1. 13歳からのPodcast
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2025-09-02 13:30

一発逆転が出来なくても、積み重ねた努力は無駄にはならない。【#6・前編】

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■ 今回の内容

一発逆転は本当に可能?13歳からのリアルな視点

「努力」はただの前提条件

夢を諦めない!一発逆転の努力を未来に繋げる方法

■ 番組概要

親や先生にはなかなか言えない「13歳の悩みごと」について語りながら、これからの時代を生き抜くために、本には書けないような<リアルすぎる>ハック術を紹介し合うPodcast。

ちょっとだけ人生の先輩な2人が、「友達以上・家族未満」の距離感で一緒に考えます。

■ 喋っている人
田中:社会学専攻の大学院生。研究テーマは「教育・家族」。声が低い方。

榊原:工学専攻の大学院生。研究テーマは「AI・Podcast」。声が高い方。

■ 感想・質問はこちらから

https://forms.gle/zhLuRVk6SG1819R48

#13歳からのPodcast について

https://note.com/27cleyera/n/n838eead297e1

#ラジオ #ポッドキャスト #悩み相談 #人生相談

サマリー

このエピソードでは、一発逆転の可能性に対する懸念が語られ、成功するためには単に憧れるだけでなく、自分自身の境遇や条件を理解することが重要だと説かれています。また、成功した人々の背後には努力の積み重ねがあり、見えない努力を認識することの重要性が強調されています。さらに、努力は一発逆転を狙う必要がなく、積み重ねた経験が将来的に役立つことが強調されています。受験の結果だけでなく、その過程で得た知識やスキルが他の場面でも活かされることが述べられています。

