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2024-08-07 35:47

フジイユウジさんとザッソウ第1回|いんたーねっつのエルフ(#130)

ザッソウラジオは、ソニックガーデンの代表・倉貫義人と仲山考材の仲山進也が、2人の友だちをゲストにお招きし、ゆるーくおしゃべりするポッドキャストです。

今回のゲストは、会議やチームコミュニケーションを考える仕事メディア「Agend(アジェンド)」の編集長、フジイユウジさんです。

フジイさんとのおしゃべりは、いつも以上に夢中になってしまうという、倉貫さんとがくちょ。チーム作りの話から、いんたーねっつの話まで、初回からたっぷりとお届けします。

★今回のザッソウ★

分業と分断、師匠と弟子/聞きたい話を聞いている/野生のいんたねーっつ文章書き/社会はずっと良くなってる/名言bot化にあらがう/怖いもの知らずだった/変わらずいんたーねっつをしている

★ザッソウのおとも★

会議やチームコミュニケーションを考える仕事メディア「Agend」

https://agend.jp/media/

がくちょの記事

「バラバラな職場」はどうして作られるのか────チームビルディングのプロに聞く。

https://agend.jp/media/barabara-nakayama2/


チームビルディングのプロ、楽天大学学長 仲山進也さんに聞く「会社を変える方法」

https://agend.jp/media/nakayama-gakucho/


倉貫さんの記事

上司ではなく親方。人材が育つための徒弟制度。

https://agend.jp/media/sonicgarden-kuranuki/

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サマリー

藤井様をゲストに迎え、経歴やアジェンドメディアの編集方針についてお話ししています。開かれたインターネットの時代と現在のインターネットは異なりますが、藤井様は未来を楽観視し、インターネットの発展に前向きです。個人的には、コミュニケーションのネットワークがますます広がっていくのではないかと思います。インターネットに長く関わっていることで、人間として成長していると感じるんですよ。

