1. ひよっこ研究者のさばいばる日記
  2. #115「先輩、実験が終わりませ..
2025-11-24 25:23

#115「先輩、実験が終わりません」を読んでみた

理系大学院生活のリアルをまとめた書籍の紹介!

現役大学教員が理系女ちゃん著「先輩、実験が終わりません」を読んで、好き勝手に感想を話しました。

ひよけんを聴いていただいている方にはおすすめしたい!

() イントロ

() 忖度のある感想かもしれません

() ざっくり本の内容

() さっそくツッコミたい!1日のスケジュール

() 研究室配属後の様子

() 目標設定

() 主人公が優秀すぎる

() 飲み会シーンないね

() 博士進学を選ぶ決断は特にリアルで共感



パーソナリティ

はち▷小さい動物の研究者。(⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠オーディオテクニカ ATR2100x-USB⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠) 個人ポッドキャスト「私はママで研究者」⁠⁠⁠Spotify⁠⁠⁠/ ⁠⁠⁠Apple podcast⁠⁠⁠

助っ人

けい▷生物を数字で見る研究者。

感想やご質問がある方

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サマリー

ポッドキャスト「先輩、実験が終わりません」では、リケージョーちゃんの著書を基に、大学院生の実験生活や日常が描かれています。双葉ちゃんの奮闘を通じて、研究室での実体験や大学院生活の厳しさが語られ、リスナーに共感を呼び起こしています。研究室での学会発表や実験の進め方について話し合い、特に学部生や大学院生の成長や葛藤に焦点が当てられています。また、フィールドワークの様子やさまざまな研究者のスタイルについても議論し、研究環境の違いを理解することの重要性が強調されています。大学院生活や基礎研究の実態について語られる中で、特にふたばちゃんの成長や楽しい経験が注目されています。親が抱く疑問や不安も取り上げられ、大学院進学に対する理解を深める重要性が示されています。

