PLCの歴史ってなかなか調べようがないですよね
サマリー
PLCの歴史を振り返ると、1960年代に誕生し、モディコン社が世界初のPLCを開発した過程や、その後の進化が詳しく語られています。特に、アメリカと日本の技術者の名前が残りやすい文化の違いや、1980年代にPLCの制御システムの複雑化に対する要求が増加した背景についても考察されています。このエピソードでは、PLC(プログラマブルロジックコントローラ)の進化と通信技術、特にシリアル通信やイーサネットの変遷が詳しく説明されています。通信の標準化やオープン化の重要性を踏まえて、技術とニーズの関係について議論が交わされています。PLCの歴史を通じて、技術とニーズの関係について深く考察されており、特に2020年代における無線技術の発展やシミュレーション技術の重要性について議論され、将来の職業の変化にも触れられています。PLCの歴史についての議論では、技術の進歩と産業の変化がどのように影響を与えてきたかが語られ、特にデバイスネットやインスタネットIPなどの技術の進化と情報収集の重要性が強調されています。
PLCの誕生と進化
明日のファクトリーオートメーションへようこそ、メインパーソナリティの高橋です。
クリスでーす。
はい、よろしくお願いします。
よろしくお願いしまーす。
お便り頂いています。
ラジオネームクリスさんに頂いております。
はい。
転換期のPLC、その進化の軌跡と現在地、私たちでも少し振り返ってみよう。今までのPLC。
なんすかこれ。
そうですね。
この間、実は我々の友達、岡さんという方が、モノティストで投稿してて、
モノイストね。
モノイストで投稿して、転換期のPLCの進化の話をちょっと話してて、
じゃあ我々も少し話してみようかなと思ってて、自分もPLCの歴史をちょっと調べてみましたね。
PLCの歴史は意外と、まだそこまで若いんですよね。1960年代の話ですね。
その時は誕生期と言われてて、私も見たことないんですけど、リレーパンという当時はリレーパンがメイン。
数万個のリレーが自動車工場とかで制御してるみたいな話が聞いて、ネットで載せて、
その時にアメリカのGM、チェーンエンドモーター社が仕様が出してて、
小型で信頼性が高いこと、あとは環境に耐えれること、リレー回路をソフトウェアで切り替えれること、
あと報酬変更が簡単なこと、それを指揮を出したんです。そんなものを作りなさいとGM社が。
たぶんそれで出てきたのは、モディコン社が、モディコンの084という世界初のPLCとして誕生。
モディコンを現在のシュナイダーの一部かな、と言えばいいかな。
それはアメリカの企業なんですか、モディコンっていうのは。
モディコンの手前はベルフォーアシスコです。ベルフォー会社で。
これはアメリカだな。
GMが始めたんだったらアメリカの会社なんじゃないですか。
アメリカですね。モディコンはアメリカですね。
それでゆくゆくシュナイダーに買収されたってことですか。
そうですね。
PLCという用語もおそらく生まれたと書いてると言いましたね。
プログラム言語はラーダーとかで、電気の技術者で学術しやすいような設計のような思想で設計されたと書いてるんですけれども。
タクシーさんリレー版見たことあります?私見たことないんですよ。
でっかいリレー版で。
まともなリレー版は見たことないですけど、リレー版の図面は見たことあります。
あの時これを使って制御するのはすごいなと思ったんですよ。
そうですね。
多分これで編集は難しいから、いろいろ問題あるから。
だからGM社がソフトウェアで置き換える可能なものを書いてくださいって言ったからこの仕様を出してて。
モディコン社がその対応、モディコンがそれを8084というPFCが出てきたんですね。
日本とアメリカの文化の違い
時代には1970年代になりました。
その時にアメリカとかヨーロッパ、日本もPFCを出し始めたと書いてあります。
それがまずABですね。現在ログウェルがPFCも出てきて、モディコンももちろんあるし、あとGEとかもありますね。
欧州とかはシーメンス、シアマティックというシリーズが出てきて。
あとはS5とか、日本でもまだ一部の、例えばお菓子作る工場とかチョコレート作る工場はまだこのS5とか、シーメンスのS5はまだ結構残ってますね。
日本も、それ多分ビジュビシとかも、ビジュビシ1970年で作ってるんですか?
違うよ。日本で初めてPFC作ったオムロンですよ。
アムロン?