フジイさんの経歴とアジェンドメディア
スピーカー 3
くらぬきです。
スピーカー 1
中山です。
スピーカー 3
ザッソウラジオは、くらぬきと学長こと中山さんで、僕たちの知り合いをゲストにお呼びして、雑な相談の雑草をしながらイルコをしゃべりしていくポッドキャストです。
2020年8月のゲストは、フジイユウジさんです。よろしくお願いします。
スピーカー 2
よろしくお願いします。
スピーカー 3
はじめにフジイさんを僕からご紹介させていただきますが、フジイさんはご自身で事業を立ち上げて、それを売却されていて、今は大手企業からスタートアップまで幅広く新規事業の立ち上げ経営、プロダクトマネジメントのサポートをされているということで、
フジイさんといえば、ご自身が編集長をされているメディアのアジェンドというところで、インターネットの人たちやチームコミュニケーションに関心がある人たちの話題で、間で話題になっている。
前々回ぐらいに学長は出て、その後々ぐらいに僕が出させていただいてということで、インタビュー繋がりで繋がってきたので、逆にザッソウラジオに来てもらおうということで、今回はお呼びしました。
スピーカー 2
ありがとうございます。
スピーカー 3
そういうことなので、僕は実はフジイさんとは初めましてインタビューのときでしたよね。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 3
ですよね。なので、どちらかというと学長から僕をご紹介いただいて、みたいな感じだったと思うんですけど、学長とフジイさんはどういう慣れそめなのですか?
スピーカー 1
それこそまたクラシコムの青木さんから始まるんですけど、青木さんと店長佐藤さんがアジェンドのインタビューを受けて記事になっているのを僕が読んで、面白いなって思ってたら、作ってる人がフジイさんともう一人、奥川早彦さんの名前が書いてあって、僕は奥川さんのこと早武佐さんって呼んでるんですけど。
スピーカー 3
そっちは知り合いだったの?
スピーカー 1
はい、そうなんです。それもなんで知り合ったかというと、青足本を作るときに青足本制作部っていうコミュニティ作って、
やってましたね。
やった中のメンバーに僕と面識なく入ってきてくれて、そこで知り合って、初めてそういうライティングのこととかやってんだみたいなことを知るぐらいの感じだったんですけど、それで面白かったって言って。
早武佐さんとコメント欄とかでこうやり取りをする中で、中山さんにも取材したいみたいな話になったような気がしてるんですが、あってましたっけ?
スピーカー 2
そうですね、あってると思います。
スピーカー 1
あってますよね。
スピーカー 2
はい。
その後、あれですもんね、取材させていただいた後も普通にちょっとお茶しましょうよとか。
そうですね。
いろいろお話させていただいたりなんていうので。
スピーカー 1
1回取材してもらって、チームビルディング的な話をして、しばらくしてから藤井さんからメッセージが来て、あの記事好評だったので、またなんかお礼でも兼ねまして、ご飯でもどうですかみたいな話になって。
カスミガセキのカフェでお茶しながら3時間半ぐらい喋りましたよね。
スピーカー 2
そうですね。そういえば結局ご飯は行ってないな。
ご飯行ってないですね。
スピーカー 1
そうだそうだ。
そうでした。それで、ちょっとアジェンドでまだ2回出た人いないんですけど、2回目いいですかってなって、今度鎌倉まで取材来ていただいて、2回目の記事をアップしていただいたのが前々回のやつ。
スピーカー 3
そういうことなんだ。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 3
分業をしないほうがいいとかって。
スピーカー 1
分業と分断みたいなやつ。
取材とチームビルディングの話
スピーカー 2
あの回めちゃくちゃ読まれましたね。
スピーカー 1
本当ですか。
スピーカー 2
はい。すっごい評判良かったですね。
多分同じ、その課題感を持ってる人にものすごい刺さったんだと思います。
スピーカー 1
みんなそこが多分悩みの原因になってる気がするので、そうですね。ありがたいですね。喜んでもらえれば。
で、DJさんから、くらぬきさんにもインタビューしたいんですよねって言われて、つなぎますよって言って、つないでくらぬきさんの弟子と、親方と上司の記事に至るっていう。
スピーカー 3
ありがとうございます。
スピーカー 1
