19世紀の通信技術の発展
このポッドキャストは、ギークの2人が興味のある技術や日中していることについて語る番組です。
オクです。
ゾウエです。
はい。今回は、オクの方でですね、最近買った本の紹介をしたいなと思っています。
はい。
トム・スタンデージ著、ヴィクトリア朝時代のインターネットっていう本になります。
はい。こちらの書籍ですね、早川書房から出てまして、実は私手に取った時にですね、
表紙が良さげなSFかと思ったんですけど、実はこちらノーフィクションでしたという本になってます。
ノーフィクションだっていうことを、中読み始めるまで全く気がつかなくてっていうところなんですよね、実は。
はい。
というのは、表紙が、いわゆるヴィクトリア朝時代というのか、ヨーロッパの街の中に大きな構造物があって線が伸びてるみたいな絵があって、
これが現実に即した絵だと思わなかったりとか、
はい。
また裏拍子のリード文みたいなところで書いてる文章、最初の部分だけ読んでから買ったんですけど、
それを読んで、現実の話だとノンフィクションだと思わなかったんですよね。
うん。
で、どんな文章、ちょっと入り口だけ読むと、
19世紀ヴィクトリア女王の知性、モールス信号を用いた電信の搭乗はかつてない距離を即時に超えるコミュニケーションを可能にし世界を繋いだ。
通信社会のスクープ合戦、詐欺や異化様、オンライン恋愛、ハッキングなど、その社会的影響はインターネットがもたらしたものと驚くほど似ていた。
みたいなことから始まっててですね。
はい。
なんかちょっとだけ時間軸をずらした話として書いてるのかなと思ったりとかしたんですけど、ノンフィクションでしたという感じです。
はい。
で、ざっと入り口を読んだところですけど、内容を紹介すると、本書はですね、無敵通信ですね、から始まって電信が登場して、電信、電報ですね、が登場して、流星を誇り、社会に起こした影響とか、そしてその衰退っていうのが、
インターネットの起こりから発達までの流れに似てるよね、という視点を持って書かれたノンフィクションになってます。
うん。
で、タイトルからなんですけど、いわゆる19世紀とインターネットの関連性みたいなものって、すぐパッと答えられる人多くないかと思うんですけど、
はい。
どうですか。私これかなり、いや、それこそこう、ビクトリア朝時代のインターネットっていうタイトルの時点でもう、私SFだと思ったんですよ。
はい。
まあ、基本的にインターネットはミスリードか、補大広告なだけじゃないかなと思います。
うん、そう。タイトルではどうかなと思ったんですよね、私は。
まあ基本的にでも、今聞いた話だと、インターネットって何だろうな、全世界レベルで網羅されてこそインターネットと呼ばれたっていう定義かなと思ってるんで、
じゃあ19世紀のそれがインターネットだったかって言われると、まあちょっと違うかなと思います。
まあそのままそうであるっていうことよりは、まあ構造がよく似てるっていうところがポイントの本ってとこですかね。
で、そんな19世紀とインターネットっていうところで、読んでてこうハッとしたポイントが大きく2カ所あって、
現代との類似点
はい。
で、1カ所目が腕機通信っていうのがあって、
はい。
それが、その後6枚のシャッターの開け閉めによる通信になったっていうのが書いてあるんですね。
はい。
はい。
あの、シャッターが6個あって、
はい。
遠くから見て開けたり閉めたりするのを見て、これはAって文字だなとか、
うん。
あとは特定の意味をなす記号棚みたいな感じ。
はい。
のことを示すんですけど、
はい。
あ、これって6ビットで通信してるんだと思ったんですよ。
はい。
うん。
で、これより前、このシャッターの登場前って腕機っていうやつを使ってて、
その柱が立ってて、そっから木が何本かこう繋がってて、
それを特定の形にすることで、その遠くから見た人がその意味を認識して、
その何百メートルかごととかにある施設がちょっとずつリレーをしていくっていう伝え方をする。
はい。
だけど、これがビットの通信に変わったっていうのが、
おっ!って思ったポイント1個目なんですよね。
はい。
だからどうしてもこう腕機みたいなものって、いわゆるその形状とか、
何かいわゆる壁画から文字になったり、壁画があって文字になってみたいなこう、
時代というか文字の起こりみたいな歴史を感じてたんですけど、
こうシャッターになった瞬間に急に何か現代っぽいぞって思ったんですよ。
はい。
2個目が、いわゆる延伸になってからなんですけど、
はい。
それもまた基地局が何個かずつ置いてあるんですけど、
例えば、AとBの地点を通信させた時に、
通信経路上にCみたいな場所があって、それをこうリレーしなきゃいけないんですね。
はい。
で、その時に文言をやり取りしていく時に、
その基地局にいる通信員が次の基地局にリレーをするってことをやるんですよ。
はい。
で、これって、我々が今手近にあるようなスイッチングルーターをやってると思っていて、
はい。
これを、すごいこれってそうか、スイッチングルーターの起こりってこれだったんだみたいなことを感じて、
ちょっとハッとしたってところがありますね。
うん。
そう。
あまりこう電信の仕組みみたいなものを感じてきたんで、ここが結構再発見でした。
うん。
なんかこう、こんなちょっとハッとしたポイントを話してみたんですけど、
はい。
なんかどう思います?
