今回は、アムステルダム南東部にあるベルマミーア地区(※別名・ベイルメール地区とも言われています)についておしゃべりします。戦後の住宅不足への対応として1960年代に建設が始まったベルマミーア地区は、ル・コルビジェの概念に基づいた「近代都市のユートピア」として構想されたエリアです。一方で、最近までアムステルダムで最も治安が悪いエリアとして悪評を得てきました。現在では、スリナム系移民を中心に130の国籍の人々が暮らす多文化な場所となっています。
この地区の歴史と現在の姿を紐解いていくと、モダニズム建築の理想と失敗、オランダの植民地の歴史、移民と差別、多文化共生と都市問題など、さまざまなトピックを深ぼれて興味深いです🕌 そもそもスリナム系移民って?移民と都市の関係は?ぜひ聞いてみてください。
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◉ベルマミーア地区とスリナム移民について詳しい記事
・The Bijlmer: a Dutch Approach to Multiculturalism
・論文『オランダとスリナム系移民――植民地・都市・住宅』by 水島治郎
・ベルマミーア地区の最近の再開発についてまとめたマスタープラン
・杉田オススメのポッドキャスト「99% invisible」におけるベルマミーア地区特集
👉Bijlmer (City of the Future, Part 1):https://is.gd/expokT
👉Blood, Sweat & Tears (City of the Future, Part 2):https://is.gd/79f7vP
◉その他リンク
・イケてるセレクトショップHuspotで購入できる、イラストレーターRik Stabelによるベルマミーア地区のイラストポスター
👉Rik StabelのInstagram: https://www.instagram.com/rkstbl/?hl=en