1. GeekAct-ギークアクト-
  2. ep.67 ウクライナ木造教会に思..
2025-09-25 13:21

ep.67 ウクライナ木造教会に思いを馳せよう!

spotify apple_podcasts youtube

#geekact #podcast #ウクライナ #教会 #建築

こんにちは、OCです。

表紙だけ見て『未来に残したいウクライナの木造教会』という解説本を買ってきました。

遥か彼方東欧の地の木造教会に、日本で見られる建築との類似点を見つけられたり、逆に日本には見られない特徴も見られます。

今回は、そんな教会群の写真を見ながら話していきます。


- 未来に残したいウクライナの木造教会

https://www.xknowledge.co.jp/book/9784767834030


- Wikipedia - ウクライナの木造教会建築

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%81%AE%E6%9C%A8%E9%80%A0%E6%95%99%E4%BC%9A%E5%BB%BA%E7%AF%89

サマリー

ウクライナの木造教会についてのポッドキャストでは、特にカルパティア地方の世界遺産としての木造教会群に焦点を当てています。日本の伝統的な建築との類似点や、ウクライナバロック様式に見られる鮮やかな色合いも紹介されています。

ウクライナの木造教会の紹介
このポッドキャストは、ギークなお二人が興味がある技術や熱中していることについて語る番組です。
オクです。
ドイです。
はい。今回は先日ですね、書店で見つけた未来に残したいウクライナの木造教会っていう本の話をしたいなと思います。
はい。
こちらですね、以前書店の回で言ったことがありますけど、表紙だけ見て買ってきたシリーズなんですけど。
表紙がですね、木造で建てられた大きな建造物が載っていて、そこにタイトルが書いてあってと、世界遺産カルパティア地方の木造教会群を含む129件の教会を掲載と書いてある本ですね。
今回はこちらの本の話をしていきたいなと思います。
ヨーロッパ、欧州で教会と聞くと、正直最初に思い浮かぶのってどっちからかというと、石造りの教会が多いのかなと思うところがあります。
例えばわかりやすい例だとどうですかね、ノートルダムとかですね。
あとスペインのところとか、ちょうどこれから、そろそろ実はできるんじゃないかとかって話もありますけど、どっちかというと石とか石素材の方が多いのかなってところがあるかなと思います。
そんな中、ウクライナにはもちろん石造りもあるはあるんですが、木造の教会というのは多数点在しているそうです。
その中には先ほどオビにもあると言いましたけど、ポーランドとウクライナのカルパティア地方の木造教会群という名前で登録されている世界遺産というのもあるそうです。
こちらはですね、ウィキペディアの方にそちらで登録されている建造物が並んでいるサイトみたいなものがあるので、ちょっとリンクを貼っておきたいなと思います。
木造の教会なんですけど、いわゆる同じ木造でも日本の建築とはちょっと趣が異なっていて、
例えば先頭尖った塔ですね。ヨーロッパ建築で見るような鋭く尖ってる塔みたいなものがあるんですけど、
これが石造りの建築としてはイメージがあったんですけど、それ以前の時代から木で作ってた時代からそういうものを作る文化自体はあったんだな、みたいなことがこれを見ているとわかるところがありますね。
玉ねぎ型の屋根みたいなものとかも木で作ってるのすごいなっていう気がします。
あとはウッドハウスっていった時にイメージされる丸太を積んでいく壁の作り方あると思うんですけど、
丸太を半分くらいの高さまで溝を切って組み合わせながら作る壁ありますよね。
あれがですね、そういう建物の作り方を1500年代の教会とかでそういう壁を作ってるところがあるんですね。
これって昔から古法なんだなって思うところもあるんですが、
例えばそれを日本の方で見てみると、いわゆる総松院とかで見ることができるアゼクラ作りみたいなものと似ていて、
どんだけ離れててもたどり着く答えが一致するんだ、みたいなところとかも結構感心するポイントかなと思います。
その他似た例としては、日本家屋、イメージの日本家屋で構わないんですけど、
壁面の施工で斜めに板を張っていって、魚の鱗状というか鎧状に壁を作っていく鎧張りというものがあるんですけど、
教会建築の中でそれに近しい外観を持っているものがあって、これもまた遠く離れた地の建造物でも類似点が見られるっていうところだけで、これも結構面白いポイントだと思います。