著書の紹介とテーマ
サンテ、小さい動物の研究をしているハチです。
この番組では、研究者として、よく業員として、はたまた普通のアラサーとして、私たちのさばいばる日記をお届けしています。
今回は、ケイさんと一緒にお届けする回です。
どうも、動物を数字で見る研究をしているケイです。よろしくお願いします。
ゲットありがとうございます。
今回は、ある本の紹介をしたいと思います。
今まで、自分が読んだ本を持ち寄って紹介したことあるんですけど、今回は2人で同じ本を読んで、それの感想を話していくというものです。
ケイさんは、ツイッターワリワリしてる人なので、きっと知ってると思うんですが、著者はリケージョーちゃん。
はいはいはい。4コマ漫画とか、たまにアップしてらっしゃる人かな。
結構いろんなテーマをやってて、リケージョーちゃんさんが出した本が、先輩実験が終わりませんという本を門川から出版しているので、それを読んでいきたいと思います。
本の紹介文を読みます。
文型は知っておきたい。リケーは共感が止まらない。進路選びの参考にも。
リケー大学生のリアルな日常を描いたコミック誕生。
リケー大学生のあるあるを詰め込んだ新感覚コメディがついに開幕。
学びながら笑えるユニークなストーリーでリケーライフの魅力をたっぷりお届け。
リケーの就職事情。本当によりなの?リアルな大学院試験。
中止、白紙家庭での奮闘。
研究室の濃密な日々。中間発表は学会発表の舞台裏。
さらには海外でのフィールドワークまで盛りだくさん。
文系、リケー問わず全てを学生や進路に悩む人たちに読んでほしい一冊です。
本の感想と読みやすさ
はい。
なんか私これポッドキャストやりたいなって思った時に、
こういう内容を話したいって思ってたことだったりするので、
そうなんですね。
結構、意見聞いてくださる方に紹介するのめっちゃいいんじゃないかなと思って、
なるほど。
選ばせてもらって、Kさんにも渡して読んでくれってお願いしました。
はい、読めました。
で、本当にいい本だと思うんですが、一応なんかちょっとCOI絡みそうなので言っておくと、
私は著者の方、知り合いでして、いただいた本を読んでこの感想を言ってるので、
ちょっともしかしたら忖度あるかもしれないんですが、
Kさんは全くないので、正直な感想を言っていただけると思います。
はい、わかりました。
現役大学教員が大学院生活の説明をした本を正直に評価していく、レビューしていきましょう。
わかりました。やっていきましょう。
で、結構本当に読みやすい本で、主人公ちゃんがいて、主人公はある大学の高等生体学に、生体学の研究室に配属された学部生の双葉ちゃんです。
高等生体学。
はい。で、しろわりの研究をするということが決まって、彼女が奮闘していく様子を描きながら、
大学での研究ってどんなことをするのかだったり、結構本当に細かい学会に発表するということだったり、
フィールドワークの超マニアックすぎるエピソード紹介とか、
飲酒のことだったり、就活のことだったり、すごい細かいことも結構学べる、知れる、面白い本かなと私は思いました。
そうですね。
あの、なんか研究の本というよりは、大学院生活の本っていうか、救出生活の本みたいな、
なんかそんな印象だなと思って、すごい楽しく読んでました。
そうですよね。ちょっとしたエピソードがめちゃくちゃリアルで、
はいはいはい。
なんか本当に中身知ってる人がちゃんと書いてるなぁ感がやっぱり、
あーなるほどね。
ありましたね。
私はあれだなぁと思って見てます。
僕はでも、ちょっと分野も少し違うので、なんか新鮮というか、
こんな夜中まで研究するんですか?みたいな、なんかそれが普通みたいな感じで進んでくけど、
いや、私も1個だけ批判したいなってことが、
1日のスケジュールが載ってるんですよ。
はいはいはい。
普段の生活。
漫画と別にね。
そう、漫画と別にコラムがめちゃくちゃ入ってて、そこが結構詳しく書いてあるので、
本当に大学院生活始める人とか、あとは親御さんとかにもめちゃくちゃおすすめなんですけど、
1日のスケジュールはマジで狂ってると思っていて、
なんか締め切り前はこんな感じとか、普段はこんな感じとか、なんか3つ例があるんですけど、
気象が7時みたいな、7時に起きる大学生になってみたいな。
そこでなって、
めっちゃ実験してるし、めっちゃなんか本当にロボットかのようなスケジュールが組まれてて、
そうですね。
私はあんな生活したことないですよ。
僕今ちょっと手元にあるんで見てるんですけど、