あれも本当、エンジニア界隈の特に、それなりの年齢になってきた人とかから、すごい良かったって言われる。
スピーカー 2
多分なんかそれこそ40代、50代で、エンジニアとしてこれからどう自分の技術を伝えたり、何か若い人に役に立ててもらうのかみたいなのを考えるときに、すごくとてい制度、なるほどみたいな人が結構いるんだなって言ったり、
なんか自分はこういう風に育ててもらったんだみたいな人とかも結構いて、すごい反応も面白かったです。
スピーカー 3
そうね、40代、50代の人たち、僕もそうですけど、そうやってでも育ってきたなっていうのはありますからね。
スピーカー 1
なんか上司と親方を混ざった状態で一緒に両方やんなきゃいけないから難しかったのかってなりますよね。
スピーカー 2
あの整理は本当すごい良いですよね。
なんかここで何話するのか分からない。
現代のマネージャーの苦しみが全部詰まった話だなっていう。
スピーカー 1
で、育つまで待てないから、自分で手を動かさざるを得ないジレンマみたいな、無駄にジレンマに落とし入れられるんですよね。
スピーカー 3
そうですね。
スピーカー 1
親方業はやんなくていいよって言われたら全然できるのかもしれないけど。
スピーカー 3
いやそうなんですよね。
なので学長とも話してるのはチームビルディング、チームビルディングと親方の話はやっぱり別の話じゃないと、分けて考えないと。
アジェンドの編集方針
スピーカー 3
でもチームビルディング大事って学長の記事読んで部下に接しようとすると、チームにしなきゃみたいな。
でもみんなね、その。
スピーカー 2
力が足りないんですけど。
スピーカー 1
そうなんです。だから僕、チームビルディングと青足みたいな育成軸と両方あるじゃないですか。
だからあれが親方と上司っていうことなんですよね。
スピーカー 2
僕の中では。
スピーカー 1
で、なんだっけ、くらみきさんと喋ってて、ラストラジオで喋ってて、なんか藤井さんのインタビューめっちゃ楽しそうに聞いてくれるからめっちゃ喋っちゃいますよねみたいな話をしてたんですよね。
そうだ。
スピーカー 3
それを聞こうと思って今日来てもらったんだ。
スピーカー 2
そう。
そうなんですか。ありがとうございます。
スピーカー 1
なんだっけ、チャーミング文脈でしたっけ。
スピーカー 3
なんかね、話してるほうがつい話しちゃうっていうか、今も結局僕らが喋っちゃうみたいな。
スピーカー 1
そう、藤井さんほとんど喋ってないもん、まだ。
スピーカー 2
いやー、これ実はちょっと面白い話というか、どこ行っても言われるんですけど、この間アジェンドもメディアのショーみたいなのをちょっといただいたんですね。
そこでも言われて、あれインタビューっていうか、間ですよねみたいな。
一応インタビューのつもりでやってるんですけど、とはいえやっぱりこの話掘り下げたら面白いだろうなって僕が掘り下げに行くっていうのをやるんで。
たぶん一般的なインタビューって普通にライターさんとかが、依頼されたライターさんがこういうこと聞いてきてくださいって言われて、質問言語を作って、頑張ってもちろんその人プロのインタビュアーとして頑張るんだと思うんですけど、
別に自分の分かっているドメイン領域とかでもないし、別にめちゃくちゃ興味関心あるわけじゃないのを自分の中の知的好奇心を頑張って作って聞いてるんだと思うんですけど、僕の場合は普通にガチ目に僕が聞きたかった話をただ聞いているっていう。
スピーカー 1
おだしょー そうですよね。しゃべってると藤井さんがめちゃくちゃうわーわかるみたいな感じで共感をしてくれるから、この話通じるんだみたいな感じになってもっとしゃべりたくなる。それこそ僕の場合はスタートアップのカオスな時ってこんな問題が起こってこういう感じになっていけてない感じになるともったいないですよねみたいな話をするとわかるみたいになりますよね。
スピーカー 2
おだしょー いやーもうやったことある何回かぐらい。そういうテンション上がる話とか、これすごい勉強になるなーこれ使おうみたいな話っていうのがすごいいっぱい出てくるので、アジェンドやってて一番楽しんでるの僕ですからね。
スピーカー 3
おだしょー それでも何ですか話聞いてて興味を持とうと思って興味を持ってるわけじゃなくて聞いてると興味が湧いてくる感じなんですか?
スピーカー 2
おだしょー まあそうですね。というのは元々話聞きたいと思う人のところにしか行かないわけじゃないですか。ほぼないんですけど、インタビュー相手いないからこの人でいいやみたいになっちゃったらちょっと薄くなる可能性はある。ちょっとこの人有名だしいいかなみたいな感じでいくと多分薄い話しか聞けなくなるんですけど。
