ご質問ありがとうございます。
ありがとうございます。
朝、一杯の牛乳さんは、たまごちゃんみたいで修士1年生っていうふうに確か書いてありました。
これじゃあ本当にこれから、研究ってどうやって進めたらいいんだろうみたいな、すごいきっと試行錯誤してるタイミングですよね。
けいさんどうですか?計画立てる、立てれるタイプですか?ちゃんと。
計画は立ててないですね。本当に良くないんですけど。
いや言い訳すると、結構その実験系の研究室と、ちょっと理論とかそういうことをやってるところで、違うんじゃないのっていうのは少し思ってます。
思います、思います。なんかでも、あれもないですか?1週間とかでも別にないですか?ちょっとトゥードゥっぽいものとか。
今回はこのシミュレーション回しとこうかな、みたいなとか何もないですか?
なくはないんですけど、かなり自転車創業的っていうか、直近でやらなきゃいけないのが、優先度として高いのがまずこれだよねっていうところをまず考えて、
残りのゆとり時間でもうちょっと、もし例えばコンピューターに能力が余ってたら、今すぐじゃなくていいけど、ちょっとこれも先に回しとこうかなとかはありますけど。
じゃあ結構気分でやってるところも。
本当に良くないんですけど、その通りですね。気分っていうふうにぶった切られると。
私めっちゃ気分でやります。
本当ですか?え、でも実験の方がむしろ、例えば市役の準備があって、で、いつから実験始めたいからとか、なんか材料をこれぐらいに調達してとか、なんかそういうのありそうだなって思ってたんですけど。
あるけど、でもなんかその日自体は、なんか実験始めちゃったら止めれないものとかあるじゃない?あるんですよね。
そういうのは確かにそれどおりにやるけど、そうじゃないときは、今日論文書きたい気分だから論文書こうとか、実験したい気分だから実験しようとか、そんなんで過ごしてますよ。
私結構気分で。それが一番進むと思ってます。あと自分的には。
まあね、そうですね。
やりたくないときにやっても、どうせ成果出ないから、でいいかなっていうのがちょっとあるから。
1週間の計画は確かに立ててて、今週中にこれはやりたいとかは、まあトゥルーを書いたりはしてます。
むしろ1ヶ月とかをあんまり計画立ててないから。
そうなんですね。あと1ヶ月とかになると、なんか仮に立ててもこっちの思う通りにならないことっていうのがあるんじゃないですかね。
めっちゃある、めっちゃある。
特にはちさんとかもそうだけど、もうすでにある程度研究者としてやってる人は、例えば、査読結果がいつ返ってくるかわからない。
そうですよね。今日返ってきたわ、今日直そうってなりますよね。
で、当然、査読返ってきたらそっちの作業を優先しないといけないので、なんか結構それに左右されちゃいますよね。
そうですね。なんかちょっとせっかくなので、学生のときの話したいなと思ったんですけど、
はいはいはい。
学生のときは長期計画は結構明らかで、やっぱ卒論がここまでに書かなきゃいけないとか、
終論がここまでに書かなきゃいけないっていう、なんか大きな見通しが結構クリアにあるから、
なんかそれに合わせて逆算していくっていう感じで、やるのが結構セオリーかなってすごい思ったりしてて。
そうですね。
で、ドクターとかのときのほうが難しいと思うけど。
ドクターはそうですね。
痛いだけいていいですよって言ってもらいますからね、教員から。
でも、修士の学生さんとかだったら、やっぱり終論をここまでに原稿を書き始めるなら、ここまでに結果が出てないといけないなっていうのが長期計画の最初のゴールが決まるから、それと逆算。
で、中期計画、半年ぐらいの計画は学会発表とか、やっぱりそういう発表の場をポイントにしていくっていう立て方がコツというか、それしかないかなって思ったり。
最終的なゴール、だから逆算っていう言い方ね、初算してくれましたけど、だから最終的なイベントとしては終論を書ききると思うので、原稿にどれぐらい、2ヶ月なのか3ヶ月なのか、それぐらいかかるでしょうね。
で、原稿を書くためにはデータ分析まで終わってないといけないですよね。
だったら、じゃあデータの統計分析にどれぐらい時間かかりますかっていうのが、自分の慣れてる度合いから1ヶ月かかるのか2ヶ月かかるのかってなると、じゃあそこまでにはデータが出てなきゃいけないからみたいな、そういう立て方をするっていうのが基本で、それがだから終論っていうレベルもそうだし、学会発表っていうレベルでもそうなんじゃないかなっていう。
そうですね、で、その計画を立ててこなしていくのが上手になるっていうのは、自分がそれをするのにどれくらい時間かかるのかが理解してっているっていうことかなって思います。
あーなるほどね、それはありますよね。
最初に卒論書くときって、どんだけ時間あって書けるかとかわかんなくないですか。
わかんないです、わかんないです。
だからそこがすごい、なんていうんですか、自分がどれくらいなのかが、やっぱり今の段階の私は自分のことを理解できてるなと思います。
それこそ最初に研究室に配属されたときとかは、例えば論文読むっていうのを一つ取ってもわかんないですよね。
