近況報告とゆずの紹介
こんばんは、蜜のあじ子です。
一週間のごぶさた、どなたも待ってはないとは思いますが、やっと収録ができるようになりました。
LISTENのアドベントカレンダー企画に参加していたにもかかわらず、本来は冬至の前日にお話しするつもりでした。
今回のテーマは、ゆず、12月21日、LISTENのアドベントカレンダー企画の中でお話しするつもりだったんですが、
その前、水曜日の配信の時から高熱を出しており、とてもじゃないけど収録ができませんでした。
主催のLISTENさん、そしてハタモトさん、ご迷惑をおかけいたしました。申し訳ありません。
すでに多くの番組さんが配信してくださっているので、前後の番組さん、そしてカレンダーのリンクは概要欄に貼っておきます。
ちょこちょこ聞いていたんですが、皆さん、年末にふさわしいお話をいろいろされているみたいです。
さて私ですが、びっくりすることに、去年もまったく同じ日に38度以上の熱を出しておりまして、
なんでしょうこの偶然。 しかも今年は1週間熱が引かず、
なおかつ中耳炎という子供みたいなムーブをかましまして、1週間以上経つというのにまだ喉が腫れて痛いです。
そして右耳が聞こえてないです。 というかね、
なんだろうな、鼓膜が腫れてるから、自分の声がちょっと遅れて聞こえるんです。
腹話術じゃないです。
かつちょっと低く聞こえるみたいで、音楽を聞くと不協和音で満たされる耳の中。
なんとか職場復帰はいたしましたが、 明日クリスマスで年内の仕事をさめとさせていただこうと思っております。
さあ、そんな近況報告はいいとして、 ゆずの話をしたかったの。
このために近所でゆずを購入して、 準備万端でゆず湯の用意もしていたにもかかわらず、
とてもじゃないですけど、お風呂に長く浸かる気力などございません。
というわけで、これはこのまま大根漬けに流用されることになります。
ゆずの香りの特徴
ゆずの香り、日本人であれば嫌いな方はいないのではないでしょうか。
なかなか説明が難しいんですが、 レモンとも違うし、もちろんオレンジとも違うし、
独特のほろ苦さを持つ ザ・和の香りではないでしょうか。
個性を出そうと思って香りを作る時には、 必ずゆずをセレクトしてしまうぐらい、
利用頻度が高い精油でもあります。 ではこのゆずの香り、
その成分はというと、 他の柑橘の精油と同じように、
リモネンをたくさん含んでいます。 そこにゆず独特の香りを醸し出すのが、
ケトン類、ユズノンという物質。 かわいいですよね、ユズノン。
ケトンという香りのグループは、 語尾がオンで終わるので、
ゆずの特徴成分もユズノンというふうに呼ばれます。 そしてこれ、
ごくごく微量、 皮にしか含まれていない成分です。
多くの柑橘系果実は、皮から精油を取り出すんですけれども、
皮を取り除いた果汁の方には、 ほとんど香りは残っていません。
なのでお料理作る方はご存知だと思いますが、 ゆずって皮の黄色いところだけを削いで、
細かく切って使うと思うんですよね。 あとは果汁を絞りたいときは、
必ず皮付きのまま絞ってください。 そうすることで皮の香りが、
果汁にも移行して、 ジュースもいい香りになります。
そうそう、唐揚げに添えてあるレモン。 これも皮を下にして絞ると、
いい香りが唐揚げにつきますよ。 ただね、私は揚げ物にレモンがいらない派です。
で、ゆず湯。 お家で楽しんだ方もいらっしゃると思いますが、
去年だったかな?一昨年だったかな? とある銭湯で、男湯のゆず湯は、
めちゃめちゃ潰されて、 掃除が大変だったので、
今年は袋に入れます。とか、 男性の方のゆず湯はやめます。
みたいな投稿を見たような気がするんですが、
なんで男性潰すんですかね? 柑橘の皮の表面、よーく見ると、
つぶつぶが見えると思います。 あそこに精油が含まれていて、
例えばお風呂の温度で少し温められると、 そこから揮発をして香りを出してます。
ということは、潰す必要はありません。 もっと言うと、潰すことによって、
果汁より精油がお風呂に流れ出してしまって、 リモネン。これが皮膚刺激となることがあります。
リモネンって水に溶けにくい成分なんですよね。 なおかつ、
オレンジのにおいする油汚れ用の洗剤、 ご存知の方もいると思いますが、
あの成分、リモネンです。 つまり、皮膚の上の油、コーティングを、
リモネンがぬぐってしまって、 肌がビリビリする原因になります。
握り潰したところで、果汁が肌に良いということはありません。 ただ、一つ肌に良いというのであれば、
柚子の種。 あの種は、ペクチンという、
とろみのある水溶性の植物繊維を含んでいて、 種をしばらく水につけておけば、
そのペクチンで化粧水を作ったりすることは可能です。 まあ、いずれにしても、握り潰して即効性はありませんので、
お風呂に入れるときは、丸のままぷかぷかと浮かべて楽しんでください。 ハジメテアロマは、香りのサブスク連動型ポッドキャストです。
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お相手は蜜のあじ子でした。 右耳がナチュラルノイキャンのため、
本日、編集相当手抜きです。