聞いてるとこれは当たり前なんですけど、アジェンドってチームコミュニケーションのメディアなので、チームコミュニケーションの文脈で話を聞いていくとまたちょっといろいろ違う、例えばですけどクラシコム界とか僕の中ではだいぶ神界なんですけど、
青木さんの組織論じゃなくて、店長の今副社長の佐藤さんのどうチームメンバーとかマネージャーとコミュニケーションしているかみたいな話とかの深掘りとかあんま出てない話だと思うんですよ。
そこらへんとか、そんなことしてたんですか?ってことはこういう時ってどうしてるんですか?みたいな感じでめちゃめちゃテンション上がって聞いてしまうっていう。聞きたい人から面白い話が出てくるからテンションがガチ上がるみたいなとこですよね。
スピーカー 1
いや面白いですよね、アジェンド。2時間ぐらい収録して、出来上がる記事の形がセリフ吹き出しで対話してる感じの。
スピーカー 3
LINEみたいなやつね。
スピーカー 1
そう、LINEみたいなクリエイティブになるから。文字数は結構文字数あるのかな。
スピーカー 3
結構あるでしょ。いつも毎回の記事。
スピーカー 1
でもまとめてくれ方がめっちゃ気持ちいいっていうか。
スピーカー 2
嬉しい。まとめまでみんな読んでるのかなって思います。
スピーカー 1
最後のまとめだけでなく、その構成、あのやりとりからここをこういう風に。
スピーカー 2
確かに。そこは編集方針が結構あって、ともかく最後まで読めるかっていうことだけを徹底的に考えるっていうのを、もちろん離脱しちゃう人はいっぱいいると思うんですけど、
どうしたら最後まで読めるかっていうのだけを考えようみたいな感じでほぼやっているので、
ここら辺で話難しくて離脱するな。
なんかここにもっと話してもらった中からここに入れられることないかなみたいな。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
とか、ちょっと実際に喋った時の言い回しが情緒だから、ここは端的にズバッてこれを言った形に編集させてもらってOKもらえないかなとか。
そうやって、あんまり性格性よりも、ここは読者ドリブンというか、読者が読んで、わー面白い面白いって言って最後まで読んでくれるかみたいなところしか考えてないですね。
スピーカー 3
それでも藤井さん、編集の経験とかあるんですか?
スピーカー 2
僕は、型としての体型だった編集とかライティングっていうのはないのですけど、
インターネット20年くらい生きているので、20年じゃないな、もう30年くらい生きているのか。
インターネット長く生きているので、テキストをずっと書いている、ブログももう15年、16年書いているので、
ともかくインターネットテキスト書きなんですよね。
そうすると多分、ちゃんと体型だって学んだ編集者の人からすると、
いや、ここでこの言い回し変じゃないっていうところ、多分ガジェンドいっぱいあると思うんですよ。
特に僕、交互を大事にするんで、何とかすねとかって言ったら、何とかですねとか書き直しちゃダメって言って、
ライターの奥川さんに全部僕が上書きして何とかすねに戻すみたいなとかにするっていうのをやってたりするんですけど、
インターネットの文章ってテンポよく読めるかどうかってすごく重要じゃないですか。
多分これ紙の雑誌とか新聞作るテクニックと全然違うと思うんですよ。
なんで、もちろんもっともっと上手い人もいるでしょうし、
それをある程度体型だって教えられる人とかもいるかもしれないんですけど、
僕は野生のインターネット文章書きなので、そこから来て、
こういうインターネットで読まれる文章ってこういう感じだよねとか、
ここに入る見出しはこうじゃなきゃダメみたいなのとか、そういうのをやってますね。
スピーカー 3
希少なインターネットテキスト。
スピーカー 1
多分、聞いてくれてる人がインターネットって何って思ってる人もいるんじゃないかと思ったんですけど、
補足をね、お願いしていいですか。
スピーカー 2
インターネッツは、野生のインターネットに生きてる人たちを総称する何かなんですけど、大きな概念なんですけど。
スピーカー 3
ひらがなでインターネッツですね。
インターネットの進化
スピーカー 2
たまにカタカナで書くことありますけど、基本ひらがなでインターネッツと書くときは、