通常の日で、朝おっしゃってくれたように7時に起きて、何夜かにゃ18時ぐらいまで研究して、
一旦帰宅っていうのがあるんですよね。
本当だ。
一旦帰宅した後に。
通常に一旦帰宅がありますね。
で、21時にラボに戻るって書いてあって、
これは通常ですからね。
で、お風呂に入ったり寝るのが23時ってなってるんですけど、
ちょっと実験重めかなっていう時は、
大体2時ぐらいには実験終わらせて帰りたいなって書いてあるんですけど。
で、朝7時起床なんでしょう。
やばいですよね。おかしいおかしい。
これは間違いです。
普通のウェット系の日は普通ではないんですね。
普通じゃない普通じゃない。
普通ではないんですね。
もちろんこういう人もいるのかもしれないけど、
なんかめちゃくちゃできる、
本当に寝なくても体力お化けみたいなPIって感じがしますね。このスケジュール。
はいはいはい。僕もなんとなく何人か顔が浮かんじゃったんですけど。
そうですよね。
これはマジで来るって。
修正した方がいいです。改定版出した方がいいと思う。
またね、なんかそういう体力が多い人が、
こういう実験とかやる業界ってすごく多いような印象もあって、
ちょっと聞いた話で、40過ぎたぐらいの時に学生と話してて、
最近疲れるっていうのがどういうことかわかってきた気がするって言ってたっていうエピソードがあって、
あの決して分野の普通というわけではなくて、
中にはこういう人、こういう研究室もありますよっていう。
本当のリアルを知りたい方はひよけんのエピソードで、
研究者の1日っていうエピソードがあって、
それで本当にリアルな1日を私たちが紹介してたり、
ゲストさんが紹介したりするんで、そっちを聞いてください。
実際の研究生活の描写
宣伝の長さを。
正しい生活のやり方を。
そこはやばいけど、
あと他はどうでしたか?気になった点というか、印象に残ったこととかありますか?
そうですね、僕がまず気づいたのが、
主人公の子が配属されても、すぐにガッツリ研究をやるっていう感じかなって思って読んでたんですけど、
これってどうですか?八重さんから見て、あるあるっていう感じなんですか?
僕らとかだと最初は勉強しなきゃいけない内容が多くて、
なかなかいきなり研究っていかないのかなっていうふうにも思ってたんですけど、
その辺分野差とかあるのかなと思って。
私の話で言うと、私自身は結構マジで双葉ちゃんみたいな感じだったんですよ。
そうなんですね。
で、実験をしながら勉強を並行でしてたって感じです。
で、多分生物系とか動物使う系の研究室で、
結構多いパターンかなって想像するのは、まずはその動物のお世話を学びましょうみたいな。
はいはいはい。
で、そういう感じで入ってすぐから動物と触れ合って、手を動かすってことから始まる。
で、もうそれって1日中やらなきゃいけないわけじゃないんで、
例えば午前中はちょっと勉強して、午後からじゃあこういう作業ちょっとしてみようかとか、
なんかそういう感じなので、入ってすぐに何かできるっていうこともあり得るとは思います。
なるほどなるほど。
で、特にラボでその生き物をすでに飼育してるよとか、モデル生物やってるよっていうラボは特に、
もうルーティンとしてやらなきゃいけないことが決まってるので、
物性が入ったらまずそれをやってもらわなきゃいけないので。
あ、なんか餌飼えたりとか、掃除したりとか。
そうですね、掃除したりとか、はい。
結構入ってすぐやるのはあり得るかなって思います。
ただその程度は結構いろいろだし、でももちろん勉強しなきゃいけないこともたくさんあるので、
それをしないと本実験には入れないところがあるかなとは思います。
っていう感じですかね。
まずはそのいきなりガッツリ新しい実験をやるっていうよりは、
もうみんながプロトコルとして共有しているものをちょっとお試しで実験やったり、
再現性が取れるかやりながら、いろんなこと勉強して、
で、だんだんと準備していくみたいな感じですかね。
そうですね。実験系は多分、ちょっと練習してみようって感じで、
学生実験とかやる印象でいいと思うんですけど、
例えば本当PCRしましょうだったら、PCRちょっとまずは練習してみようと。
はいはいはい。
そういうのからすぐ入るとかは全然あると思います。
なるほど。
あともう一個、なんかこれってどれくらい普通なのかなって思って読んでたのが、
双葉ちゃんが入った時に、1年後の目標っていうのがかなり明確に先生から与えられていて、
それは学会に行って、この1年間のことを発表しましょうねっていうようなことを言ってるシーンがあったんですけど、
