけど、に落とし込みますっていうのがG5学習。
で、最後、僕たちそれだけでは終わらなくて、その学んできて体験してきたことをしっかり周りの方々、今回で言うと保護者の方とか地域の方になるんですけど、
その人たちにしっかりアウトプット、プレゼン、発表までしちゃおうっていうのが、今回のそれを全部ひっくりめたSDGsトラベルアドベンチャー、そういったプログラムになってたりしてます。
最後の発表の場までキャリア教育コーディネーターである太郎ちゃんが伴奏してくれるんですか?
そうですね。僕とかチーム全体でサポートしながらですよね、大野さん。
そうなんですよ。だから、大体、例えば修学旅行とか、遠足とかって行きました。
その後、感想を書いたりするんだけど、おしまいっていうのが多いんですよね。
それはそれで悪くないんですけど、きっと鎌倉へ行くと子どもって心動くことがあるんですよね。
こんな取り組みがあるのかとか、こんな歴史があるのかとか、あとこんな素敵な人がいるのかとか、
この鎌倉の飯うまいじゃないかとか、何でもいいんです。
その心動いた何かを学びに繋げたいっていうのが、こちらの意図というか。
きっとその何か学びに変わった後、子どもたちは鎌倉と自分がいい関係になるんですよね。
きっと地元のような、第二の故郷のような感じになっていくと。
そうすると、きっとそのネクストが生まれるんですよ。
例えばもう一回行ってみたいとか、なんか調べてみたいとか、他の地域ではどうなんだろうとか。
それが学びが連続していくっていうのを、そのきっかけを作りたいんですよね。
だから、鎌倉のことを学ぶってよりかは、子どもたちが何かに触れて心動いて、
その何かを生んでいきたい、ネクストを生んでいきたいっていうので、事後、発表っていうのがあるってことですね。
なるほど。行って終わりっていうだけじゃなくて、前後があるっていうのは、学び取りしても本当に素晴らしいなと思いました。
環境問題とか地元のことって、一番初めに大沢先生が言ってくれた探求の1・2・3で言うと、一つ目答えがないことでもあると思いますし、
鎌倉行くってなったら当然ワクワクすると思いますし、本当の現場ですもんね。
本当に現場に行ってオーセンティック、本物を学ぶっていう意味では、学びがとっても深いものになるんじゃないかなっていうふうにも思いました。
21:10
他にもこういうとこが探求的だなって思うこと、何かありますか?
あえて多分、これを調べてくださいとか、こんなふうに調べてくださいっていうのを、あんまり制限も受けてないなっていうふうに今作りながら思っていて。
でもこれって今、現場の声をまさにっていうところで大野さんともすごく話し合いながら作った部分なんですけど、結構意識してきた部分ですよね、大野さん。
こちらが制限しないし、これって決めないことできっと子どもたちに何かつかむんだろうなっていう信じてはいますよね。
まさに最低限というか、鎌倉にまつわるほねららではあるんですけど、自分が気になったこととか興味があることを事前学習とかで好きなだけ調べてみてねとか。
で、その学校の中で調べてきたことを本番旅行行ったときに五感で味わうというか、本物どうなんだろうっていうのを確かめに行こう。
そういったコンセプトもあったりするので、文化無理やり調べなさいとか、歴史を無理やり、鎌倉って結構歴史有名だったりするじゃないですか。
けど、あえて別に歴史をちゃんと調べてねっていうふうにも全く歌ってないんですよ。
本当に大きいメモ欄みたいなところにちょっと鎌倉のイラストが書かれていて、自分の興味あることを好きなだけ調べてねっていうセンテンスがあって。
なので、自由に本当に心の底から調べたいものをどうぞ調べてください。そういった授業にしていけたらいいなって思ってます。
なるほど。なんかすごく分かってきたのが、謎解きって子供が大好きで楽しいっていうのはあると思うんですけど、
それはあくまでも火をつける装置であって、本当の学びっていうのは事前も事後も自分の中から湧き出てきた意欲であったり好きなことであったりっていうのを
どう火をつけつつ深くまで学ぶ機会を作ってあげられるかっていうようなことなんですかね。
まさにそうですね。
まさに。壮健さんのまとめ方がめちゃめちゃに上手。
ありがとうございます。
かなり言語化してくれてる。
すごいな。
まさにプロですね。本物ですよ。
ありがとうございます。
オーセンティック。
とてもよく分かりました。
なんか謎解きって楽しいよねだけで終わっちゃったらすごくもったいないなっていうふうに思ったので、
全然違う本当の答えがないといに楽しみながら突き進んでいくっていう部分だとすごいいい仕掛けなんだなって改めて思いました。
24:11
頑張ります。
とか言いつつ僕も実は行くんですよね。
そうなんですよね。もうこれがまたいいんですわ。
楽しみで。
来てくれるんですよ。ありがとうございます。
写真のカメラ持ってお邪魔しようかなっていうふうに思ってますので、
ラジオお聞きの方も写真ができたら是非見てもらいたいなというふうに思います。
楽しい時間はあっという間で結構長時間話しちゃいましたね。
すいませんねなんかベラベラ喋っちゃって。
いやいやいやめちゃくちゃ楽しかったです。
大ジャン先生一番初めに探求の3つ挙げてくれましたけど、どんどん別のキーワードが出てきた感じしましたね。