多分これ大元は2chとかの、僕は2chじゃなかったんですけど、その時代。
2ch前世時代は、もっと平穏なところで暮らしていたインターネットの村民なんですけど。
インターネッツっていうと、要はそういう知らない人とのコミュニケーションから何か生まれてる人たちとか、
そこの営みのことを全部やって、これインターネッツっぽいとか、これがインターネッツやなみたいな感じでやるやりとりだと僕は思っているので、
僕がひらがなでインターネットって書くんじゃなくて、インターネッツって書いているときは、そういう営みのことを指しているんですね。
スピーカー 1
よくわかりました。
スピーカー 2
ついでにさっきの話ちょっとしちゃうと、テキストだけじゃなくて、写真はお二人出ていただいたんでお分かりだと思うんですけど、
インタビュー中ライターの奥川さんと僕の喋ってない方が適当にパシャパシャ写真を撮るっていう、
プロのカメラマン入れてないんですけど、
お金がないからっていうのもあるんだけど、それ以上に生っぽいものが、文章もそうだと思うんですよ、見ていただいてお分かりだと思うんですけど、
文章のテイストもそうだけど、写真も、たぶんプロの人だったらこの写真ってボツなんだろうなっていうような写真とかを僕結構使うんですね。
一番気に入ってるのは、これ青木さんに怒られないかな。
クラシコブの青木さんがペットボトルをキャップを開けてる写真がインタビュー中にあるんですけど、絶対インタビューの記事にこの写真使わないでしょ。
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 3
でも喋ってる瞬間ですもんね。
スピーカー 2
そうなんです。臨場感があって、その喋ってる瞬間の温度感とか雰囲気伝わるんじゃないかなと思って選んでるっていうので、そういう写真とかをあえて選んでたりとか、
なので結構表情がしっかり出てる写真とかで、ちょっと女性とかだと嫌われちゃう時もあるんですけど、自分がわーって顔崩しで笑ってる写真とかちょっと使われたくない人とかもいると思うので、
でも僕はできればそういう写真を使って臨場感のある感じにできたらいいなって思ってますね。
スピーカー 3
藤井さんから見てそのインターネットと今のインターネットはちょっと違うっていうか、今のインターネットはなんかあれですか、どう見えてるんですか、インターネット好きな人たちからすると。
スピーカー 2
その話8時間ぐらいかかりますね。
スピーカー 3
時間大丈夫らしい。
スピーカー 2
短くできるだけ。
スピーカー 3
長くてもいいんじゃないですか。
スピーカー 2
そうですね、まずは牧歌的なインターネットの時代ってすごく良かったなって多分その時代を知ってる人みんな思ってると思うんです。
攻撃的な人とかいないわけじゃないんだけど、そういうのも含めて反論しあえるしギスギスしきってない、要は何か議論したとしても知らない人同士の議論とかわーって発生したとしてもそんなギスギスしてなくて、
なんか面白い議論したみたいな感じしかみんな思ってなかったりとか、
なんかわけわかんないことを言ったら、こんなわけわかんないやばい奴いますよとか言われるんじゃなくて、なんかおもろいやつおるやんぐらいの感じで扱われるっていう非常に牧歌的な時代があったと思います。
その時代だけのことをインターネット的って言ってる人は多いと思ってるんです、インターネット原住民の中には。
インターネットのメリット
スピーカー 2
僕はちょっと違ってて、僕はすごく未来大好きっ子なので、社会はずっと良くなってるって勝手に思っている人間なんですよ。
それは昔なかった問題は今起きてるけれど、それってもともとインターネット外の人間社会にあった問題が人口が増えてインターネットの中で発生してるだけだから、
別にあるべき普通の営みが行われているのであって、むしろあんなに人数の少なかった数十百万人ぐらいしかいなかったとかっていう世界じゃなくて、何億人いるのかわからんなみたいなぐらいになってる方が、
よっぽどメリット大きくて、今のインターネットすごい良いなみたいな。っていう風に僕は思ってるんですけど、みんなインターネット終わったわみたいなことばっかり言ってるから、そんなことないぞっていつも思っているっていう。
スピーカー 1
僕も楽天最初の方から見てると、最初の頃ってこのサービスをどう使ったら面白いだろうみたいな、善意にあふれた創意工夫みたいな、みんなの善意ベースで取り組むみたいな感じで、
