はい。
なんか私これポッドキャストやりたいなって思った時に、
こういう内容を話したいって思ってたことだったりするので、
そうなんですね。
結構、意見聞いてくださる方に紹介するのめっちゃいいんじゃないかなと思って、
なるほど。
選ばせてもらって、Kさんにも渡して読んでくれってお願いしました。
はい、読めました。
で、本当にいい本だと思うんですが、一応なんかちょっとCOI絡みそうなので言っておくと、
私は著者の方、知り合いでして、いただいた本を読んでこの感想を言ってるので、
ちょっともしかしたら忖度あるかもしれないんですが、
Kさんは全くないので、正直な感想を言っていただけると思います。
はい、わかりました。
現役大学教員が大学院生活の説明をした本を正直に評価していく、レビューしていきましょう。
わかりました。やっていきましょう。
で、結構本当に読みやすい本で、主人公ちゃんがいて、主人公はある大学の高等生体学に、生体学の研究室に配属された学部生の双葉ちゃんです。
高等生体学。
はい。で、しろわりの研究をするということが決まって、彼女が奮闘していく様子を描きながら、
大学での研究ってどんなことをするのかだったり、結構本当に細かい学会に発表するということだったり、
フィールドワークの超マニアックすぎるエピソード紹介とか、
飲酒のことだったり、就活のことだったり、すごい細かいことも結構学べる、知れる、面白い本かなと私は思いました。
そうですね。
あの、なんか研究の本というよりは、大学院生活の本っていうか、救出生活の本みたいな、
なんかそんな印象だなと思って、すごい楽しく読んでました。
そうですよね。ちょっとしたエピソードがめちゃくちゃリアルで、
はいはいはい。
なんか本当に中身知ってる人がちゃんと書いてるなぁ感がやっぱり、
あーなるほどね。
ありましたね。
私はあれだなぁと思って見てます。
僕はでも、ちょっと分野も少し違うので、なんか新鮮というか、
こんな夜中まで研究するんですか?みたいな、なんかそれが普通みたいな感じで進んでくけど、
いや、私も1個だけ批判したいなってことが、
1日のスケジュールが載ってるんですよ。
はいはいはい。
普段の生活。
漫画と別にね。
そう、漫画と別にコラムがめちゃくちゃ入ってて、そこが結構詳しく書いてあるので、
本当に大学院生活始める人とか、あとは親御さんとかにもめちゃくちゃおすすめなんですけど、
1日のスケジュールはマジで狂ってると思っていて、
なんか締め切り前はこんな感じとか、普段はこんな感じとか、なんか3つ例があるんですけど、
気象が7時みたいな、7時に起きる大学生になってみたいな。
そこでなって、
めっちゃ実験してるし、めっちゃなんか本当にロボットかのようなスケジュールが組まれてて、
そうですね。
私はあんな生活したことないですよ。
僕今ちょっと手元にあるんで見てるんですけど、
通常の日で、朝おっしゃってくれたように7時に起きて、何夜かにゃ18時ぐらいまで研究して、
一旦帰宅っていうのがあるんですよね。
本当だ。
一旦帰宅した後に。
通常に一旦帰宅がありますね。
で、21時にラボに戻るって書いてあって、
これは通常ですからね。
で、お風呂に入ったり寝るのが23時ってなってるんですけど、
ちょっと実験重めかなっていう時は、
大体2時ぐらいには実験終わらせて帰りたいなって書いてあるんですけど。
で、朝7時起床なんでしょう。
やばいですよね。おかしいおかしい。
これは間違いです。
普通のウェット系の日は普通ではないんですね。
普通じゃない普通じゃない。
普通ではないんですね。
もちろんこういう人もいるのかもしれないけど、
なんかめちゃくちゃできる、
本当に寝なくても体力お化けみたいなPIって感じがしますね。このスケジュール。
はいはいはい。僕もなんとなく何人か顔が浮かんじゃったんですけど。
そうですよね。
これはマジで来るって。
修正した方がいいです。改定版出した方がいいと思う。
またね、なんかそういう体力が多い人が、
こういう実験とかやる業界ってすごく多いような印象もあって、
ちょっと聞いた話で、40過ぎたぐらいの時に学生と話してて、
最近疲れるっていうのがどういうことかわかってきた気がするって言ってたっていうエピソードがあって、
あの決して分野の普通というわけではなくて、
中にはこういう人、こういう研究室もありますよっていう。
本当のリアルを知りたい方はひよけんのエピソードで、
研究者の1日っていうエピソードがあって、
それで本当にリアルな1日を私たちが紹介してたり、
ゲストさんが紹介したりするんで、そっちを聞いてください。
宣伝の長さを。
正しい生活のやり方を。
そこはやばいけど、
あと他はどうでしたか?気になった点というか、印象に残ったこととかありますか?
そうですね、僕がまず気づいたのが、
主人公の子が配属されても、すぐにガッツリ研究をやるっていう感じかなって思って読んでたんですけど、
これってどうですか?八重さんから見て、あるあるっていう感じなんですか?
