そうですね。
例えば、ペンギンってヴィランがいるんですけど、過去自分が見てきた作品だと、だいたいワシバナ、スーツか塩ビ服、ギャングのボスの男性、背は低めっていうキャラクターだったんですけど、
今作だと、女性、そして息子が2人いて、その息子すら裏切ったものと判断して殺す、みたいな立ち回りで、結構目を引きました。
で、ワシバナ、塩ビ服、ギャングのボスっていうのは設定当初はキープされてて、という感じですね。で、今回性自体は結構高かったかなという感じです。
そういったところで、過去見た作品との差別化があるってところですね。で、今回この見たバットマンマントの戦士が過去作と大きく違うなぁと印象を受けたのは、警察の腐敗具合でして、
過去見た作品だと、私見てきたのはダークナイト三部作、ザ・バットマン、あとジョーカー2作。これらの作品と比較になるんですけど、これらの作品だと結構口頭でゴッサム腐敗してて、警察の汚職がはびこってるんだ、みたいな解説って結構あったと思うんですよ。
はいはい。
で、あとは半分巻き込まれた形、警察が関与してても、その半分巻き込まれた形での悪事加担みたいな表現って結構多かったと思うんですよね。
ザ・バットマンだと、ペンギンが経営してる、街の悪い奴らが集まっているところに警察もいて、みたいな形で関係者になっちゃってて、腐敗に関与してるとか、職に関与してるとか、みたいな感じがあったと思うんですけど、
今作だと、意図的に犯罪者を逃がし、バットマンを捕まえるという目的があって、意図的に犯罪者を逃がして、おびき寄せようとし、その犯罪者が火炎放射器を持って暴れたことでマンションが炎上し、最後に逃がした犯罪者を殺害っていう形ですね。
能動的に本当に悪い景観っていうのが出てきてですね。ここがかなり今までの作品と印象が違ってました。
途中、ゴードン刑部法、よくいつも出てくるゴードン刑部法なんですけど、割とその近しいところの警察官も裏切ったりとかします。
各キャラクターが、今まで見てきたバットマンが差異があるっていう特徴があるっていうのはもちろんなんですけど、この部分が一番大きな印象が違った点かなと思いますね。
あとはですね、またこちらもヴィランの話なんですけども、トゥーフェイスってヴィランがいまして、
こちらが面白いっていうところなんですけども、こちらはですね、作品単体のトゥーフェイスの面白さというよりも、
トゥーフェイスはだいたいですね、元検事で、コインの裏表で賭けを迫り、顔面の半分焼けただれたり、崩れたりしてるっていうのはだいたい各作品で共通してるんですけども。
だいたいトゥーフェイスってヴィランになる前の姿っていうのも、だいたいその作品の前後で描かれるんですけど、
その顔の半分焼けただれる崩れるっていうのと、同時期に二重人格性も発揮しちゃうってところが大体の特徴かなと思います。
これ最近公開されたジョーカーフェアリデューでも見て感じたことなんですけど、バットマンの各作品ごとにトゥーフェイスだいたい一人いて、
トゥーフェイスがなんでトゥーフェイスになるのか、要は顔面が半分焼けただれるとか崩れるっていうのがなんで発生するのかっていうのは、
バットマンシリーズ一つの見どころなんだなというふうに感じたんですよね。
はいはい。
で、ダークナイトとジョーカーフェアリデューに関して言うと爆発。
で、バットマンマントの戦士今作だと薬品ぶっかけられるって感じでした。
他作品もちょっと調べたんですけど、大体は爆発か薬品みたいなんですけど、顔だけじゃなくて左半身焼けただれていたりっていうので、
もうちょっと被害というか、傷受けている範囲が広かったりっていうケースもあるみたいですね。
なるほど。
実写シリーズ、特に私ノーランのジョーカー3部作から入っているので、そういった身からするとなかなか発見があったなというところでした。
どうです?バットマンシリーズ。
バットマンシリーズはなんか、自分もノーラン3部作は、ノーラン版か、ノーラン版は見たんですけど、何て言うんだろう、身の入った見方をしてないというか。
あー。
なんか、なんて言えばいいんだろう、娯楽的な見方?
結構楽に構えて見る映画と、ガッチリ構えて、いろいろ考察しちゃう系の映画があると思うんですけど。
はい。
バットマンはなんか、結構娯楽的な見方をしてきたんで。
あー、なるほど。
そうなんですよ。なんか、娯楽的な見方だと結構内容をもう忘れちゃってるみたいな。
それか、結構印象的なシーンしか覚えてない。なんか、やたらかっこいい車が、バットモビルやたらかっこいいなーとか。
そうですね。
そういう印象の方が、しか残ってないですかね。
うん。ノーラン版のバットモビル、あとはバットボットですか。
はい。
フィギュアも結構出たりとかしてて、まあかっこよかったですからね。
そうなんですよね。めちゃめちゃかっこよくて。
それこそ、私も若干怪しいところがあるのは、ノーラン版の3部作で言うと、結局2作目の結局インパクトが強くて、1、3作目若干忘れてると思うんですよね。
3作目の谷に突き落とされるの、結局あれ何だったんだろうみたいなことが多いし。
それこそ、ノーラン版の1作目のヴィラン誰だったっけって、うっすら怪しくないですか。
うん。もうなんか、自分は全体的に怪しいです。
結局、ノーラン版2作目の、やっぱりあのジョーカーインパクト、ヒースレジャーですか。やっぱあれインパクトが強すぎて。
なんか、3作目のマスクしてるやつ、いたと思うんですけど、口のところにマスクしてる巨大の男がいて、みたいなやつもあったんですけど、
だいぶあの辺やっぱり印象が薄くなっちゃったんですよね。
なんか2作目に勝てなかったなーって感じがあって。
3部作ある作品の宿命かもしんないですね。
そうっす。
別にバットマンに限らず、映画が3部作で終わる理由というか。
あーそうねー。それ以上引っ張り切れないっていうのはあるかもしれないですけどね。
今始まって、今回始まってのザ・バットマンのシリーズも多分同じキャストで、あと2本ぐらいある予定になってるのかな。
そうなんですね。
次のやつは確定してたような気がするんですけど、そこはちょっと期待してみたいかなっていう感じがしますね。
一応、予告、エンディングのところとか、あとは、
ディレクターズカットだと、ザ・バットマンのヴィランとして出てきたやつが収監されてる時に、
ジョーカーが友達になろうみたいなくだりで喋ってるシーンがあって、
次はジョーカー出すよっていうのが示唆されてたりするんですよ。
結構その辺は期待値高めでみんな待ってるんじゃないかな。
逆にこう、今直近公開されたジョーカーとジョーカーフェアリデューに関しては、
ジョーカーフェアリデューの次はないってことが確定したので、
ですよ。あの、ジョーカー死んじゃったんで。
そうそうそう。
これはこれで、ジョーカーの見方が別な、監督が違うのはもちろんあるんですけど、
じゃあジョーカーをどういう視点で見るのかとかどう解釈するのかみたいなところで、
結構示唆深いなと思ってみたので、ぜひ見てみてくださいっていうところではあります。
結構、結構意見割れてますけどね。
そうですね、意見が割れてるってことだけは伝わってきてます。
ジョーカーもなかなか割れてましたけど、ジョーカーフェアリデューは、そりゃ割れるだろうって感じですかね。
ちょっと落ち着いた頃にまた別途フェアリデューの話はできたら面白いのかなと思いますけど、
その頃もし熱が合ってたらとしたいなって気がします。