それが多分居心地が良かったみたいな、昔を惜しむみたいな感じに繋がるんだと思うんですけど、だんだん使う人増えてくると、なんかハックして自分だけ得しようみたいな人が出てきて、で意外とそういう人がパフォーマンス高かったりとかして、ランキング入っちゃったりとかしてみたいなのになってくると、
スピーカー 3
なんかつまんなさが、つまんない感が出てくるなっていうのはありますよね。あとなんか悪いことしだす人がその後出てくるんですけど、でもそれって社会って大体そういうこと。
スピーカー 2
そうなんですよ。いわゆるインターネットって、つまりウェブ上のソーシャルのことを概ね指しているわけですけど、そこでの体験とかも含んで。もともと人間社会ってこうじゃんみたいに思っているので、もちろん良くないこといっぱいありますよ。
それこそさっきおっしゃってたみたいに、ハックする人ばっかり目立っちゃうとか、悪い情報が流通しちゃうとか、20年前になかった問題が発生するみたいな。でもそんなこと言ったら、100年前になかった問題って50年前に発生した日とかしてるし、そうやって問題の質って変わり続けるから、むしろそれこそ戦争が起きてみんな死んじゃうとか、そういったら社会は悪い方に住んでるって言ってもいいかもしれないけど、
概ね別に良い方に住んでるんじゃないの?って思っているし、インターネットも本当いろんな問題抱えてて、僕もブログに問題提起というか、インターネットのこういう情報が悪くなっていくとか、こうやって情報空間が汚れていくの良くないとかっていうブログとか個人ブログでいっぱい書いてるんですけど、
そういう問題提起はしつつも、やっぱりこんなに情報がちゃんと流通したり、2秒でものすごい、昔だったら学者か貴族の息子しかアクセスできなかった情報にアクセスできるなんてとんでもない世界だなって思ってるから、しかもその情報が年々増えているし、
なんか良いことしかない、良いことしかないは言い過ぎた。でも良いことすごいあるじゃんっていつも思ってて、もうインターネット最高やなーみたいな気持ちで生きてるんですけど、若干残念だなって思うとしたら、やっぱりみんな怖がりなんで、
それこそ自分のちょっとしたこととかをどんどん書かなくなっていく。国家的インターネットの時代って、お腹空いたとか、なんかそれこそ昨日仕事でこんな失敗しちゃったてへーみたいなこととかをみんな自由に書いていたと思うんですけど、今それ書くと、
スピーカー 3
お前そんな会社の情報漏洩して大丈夫なのか、みたいなのとか、それは正確にはこういうことではないのですか、みたいな感じの怖い人たちがやってきたり、みたいなことが起こるんじゃないかって思って、いや実際そんなに起こらない。
スピーカー 2
みんなめちゃくちゃそこに対してブレーキをかけて、経営者の人とかしょうがないんですよ。この会社の経営者がこんなこと言ってますって言われると会社マジで潰れかねないので、それはある程度しょうがないかなと思うんですけど、昔は自由だった人がみんな名言ボットみたいなことになって、名言しか言わないアカウントになってしまったなみたいなのとかは僕はすごい残念だなって、昔仲良かった人とかが。
スピーカー 3
それ、それなんか僕、僕も悩みありますね。書きにくくなったなーっていうのあるんで、これなんでしょうね、その昔本当ツイッター、まあね今Xとか、ツイッターの時本当くだらないこといっぱい書いてたけど、なんかちゃんとしたこと書かなきゃなーってやっぱりなっちゃうし、でもちゃんとしたこと書こうとすると面倒くさいから、結局書かなくなっちゃうので、
なんかだんだんね発信が減っちゃうんだけど、そう、あのーなんかどうしたらいいのかなーって知りたい。
スピーカー 2
どうしようもないとは思ってるんですけど、現状本当に友達しか見てないだろうって思ってた人とかが刑事事件になるみたいなことがいっぱい起きてる以上は、まあみんなピリピリするのも仕方がないかなと思う反面、ちょっとそこに対してのレジスタンスとしては、僕は僕だけはずっとここにいますっていう。
もうお腹空いたとか、今日はもうなんか急に気温下がったなとかっていうこともそうだし、本当に今こんなこと考えてるっていうのがすっごくくだらないこととか、全然生に柄のこととかで、それおかしいんじゃないですかって他の人から見たら突っ込まれるかもなみたいなことも気にせず全部書くみたいな。
間違ってますって言われたら、間違えてたんですね、ありがとうございますって言えばいいじゃんって思ってるから、なんかみんな間違えてるよって言われるのがすごい怖いんだなって。
インターネットでの安全性
スピーカー 3