僕らとかだと最初は勉強しなきゃいけない内容が多くて、
なかなかいきなり研究っていかないのかなっていうふうにも思ってたんですけど、
その辺分野差とかあるのかなと思って。
私の話で言うと、私自身は結構マジで双葉ちゃんみたいな感じだったんですよ。
そうなんですね。
で、実験をしながら勉強を並行でしてたって感じです。
で、多分生物系とか動物使う系の研究室で、
結構多いパターンかなって想像するのは、まずはその動物のお世話を学びましょうみたいな。
はいはいはい。
で、そういう感じで入ってすぐから動物と触れ合って、手を動かすってことから始まる。
で、もうそれって1日中やらなきゃいけないわけじゃないんで、
例えば午前中はちょっと勉強して、午後からじゃあこういう作業ちょっとしてみようかとか、
なんかそういう感じなので、入ってすぐに何かできるっていうこともあり得るとは思います。
なるほどなるほど。
で、特にラボでその生き物をすでに飼育してるよとか、モデル生物やってるよっていうラボは特に、
もうルーティンとしてやらなきゃいけないことが決まってるので、
物性が入ったらまずそれをやってもらわなきゃいけないので。
あ、なんか餌飼えたりとか、掃除したりとか。
そうですね、掃除したりとか、はい。
結構入ってすぐやるのはあり得るかなって思います。
ただその程度は結構いろいろだし、でももちろん勉強しなきゃいけないこともたくさんあるので、
それをしないと本実験には入れないところがあるかなとは思います。
っていう感じですかね。
まずはそのいきなりガッツリ新しい実験をやるっていうよりは、
もうみんながプロトコルとして共有しているものをちょっとお試しで実験やったり、
再現性が取れるかやりながら、いろんなこと勉強して、
で、だんだんと準備していくみたいな感じですかね。
そうですね。実験系は多分、ちょっと練習してみようって感じで、
学生実験とかやる印象でいいと思うんですけど、
例えば本当PCRしましょうだったら、PCRちょっとまずは練習してみようと。
はいはいはい。
そういうのからすぐ入るとかは全然あると思います。
なるほど。
あともう一個、なんかこれってどれくらい普通なのかなって思って読んでたのが、
双葉ちゃんが入った時に、1年後の目標っていうのがかなり明確に先生から与えられていて、
それは学会に行って、この1年間のことを発表しましょうねっていうようなことを言ってるシーンがあったんですけど、
なんか自分の感覚だと、え、なんかまだ何に適性があるのかも分かんない状態で、
結構すごいなっていうか、そんなんできるんだって思ったんですけど。
えぇー。
ちょっとそれが心配点。
まあでもあくまでエンタメなんでって感じで。
そこは見たらいいかなと思います。
やっぱガッツは大事ですか?
ガッツは大事、マジで。
えなどりを乗りながら。
えなどりを飲んでた時あったな。
やっぱ折れない心は大事だと思う。
だから落ち込んでもいいんだけど、ちゃんと戻ってこれるかどうかっていう。
そうですね。
あと体力もいうと。
体力ね。
なんか私自分は体力ない側かなと思ってたんですけど、
でもやっぱいろんな学生さんとかに会い始めたりとかすると、
やっぱガッツも体力もあるタイプだったなと思いますね。
そうですね。
いろんな研究者に会うとやっぱすごい人がいくらでもいるんで、
ちょっと自信なかったんですけど、
まあなんか全然アベレージよりは体力もガッツもあるなっては思いますし、
やっぱ生き物扱うとそれはどうしてもいるかなみたいな。
まあ最低でも2次ぐらいまでは。
2次まではやったことないけど。
まあ実験のスケジュールが絶対そこでとか、
サンプリングタイミング絶対そこではあるんで、あるけど。
靴屋下とかはありますけど、
どういう実験なんでするってだけで。
え、ないな。
だからそれは計画を持って準備するほうが大事だと思う。
なるほど。でも深夜に実験やってる人いましたね。
音を使ってる研究とかやってる人で、
なんか実験室の近くで人が通ったりとかするとそれで物音がしちゃうから、
それが嫌だって言って、誰もいない時間帯にやりたいって言って、
2時、3時ぐらいにやってるっていう人がいて、
最終的に幻聴聞こえてたって言ってました。
えー。こわ。
虫の鳴き声を聞かせるっていうことをやっていて、
聞こえそう。
で、それを本当に誰もいないところで、
その鳴き声だけがずっと3時間とか聞こえてるわけじゃないですか。
で、家から帰る途中とかにずっとまだ鳴き声が耳の中に残ってるみたいな。
あー、ありそうありそう。
えー、ないな。
夜、大学にいたのは、ほんとその実験と飲み会しかないな。
飲み会のシーンあんまりなかったですね。
確かに。やっぱ時代が反映されてるんじゃないですか。
コロナ前に学生してた人と違うんですよ、多分。
確かにそこが大きいかもしれないですね。
どっちを反映させるかがちゃんと最新版なんじゃないですかね。
なるほどね、確かに。
まあ僕も学生の時は普通に研究室に残って、
まあ外でご飯食べるとやっぱり高いから、
みんなでスーパーとかでおかずとかお酒買ってきて飲んでるとか、
割とよくやってましたけど、
やってますよね。
確かに今日になってから、あんまり学生で見ない。
もっとやったほうがいいんですよね。
でも結構うちもやってました。
ラボでもう夜はお鍋作ってみんなで食べて、
その後また作業するみたいな。
ああ、やっぱり同じじゃないですか。
確かに。一旦帰宅しないといけない。
帰宅するっていうか、夕飯を挟んでるっていう。
確かに。でも夕飯はラボで食べてた。
うんうんうん。
大体の日は。
へえ。
だから確かにこの外ですね、それなりに。
朝10時ぐらいに行って、夜10時ぐらいに帰ってました。
ほぼ同じですよ。
そうかな。
でも結構それでも全然寝てた。でも朝10時ですかね、行くのがまず。
10時までに行くのが目標だった。隠世の時は。
そうですね。あと僕が読んでて、すごく分野は違うんですけど、
思い出されるなって思ったのが、
修士課程をやりながら、ちょっと就活をしなきゃいけないなっていう。
でもこのまま就活してるけど、なんかピンとこないし、でも博士課程行くのも不安だしなみたいな。