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心理師のはるかめです。この番組では、あなたが自分に優しくしていけるように、セルフコンパッションやセルフケア、心理学などの話をしています。
もう10年以上前になるんですけど、知人はですね、東京都の伊豆諸島に住んでいて、伊豆諸島の島の一つですね。
そこにですね、友達と一緒に何人かで遊びに行ったことがあるんですね。
僕はですね、ザ・リトーっていうところがその時初めてだったので、すごく楽しかった思い出があるんですね。
それで、その時にそのリトーの子が夜中にですね、すごい木がうっそーと茂った真っ暗なところ、地元の人しか知らないような海岸なのかな、本当に暗くてあんまりわからなかったんですけど、そこに連れてってくれたんですよね。
もう少ししたらちょっと高いところだったので、崖じゃないのかなっていうところだったと思うんで、危ない場所といえばそうだったのかもしれないんですけどね。
でも、だからこそというか、家とか街灯とか人工の光が全然ないところで、本当に真っ暗闇だったんですよ。全然もう本当に1メートル先も見えないみたいな。
でも、そのうっそーとしたところを抜けたところに出ると、そこに満天の星空があったんですよ。なかなか憎いことしますよね。
全くわからずについていったんで、その時の感動はすごかったですね。
もう10年以上経ってますけど、いまだに心の中にその時の星の風景というか、その時の記憶が強く強く刻まれてるんですよね。
これがサプライズかーみたいな感じで、本当にやるなーっていうふうに思いましたけど、あんまりにも星空が綺麗で、こういう光景って本当にあるんだなーって実感したんですよね、その時。
やっぱり動画とか画像とか話を聞いたりっていうのではね、そういうのってあると思うんですけど、やっぱりその魅力のほんの一部しか伝わってないんだなっていうのが、そういう経験をすると思うんですよね。
自分の五感で味わってこそ心に深く刻まれるんだなーって今でも思う体験でした。
リスナーさんも画面越しとかだけでなくて、もしね体験したいものとかで、それが体験できそうなものがあるのであれば可能な範囲でどんどんやってみるといいんじゃないかなと思ったりします。
そうやってポジティブな体験が自分の中に溜まっていくとね、きっとね何かのあなたの力になるんじゃないかなと思いますので。
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さて、今日のメインに行きたいと思いますけども、今日はWhat?何?っていうものを使っていこうよっていうお話です。
考え事が楽になる言葉っていうことなんですけど、このWhat?がそうなんですよね。
英語の授業じゃないですからね。
普段ですね、私たちって結構、何かあるとね、なんでとかなぜっていう言葉を使い倒していないですかね。
何かわからないことがあるとなぜ、うまくいかない時とかになんでっていう感じでね、よく使うかなと思います。
英語のWhy?ですよね。
そうすると、いつもではないにしても、思考がネガティブな方向に迷い込むっていうこともあったりするわけです。
本来は理由とか原因などを見つけたかったためになぜ、こういう言葉を使っているんですかね。
そういったときのために対策として使うのが、What?何?っていう言葉になります。
何かわからないことがあるとなぜ、うまくいかない時とかになんでっていう言葉を使い倒していないんですかね。
そうすると、いつもではないにしても、思考がネガティブな方向に迷い込むっていうこともあったりするわけです。
本来は理由とか原因などを見つけたかったためになぜ、こういう言葉を使っているんですかね。
そういったときのために対策として使うのが、What?何?っていう言葉になります。
考える癖が、このWhat?の癖がつくまでは、Why?なぜ?っていうのを使うのは、一切やめてみても案外問題なく過ごせたりします。
例えば例を挙げてみましょう。
何か失敗した時とかだと、なんで間違えたんだろうとかではなくて、何があったから間違えたんだろうっていうふうに何を探そうとするわけですね。
他にも、誰かに理由を尋ねるときに、なんで?って聞くんじゃなくて、何があったとか、何を考えていたとか、そういう感じですね。
何?っていう言葉は、具体的なことを問いかける言葉ですので、考えるときも、なぜ?っていうものを使うよりも、はっきりとしたものを見つけやすくなるんですね。
なぜか広めに網を投げて何か捕まえてくるようなイメージだとしたら、何はもっと細く絞ったものでダイレクトに見つけにいくようなイメージですかね。
この何を使うよといいよっていうのも一つなんですけれど、これとまた似たようなお話が別でありまして、
結構前ですね、もう10年以上前かな、トヨタ自動車さんのなぜなぜ法っていうのがですね、流行ったことがあるんですけど、ご存知ですかね。
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自分が疑問に思っていることとかに答えを出して、それになぜ?って問いかけるのを何回か行っていくと、より考える精度が増していくよっていう方法なんですけれども、
これはですね、ここまでのお話からするとちょっと惜しいなっていうところなんですよね。
今日の話でいくと何々法っていう方がいいんじゃないかなって思ったりします。
実際にですね、認知行動療法とかスキーマ療法の分野には下向き矢印法っていうものが存在しています。
この名前は別に覚えなくていいです。自分の考えにそれは何を意味するんだろうっていう言葉を繰り返して問いかけ続けていくと、
無意識レベルの信念とか価値観、そういった深い考えに近づくっていうことがしやすくなるんですね。
例えば一つ例を出しますと、僕は仕事が面倒だって感じてるな。それは何を意味するんだろう。
機嫌の悪い上司に話さないといけないのが辛いんだな。それは何を意味するんだろう。
話しかけて不愉快な対応されるのが嫌なんだな。それは何を意味するんだろう。
誰だって機嫌の良し悪しはあるよね。それは何を意味するんだろう。
誰だって不完全なもんなんだ。それは何を意味するんだろう。
お互いに思いやり持っていくっていうのが必要だよねっていう。こんな感じになります。
ついつい思考のトツボにはまっちゃうなって方は、ちょっと意識的になぜとかそういった言葉を使うのをやめて、
何を使って無理やり考える習慣をつけてみるのはいかがでしょうか。
ちょっと違う世界が見えてくるかもしれないです。
最後までお付き合いいただいてありがとうございます。この放送がお役に立てれば嬉しいです。
今日もあなたが自分に優しくありますように、心理師のはるかめでした。