そうなんですよ。
自分の中で捉えてた3つに加えて本気であるとか自分ごとであるっていうのはこれマストだなって思ったんですよ。
本気っていうのは汗水流してとかそういう問題でもなくて本当に心の底からやりたいこととかそういう意味の本気っていうのと、
それが自分ごとになっているっていうそこはね私の中で発見をしたなと思うんですけど、
どうですか坪玄さん。
いやーでも本当にキーワードとして好きなこととか教科横断とかっていうのもありましたし、
心震えるっていうのはまさしくですよね。
とっても面白いです。
確かに。
太郎ちゃんもいろいろ話してみて探求っていう言葉の印象変わったりした部分ありますか。
そうですね探求改めて問われてみて探求ってなんだって言われるやっぱすごく難しい単語複雑な意味とか多分人によっても探求って詳しく考えていくと捉えるニュアンス変わってくると思うんですね。
ただそれの中で本当に向き合っている人から聞く言葉、それこそ大野さんの文化祭の話もそうだし、
やっぱり話聞いてて頭の中にシーンが浮かんでくるんですよすごく。
それが一個僕今日お話聞いてて学びになったなっていうのがあって、
自分も日々そういった活動をする中で人に伝える時にいかにイメージ想起させるかみたいなのはちょっと意識しながら今後話していきたいなって思いました。
ありがとうございます。
なんか別のキーワードも出てこれについてまた30分くらい話しましょうか。
いけるね。
いけますね。
いけちゃうね。
27:00
確かにイメージとっても面白いですね。
ありがとうございます。
大野さん自身もこれから僕らと一緒でバリバリ未来に向けてもがいていく仲間だと思いますんで、
何か考えるきっかけに僕らのトークがなったらいいなと思います。
ありがとうございます。
実際にご自身のことをお話ししてみていかがでしたか。
冒頭もお伝えさせていただいた通り、僕自身も今すごくチャレンジしている段階の人間でして、
人に語れることはそれほど多くはないなと思いながらも、
改めていろんな問いを投げられて、それに対して答えていくみたいな機会をいただけるのはすごく嬉しいし、
あとシンプルにラジオ楽しいですね。
すごい面白い。
話してるの楽しいんだよね。
楽しいですね。
ぜひ定期的に呼んでいただけると嬉しいです。
出来上がったら家族とか友達にもシェアしていきたいなと思ってます。
お父さんにも聞いてもらいたいですね。
親父に何て言われるかドキドキですけどね。
いいですね。
よろしくお願いします。
どうもありがとうございました。楽しんでもらってとっても良かったです。
というわけで、本日のテーマは探求しようぜ。
ゲストは日陰太郎さんでした。
太郎ちゃんどうもありがとうございました。
ありがとうございました。またお願いします。
それではエンディングです。
今回のテーマは探求しようぜということなんですけれども、
探求の形、だいちゃん先生見えてきた部分ありますか?
見えてきましたね。
これまで自分が捉えていたものに加わったっていう、
この本当に3人での対話楽しかったなって思います。
で、ふとね、今娘がいるんですけど、
お風呂でね、最近出てこないんですよ。なかなか。
しかもね、40分から1時間出てこないんですよ。
長い、長いお風呂で。
それ何してるかっていうと、
お風呂の床ありますよね。
そこにね、石鹸出して伸ばしてみたりとか。
それから、入浴剤入れてみて、色変わるとか。
石鹸をこすっていくとなくなるとか。
何か試してるんです、いろいろ。
実験。
それをね、見てて、
多分、人ってもともとこう、何か探求する力って持ってるんだろうなって思ったんですよね。
30:06
で、それをもしかしたら、この先生っていう立場って、
それを封じ込むこともできちゃう怖さ。
うん、確かに。
で、それを引き出すこともできる可能性もあるわけですよね。
やっぱり封じ込んじゃいけないって考えると、
今後の学校のあり方とかも、何かこう見えてくるような、そんな回でしたね。
確かに、生徒からの、児童か、児童からの文化祭の提案も、
いや、うちの学校では文化祭ってないんだから、そんなこと言われたってダメだよって、
そう。
言ったって別に、めちゃくちゃおかしくはないわけですもんね。
そうですね。
事実だし。
でも、やってみようよ。いいじゃん、いいじゃん。やろうよ。
やるなら、自分たちで組んでみたらって、言えるか言えないかって、めちゃくちゃ大きい気がするんですよね。
その声が出る環境作りも、きっと何か、私分かんないですけど、あっただろうし、
で、それをこう、こちらが認めて、じゃあ一緒にやってみようって任せるっていう、
そこも何かあったろうし、
その文化祭を子どもたちが作り上げているプロセスに我々伴奏したわけですけど、
そこにも何か秘密があったら、そこは分析したいなと思いました。
めっちゃ面白い。ありがとうございます。
僕はですね、探求は何かをずっと考えてたんですけど、
ずっと繰り返していた、答えがない、ワクワク、オーセンティック本物っていうのも含めて、
やっぱり本気って何だろうってね、この1時間ぐらいずっと考えましたよね。
考えましたね。
で、ふと思ったのが、この探求に対する本気の学びの本気と、
僕は水木しげるさんが大好きなんですけど、
怠け者になりなさいって言葉知ってます?
