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心理師のはるかめです。このラジオでは、あなたが自分に優しくしていけるように、セルフコンパッションやセルフケア、心理学などの話をしています。
最近ですね、自分のラジオを振り返ってみて、少し難しい言葉が多かったかなーって反省してるんですね。
私はですね、あの放送する時に、中学1年生でもわかる言葉遣いにするよーって、一応決めていたんですね。
心理学って、まあ心理学に限らずですけど、どうしてもね、専門用語が多いとね、わかりにくいなーっていうのはあると思いますので、
そういう言葉はわかりやすく、あるいはあんまり使わないようにっていう風にしないといけないなと思うんですね。
専門用語がある方がいいよーっていう方もいると思うので、一応出したりはするんですけど、そういう時もね、なるべくね、ちゃんと補足というか、説明をつけるようにもっと自分の言葉遣いに気をつけたいなと思っています。
そんな初心表明じゃないですけどね、そういう私の最近の思いでした。
ちなみに、中学1年生にしているっていうのも理由があります。これはちょっとしたあの、なんというんですかね、小ネタだと思っていただくといいんですけど、
人の心とか、理解をする能力っていうものも年齢とともに発達していきますよね。
最も科学的根拠があるよって言われる認知行動療法っていう心理療法がありますけど、これが使える、大体の、使い始められるですね、そういう大体の年齢があるんですね。
女の子で言うと、まあ大体小学校高学年くらい。男の子だと中学生くらいからっていう風に考えられています。
これは自分の思考とか感情とかを観察したりする能力がいい感じになってくるのが、それくらいのいわゆる思春期くらいっていう年齢だからです。
なのでセルフケアにも使える認知行動療法が、それが使える年齢だったり、わかりやすさっていう点でね、中学1年生になるわけですね。
女の子と男の子でちょっと差があるのは性差別ではないので、これはね、生まれもった体の発達の兼ね合いなのでね、その点はご了承ください。
はい、ちょっと長くなってしまいましたので、そろそろ本題の方に参りましょう。
今日はですね、極端な意見とは距離を取った方がいいよっていうお話になります。
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極端な意見っていうのは今はね、あちこちで見ることができるかなと思います。テレビはもちろんですし、インターネットのがすごい多いかな。
あるいはね、国内だけじゃなくて世界中でも見られると思います。
極端な意見に共通するのは、わかりやすいっていうことと、安心感を持たせてくるっていうところですね。
どういうことかと言いますと、人が悩みを抱えていたり、困難な状況にある時、助けて欲しいなぁとか、救いを求めている時、
解決策や安心感を与えてくれるっていうものを探しますよね。 これ自体は自然なことですので心配しないでください。
ただ、ここでそれぞれの考えの癖とか、置かれた状況の大変さによってね、その失われる冷静さっていうのも差が出てきてしまうので、
極端にね、選択をしてしまう場合もあるわけですよね。
そういう時に、あわあわしていたりとか、助かりたい気持ちが強すぎて視野が狭くなっていたりすると、わかりやすくて、はっきりと答えを示してくれるものを選びがちなんですよね。
例えば、一部のカルト宗教にハマっちゃったりとか、闇金に手を出して、金利が違法なレベルの借金をしてしまうっていうのはわかりやすい例ですよね。
こうなってくると、今度は手を出した後の方が大変になってきます。 戦争を進めている国とかでも偏った意見が国の中で、
国の指導者とか、上の方から発信されていたりします。いわゆるプロパガンダっていうものですね。
これは国民にとって耳障りの良い意見ばかりですけども、いろいろな方面から考える力っていうものを奪ってしまいます。
世間でわかりやすくはっきりした意見ばかり、そういうものを言う人たちや炎上商法っていう風に言われるものもありますよね。
こういった過激な発言で注目を集めたりっていうのが、最近は特に目についてしまいますよね。
これは発信者にとっては短期的に注目を集める、そういう点では一瞬だけ効果があって、数字を伸ばすっていうのが役立つかもしれないですが、
長い目で見ると、やっぱりマイナスの評価も出てきますし、総合的にはマイナスかなっていう印象がありますよね。
この意見に賛同したり飛びついてしまう方にとっても、一時期は自分がその意見を選んだりとか、それに乗っかることで、
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あるいはお酒を飲んだような酔っ払ったようなね、いい気分を味わえるかもしれないんですが、冷静になって振り返った時、距離を置いて考えた時に、
あれ、なんであんな意見を支持してたんだっけーとか、なることもありますよね。
それにやっぱり長い目で見た時に、自分をやっぱり幸せにしてくれる可能性は低いかなと思われます。
その時の快楽をくれるだけなんですよね。
で、やっぱり真っ当なものっていうのは案外地味なんですよね。
コツコツ続けたりとか、堅実に考えて行動したりとか、そういったものに安心とか自信、安定感、そういったものは宿ってきます。
いろいろな発信をする人がいる中で、情報を選ぶのもね大変だと思います。
せめてこれを聞かれた方は、極端な意見を言っている人がいたら、距離をとってほしいかなと思います。
心の距離、物理的な距離、あるいは時間を置くとかね、そういうことですね。
で、その意見を参考に、極端な意見ですね。極端な意見を言う人がいたら、その意見を参考にして、
もし何か行動を起こそうかなって思っているのであれば、コストを考えてほしいかなと思います。
それに時間をどれくらい使ってしまうか、お金をどれくらい使ってしまうか、大切な人たちに迷惑がかからないか、他の人たちを犠牲にしていないか、
こういうコストが大きすぎるっていうものは特に要注意です。
必ず時間を置いた方がいいと言えます。 自分自身を冷却する期間を持つことが大事だからですね。
そうですね、数日間はね、待ってもいいかなと思いますし、 なんだらね、その人の意見を忘れちゃうくらいの時間があるといいですよね、本当はね。
もし相手の商売、お金儲けが関係している意見であれば、例えば通販番組みたいに、この放送の後30分だけ割引しますみたいな焦らせてくるかもしれませんね、そういうふうに。
それこそ距離を置いた方がいいと思います。 時間を置いて考えてもね、他の大体案とかね、もっといいものってのは全然転がってますからね。
ぜひ極端な意見から自分を守ってほしいと思います。 今日の放送がお役に立てれば嬉しいです。
また感想や質問もお待ちしています。 今日もあなたが自分に優しくありますように。心理師のはるかめでした。またお会いしましょう。