なんか自分の感覚だと、え、なんかまだ何に適性があるのかも分かんない状態で、
結構すごいなっていうか、そんなんできるんだって思ったんですけど。
えぇー。
学会発表の重要性
これ、はついさんの時とかどうでした?
どうだ、それ本当にPI次第じゃないですかね、先生と研究室のスタイル次第ですけど、
私は確かにそこまで、どうかな、確かでも学会校はあったかもしれないです。
その学部の卒論の内容で、何月の学会に行けたらいいねみたいな。
はいはいはい。
入ってすぐではないですけど、なんかみんなが行く学会ってあるじゃないですか。
この研究室はこの学会に行きますみたいな。
学部生だったらこの時期だったら出てるはずだから、
卒論終わる時期とか、その前後とかの時期になるような学会だったら行けるじゃないですか。
卒論の発表そのまま持っていけるねってなるから、それまで頑張ろうねっていう話にはなるかなと思います。
結構この学会デビューのが何かいつぐらいかっていうのも、結構研究室とか分野とかに違うし、
そういうことで人文系の人とか、またどういうスケジュールでやってるかとか聞いてみたいな。
あと何かあったかな。
なんか気になったポイントとかってあります?
双葉ちゃんが優秀すぎる。
そうですね、それは確かに。
初手では心折れそうになってるんだけど、意外と立ち直りも早いし、
何話か進んでるとあっという間に成長してるみたいな。
すごい優秀ですよね。
本当ですよね。
入ってすぐに2、3週間バーってデータ取れて、ガッツもあって、
飲酒の成績も良くて、英語の発表もこなしちゃうっていうふうな成長があって。
確かに。学部生でも英語で質疑とかもやってるんですもんね。
でもM1に、確かにそうですね。学部生の時点で国際学科行ってることになってるな。
それはなんか結構、ちょっとメンタル狂うかもって思いました。
確かにね、これが普通な学生とか、あるいは何ならちょっとこう、
これから頑張んなきゃいけない学生っていうスタンスで比較をしてしまうと、
こんなに順調に成長できないことに対して悩んじゃうかもなっていう。
実験環境と研究者の葛藤
ちょっとそれが心配点。
まあでもあくまでエンタメなんでって感じで。
そこは見たらいいかなと思います。
やっぱガッツは大事ですか?
ガッツは大事、マジで。
えなどりを乗りながら。
えなどりを飲んでた時あったな。
やっぱ折れない心は大事だと思う。
だから落ち込んでもいいんだけど、ちゃんと戻ってこれるかどうかっていう。
そうですね。
あと体力もいうと。
体力ね。
なんか私自分は体力ない側かなと思ってたんですけど、
でもやっぱいろんな学生さんとかに会い始めたりとかすると、
やっぱガッツも体力もあるタイプだったなと思いますね。
そうですね。
いろんな研究者に会うとやっぱすごい人がいくらでもいるんで、
ちょっと自信なかったんですけど、
まあなんか全然アベレージよりは体力もガッツもあるなっては思いますし、
やっぱ生き物扱うとそれはどうしてもいるかなみたいな。
まあ最低でも2次ぐらいまでは。
2次まではやったことないけど。
まあ実験のスケジュールが絶対そこでとか、
サンプリングタイミング絶対そこではあるんで、あるけど。
靴屋下とかはありますけど、
どういう実験なんでするってだけで。
え、ないな。
だからそれは計画を持って準備するほうが大事だと思う。
なるほど。でも深夜に実験やってる人いましたね。
音を使ってる研究とかやってる人で、
なんか実験室の近くで人が通ったりとかするとそれで物音がしちゃうから、
それが嫌だって言って、誰もいない時間帯にやりたいって言って、
2時、3時ぐらいにやってるっていう人がいて、
最終的に幻聴聞こえてたって言ってました。
えー。こわ。
虫の鳴き声を聞かせるっていうことをやっていて、
聞こえそう。
で、それを本当に誰もいないところで、
その鳴き声だけがずっと3時間とか聞こえてるわけじゃないですか。
で、家から帰る途中とかにずっとまだ鳴き声が耳の中に残ってるみたいな。
あー、ありそうありそう。
えー、ないな。
夜、大学にいたのは、ほんとその実験と飲み会しかないな。
飲み会のシーンあんまりなかったですね。
確かに。やっぱ時代が反映されてるんじゃないですか。
コロナ前に学生してた人と違うんですよ、多分。
確かにそこが大きいかもしれないですね。
どっちを反映させるかがちゃんと最新版なんじゃないですかね。
なるほどね、確かに。
まあ僕も学生の時は普通に研究室に残って、
まあ外でご飯食べるとやっぱり高いから、