時間、なんかどれくらいかかるのかとか、スライド用意するのがどれくらいかわかるのかとかね。
わかんないし、むっちゃ時間かかりますよね。
いやー、そうですね。
なので、僕は学生とかに、意図的に発表とかを始める前に、準備どれくらいかかったとか、あとはどれくらい内容わかったみたいなのを聞くようにはしてます。
あーめっちゃいいですね、それ。
で、手応えとしてどうだったっていうのを、ちょっといじわれたんですけど、先に聞いて。
あーでもめっちゃいい。
で、どれくらい、あー結構なんとなくわかりましたみたいなことを言ってもらったときに、でも陰性とか教員からいろいろ質問が出ると、なかなか答えられなくて、
あ、そっか、自分が思ってた以上に理解できてなかったんだみたいなことで、そこのギャップに気づいたりとかするわけじゃないですか。
で、なんかそういうプロセスを通じて、自分の能力というか、自分がこの作業にどれくらい使うのかとか、そういうところの理解に役立ったらいいなとは思ってるんですけど。
えーめっちゃいいこと聞いた、私もそのいじわるしよう。
ちょっと話ずれちゃいましたけど。
確かに、でもちゃんとここで正直に言うと、できるようになったとか言いつつ、研究計画書の締め切りの直前とかで、やべーって未だになってます。
あの、課件費とかね。
全然なります。
わかってるんだよ、そんな時間かかるのなんて。
まあだから、計画を立てるのが難しいっていうのは、ある意味ずっと付き合っていく話ではあるのかもしれないですよね。
そうですね。
その上でコツとかっていうのも当然あるとは思うんですけど、苦しめられてますね。
今の現状としては、私はやっぱそのゴールみたいなのは、どこまでで一本の論文にするかと、その論文をじゃあいつまでに自分が書き上げるか。
で、これってちょっとあるんですよ。
この国際学科行きたいからここまでに終わらせたいなとか、
なるほど。
課件費の締め切りあるからそれまでには投稿しておきたいなとか、
確かにここまでは若干あるけど、今はそれがけっこうゆるくなったというか、
むしろね、ポスト区のときとかは、いやもうとりあえず早く出さなければ就活のときに書ける論文がないとか、けっこう切羽詰まったものがあったじゃないですか。
確かに。
正直。
それがないから、何もプッシュされるものはないけど、自分で計画を立てて、そこに向かって走っていくっていうのを頑張ってる段階かも。
それもそれでなんかこう、ちゃんと研究者としての精神力がないと、大変そうだなって普通に思っちゃいました。
それやってないんですか?
論文書いてるじゃん。
いやいや、やってるけど。
だけど、たとえば我々の場合、それこそ就論みたいな明確な区切りがあるわけではないんですよね。
そんな中で、でもちゃんとコンスタントに結果を出すぞっていうのも、やっぱり維持しないといけないじゃないですか。
それはどうやって保ってるのか、むしろ僕聞きたくなっちゃいました。
いやもう、わかんない、なんだろう。
でもあれちょっとだけありません?年に1回自分の評価させられるじゃないですか、一応。
あー、はいはいはい。
これで1本も書けなかったら無理って。
まあね、それは確かに。
年に1本出ないのはさすがにちょっとまだないなと思ってる。
まあとはいえでも、ご質問いただいた方の場合、修士の学生っていうことなので、まだそのコンスタントに年に1本出そうっていう、そういう感じでもきっとない。
なかなか難しいかな。
これは、この話は将来的な話として聞いてほしいけど。
本当まずは、修論に向けて逆算していくのと、
常期計画も、ドクターとかと行くんであれば、それで立てれると思うし、学進出すなら学進に間に合わせてどうするかっていう話もあるし、
結構、大学2年生のうちはやらなきゃいけないっていう、押されるものがあるから、それに負けないように必死にやっていくしかないかなって。
いい言い方をすると、そういうのを頼っていくというか、一つの目安としてね、うまく付き合っていくっていう感じですかね。
うんうん。自分でやるのって本当に難しい。
自分、なんて言うんですかね。やらなくていいのに頑張らなきゃいけないのも、それはそれで難しいから、いいと思うんですけどね。
これはひょっとしたら、朝一杯の牛乳さんの指導教員の意図とちょっと違うかもしれないんですけど、
計画、短期計画、中期計画、長期計画の計画っていう言葉で、なんかこう意味してることが、いわゆる文字通りの計画。
つまり、何月までにどんな作業をやるかっていう話を意図してるのか、あるいはひょっとしたら、なんかこう研究の位置づけとか意義づけみたいな話。
なんかこうイントロダクションを書きましょうみたいなレベルの、なんかどういう分野があって、その分野の中で今何が問題になってるから、こういうことを次研究するのが大事なんですみたいな。
なんかそういうところに目を向けましょうみたいな意図もひょっとしたらあるのかな。
わかってないかも。なんか作業ベースじゃなくて、なんていうんですか、ふんわりとした、こういう自分の研究者像を作るとか、なんていうの、そういう。
研究者像まではいかない、なんだろうな、それもあるのかもしれないですけど。
でも作業ベースじゃない計画ってありますよね。
そうですね、そうですね。ごめん、ふわふわでしゃべりました。