縦石電機です。シスマック。
シスマック。アムロンが初めて作ったんですね。
アムロンが初めて作った。
これ確かかなり早かったはずです、オムロンが作ったの。
モディコンが出してからそんなに経ってないんですよ。4,5年だったと思いますよ。
で、アムロンがシスマック?
シスマック。シスマックPLCだったかな。そういう名前のやつを出したはずです。
シスマック。あ、これか。
これシスマックって、今のシスマックスタジオのシスマック?
そのシスマックだと思いますよ。
あ、同じ。えー、面白い。あ、あったね。シスマック。
シスマック。あ、でもないんだよ。もう悪い情報ないんですよ。
今のNXのCPUに変わりましたね。
僕、PLCの話聞きますけど、PLCの歴史とかを調べてたことが結構あるんですよ。
そこで思ったのが、アメリカって開発者の名前がちゃんと残ってるのすごいなって思うんですよ。
だって、PLCの調べたら、GMの誰々が発祥してみたいなこと書いてません?
書いてる。ウィキも書いてますね。
書いてるでしょ。でも、オムロンの誰がシスマックPLCを作ったかっていうのはないんですよ。
えー、これは何でだろうな。何ででしょう?文化の差?
文化の差なんじゃないですか。
日本の第一人者みたいになって、研究者しか残ってないんです。技術者ってほとんど残ってない。
これなんか、もったいないなってめっちゃ思うんですよね。
確かにね、もったいないね。
だって、こんだけでかいプロジェクトってことは、オムロンのシスマックを牽引した人が絶対にいるはずなんですよ。
結構リーダーを、センダープロジェクトを管理する人いるんですよね。センドタツー。
そう。三菱のPLCだって、引っ張った人が絶対いるはずなんですよ。
なのに、この人の名前が残ってない。
残ってない。
これ悲しいね。
悲しいですよね。
あー、なるほど。
そうね、今調べたら、モディコンとか、もうその名前置いてますね。
じゃあ、載ってるでしょ。その時の貢献した人の名前って残ってるじゃないですか。
GM載ってる、残念。残ってますね。
そう、アメリカって結構残ってんすよ、それ。
○○によって開発されたみたいなの、めっちゃ残ってんすよ。
あー、わかる。そうだね、そういえば。
なんで日本語残らないんだろう、たかしさん。これはやっぱりそういう文化?
文化なのかな。
1980年代のPLCの要求
まあ、会社に帰属してるってことなんでしょうね、日本の考え方としては。
オムロンさんが開発しました。三菱さんが開発しました。
なるほど。
なるほどね。文化は重要なものじゃないですね、これは。
ちなみにさ、シミュレーターがいつから出てたんですか、シミュレーター。
ソフトがあって、これシミュレーションとかいつからできたんですかね。
知らんっす。
知らんっすかね。だからそこまでは書いてないですね、みなさんが。
まあでも、あれでしょうね。
誰かは、どっかが初めてやったのは間違いないですよね。
PLCのエンジニアルツールがあって、そこの中でラダーが動きますよっていうのを実装した初めてのメーカーっていうのはどっかにいるはずですよね。
そうですね。みんなも同じこと考えますよね。実機なくても大げさにしたい。
まあでもそこに行くまでにまず、今のラダー回路に変換した時期があるわけですよ。
今のラダー回路を変換する時期っていうのは?
一番最初のPLCはラダー回路じゃないですからね。ニーモニックプログラミングですからね。
ALとか、アセンブリ?
アセンブラみたいなテキスト言語で書いてたんですよね。
そうですね。その後はラダー言語とか色言語を果たしていくんですよね。
だからどっかでラダー言語に移ってるんですよ。
たぶん現場の声だな。誰か大きな会社じゃないかな。ラダーじゃないけど、そういうぽいの誰でも分かりやすいような言語を開発してくださいと。
たぶん両方出したかもしれないですね。
それは誰かがたぶんやったんでしょうね。
なるほど。
で、たぶんこういう産業を調べるときはそこを調べたほうがいいんだと思います。
いつから?なんで?
なんでラダーができたのかって。
なんでラダー?
年表だったらなんかできましたってなるんですよね。ここで出てきましたみたいな。
でもなんでラダー出てきたの?なんでFPDが出てきたの?
