オンラインでお伺いしたっていう感じの回でしたね。
うん、面白かったね。
そうだね。で、なんか最初結構面白いなと思ってたのが、
前のニュースレーターにも書いたんですけど、結構その水が結構張りまぐらされてるんで、
その自分のこのレベル、水位、土地のレベルによって結構土壌の質が違うみたいで、
土壌の地図データみたいなものがオープンデータとしてかなり細かく市民が見れるようになっているっていうことで、
PDOKって書いてポドックっていうデータベースなんですけど、
結構砂の種類とかカルキの濃度とか、そういう細かい単位の土地の事情まで分かるような地図が公開されてたりとか、
結構それを市民がちゃんと見て、自分の庭にどんな植物が植えられるかとか、
その土から判断するみたいなこともあるっていうのが結構面白いなと思って聞いてました。
そうだね。あとはその時に学んだのは、その汚水の管理システムとして3ステップあって、
止めて、止めて排水するっていう3つのステップ。
でもこれってユニバーサルに水の管理システムで行われていることなのかなと思って、
結構私も学生時代にその汚水処理所みたいなところとか、
学校のエクスカーションでよくそういえば行ってたなと思って。
一方であんまり水って当たり前のことすぎて、そこまで深く掘ったことなかったなと思って、
これをきっかけに色々調べていたんだけど、
なんかすごい都市の水インフラについて分かりやすく解説している動画を見つけて、
そこでも基本的には溜める。
お水とうすい。お水はトイレとか台所とかで使った汚い水、お水。
で、うすいが雨の水だよね。洪水とかだったり台風だったりとか普通の雨とかで空から降ってくる水みたいなもので分けて、
それぞれフィルタリングシステムとかが違うから、
ここにパイコットを流してここに入れて、それにフィルタリングして、きれいにして流すみたいな感じで。
ただなんか面白いなと思ったのが、
マネジメントできる水の量っていうのはどうしてもキャパシティーがあるから、
それを超えてしまった場合は河川とかにそのまま流されてしまうみたいなことが結構あるみたいなことと、
あと洪水とかうすいみたいなのもきれいなだけじゃなくて、
アスファルトの上に水が流れたらアスファルトに染み込んだガソリンみたいなのが溶け出してそれに入っていったりとか、
ゴミとかも一緒に流れていくのに、
それがお水と同じようにフィルタリングされてそのまま河川に流されちゃうとか、
なんか結構いろんなカラクリと問題がはらんでるんだなっていうのを今回調べていて気づきました。
でもそうだよね、結構今さ気候変動に伴ってさ、
本当に前代未聞というかさ、今までなかったような台風だったり水害っていうものが世界中で発生している中で、
それにどう対応していくかって本当にこれから技術なり都市の仕組みを更新していかなきゃいけない領域なんだろうなと、
今回色々調べて思いました。
そうだね、なんか特に面白いなと思った事例とかありましたか?
でもこの間話してたアムステルダムの雨水を利用したビールみたいな形で、
下水処理とか無水インフラとはちょっと違う視点で雨水を利用するっていうようなスタートアップが出てきてたりっていうのも面白いなと思いました。
いいよね、これ飲んでみたいよね。
これ販売してるのかな?ヘブンスウォーターっていう製品?
天国の水、アムステルダム工科大学の学生が始めたスタートアップらしく、
実際にボトリングされていて買えるようなので、一瓶2ユーロとか3ユーロとかで飲んでみたいなと思いました。
それこそね、渋谷ビールとかね、渋谷に降ってきた雨で作ったビールとか、
そういうのが将来的にできたら面白いんじゃないかっていう。
多分それそのもののインパクトみたいなものよりも、
実際にビール作るの時間もかかるし、使う水っていうのもかけられてるとは思うんだけど、
雨とか水みたいなものに人々が注意を向けるきっかけになるプロジェクトだよね。
そうだね、身近に飲むものにそういうものが使われてるってなると、
そこへの想像力とかイメージっていうものが感じられる。
なんかね、ルーフトップを結構活用して、
タンクを設置して、バクテリアを使って水をフィルタリングしてるみたいな感じで、
なんかシステムとしてはシンプルだなと思って見てた。
なんかどこでも結構できそうだなっていう感じ。
いいね、いいね、確かに。
なるほどね。
なんかルーフトップで水を吸収するみたいなところで言うと、
なんかベルリンのスポンジシティ計画みたいなのを調べてて、
スポンジのように水を吸収して、吸収するだけじゃなくて、
蒸発もするみたいな、いいアナロジーだなと思うんですけど、
できるような、えっと、
会員のプラットフォームみたいなものが立ち上がったらしい。
面白そう。
なんかいろいろ論文とかも見てたら、やっぱりそのグリーンインフラに関する研究論文たくさんあって、
面白かったのがポートランドと日本の比較をしてた論文があって、
ポートランドがグリーンストリートっていう事例が有名らしくて、
その緑の道を作る計画みたいな形で、薄いのプランターとかレインガーデンみたいな形で、
道路脇に植栽を植えたり、さっき言ってたみたいな土みたいなものの面積を広くしたり、
流出量の抑制とか、流れていく速度を遅くさせる効果を期待してたりとか、
そこに土があって、ろ過してそのまま下水に流し込むみたいな形で、
水を綺麗にして下水に流すみたいなところで水質の向上とか、
結構ちっちゃなプランターの集合体ではあるんだけど、
ポートランドの中に1300以上プランターの事例とかがあるみたいで、結構効果を出しているらしい。
結構その都市レベルでそういう取り組みをやっているんだなっていうのが面白いなと思って見てたんだけど、
日本も雨とか水害が多いところだから、
日本って結構進んでるんじゃないかな、むしろ進んでるんじゃないかっていうことを思っていろいろ見てたら、
確かにその雨水を貯める施設とか建物に対して、
そういう雨水の処理能力を付与するみたいなのが結構得意らしくて、
その機能をつけるとか、建物自体を整備するみたいなものは得意なんだけど、
結構その地域とか都市スケールでの計画があんまりないみたいで、
結構これからはその建物とか自分たちの敷地単位ではなくて、もっと広い単位での計画が必要みたいなことも、
そこの研究では言われてたりして、ああなるほどなーみたいな点ではなく、
もうちょっと面としての施策だったり考え方が必要なんだなーみたいなものも、
ちょっとヨーロッパとかアメリカの取り組みとの違いで面白いなーと思って見てました。
面白い。なるほど。地域都市スケールの計画は少ない。
そうそう。でも確かにわかるなーみたいな、なんかその領域主義というかさ、
そこの単位ではすごいハイスペックなんだけど、面で見るとあれれってなるっていう、
結構なんか日本っぽいなーと思って。
確かにね。なんか調べてたら、薄い地づくりサポートっていう特定非営利活動法人もありました。