みんなでスーパーとかでおかずとかお酒買ってきて飲んでるとか、
割とよくやってましたけど、
やってますよね。
確かに今日になってから、あんまり学生で見ない。
もっとやったほうがいいんですよね。
でも結構うちもやってました。
ラボでもう夜はお鍋作ってみんなで食べて、
その後また作業するみたいな。
ああ、やっぱり同じじゃないですか。
確かに。一旦帰宅しないといけない。
帰宅するっていうか、夕飯を挟んでるっていう。
確かに。でも夕飯はラボで食べてた。
うんうんうん。
大体の日は。
へえ。
だから確かにこの外ですね、それなりに。
朝10時ぐらいに行って、夜10時ぐらいに帰ってました。
ほぼ同じですよ。
そうかな。
でも結構それでも全然寝てた。でも朝10時ですかね、行くのがまず。
10時までに行くのが目標だった。隠世の時は。
そうですね。あと僕が読んでて、すごく分野は違うんですけど、
思い出されるなって思ったのが、
修士課程をやりながら、ちょっと就活をしなきゃいけないなっていう。
でもこのまま就活してるけど、なんかピンとこないし、でも博士課程行くのも不安だしなみたいな。
フィールドワークの多様性
なんかその心の葛藤だったりとか、最終的に博士課程を選んでいくプロセスみたいのが、
なんかめちゃめちゃ自分と重なっちゃって。
なんかリアルだなと思って読んでたんですけど、その辺どうでした?
なんかこの、ちょっとネタバレしちゃうけど、
このディーシンしますって決断ってすごい自分的にはめちゃくちゃ大きかったけど、
みんな行きますって言ったら、OK、行こう行こうみたいな。
よく決断したね、すごい、頑張ろうぜみたいな感じじゃなくて、
そっかそっか、OKくらいの反応だったっていうのがすごいよく、すごい共感しました。
あれなんですかね、はつさんの周りが、もうどうせ行くんでしょって思ってた。
それもあるのかもしれないけど、別に行くって決断したは、たぶん自分で絶対しなきゃいけないこと?
まあ、それはそうですね。
だから、周りも別に行こうぜって言わなかったし、
行ったところで、あ、修羅の道みたいな、茨の道みたいなのが実感してるわけじゃないですか、先輩たちは。
そうですよね、一回東京だからね。
だから、別におめでたいことでもないみたいな。
それもしかしたら、行って少し栄光して、いい未来になるかもしれないけど、
すごい大変な道を選んだかもしれないし、
そこに対して、別になんて言うんですかね、
あと、まだ行くって決めただけだよね、みたいな。
これからだぜ、みたいな。
これからが大変だよねっていうことをね。
はい。
ああ、確かに。
そんな雰囲気が確かに、みんなあったなっていうのが。
だから、喜んではくれましたけどね。
先生とかも、もちろん、編集残ってくれてありがとうみたいな雰囲気は、
もちろんあったはあったけど、
じゃあ頑張ろうね、みたいな。
直続の先生も、じゃあ頑張ろうね、ぐらいで。
そうか、すごくこう、ありがとうっていう、なんかそう派手な感じではないけど、軽く。
うん。
それよりは、じゃああの論文どうする?とか、
あ、私どうする?みたいな、もう。
現実を突きつけてくるわけですね。
うん。そんな感じだったので、
なんか、たぶん自分的にはめちゃくちゃ悩んで、
よしってなって決めてる気がするんですけど、みんな。
うん。
でもなんか、人に言うとちょっと、
ああ、そんなもんの反応かみたいな、
ちょっと違う反応が返ってくるっていうのはあるかもしれないなと思いました。
確かに。
全然覚えてなかったけど、そんなこと。
うん。
この場面を見て思い出した。
なんか、いろんなタイプの研究者さんが出てくる感じもいいですよね。
あ、確かにね。
これは分野によるかもしれないけど、
生物系は結構ラフな服装の人とか多いと思うんで。
はいはいはい、そうですね。
だから、生物系の話を基軸にしつつも、
他の分野との比較を通じて、
大学院生活全体の雰囲気というか、
そういうのも分かるような感じなのかなと思って、
うんうん。
読んでました。
フィールドワークって本当に、
なんか、どの生き物対象にしてるかとか、
全く違うじゃないですか。
ああ、なるほど。
だから、これもたぶん、すごい面白く普通に読めました。
この人たちってこんな感じでやってるんだ、みたいな。
確かに。
人によって違うってことは、私はすでに知ってるからあれだけど、
へえ、そんな道具使うんだとか。
それぞれみんな持ってると思うんですけど、
私も結構言われる。
大学院生活の実態
そんなやり方してるんだ、とか言われたりとか、