そう、当時の背景として何があったのかって。
なるほど、なるほどね。
そこでニーズだけじゃない、絶対。技術的な追いつきがどっかにあるんですよ。
なるほど。ここでちょっとね、はい、どうぞどうぞ。
要はそれより前からやりたかったはずなんです、みんな。そこでアイデア思いついたわけではなくて。
みんなその前から絶対何かしらの不満があったはずなんですけど、やりたくてもできなかった。
でもあるところになったら、いろんな技術がレベルが上がっててできるようになってたってことに気づいたっていう人がいるってことです。
なるほどね。
たぶん普通に考えたときにマイコンの容量が上がったとか、そういう話だってあると思いますよ。
ハードウェアもちょっと進化してて、それに合わせたときにいいタイミングが出てきちゃったかもしれないですね。
そうですね。
なるほど。
だってメモリの最適化するんだったら、ニーモニック一択ですよ。アセンブラ言語一択ですよ。
まあそうですよね。一番能用も小さいし、最適なリストもね。
いわゆる命令単位に書いてるわけですからね。
そっか。だんだんハードウェアもあるし、それによって変わったかもしれないですね。
そうですね。
分かりました。
っていう背景がたぶん大事ですよね。
そういうことを我々も見ないといけないですね。
で、次は1980年代になりました。
これも記事に書いてあるんですけど、そのときに制御用のいろいろできるようにしたい。
PS4もできるようにしたいなと、エンドユーさんの要望。
それはなんでですか?
やっぱり一つで全部やりたいじゃないですか。
たぶん今までモーション専用、PID専用コントローラーとか、ランディ専用コントローラーとか、
たぶんそれ分けたくないんじゃないですかね。
あとは自分一人のコントローラーを全部やりたいという希望があるんじゃないかなと思います。
でもそれより前はたぶんやらなくてよかったんだと思いますよ、それ。
前はそうだよね。前はなかったんですよ。全部分けてるんですよね、前は。
分けてるというか、1960年代とか70年代はやらなくてよかったんですよ、たぶんそれ。
より複雑な制御を作らなきゃいけないから。
そう、そういうニーズが出てきたんだと思いますね。
より複雑な制御が作らなきゃいけないから、
じゃあより精度高いの制御が要るってことですね、装置が。
そうですね。
1970年、80年代っていわゆる高度経済成長の時期じゃないですか。
世の中にすごいいろんな製品が伸びて、めっちゃ大量生産しなあかんっていう時代が来てる中で、
生産の下支えをする要求レベルもどんどん上がっていったっていう時代ですよね。
なるほど、なるほど。
当然そういう流れがあった中で、生産の中心にあるPLCへの要求が高くなってくるっていうのも当たり前の話で。
なるほど。
で、それを何とかするって言った時に、そういう諸々が出てきたっていう話です。
PLCの初期通信技術
一応消費者が、消費者がいいもの求めてるけど経済が回ってるから、そういうものも必要なんですね、全体的に。
そうですね。
なるほど。
で、それがついてきたのは、初めて通信の考え方も始めたかもしれないですね、この時は初めて。
RS-232とか485とか、あと各社でも自分の専用インターフェース、ブログがあるかもしれないですね、この年代で。
さらに進む。
通信の話をした時に、やっぱりパラレル通信とシリアル通信の話をした方がいいと思うんですよね。
シリアル通信、シリアル通信は知ってます。
シリアル通信とパラレル通信。
なるほど。
パラレル通信はちょっとわからないです。
シリアル通信はわからないですけどパラレル通信は知らないですよね。
シリアル通信って線1本でオンオフを時間で繰り返していくじゃないですか。
そうですね、はい。
パラレル通信っていうのは線を横にめっちゃ並べて、一気に8ビットとか送るんですよ。
なるほどね。
なるほど。
昔はパラレル通信だったの、通信といえば。
一気に8ビットで一気に送るっていうイメージですね。
そうですね、はい。
で、その後。
それと効率が悪いと。
悪いですね、はい。
で、シリアル通信の技術が発達してきてシリアル通信が伸びてったわけですよね。
で、そこでRF232Cだとか485みたいなものはどんどん出てきたわけです。
出てきたんですね。
なるほど。
で、これが多い。
高谷さん言ってたこともシリアル通信も誕生の背景であれば良い製品を精密な制御をやりたいから
通信のインターフェースがもともと増えたってことですよね、多分。
そうですね。
はい。
あとはそれが何を変えたかですよね、生産の。
何を変えた?何を変えた?