まあ、うん、こうですね、まあその、
まあ純粋にプロセスが変わらないっていうだけの話じゃないかなと思います。
うんうん。
っていう、まあこう、過去のやってきたことが、
現代の技術に対してこう類似点が見られるみたいな形で電信が発達して、
まあその後電話にとって変わられて現在に至るんですよっていう話になっていく本なんですけど、
はい。
今ってこう、現代のインターネットって文字だけじゃなくて、
そのやりとりをこう画像的な表現に展開したりとか、
ほぼリアルタイムな会話ってできるものになってるじゃないですか。
はい。
で、あのアプリケーションがそのインターネット上に構築をされてて、
という状態があって、今こう電信が電話に変わってったような、
インフラひっくり返すような新技術みたいなものっていうのが、
まあちょっとあんま思いつかないところなんですけど、
まあ今後インターネットがこう電信が電話に変わってったとか、
それが最後インターネットに変わってたみたいなものの流れの中で、
今後インターネットが潰れるっていうことも、
まあ先々もしかしたらある、
もしくは何かにとって変わられるみたいなものがあるかなと思うんですよ。
はい。
で、まあそんなものを想像してみたいなと思うんですけど、
はい。
で、やはりこう電報から、
まあ電報、まあ右手機通信があって電報があっての前、
一個前ってお手紙があるんですよ。
人が運んでて。
はい。
通信技術の進化
どんどんこう速度が上がっていくじゃないですか。
はい。
で、次の段階って、
まあ速度のレベルをこれ以上超えるってちょっと、
まあ順当すぎるし、
なんかそうただ速度が速くなってもあんま変わらないのかなと思っていて、
なんかもう次の段階になると、
ちょっと時間軸を飛び越えなきゃいけないんじゃないかと思ってて。
はい。
なんかそういうレベルじゃないと、
なんか次の通信インフラとか、
そういう世界にならないかなって気がするんですよね。
はい。
いわゆるこう、いわゆる速度が、
今っていわゆる電気回線、電気回路の速度とか、
こう光の速度みたいなのは、
いわゆる上限としてそこと競り合い続けるわけじゃないですか。
はい。
そこを超えないとその次の世界に行かないぞみたいなことを考えていて、
もうこっからあれです。
ノンフィクションじゃなくてもうSFです。
ああ。
で、
はい。
そういう世界観になると、
ああ、未来とか、
次だ、
次の、
次の世界が来たなみたいなものを感じられるかなと思うんですよね。
はい。
ああ。
どうです?
なんか次のこう、
次の、
次の世界が来たなみたいなものを感じられるかなと思うんですよね。
はい。
ああ。
どうです?
なんか次のこう、
インターネットとか、
インターネット潰れるときはこんなものが出てくるかもな、
みたいなものってありますか。
考えたことありますか。
まあ、
潰れるとか、
インフラがどのレベルか、
かなあっていうところもあると思うんですけど、
まあでもその、
現代でも別に電話は、
IP電話に知らない間に置き換わってるわけじゃないですか。
うん。
今、
現代。
うんうん。
それも、
ある種、
知覚してないだけで、
インフラがガラッと変わってる、
いうことですよね。
うんうんうんうん。
そういう意味で、
まあインフラの変化自体は別に今も起きてると思ってて、
で、
まあ次の、
インターネットが潰れるっていう、
潰れるっていうよりかは、
まあなんか新しい技術を置き換わっていく、
だけなんじゃないかなと思います。
うん。
インターネットっていう仕組みがなくなるかって言ったら、
まあ別になくなりはしないんじゃないかと思ってます。
潰れるっていう表現はあれなんですけど、
多分、
あのー、
例えば電報があった上で、
電話が構築されて、
今インターネットの上で、
IP電話があってっていう形で構築されるじゃないですか。
はい。
なので、
インターネットの次が現れたような時って、
多分、
インターネットがその次のインフラの中の上で構築されるような気はするんですよね。
はい。
なんかそういう内包するような構造が生まれるのかなーみたいなことは思いますね。
はい。
まあ、
はい、
そうですね。
で、
インフラがひっくり返るって意味だと、
別にその時間を超える必要は全然なくて、
なんか、
まあ、
まあ厳密には時間を超えてるのかもしれないけど、
その、
まあ例えば、
その、
まあ基本的には速度面でも、
別に、
インフラが変わるっていう意味だと、
大きく変わることはあるかなと思ってて、
それを実現するために必要な機材が、
今までのものと違うからインフラが変わるだけだと思うんで、
うんうんうん。
はい。
まあ、
インフラの公開自体はまあ、
ガンガン起きてくんじゃないかなと思いますね。
うんうん。
で、
まあSF的な視点で、
まあ次の通信ってなると、
まあ、
漁師テレポーテーション的な、
ほぼ瞬時に情報を伝達する、
まあある意味時間を超えてるっていう、
うん。
概念とか、
あとは、
うん。
あの、
漁師からの発展で、
まあ重力波を使った通信とか、
まあSF的な資本、
あの、
観点で、
まあいろいろアウトしてできてるのはあるかなと思います。
うんうん。
そうですね。
あ、
もう、
たまにあの、
なんだっけな、
あの、
遠くに行った衛星から通信が何年ぶりに届きましたみたいなニュースあるじゃないですか。
はい。
あれが、
その、
何年ぶりにっていう時って、
いわゆるその、
何のすごい時間を介して通信が届きました。
実はこれ何年ぐらい前の映像ですみたいな話とかあるじゃないですか。
はい。
だからああいうのが、
瞬時な状態みたいなことが生まれる、
まあそういうこと漁師テレポーテーションとかによって実現するのかもしれないけれど、
みたいな状況が生まれてたら、
次の世代だみたいなことを感じるかなって気はしますね。
未来の通信の可能性
うん。
うん。