一発逆転の現実
Sakakibara
13歳からのPodcast、この番組は、もし13歳の頃に戻ったとして、どうしても伝えたい生き方やノウハウを発信するPodcastです。
tanaka
はい、ということで始まりました、13歳からのPodcastです。よろしくお願いします。 よろしくお願いします。
Sakakibara
はい、では今回のトークテーマに早速入っていきたいと思います。 13歳の頃ってこういう言葉に憧れるんじゃないかなというテーマで選ばせていただきました。
tanaka
一発逆転って出来るの?したことあるの?という話でございます。 はい、ありがとうございます。確かに聞こえはいいですよね、一発逆転って。
Sakakibara
憧れるじゃないですか、なんか。 かっこいいしね。 うん、アニメとかそういった漫画とかで一発逆転をかばしてっていう感じだったり、
あとは曲とかでもね、一発逆転してやろうみたいな曲とかを聞いて、勇気づけられる人とかもいるんじゃないかなと思うんですけれど、
じゃあその一発逆転って本当にできるの?っていう話をね。 そうだね、憧れるのと実際に自分がやるのっていうのは別問題だからね。
まあそういった中で現実的に13歳から10年以上になっちゃったんですね。 たった僕たちにとって一発逆転って本当にできるんだろうかという、まあ割とシビアな話になっていくと思います。
Sakakibara
現実を見せちゃいますか。 はい、見せちゃいましょうか。では田中くんの持論からお願いします。
tanaka
一発逆転ってどういう場面なのかなっていうのを想像したときに、まあ13歳の皆さんだったらそれこそ部活動だったりとか勉強、成績とかになるんですかね。
Sakakibara
僕が思うに一発逆転してそうな人とか、いい成績を残してる人っていると思うんですよ、周りに。
tanaka
まあそういう人と同じように自分も逆転してやらーって思うことはすごく大切だと思うし、頑張りたいと思えることすごく素敵なことだなと思うんですけども、
じゃあいざ自分が一発逆転できるかどうかっていうふうに現状を見たときに考えるべきは、僕は前提条件を知ることが重要なんじゃないかなと思います。
前提条件。
Sakakibara
一発逆転した人と自分が持っているその条件って全く同じなのだろうかっていう話かなと思うんですよね。
tanaka
じゃあ僕は趣味で取った世界遺産検定2級があります。持ってます、世界遺産検定2級っていう資格っていうか検定受かりました。
まあ普通に世界遺産とか歴史のこと好きだったからなんですけど、じゃあ2級を持ってる僕と坂木バラ君は多分そういう資格は持ってないよね、検定とか受けてないよね。
の2人がじゃあ今から1ヶ月あげますんで、世界遺産検定1級に受かってくださいと言われたとしましょう。
そうなったときに、この2人の条件って多分全然違いますよね。
Sakakibara
もう全然違いますね。
tanaka
そうなんですよ。なのでこれは別に特別な場面じゃなくて、日常生活のいろんなところでもあるなっていうふうに思ってて、
例えば成績がいい人がいた、自分よりも成績がいい人がいるとして、自分よりも部活動で活躍している人がいるとして、
その人があらかじめ持ってるスキルであったりだとか能力、もしくは環境境遇と自分が持っているものが全く同じってことはまずないと思うし、
もしかしたら、そういうふうにいい成績を持っているっていうことは何かしら違いがあるんじゃないかな。
なので、再現性がどうしてもない可能性があるんですよね。
Sakakibara
ほうほう、再現性って言葉が出てきました。
tanaka
はい。同じように、既に成功している人と同じように自分が一発逆転しようと思っても、
全く同じ方法でできると限らない部分があるし、さっき僕が言ったみたいに、そもそも前提知識が違うだとか、
もっと言うと例えば、それが社会人とかになったらお金かもしれないし、地位だったりするかもしれないし、
いろんなところが多分違うと思うんですよね。
努力の重要性
tanaka
なので、じゃあなんか自分もできそうって思ったりとか、自分もできるかもって思うことで頑張ろうってすることはすごく大切なんですけども、
一旦立ち止まって、じゃあ今もう既に成功した人、一発逆転した人と自分の境遇ってどれぐらい一緒なのかなとか、
どこが違うんだろうっていうふうな現状をしっかり分析することもまず大事なんじゃないかなっていうふうに思います。
Sakakibara
はい、ありがとうございます。
tanaka
で、次に思うのが、一発逆転した人ってそう見えてるだけで実はそうじゃない可能性ってあるんですよね。
Sakakibara
はいはいはい。
tanaka