だって技術が出てきましたよなんて何の意味もないじゃないですか。
何もないですね。
誰も使わないと意味ないですよね。
勝手に場所も教えてくれないとわからないですもんね。
でも転換器って言われるほどの話の中にそれが書かれるってことはそれが多分何かを変えたはずなんですよ。
PLCの性能が上がったっていうか、プロコンロラの性能が上がったっていう。
もっとエンドです。もっとエンドな話ですね。
通信の標準化
もっとエンドな話。もっとエンドな技術の、もっとエンドな話。調べますこれちょっと。
技術っていうのは最終的には技術が良くなったみたいなことは何の意味もなくて、人の生活が良くなってるはずなんですね最終的には。
そうですね。
それはどういうことですか?ってことですよね。
何が良くなったの?何が良くなった?
そうですね。何が良くなったのか。
なるほど。
多分通信が出てから次はやっぱりもうちょっと標準化されたインターフェースも揃えたんじゃないかなと思って、
例えばシーメンさんの、シーメンさんのABBのロックオーストラリアから出たポピーパスとか、
あとアメリカといえば、今はロックウェイの出わしネットとか、
あと三菱さんのシシリングとか、たぶんあるときは持ってったんですね、その後。
それは何でですか?
これもいい質問ですね。何で?何で?ってなきゃいけない。
やっぱりゴトラのメーカーも、自社だけじゃ全部の製品が作れないから、
シーメンさんとかでも、ABBさんでも、自分だけじゃ全部のものを作れないから、
他の他社でもものを作ってる、たぶん何かの製薬機器作ってる、
でもシーメンさんのものと簡単にデータが…
でもこれ違う、結果が、結果になっちゃったんですね、これも。
何が課題だったのかと何が新しいのかですよね。
何が課題?たぶんシリアル通信が出てきたら、シリアル通信でやっぱり手間かかるし、
手間かかるから?
いやいや別に、今言ってるのもシリアル通信ですよ、スクリプトさんが。
皆さんの通信の規格がバラバラだから、手間がかかるから。
もうちょっと段階がありますよね。
まず、RS-2324っていうのは1対1通信なんですよ。
そうですね、はい。
1対1通信だったら、1対1しか通信できないわけですよね。
しかできないですね。
じゃあ通信したいものいっぱいあったら、いっぱいポートがあって成り立たないわけですよね。
そうですね、はい。
じゃあ100個通信したいものがあったら、100個シリアルポート用意するんですか?ってなったときにできないと。
できないですよね、はい。
で、そこで1対N通信っていうのが出てくるわけです。
あーなるほど。
これがいわゆるRS-485ですね。
はい。
RS-485系の422とか485が出てくるわけです、ここで。
そうですね、はい。
で、485っていうのはあくまで伝送技術なんですね。
そうですね、はい。
ここに竹栗さんが言ったように、アプリケーションのプロトコルをいちいち説明書にはまだわからへんやないかいっていう話が出てきたわけです。
出てきますね、はい。
で、あればそれを標準化しましょうっていう流れが出てくるのは当然の流れの中で、いくつかのいわゆる今の産業用ネットワークと呼ばれるものの走りがそこで初めて出てきているわけですね。
なるほど、なるほど。
そうだね、なるほど。
ラインがどんどんでかくなったというか。
そうですね。
先輩の希望がでかくなっちゃって、そういう要求が出てきたんですね。
なるほど。
この辺になってくると、初めて通信のオープン化っていうことによって、サードパーティーっていう概念が徐々に出てくるわけですね。
今までは全部この会社で固めてくださいよっていう通信の流れだったのか。
この企画を取っている人が出てくれば、うちも使えますよと。
そういう流れが出てきたわけですね。
なるほど、そのとき初めて高谷さんが言った通信のオープン化が出てきたんですね。
同じの通信プログを使いましょうと。
そうですね、僕今回調べてないので適当に言ってますけどね。
なるほど。
今までのIS-4、シリアル通信ベースの中で、その後は切ったのはインスタネットベースに切り替えるというタイミングも出ましたね。
まだ早いか、いきなり喋ると早いですかね。
早いというか、何ですかっていうまた問いかけちゃいますけど。
同じですね、たぶん同じ理由。
何を張っていこうか、インスタネットになったのって。
まさに今のね、何で今までずっと使っているデバッジネットとかシーリングとかポーパスがあるのに、何でインスタネットに変えなきゃいけないの?ということですよね。
何でインスタネットに変えなきゃいけないの?と。
やっぱりまず性能が足りない。そうでもない。性能が足りない。どういうわけでもないな。
この話をするときに、突然変わったわけじゃないっていうことを念頭に置くべきだと思うんですよね。
そうですね、何があるから何が足りないから変えなきゃいけないんですよね。
イーサネットと無線技術の発展
違います。実はあったんですよ、インスタネット同時期。
言ってる意味わかります?