単にどういう作業を用意しましょうっていうことと別に。
でもなんか、長期計画とかだったら、私がイメージするのは、確かにこのタイミングでワクチン取れてっていう作業っぽいものとか、ここの段階で1本、2本は論文あってっていう、明確な数値でわかる目標もあるけど、
なんかここの段階では、なんか独り立ちしてたい。
例えば先生がくれたテーマじゃなくて、自分でテーマを考えて動き出せるような段階になりたいとか、なんかそういう数値じゃない計画もありますよね。
はいはいはいはい。
ほにゃららの実験をサポートなしで自分一人でこなせるようになるぞとか、
データ分析を先輩の行動を見せてもらってじゃなくて、ちゃんと自分で調べてできるようになるぞとか、そういうスキル面の計画っていうのも確かにあるかもしれないですよね。
でもなんか、私自身は自分の性格っていう意味では、計画は基本は作業ベースでつけたい。
ああ、そうなんですね。
あんまないかも。
なんかそれって難しくないですか、評価が。
うーん。
でもこの牛乳さんに対してお答えするんであれば、最初は結構作業ベースで計画立てる方がやりやすいんじゃないかなと思っていて、
そうですね。
例えば多分この実験をするとかあると思うから、今目の前にやらなきゃいけないこの実験をこの来週の1週間で終わらせるぞとか、
そういうちっちゃな目標立てて実行していくのを積み重ねると、
集論に向けて逆算してそれを計画していくっていうのが、まずはトライしてみたらいいんじゃないかなと思うこと。
そうですね。
逆算っていう考え方はね、きっといろんなとこに役立つっていうか、
集論に対する逆算もそうだし、あるいは集論までに学会発表を2回やりたいですってなったら、その1回1回の集論に対する逆算っていうのもできるし、
っていう感じですよね。
実験の準備も、じゃあ実験の準備に何日かかるから、このタイミングでこの試薬を用意してとかっていうのもできるかもしれないし。
たぶんそれで自分のペースをつかみつつ、
たぶんその後大事になってくるのはトラブルシューティングというか、
絶対実験はうまくいかないから、うまくいかなかったときにどう対処していくかのスキルを得て、
なんかメンタル面も大事だし、たぶんスキルの面も大事だと思う。
うまくいかなかった、ダメだって落ち込まない?落ち込んでもいいんだけどちょっとぐらいは。
結局その後また手を浮かさなければ別に進まないので、誰かやってくれるわけじゃないし、
そこでまた頑張るかって前向きになれるメンタルも大事だし。
だからその失敗に対するトラブルシューティングの話も、その後の自分のメンタルをどう調整するかって話も、
両方ともたぶん自分の能力というか、自分がどれぐらいできて、どの作業にどれぐらい時間かかるかってことを正しく知るってことと、
すごく密接に関係してるのかなっていうふうには思って聞いてました。
そのトラブルシューティングの方法も結構いろいろあるじゃないですか。
どういう環境かにもよるじゃないですか。
ダメなときに先生がどれくらい助けてくれるのか、先輩がどれくらい助けてくれるのか、
自分がちゃんと助けてって言えるタイプなのか。
それも大きいですね。
そういうのを学んでいくのが大学院生かなって思ったりします。
でも助けてとは言った方がいい?
それは本当に間違いないですね。
もちろん得意な人、そうじゃない人いるとは思うんですけど、
やっぱりそこのシグナルがないとね、周りもどうしていいのかわからないし、
先輩がずっと心配はしてるんだけど、声をかけていいものか、よくないものかとかで、わからないこともあると思うので。
あと先生に対しても、この先生はこういうふうにヘルプを出したら手伝ってくれるけど、
こういう出し方だったら無視されるとかもあると思いますよね。
それ具体的な話あります?
先生に実験うまくいかなかったですって言うだけだったら、
マジか、もう一回やってきてって言われちゃうけど、ちゃんと図を作って、
ここがこうで、こうやってやったらこううまくいかなかったんですって。
で、自分はこの後どうしたらいいかわからないから、
どう思いますかってまでちゃんと聞いたら、先生は答えてくれるみたいな。
とかは多分あると思います、普通に。
で、私もちょっとやっちゃいます。
なんかダメだったって言われたら、そうなんだってしか返せないけど、
説明してくれるならこっちもちゃんと答えるよってなるっていう。
でもそれも多分先生によると思うんですよ。
じゃあダメだったのって言って、じゃあ全部見せてって言って、
全部バーって聞かなくてもやってくれる人も全然いると思う。
そういうのもね、やっぱPIのことを観察して。
コミュニケーションですね。
そうですね、いい。コミュニケーションいいよこれ。
かなと思いました。
じゃあこんな感じで、そんなに規格性のないお二人が。
参考になったかわかんないですけど。
そんなに規格性のないお二人で答えてみました。
でもね、また何か困ったことがあったらね、いろいろと質問とかいただきたいですね。
はい、ぜひぜひ。こんなんでよければ。
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