一発逆転っていうと、いきなり成績がグーンと伸びたとか、いきなり例えば部活動で活躍しだしたっていうふうに見えるかもしれないんですけども、
目に見える変化がそうなだけであって、もしかしたらそういうふうに見えてるだけで本人はずーっとコツコツコツコツ勉強したりとか、
部活動の練習にひたすら取り組んでたり、なんなら帰って自習練とか、塾で夜遅くまで残って勉強、
人が見えないところで努力してることってあるかもしれないんですよね。
なので、そういう人が成功するって妥当だと思いませんか。
Sakakibara
まあ、努力してるのであればっていうふうになってきたら、またそう見えますね。
tanaka
一見、なんかあいつ努力してなさそうとか、努力してる姿が見えない人でも、実はむちゃくちゃ努力してるかもしれないし、ってことは全然あるんですよね。
なので、やっぱりそう見えてるだけかもしれないっていうふうな部分があると思うんですよね。
だから、本当に自分が一発逆転した、この人一発逆転してるなって思っても、本当にそうか、その見方合ってるかっていうふうに、
一回自分を疑ってみるっていうのも大切なのかもしれないというふうに僕は思います。
Sakakibara
いわゆる、あのー、ノーベンダワーって言ってたやついたじゃないですか。学校で。
tanaka
あ、あのー、期末テストとか中間テストの前ね。
Sakakibara
ノーベンダワーって言ってたやつが、本当にノーベンとかではなく、実は家帰ってやって、
ノーベンダワーって言っときながら、でもいいテスト取ってくる、みたいなこととかがあるかもしれないっていうことで気をつけようと。
そうだよね。俺、ちゃんと勉強しなかったタイプの人だから。
tanaka
あ、いまだに思ってる。あれなんなん?
Sakakibara
あれ?
tanaka
あれなんなん?ノーベンアピールなんなん?
かっこいいん?それって。ちょっとすいません、ちょっとあのー、
個人的なちょっと、恨みつわみが出てきちゃう。
なの、勉強したのはちゃんと勉強したって言えよって俺思っちゃうんすけどね。
お前してんじゃねえかよ、つって。
俺マジガチ、ガチノーベン、今回はガチでノーベンだから、とか言うけど。
別にお前の勉強は俺にとっちゃ全然勉強してる方だよって思ったりしますよね。
Sakakibara
いやー、それはほんとに。
そういうことっすね、前提に気づくって話です。
tanaka
前提に気づくって話です。
まあ、その時はその時で僕が勉強してなかったのが悪かったんだと思いますけどね。
Sakakibara
はい。
tanaka
あの時若手んばっかだったんですけども。
まあ、そういう僕の学生生活を振り返ってみて思うのが、
なんていうか、成功する人がいましたと。
一発逆転してるように見える人がいましたと。
じゃあ自分も頑張んなきゃ、自分も同じように成功したいって思うこと自体は決して悪いことじゃないと思いますし、
とっても素敵なことだっていうのはもう繰り返し言わせてもらいます。
だからこそ、その人たちと全く同じ方法でやろうとせずに、
自分流にカスタマイズすることが大事なんじゃないかなって僕は思うんですよね。
Sakakibara
はあはあはあ。
tanaka
まあ、例えばすでに成績がいい友達と自分を比較したときに、
あの、例えばじゃあその人がすごい勉強の仕方をやっていってて、
思う自分の勉強の仕方を比較してみて、
じゃあここが足りないなとかっていうふうに、
同じようにできる部分はたぶん、全然真似していいと思うんですよね。
自分でも真似できそうだなって思うことに関しては、真似していいと思うんです。
ただ一方で例えば、あの、なんていうんですかね、
じゃあその人は数学を1日3時間勉強していたとして、
Sakakibara
自分がむちゃくちゃ数学苦手だったとするじゃないですか。
tanaka
大っ嫌いな数学1日3時間もできるかって話なんですよね。
Sakakibara
まあ、苦手は潰しといたほうがいいかもしれないけど、
現実問題やる気が出るかはちょっと厳しいかも。
tanaka
うん、って考えたときに、じゃあまあ、
もちろん数学は数学としてやらなきゃいけないから、
まあそのやる時間を朝のさえているうちにやるとか、
数学をやりつつ、連チャンで3時間やるんじゃなくて、
まあ途中途中好きな科目をはさみながら勉強するとか、
そういうふうに自分に合った形でカスタマイズしていくことっていうことが、
僕は大事だと思うんですよね。
努力の重要性
Sakakibara
うんうんうん。
tanaka
自分に合った方法を見つける、
その過程自体も勉強時間なんじゃないかなって思います。
Sakakibara
ほうほうほうほう。
tanaka
まあ単純に歴史の年表を覚えたりだとか、
その古典の活用を覚えたりだとか、
古語を記憶したりだとか、