なるほど。
インスタネット技術はあったんです。
あった?
世の中にワールドワイドウェブというものが発達して、インターネットというものが同時期に発達してたんですね、時期として。
ただ、生産現場の要求に耐えられるレベルじゃなかったんです。
なるほど。
イーサネット系のほうがポテンシャルが高いわけです。通信速度的に。
そうですね。
それはシリアル通信で100Mbpsとか1Gbpsというのは理論的にできない。
ただ、ノイズとかいろんなプロトコルとかいろんな問題で現場で採用できなかったんですね。
なるほどね。
ただ、どんどんどんどんイーサネットの技術が発達して、それをクリアできるようになってきたから置き換わっていったんです。
なるほど。
本来は歩きも歩きもイーサネットの技術があったんですよね。
あって、でも採用はしなかった。
採用しなかった。
ですから、現場の要求はまだ満たせなかったという原因の一つ。
何かが足りなかったわけですね。
例えば、標準化されたプロトコルもなかったし、
これは2000年代前半から2010年代まで正直続いてたと思いますけど、無手順っていう話があったわけです。
なるほど。
2000年代でイーサネットベースのものが初めて出てきて、
その後、2000年代後半から、いきなりIoTにもまたこの場が出てきちゃったんですよね。
その後は、ちょっと待ってね、2000年代の話。
まずは、さっき言った通りにイーサネットIPとかもあったんですけど、採用できなかった。
で、たぶん2010年代、次は…
次は無線でしょうね。
無線でしょうね。
Wi-Fiっていうものが発達したのがたぶん2000年代です。
2010年代ぐらい?
いや、Wi-Fi自体はずっとありましたよ。
無線なっていうものはずっとありましたけど、2000年代に入って無線っていう概念が出てきた。
また増えました。なるほど。
これもまたイーサネット、また同じですよね、高谷さんの通り。
今まであったんですけど、現場に入れる要求は出さなかったということですよね。
そうですね。今でこそAMRとか普通にWi-Fiで繋がって動いてますけど、
あれはたぶん2000年代前半ではできなかったと思います。技術的に。
技術的にはできなかった。なるほど、なるほど。
そう考えると、高谷さんの話だが、技術は常にあるんですけど、
今技術は次の技術を成り立てるまではずっと待ってる感じですね。
ある程度のタイミングで切り替える、使えるなと思って。
使えるなら何度もできるまで切り替えるっていう感じですね。
技術っていうものはニーズによって開発されてるっていう面はなくはないんですけど、
どっちかっていうとニーズによって表に出てくるって言った方が正しいんだろうなって自分は思ってます。
もう一回言えるんですか?ニーズによって表に出てくる。
ニーズによって表に出てくる。
こういうもうちょっと高速な通信があって、なおかつプレミアム瞬間サイトプログラムが欲しいなと皆さん思ってるんですけど、
その裏ではもう実際に例えばインターネットIPとかポイントネットとか色々あるんです。
でもまだそのインターネットのベースが現場に耐えれるレベルまで立てないから、
それまではまだ前に出さなかったっていうことですか?
違います。もっと原始的な話です。
もっと原始的な話。
技術とニーズの関係
例えばインターネットとかで家と家をつないで、20mぐらいの先の家と自分の家をつないでインターネットの通信をしたわけですよね。
そうですね。
その時点で何かニーズがあったかって別にないわけですよ。
なるほど。
だからその20mのやつができたらめっちゃ売れますとか、そんなことはないんですよね。
ないんですね。
でも色んな目的あるモチベーションで技術っていうのが開発されていって、
それが全世界的に知られるようになったのは、あるニーズに技術が追いついて、
キラー的なアプリケーションができるようになったからですよね。
ワールドワイドウェブを含めた技術だとかそういうものが開発されたからですよね。
技術がずっとあってんだけど、ニーズがたまたま来てて、
この技術がニーズにたまたまあったから、マッチングがあったから、
この技術とニーズが当時出てきた。
なるほど。
ちょっと理解できました。
なるほどね。
じゃあこれは2020年代が無線になって、無線の話ですね。
これからどうなるんですかね。
これ我々は2025年ですね。
もう2020年代半分、もう半分過ぎましたね。
めっちゃ飛びますね。
7で終わりですか?