することとかよくあるんで、
ここはエンタメとして面白いなと思う。
そうか、論文にいろんな情報書くけど、
どうやってフィールドで収集してきました、みたいなことまでは、
あんまり書かないもんね。
さすがにそのなんか、
じゃあ、フィールドワーク1回持ち物はこれです、みたいなのはないから。
そういうところとかは結構、
入って知ることみたいな感じします。
研究室に入って、
ああってなることを実体験できるみたいな感じのほうな気がします。
僕読んでて、ちょっと思ったのは、
大学院に進学したいって思ってるんだけど、
なんか両親がちょっと反対してるとか、
あるいはお子さんが大学院進みたいって言ってるけど、
そんなのいらないでしょってちょっと思ってる人に、
こんな感じですよって言って知ってもらうにはすごくいいのかなって。
いや、これちょうどいいですね。
リケジョちゃんのTwitterは読まないほうがいいと思いますけど、
この本はマジで読んだほうがいいと思う。
そういう人たちは。
そういうのがリアルな話。
Twitterのほうはいろいろトラブルとかね、いろんな話を。
それはもう超リアル。
リアルとか言っていいかな。
マイナスの部分をめちゃくちゃ強調している発信もあると思う。
それ自体はすごい勇気のいることだし、
それ自体を否定したいとか本当にないんですけど、
お子さんとかを応援したい人からしたら、
この本をぜひ読んでほしいって感じ。
そうですね。
我々がつい当たり前かのように喋ってしまう、
教授、準教授、助教って何?とか、
大学院と大学の生活って何が違うの?とか。
勉強してるんじゃないよとか。
そうですよね。でもそれってやっぱり、
身近に経験した人がいないとなかなか、
勉強じゃないんだよって言葉で言っても、
イメージ湧かないと思うんですよね。
湧かないですね。
っていう時に、こういうことをやってるんだなとか、
こういうふうに双葉ちゃんみたいに成長していくんだな、
っていうところがわかると、
親御さんとしてもすごく安心なのかな、
というふうなことを思いつつ、
二次まで実験するっていう生活を、
親御さんがどう思うのかっていうところは、
ちょっと心配だなって思いました。
親の不安と理解
嘘なんで、回転したほうがいいことなんで。
あとは、基礎研究やってるとどうしても、
親御さんとかからしたら、
それやって何になるのって、
どうしても思っちゃうことだと思うんですけど、
確かにそれの回答はないかな、この本には。
そこはそうかもしれない。
なんて言うんですかね。そこは、
でも私自身もちゃんと、
両親に説明できてるかっていうと、
全くできてないので、
しょうがないけど、でもなんか、
こんな感じで頑張ってるんだなっていうのが、
見れる気がします。
ふたばちゃんの様子とかもすごく、
苦しみながらも楽しんで生活してるし、
楽しそうですよね。
なので、それやって何になるのっていう以前に、
やっぱり基礎研究の人の気持ちの持ちようとして、
いや、楽しいからやってるんだとか、
知りたくてやってるんだみたいな、
そういうところが伝わったらいいなと思ってました。
最後言ってますもんね、
研究室もっとしたいからって言ってたりして、
でも結構リアルな感じがしますね。
やっぱちゃんと言語化はできないけど、
いやでもまだ研究したいんだよな、
みたいなところとか。
はいはいはいはい。
めっちゃわかるーってなります。
全体的にすごい、
その場の空気っていうか、
いろんなことが自分の中で思い出されて、
懐かしい気持ちになりながら読んでました。
じゃあ、私たちからは高評価の本ということで、
ぜひ皆さんも、
Kindle版もありますし、本もあるので、
買ってください。
番組に関する感想やお便りもお待ちしています。
TwitterXやインスタのDMから何でもお送りください。
番組のハッシュタグはひらがなでひよけんです。
いつもチェックしているので、
感想ポストもお待ちしています。
区名でのお便りは概要欄に記載してあるマシュマロや
Googleフォームからお送りいただけます。
お聞きの媒体でぜひフォローもお願いします。
PodifyやApple Podcastでお聞きの方で、
要件をお聞きいただけましたら、
ぜひ番組の評価を押していただけると励みになります。
最後までお聞きいただきありがとうございます。
またお会いしましょう。
おーばー
25:23

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