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2022-08-06 09:36

#12 夏こそ大事!自律神経と理性と感情の話

自律神経を乱すものは様々ありますが、自分の中だけでも知らず知らず乱していることがあります。今日はそんなときに役立つお話。

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心理師のはるかめです。このチャンネルでは、あなたが自分に優しくしていけるように、セルフコンパッションの考え方を中心に、いろいろとお話をしていきます。
先日ですね、あのとある医師の方が言っていた、自律神経が整う仕組みっていうものの、その例え話がいいなぁと思ったので、今日はそれに基づくお話をしようと思います。
今や夏ともなると30度以上は当たり前ですよね。 40度に行く日も普通に出てきますもんね。これからは特に。
昔はもっと涼しかった気がするんだけどねーとかね。 あのおじいちゃんみたいなことが頭に浮かんだりもしますけども。
そんなもうすでにね、熱帯な日本では外に出ると強い日差しとか熱風が待っていますよね。 それに対して建物の中では
冷房が効いていて30度以下の世界があります。 気温差は普通に10度以上になることもちらほらですよね。
ご存知の方も多いでしょうけども、この時に体の中で調子をコントロールしてくれているのが自律神経ですよね。
自律神経には交換神経と副交換神経があります。 大雑把に説明すると、交換神経はやる気モード、
副交換神経はリラックスモードっていうのが有名なお話ですよね。 自律神経は季節の変化ですとか温度の変化、
特にね今みたいな時期ですと命を危険にするぐらいの暑さやら何やらでね、その調整をすることでオーバーワークになりやすい季節です。
それでついつい交換神経が強くなりやすいからリラックスしなさいよー、 副交換神経を強くしなさいよーっていうのがよく言われています。
そのためのストレスケアですとかリフレッシュ法、気分転換とかね、 この分野の商売もたくさんありますよね。
本当にこういった話には、話題には不自由しないくらい量があるかなと思います。
こういった気温と自律神経のお話っていうのは調べれば、Googleとかで調べていただくとすぐ出てくると思いますので、今回は詳しくは割愛いたします。
ですけれども、今日はそんな皆さんご存知のお話ではなく、 人間の脳と自律神経の関係性の例え話になります。
どちらかというと、自分で作り出してしまうストレスと自律神経のお話になりますね。 人間の脳には大雑把に分けて新しい脳と古い脳があります。
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新しい脳は理性的なお父さん、 古い脳は感情的なお母さんだとしておきます。
性別と性格のツッコミは今日のところはご容赦ください。 昔々の家庭をイメージしていただくといいかなと思います。
そして、その2人の子供が自律神経になります。 この3人家族ですね。
例えば、停止感覚でお父さんが強い家庭の場合だと、 お母さんは従うばかりで言いたいことも言えない我慢状態になってしまいます。
そんな両親を見ていた子供はどんな気持ちでしょう。 ハラハラドキドキ、悲しい、つらい、怖い、そういったところですよね。
逆に感情的なお母さんが強い家庭ではどうでしょうか。 お父さんはお母さんの感情に振り回されてボロボロです。
そんな両親を見ていた子供はやっぱり、 ハラハラドキドキ、怖いですし、不安ですし、ビクビクとしています。
では、理性的なお父さんと感情的なお母さんが お互いを尊重しながら仲良くやっている家庭はどうでしょうか。
もちろん子供は安心していますし、 調子もいいですし、ニコニコとしています。
余談ですけれども、お父さんとお母さんがどちらも言いたいことを言って、 やりたいことを好き勝手にやっている家庭、この場合はどうでしょうか。
まあ、深く考える必要もなく、ボロボロになっていくのは簡単に想像できますよね。
この例はそのまま脳と自律神経に当てはまります。 もし自分が何々しないといけない、何々すべきだとか、
ルールやトゥードゥリストに縛られて、理性に偏って行動していれば、 ないがしろにされてしまった古い脳は悲鳴をあげて、その影響を受けた自律神経は乱れてしまいます。
逆に好き放題に感情のままに振る舞っていては、 頭では理解しているやらなきゃいけないと思っていること、
やった方がいいなと理解していることが、今度はないがしろにされます。 そうすると新しい脳が今度は悲鳴をあげて、やっぱり自律神経が乱れやすくなります。
特に真面目な方は前者。 なかなか行動できないなぁと感じている方は後者が多いかなと思います。
自分の中にね、あのどちらにしても何かしらのネガティブなものを感じているんだろうなぁと思います。 こういった時に何が大事になるかと言いますと、
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隙並みに聞こえるかもしれませんが、やはりバランスになります。 ではどうバランスを取るのがいいのかと言いますと、先ほどの円満な過程のイメージ、
これを持っておくのが少しは役に立つのかなと思います。 何々しないと、何々すべきだとか、自分がついつい理性で考えすぎているなぁと思うなら、
体や心の声を聞きましょう。 気持ちの良いこととか楽しいこと、安らぐこと、リラックスできたり、
自分がその頭で考えるのではなくて、体と心が喜ぶことにもっと時間を使ってください。
自分の中のお母さんの方の声を聞いてあげてください。 ついつい行動できないなぁとか、いつも感情に振り回されてしまうなぁという方は、逆にお父さんの声を聞く必要がありますよね。
本当は頭ではわかっているんだけど、めんどくさい。
やるべきことが大きすぎて、やる気が起きない。 楽しさが感じられない。
そんな時は、小さく小さく簡単にやれそうなことを計画します。 書き出すのが面倒であれば、スマホにメモを書いておくくらいでもいいと思います。
自分が理性的に行動できるように、少しお父さんに協力します。 くれぐれも簡単にやれそうなことから行動してくださいね。
そして、できたら小さなご褒美を自分にあげてください。 チョコ一粒とかね、そういったものでいいと思います。
大きなご褒美は逆効果になってしまうので、これはちょっと注意してほしいところです。 自分がどちらかに偏っているなぁと思ったら、自分の中のお父さんとお母さん、
あと子供をイメージしてもらって、円満になるようにしていっていただきたいかなと思います。
自立神経とストレスの関わりはとても深いものがあります。 外部の、自分の外側のストレスさはもちろんなんですけれども、自分の中の2つの脳が仲良くやっていけないだけでもストレスが生まれてきます。
こんな時にも、以前お話ししたマインドフルネス、この視点は役に立ちます。 自分の脳を少し離れたところから観察する、こういった習慣が身につくと、より上手くなっていくんじゃないかなと思います。
脳を観察するっていうのはちょっとイメージしにくいと思いますので、自分が今どういったことを感じているかなとか、どういったことを考えているかな、
こういったことを自分で観察する、こういった習慣をちょっとつけていっていただけるといいかなと思います。
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例えば、今お父さん強いなぁとか、お母さん強いなぁとか、今お互いに尊重できてるんじゃないかなとかですね。
ストレスを感じやすい現代です。 自分の中だけでも仲良くやっていきたいものですよね。
今日の放送は参考になりそうでしょうか。 また感想や質問もいただけると嬉しいです。
今日もあなたが自分に優しくあられますように。 心理師の遥亀でした。またお会いしましょう。
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