終わり終わり。終わりしようかなと思って。
もう2021年代で終わっちゃうかなと思って。
開発されるとAIとかバーチャルPSAが出ちゃうんですよね。
それは転換点じゃないんですか?クリスさんから言ったら。
転換点。
違うの?
転換点ですね。
すごい。
すごい。
本当に?
ん?なになになに?
クリスさんからバーチャルPSAとかAIっていうのは技術の転換点じゃないんですか?
転換点で言うか、転換点で言うか。
でも高橋さんもこの間バーチャルのPSA話をしゃべっておって、
こういうバーチャルの化粧技術とか、ずっと昔からあったんですよね。
そうですね。
これ今たまたま言い方が変ですけど、
多分ITの世界も使ってるのはそれなりの背景があるからこうなった。
こうなったんですね。
今こういうITの世界はそれを使ってる。
これを、はいどうぞどうぞ。
OTも要は今バーチャルPSAはどこで使うねんって思ってるわけじゃないですか、みんな。
そう、みんなそう思ってるんですよね、結局。
だからニーズなんてないんですよ。
ニーズなんてないんですよね。
大きな意味で言うとね。
でも僕らの考えとしては、それがある基準に達して、
今要は考えられる課題がすべて解決されたらバッと広がる可能性のポテンシャルあるよねって僕らは思ってるわけですよね。
そうですね。
これが満たされたときが表に出てくるときですよ。
そうか、前のインターネットも全部同じですね、やってることは。
待ってるものが同じですね、待ってる時期が同じですね。
だから過去から学ぶのは、今これ使えねえなって思ってるものが今後も使えないと決めつけるのは危険ですよって話ですよね。
嬉しいな、学ぶはこういうことですね。
振り返り見たらそうですね、高橋さんの話したら。
そんな例なんて世の中には山ほどあるんだからっていう。
はい、なるほどね。
ただニーズと技術が合ってないだけですかもしれないですね。
そうですね、ニーズと技術をつなぐ何かが出てないかもしれないですけどね。
裏の技術はもうある程度完成してて、それを社会のニーズとつなげる人がまだ出てないのかもしれないです。
うんうん、なるほど。
2020年代の技術動向
これがこのカーソードカー、そういうものですね、2020年代。
2020年代かな、これも2020年代。
2020年代も半分終わりましたけどね。
あと5年しかないけど、この5年後何か新しいもの出るんですかね、高橋さん。
シミュレーターじゃない?
シミュレーター、やっぱりシミュレーター。
これはPLCのシミュレーターじゃなくて、もうちょっと全体的なシミュレーター。
そうですね、もう少し広い意味でのシミュレーターじゃないかなと思いますけどね。
ただ今のラインがPCIじゃなくて、全体的な生産ラインをシミュレーションできるようなもの?
そうですね。
どういうものなんでしょうかね。
でも前に高橋さんの一回のPDCADとかの話だったんですよね。
これまた違うんですよね、バーチャルコミッションとかの一部。
ただ一部だけで進めていたんでしょうね。
一部だけっていうのは、僕らの仕事をシミュレーションしたいわけですよね。
PLCをシミュレーションしたいわけじゃないですよ。
そうですね。
いや、生産プロセスを全体シミュレーションしたいですよね。
別に生産シミュレーターとかそういうのじゃなくて、その人の仕事があるじゃないですか。
例えば僕の仕事だったら、生産設備の調整なんですよね、最終的に完遂したいこと。
はい。
じゃあ生産設備のシミュレーションをしたいわけです。
じゃあ何かのシミュレーションは別に、何でもいいではいかないんですけど。
これがPLCのシミュレーションだけだったら、完遂できないんですよね、今だと。
できないです。
だから必要なのはPLCのシミュレーターとか生産性のシミュレーターじゃなくて、今の人の仕事がシミュレーションできるかっていう話ですね。
今の人の仕事をシミュレーションできるか。
なるほど。
確かにな。
これは別に丸ごと聞かれる必要はなくて、要点をちゃんとシミュレーションできるかっていうことですね。
要点をちゃんとシミュレーションできるかっていうのはどう…
要は、例えば単純に考えたら、僕が生産設備の調整をしますっていうときに、生産設備と全く同じものが、