確かに、確かに。
スピーカー 2
これ逆もあって、ちょっと僕が、誰かが書いてくれたポストとかに、例えば僕SNSいっぱいやってるんですけど、マストドンとか大好きなんでマストドンとかにもTwitterの10倍ぐらいポストしてるんですけど、
そういうところとかで、ここは人が少なくて安心かなみたいな感じで書いてる人とかに、え、それって怖いことじゃないみたいなこととかを気軽に行くと、わ、怖い人絡まれたみたいな感じの反応をされて、あ、すいませんすいません、そういうインターネットではない、怖いインターネットではありませんみたいな。
そうですよね。
単に仲良くしたいだけなんですみたいな。
スピーカー 3
いや、そうなんすよね。仲良くしたいだけなんだけどな。
いや、なんだろうな、なんか勇気なのかな、勇気じゃないよな。何があるとそれできるようになるのかな。
スピーカー 2
これって急に僕が好きなチームコミュニケーションの話とかになっちゃうと思うんですけど、やっぱ疑心暗鬼で怖い状況って無理じゃないですか。
しかも知らない人から怖いこと言われて、それって怖いことじゃないって、僕はそのつもりで言ってないけど、あなたが言っているAとは、実はBの方が正しいのではないでしょうかみたいな、めちゃくちゃ怖い。
これチーム内でもよく起こりますよね、仕事の。
多分、僕らみたいな人間っていうのは自分の会社だとか関わってるチームとかに、そういうこと起きない努力をしようっていうことをすごく頑張るじゃないですか。
言われたことを言われてない形で取り込むのはやめようねとか、言い方ももちろんそういう誤解されるような言い方はできるだけ避けようねとか、
とはいえあんまり遠回しな言い方じゃなくて、率直に言っても大丈夫っていうチームを作っていこうねみたいなことってやるわけじゃないですか。
でもこれって知らない人とその状況を作るのはだいぶ難しい。
スピーカー 3
そうなんですよね。
スピーカー 2
そこら辺は努力しないと、だって同じ会社とか同じチーム内ですら無理なのに、知らんインターネットのうぞうぞうのアカウントからいきなり怖いこと言われたら、それ怖いだろうなっていうのがあるわけですね。
そうね。
ある程度仕方ないかなって思いつつも、僕はそういう風にこれってこういうことじゃないですかって言って、相手が怖がってそうだったらやめとこうぐらいにしとくぐらいが、
とはいえそういうことをやめちゃうと人と人とのつながりが失われていってしまう。
インターネットで人がつながっていくっていう営みが失われるのは大変嬉しくないなって思っているので、
僕は今日も知らない人とかに僕のブログ読んでよみたいな、別にそんな押し売りはせんけど、
僕はこういうもんなんですけどこんなこと思ってますみたいなとかは割と気軽にリプライしたりしていきたいなって思ってやってますね。
スピーカー 3
勇気もらえる、その気持ちでいこう。
スピーカー 1
僕それ絶対なんかできないな、インターネットで知らない人としゃべれない。
スピーカー 3
でも学長でもFacebookとかめちゃくちゃいっぱい書くし、いろんな人に書かなくちゃ。
スピーカー 1
みんな知ってる人としかつながってない。
スピーカー 3
知ってる人多すぎるからな。
スピーカー 2
仕方がないですよね。
そうやっておじさんはFacebookとかだったり、若い人はDiscordで友達とコミュニティ作ったりみたいになると思うんですけど、
そうやってセミクローズドインターネットになっていくみたいなのはある程度は仕方がない。
インターネットの好きな生き方
スピーカー 2
ある程度は仕方ない。
そういう小さなつながり同士がまた濃度になっていくみたいなのがあったらいいなみたいな。
たぶんそれはそれで牧歌的なインターネットとは違う形のコミュニケーションのネットワークができていくんじゃないかなって勝手に思っている。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 3
それこそ牧歌的だった時代は自分も未熟だったので、
なんていうのかな、結構怖いもの知らずで言ってたところもあるし、
スピーカー 2
あるな、めっちゃわかる。
スピーカー 3
自分が怖いもの知らずだったし、怖いもの知らずな若者として周りからも見られてたところもあるから、
たぶん年配の方とかが当時使ってたら、
牧歌的、若いけど若さ溢れてるなみたいな感じで思われたやつが50になってその感じ出しちゃうと、
逆に若い人たちからすると、