問題集を解いたりだとかっていうふうなことだけじゃなくて、
どういう勉強の方法をしたら自分にスッと入ってくるなとか、
どういうふうにこういうふうな方法をすれば、
自分は結構モチベ高いまま勉強できるなとか、
そういうふうなやり方を見つけるその過程も、
大事な勉強時間だなっていうふうに思うし、
僕が振り返ってみると、
高校時代に頭が良かった友達、正式が良かった友達っていうのは、
そうして自分なりの勉強ルーティンが確立してたなと思うんですよね。
Sakakibara
へえ、そうなんすか。
tanaka
党の本人たちがそれを意識的にやってたかどうかはわかんないんですけども、
少なくとも僕が方から見てて、
この人のこういったところってすごい効率的だなって思ったし、
そういった人っていうのはやっぱ成績良かったっていう記憶がありますね。
Sakakibara
へえ、ありがとうございます。
tanaka
はい。
Sakakibara
っていうことをちょっとまとめると、
まずそもそも一発逆転するためには前提条件っていうものが人と違うから、
自分の置かれた状況を把握することがまず大事。
で、その上で実際その参考にしてる人たち、
一発逆転をしてる人たちとか、
まあ普通に成功してる人たちをベンチマーク、いわゆる基準にしつつ、
またさらそれを全くコピペするのではなく、
自分に合うようなやり方でカスタマイズしていくっていうことが大事。
tanaka
はい。
まあでもなんかそうして思うのは結局あれですかね、
一発逆転しようと思って、
その一番求める100点の結果っていうものは求められなかったとしても、
80点は80点でも結局目指すべき、
その先のゴールは変わってないので。
経験の活かし方
Sakakibara
ああ、いいこと言うな。
tanaka
そこですかね、
まあそこで落ちたからじゃあ自分のライフプランが全部崩れるのかっていうとそうではなくて、
じゃあ第一志望に行かなかったから第二志望に行きましたとして、
じゃあ第二志望に、
じゃあ受かったところでその先にある目標に対してどうやって頑張っていくのかっていうのをもう一度組み立て直していく、
っていうふうなことの方がむしろ大事なのかなっていうふうには、
2回受験落ちて考えていることではありますね。
Sakakibara
なるほどね、
いや意外と現実的なんだなって。
tanaka
すいません、ちょっと夢のない話をしてしまって面白いんですけど。
Sakakibara
でもだからすごくいいなと思ってたのが、
その一発逆転目指してやってきた努力っていうのって別に全部ゼロになるわけではないですから。
tanaka
そのだと思います、
実際僕の、
それは本当にちょっと具体的な話をすると、
やっぱり受験勉強するために勉強した内容が全部水の泡になったかっていうとそういうわけではなくて、
大学院ってやっぱり言われたことを学ぶんじゃなくて、
学生同士があらかじめ本を読んできて議論をするっていうふうな授業がメインなので、
やっぱりそういったときに建設的な議論であったりだとか、
多角的な視点で議論をするためには、
やっぱり僕が大学受験のときに勉強した社会学の有名な人の理論だったりだとか、
有名な人物の考え方だったりだとか、
そういったところを引用しながら議論していくことになるので、
そう考えると、
じゃあその大学受験落ちちゃったからじゃあ全部パーじゃんとやっぱ思ってなくて、
むしろあのときに一回ちゃんと本腰入れて勉強していてよかったなって今思いますからね。
Sakakibara
そのために努力してたっていう、
努力したことが後々になっても生きていくというか。
tanaka
生きてきましたし、
結局第一志望に行かなくてもその先のゴールにっていうのは僕の場合は研究じゃないですか。
Sakakibara
大学に行くんだから。
tanaka
より良い研究のために、より深い研究のためにっていうふうな最終的な目標を考えたときに、
正直そのじゃあ大学院受験落ちても関係ないじゃなくて、
大学院受験のためにしっかり勉強していくっていうこと、
その行為自体がその先の目標、より良い研究のためにってところに直結してるんですよね。
Sakakibara
ああ、なるほどね。
tanaka
だからもちろん大学院で受かって選択肢を増やすっていう目標もあるし、
今ここでちゃんと勉強しておくことによってその先のゴール、より良い研究をするっていうふうに、
どっちにもかなってるから、
どっちのためにも頑張るみたいな感じで去年は大学院受験の勉強してましたね。
Sakakibara
いや、でもすごく良いやり方だよねっていうふうに思うんですけど。
はい、ありがとうございました。
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