バーチャル上にあれば、それはシミュレーションできますよね。
そうですね。
でもこれってめっちゃ大変じゃないですか、やろうと思ったら。
大変、大変です。
じゃあ、例えばワークが降ってきたら物理演算でちゃんと落ちないといけないのかとか、
変なとこ動かしたらこじるんだとか、じゃあ物をぶっ壊したら、マジで物ぶっ壊れんのかとか、
そういうことまでになりますよね、本当に全く同じものを用意しようとしたら。
そうですね、めっちゃ大変。
そうですね、めっちゃ手間かかるんですよね、そういうのが。
そうですね。
でもただ僕の仕事は、別にぶっ壊すことが仕事なわけじゃないですよね。
こじらせることが仕事なわけじゃないですよね。
はい、はい。
なるほど。
要はその、正しく使用通り、もしくは考え通り動いたことが証明されるかどうかってことですね。
そうですよね、はい。
であれば、それとは関係ないシミュレーションの要素っていうのがたくさんあるわけですよね。
関係ない要素っていうのは、
今、今のシミュレーションの要素っていうのは、
僕の仕事をきちんと、これが保証されればいいですよってものをちゃんと分析していった結果、
これは要らない、これは要らない、これは要らないとなっていくわけですね。
そうですね。
でもっと言ったら、この仕事をやりたいと思う人は、
どうやって仕事をやるかっていうときに、
まずは仕事をやることによって、
その仕事をやることによって、
僕の仕事をやることによって、
これはいらない、これはいらない、これはいらないとなっていくわけですね。
そうですね。
でもっと言ったら、
この仕事はそもそもやらんでいいんじゃないかみたいな話もあるわけですよ。
たまさんよくある Safe Space。
そもそもこれ本当にいるのという.
そうですね。
じゃあそのシミュレーションのめっちゃ難しいところが、
そもそもその仕事をやらんでいいよってなったら。
まるでいらなくなるわけですね。
シミュレーションも。
そうだね、シミュレーションいれないですね。
仕事のやり方とシミュレーションの技術の発達の、うまく擦り合わせをして、そういうものが多分生まれていくんだと思いますよ。
我々のこの10年かもしれないし、この11年の中で生まれるかもしれないですね。
なるほど。
生まれたら我々の仕事はどれ変わるのだろう。
もうだから、我々の仕事がシミュレーション、やってる仕事がシミュレーションできるようになった時は。
仕事は変わるでしょうね。
変わるでしょうね。我々は多分今までの同じ通りのやり方で仕事をしなくなるんですね。
そうですね。いわゆる今まで2ヶ月変わってたものが1ヶ月済むようになったりはするでしょうね。
はい。で、その1ヶ月でまた別の、一人の多分堪能するものがもっと多くなるんですね。やることを。
やることを。
仕事の変化と未来
そうですね。
でもあと10年後、すいません、50代が40何歳だな、もうそろそろ。そっか。
面白いですね、この他の時代も。ちょっと楽しみだな、本当に。
あいつも分かんないな。そうですよ、戦争できない、スイバーシーウォーターシミュレーションできるのは。
例えばなしですけどね。
そうそう。そうですね。
なるほど。高橋さんが、シミュレーションが多分この10年、20年が中で一番出てきた技術かもしれないですね。
一番出てきた技術っていうよりは。
一番ニーズを合わせた。はい、どうぞ。
仕事に影響を与える技術だろうなっていうのは思ってます。
技術を与える技術。
別に技術に良し悪しなんてないじゃないですか。
こっちの技術は優れてて、こっちの技術は優れてないなんていうもんないです。技術は技術なんで。
そのいろんな選択の中で、今の僕の仕事に一番影響を与えるのはシミュレーションだろうなって思いますよ。
なるほど。自分の仕事で一番影響を与える仕事の技術。
技術っていうのは多分シミュレーション技術なんだと思いますよ。
なるほどね。
楽しみだな。自分の仕事もシミュレーションできる、なんでできるのか全然想像できないですけど。
そうですね。
勝手にはならんすよ、勝手には。勝手にシミュレーション技術がやってきて、自分の仕事を楽にしてくれるなんてことは間違いなくないです。
ないか。
それはないっていうのは?ないっていうのは?