いや、なんか怖い人が怖いこと言ってんなみたいに見られちゃうみたいなのはありますね。
別にそんな影響力あるわけじゃないかもしれないけど、
ちょっとはその影響力を自分が持ってる感がちょっと感じてしまってるのが。
スピーカー 2
わかります。
それで言うと、なんでもそうかもしれないですね。
インターネットのコミュニケーションだけじゃなくて、
専門家の人とかって怖かったりするじゃないですか。
めちゃめちゃバチバチの専門家の人とかに。
スピーカー 3
専門家の人がね、素人ですけどみたいなこと言って。
スピーカー 2
そうそうそうそう。
ちょっと素人質問で恐縮ですがクイーンみたいな感じで来られたらもうなんか漏らしちゃうじゃないですか。
めっちゃ怖いみたいなのがあるから、
そういうコミュニケーションになっちゃうとあんま良くないなと思っていて、
これ考え方いろいろあると思うんです。
年を取った人は嫌われて良いべきであるみたいな考え方も当然あると思うんです。
むしろ正しいことを言うおじさん、おじいさんになっていって、
ちょっと若いやつにむしろ老害めって倒されることによって社会が良くなっていくのだから、
別に老害か良いじゃんみたいな考え方っていうのは結構あるなって思っている。
いる反面、インターネッツに関して言うと、
僕、たまに昔の自分の10年以上前のポストとか、
ブログの12年前のブログとか読んだりするんですけど、
こいつ同じこと言ってるな。
なんかツイッター見たら12年前もこいつ寒いとか言ってるな。
寒いとかにゃーんとか言ってるなみたいな。
何の成長もしていないのではみたいな。
っていうのがありつつ、僕という人間、不自由児っていう人間は、
むしろこのままがいいんじゃないかって僕は勝手に思っていて。
スピーカー 3
なるほど、なるほど。
スピーカー 2
なんかもう12年前と今で、もちろん経験してることも考え方もだいぶ違うんだけど、
コミュニケーションのスタイル変わってないだったら、
それはそれでたぶん周りの人も同じように受け止めていくから。
俺、めちゃめちゃインターネッツ話としては、
インターネッツ長く言うと、
なんかこの中学生すごい子だな、
例えばニコニコとかが流行った時代とかだったら、
もう中学生でこんな音楽作れるのすごいなみたいな、
言ってた子が、もう今めちゃくちゃ有名なプロフェッショナルになっていたり、
とか、ちょっと前とかだったら、
中学生でiOSアプリ作ってますみたいな子とかがSNSに言って、
なんかすごいなーって言ってたら、
あっという間にどこかの会社のエンジニアリングマネージャーになってて、
あの子が、しかももう結婚されてお子さんもいらっしゃるんですか。
人生、人生ですね、みたいな。
こういうのを、なんかちょっとお二人見てらっしゃるかわからないですけど、
そうそうのフリーレンという長命のエルフが、
インターネット界のエルフ
スピーカー 2
人間って短命だなーって思いながら見るという作品があるのですけど、
それの擬似的な感じで、インターネットにずっといることによって、
人間成長してるなーみたいな、
どうかあの人は離婚したけど再婚したんだなーとか、
あの人ってもうなんかそろそろ60代なんだへーみたいなのとかも含めて、
なんか長く眺めていると、
なんかこれすごいインターネットいろんな人の、
別にコミュニケーション取ってないかもしれないですけど、
フォローしてただその人見てるだけかもしれないですけど、
そうやってその人の人生を知っているみたいなのっていうのはすごくいいなーって思っていて、
で、なんかその中で僕はあまり変わらないで、
にゃーんとかやってるんだけど、
今日も京都ってお腹が空いたとか暮らしか書いてないんだけど、
なんかそういうみんなが人生やってる間に、
僕はずっと変わらずインターネットをしているなーって思っている、
自分の生き方も好きみたいなのがありますね。
スピーカー 3
インターネット界のエルフとして生きていくわけですね。
スピーカー 2
そのままインターネットになって、1000年ぐらい人類を眺めていたい。
スピーカー 1
おもしろい。
スピーカー 3
もう第一回で盛り上がってしまって、
僕が相談をした結果長くなったので、
一旦第一回はこれ。
すみません。
僕が長く続けたいなと思ってしまったので。
ということで、第二回以降どんな話になるか全く予想がつきませんが、
また来週よろしくお願いします。
スピーカー 2
雑草ラジオ
35:47

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