いや、存じないですね。
水木しげるさんは7過剰があって、必ず繰り返す言葉の1つが、
怠け者になりなさいって言うんですよ。
僕大好きな言葉で、この水木しげるさんに関しては、
2時間の授業ができるぐらいきっちり調べたことがあるんですけど。
どういうことですか?
で、ずっと今まで話してきた、本気で学ぼうぜ、本気の学びだよねってことと、
水木しげるさんの言う、怠け者になりなさいって、
同じなんじゃないかなって途中で思ってきたんですよ。
本来ね、イコールじゃない気もしますけど。
そうですそうです。
水木しげるさんって、怠け者である部分も実際あったと思うんですけど、
33:02
人よりたくさん寝るとか、手塚治虫さんとかがバリバリ漫画書きまくって、
早死にしちゃった時代に、しっかり自分のペースを守って、
長生きされて、最近まで作品を出していた、みたいな部分で、
サボっていたっていう部分ではサボっていた、怠け者だったっていうのは事実だと思うんですよ。
思うんですけど、水木しげるさんの言う、
人々に言う怠け者になりなさいって、
自分の心の声とか、自分の好きなこと、
自分の心が動く、震えるに正直になりなさいって意味なんじゃないかなっていう風に僕は思っていて、
水木しげるさんは、とにかく絵が大好きで、
腕が1本だろうが2本だろうが関係ないと。
絵がもう大好きで大好きでずっと好きで、
妖怪に関しても、別に妖怪について調べなさいって、
妖怪はうるせえんだからやりなさいって言われたわけじゃなくて、
そんな漫画絶対貼らないからやめなさいって言われても、
それでも妖怪が大好きだから妖怪の漫画を描き続けていて、
今、鬼太郎であったりっていうのがあるっていうのがあって、
本当に自分の心に正直に、とにかく突き抜けていった、突き詰めていったっていうのが、
彼の言う怠け者になりなさいなんだなっていうふうに、
太郎ちゃんとこの1時間今日話してて、
いきなりガーンって、水木しげるさんと本気っていうキーワードが繋がって、
水木しげるさんそういうことかって今急に思ったんですよね。
繋がったんですね、そこが。
繋がったんです、いきなり。
ちょっと水木しげるさんのポストカード、
そろそろまたデスクの前に飾ろうかと思いました。
いいですね。
はい。
なので本気っていう言葉の意味自体も、
なんかこう上から見たり下から見たり、
斜めから見てみたり、
こういろんな角度で見れた時間だったなっていうふうにも思いまして、
なんかもうめちゃくちゃ脳に汗かいた時間でしたね。
かなり考えましたよね、今日ね。
めちゃくちゃ楽しかったです。
ラジオを聞いてくださっている方にも、
本気って何かなとか、
そんなことも考えてもらえる時間であったらいいななんて思いますね。
はい。
というわけで、ほぼ教育最前線、あなたに代わって私が聞きます、
今回のテーマは探求しようぜでした。
ご意見ご感想お待ちしております。
我々ツイッターやっておりまして、
ハッシュタグほぼ教でつぶやいていただきましたら、
番組の冒頭でもご紹介させていただきましたけれども、
たまにご紹介させてもらいたいなというふうにも思ったりします。
36:01
つぶやいてくださったり感想くださっている方は、
もう我々仲間だと思ってますもんね。
はい。
我々の仲間になっていただいて、
一緒に本気になっていただければいいなというふうにも思いますし、
一緒に何か楽しんでもらえる機会もできたらいいなというふうにも思ってますので、
ぜひぜひご意見ご感想もお願いいたします。
というわけで、今回以上ですかね。
太郎ちゃん先生、何か一言ありますか。大丈夫ですか。
探求しようぜ。
少年漫画の主人公のような言葉で、
最後締めていただきました。
聞いてくださった方々、ゲストに来てくださった太郎ちゃん、
本当にどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
36:54

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