たぶん自分で何か組み込まないといけないですね。
このシミュレーション環境を上位するための何かお金とかもらうかもしれないし、何かするかもしれないですよね。
それは要は20年後の話ですって話です。
なるほど。
要は柄系でできること全部iPhoneでできるようになりましたよってなるのは相当後な話ってことですね。
技術の進化とその影響
できれても完全にシミュレーションできるのはまだまだ先ですよってことですね。
完全な上位互換になるのはね。
なるほど。
でもある部分ではめちゃめちゃ有利ですよっていうのはもう5年ぐらい先なんじゃないですかっていう。
完全に私の仕事はシミュレーションできない。私の仕事無くなるんですね。もうそもそも無くなるというか、私じゃなくてもいいんですよね。
ただその20年後っていうのは全然美味しくないよっていう、それが当たり前の世界になっているんで。
そう、一部で絶望しても美味しくない。厳しいですね、高谷さん。厳しい。
でも今までの、クリスさんに今日言ってた歴史の話としても多分そういう歴史を辿ってると思いますよ。
確かに、インスタネットが中心に話すとポイントネットとか普及したら、インスタネットペースの中心を普及したらシリアル中心ペースのフィールドバスが美味しくなるってことですね。
例えば、デバイスネットをずっと使ってましたと。デバイスネットだったらこの機器がないじゃないかっていう話をして、ずっとデバイスネットを使い続けている人たちっていますよね、普通に。
いますね、はい。
最近になってデバイスネットとインスタネットIPでほとんど差はなくなったとするじゃないですか。
ないね、ほぼないね。
完全に誤解になったからインスタネットIPに今から乗り換えますっていう人が有利かどうかっていうと、どうですかっていう。
なるほどねー。
もう取り組んでる人は10年も先に取り組んでるような内容を今から取り組むことに価値があるのかっていう話ですね。
そうだね。
でもこれは必ずやる人のご判断ですね。判断がありますね。
賭けをやるかどうかですね。賭け?投資?投資言えばいいかな。賭けじゃなくて投資。やるかどうかですね。
そうだな。
高橋さんが、我々アドバイスは何年かあるんですか。我々10年後、20年後の私の技術の私たちに何かアドバイスありますか。
これやったほうがお得ですよとか。
ないです。
データ勉強してほうがいいですか。ないですか。
ないです。ないですというか、
必ずこうなるっていうのが今まであったことはないからですね。歴史的に。
そうですね。
だからさっきクリスさんも言ったじゃないですか。要はどこで投資するんですか。
どこで投資するんですかってことですね。
早すぎてもダメだし、遅すぎてもダメだってことですよね。
タイミングといろいろ技術と技術の合わせるタイミングですね。
なるほど。
唯一得るのは情報は取っとけよっていうだけじゃないですかね。
歴史を調べる難しさ
情報充電によってそれを考えておきましょう。考えるのが大事ですね。
そうですね。
わかりました。
何でもかんでも新しいことをするのがいいわけではないんで。
わかりました。ちょっと心の中に残しておきます。
頑張ってください。
頑張ります。頑張れ頑張ります。
PFCの歴史ちゃんと調べたいですけど調べる方法ないんですよね。
ネット上いかに少ないよね。
やっぱりシーメンセとかABBのマネを見ないとダメでしたね。
どこから載ってるのも多いですよな。ワイトペーパーとか。
調べたんですけどそこまで出てこないな、情報が。
歴史館とかもないわけじゃないですか。
だからなかなか難しいよね、PFCの歴史を調べるっていうのは。
日本はたくさんいたじゃないですか。名前もさらに載ってないという開発者たちがいっぱいいるっていたじゃないですか。
だからちょっと難しいね、これ歴史を調べるのは。
そうですね。やっぱり産業ってなかなかそういう体系化されてこなかった歴史があるんで。
体系されてなかった歴史じゃないですか。もう一回言っていいですか。
体系化されてきてないということですね。
なるほど。
なんでそれが生まれたかみたいなことがほぼ残ってない。
ただ今こうなったってしかないですよね、今。
なるほど、なるほど。
だから難しいね、調べるのが。
図書館、図書館行こうか、今度私図書館行ってみよう、図書館。
製品はね、結構あるんですよ。
自動車の歴史とかね。耐久消費材は結構ある。
冷蔵庫の歴史とかカラーテレビの歴史とか。
PSA歴史はない。
PSAの歴史はない。
ないか。ちょっと調べないと。
ちょっとシーメンスが多分出てくるな。シーメンスをちょっと調べて、別の回でちょっと。
あ、あった。
ちょっとまた別の回でちょっと調べます。
シーメンス、65年の歴史をたどり着くのまでのホームページだった。
そこに書かれてることに注釈をするのが多分難しいんだろうなっていう。
難しいね。
というわけで今日はクリスさんの歴史を教えていただいた回。
全然調べきれなかった。難しい作品がやっぱり。もうちょっと調べます。
というわけで本日の会話は以上になります。ありがとうございました。
ありがとうございました。
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