見た目だけで言うとウクライナの形式の方が、おそらくちょっとちっちゃめの板をいっぱい張ってるように見えるんで、そこはちょっと違って見えるポイントかなと思いますね。
どうですかね。鎧張りの部分ちょっと似てますよね。その斜めに張り付けているところ。
日本だと比較的、横に長い板を張る傾向の方がよく見るかな。写真的にも資料的によく見るかなって気がしますね。
なんか正しいかわかんないですけど、日本だと縦に押さえる板も結構入ってる。
日本だと横に板が長かった上で、縦に細く押さえる棒というかが入るんですけど、むしろそれがなくて細い板でいっぱい張っていくっていうのがウクライナ風っぽいのかなって感じですかね。
あと、読んでると目につくのが、鮮やかな、すごい鮮やかな青を使った壁の境界っていうのがちらちらありまして、
これが1700年代頃からのものになるとちょっと増えてくるんですけど、この鮮やかな色っていうのが、いくつかあるウクライナバロックっていう様式の特徴らしいです。
日本との建築の類似点
ちょっとこれは公式のウェブサイトのところにちょうど載ってるので、ぜひ見てほしいんですけど、正直ちょっとギョッとするくらい青いんですね。
すごい鮮やかな色で、使われてる顔料みたいな記述はちょっと見当たらなかったんですけど、それ以前より前に出てくる境界って結構まんま木じゃないですか。
ちょっと多分雨に濡れたりとかしててちょっと黒ずんでるような木もあるぐらい素直に木使ってるんですけど、この年代になると急に白く塗られたりしてくるんですね。
文化的なブームっていうのが一気に流生したんだな、だからウクライナバロック様式が急に広まったんだな、みたいな雰囲気がちょっと読み取れるところがありますね。
自分以前間取りの話したと思うんですけど、建築には割と興味があって、部屋は住人として興味あるんですけど、自社物価の建築に割と興味があるんですね。
いつも大社を見たいだけで旅行したりとか、自分が関わってる葬式、いわゆる法要をしているときに、お寺の空間みたいなところの建築がすごい気になっちゃってチラチラ見ちゃったりとか、
そういった中で今回海外の木造協会建築っていうのを落ち着いて本で眺めるっていう経験っていうのはなかなか興味深かったなと思ってます。
公式のウェブサイトに載ってるものとか見ていただきましたけど、どうですかね。
そうですね。
ミコーラ協会とかがいわゆる、先ほど話してた青い色を使う協会かなと思って。
結構なんか、会館見たときにちょっと不安、自分は不安になりましたね。
建物自体は左右対称というか、シンメトリーっぽく作られてるんですけど。
窓の形が左右で違ったりとか、片方には窓あるけど片方に窓ないみたいな。
部分的に左右対称だけど部分的に左右対称じゃないみたいなのが、自分のペースを目指してくるなと思いました。
そうですね。確かにいわゆる、特に都内は分かりやすいのか、山道があって寺院があるみたいな感じでいくと、
山道からまっすぐ見てシンメトリーなお寺があるとか神社があるの、多分イメージが結構強いのかなと思うんですけど。
見てる限り、ウクライナのこの協会だとこんな感じのは確かに多いですね。
特に聖ミコーラ教会だと写真の左側にちょっと飛び出た部分があるんですけど、
他の教会でもそういうちょっと飛び出た建物って結構多いんですよね。
作り上、例えばそこが内部の作り上どうなってるみたいな技術はあんまないんですけど、
例えば水地上がそこになってるとか、特定用途のためだけにちょっと隔離されてるのかなって気がしますね。
面白いですよ。すごいのがやっぱりさっき戦闘って塔の真ん中に尖った塔がありますよってことも言ったんですけど、
この上の玉ねぎ状を木材とかで作ってるってすごいですよね。
作れるんだとは思いますけど、石造りだったら掘って作るんだなーってなるんですけど、
高床式の木造教会
木でやる時ってどう作るんだろうなーが、やりようがいろいろじゃないですか。
大きな丸太を削るとか、板張りにするとかいろいろあると思うんですけど、どうやるんだろうなーみたいな、
あんまピンとこないところがあって、こういうのは面白いですね。
あと写真にはないんですけど、高床式になってるような教会とかもあったりしますね、書籍の中には。
そういう目的で。雪が深いとかなんですかね。
聖御子寺教会の写真も結構雪深めな感じじゃないですか。だからそういった意図とかはあるのかもしれないですね。
ちなみに高床式になってるやつは、1階は外から全然すり抜けで見えてるところですけど、
そこは穀物貯蔵庫になってて、2階が礼拝堂で、3階が鐘楼、だから鐘があるんですかね。
人が使うというよりは倉庫利用はしてるけど、あまり壁は見当たらない感じの作りっぽくなってますね。
もしかしたら内側陰になってる部分は、ちょっと扉があってクローズになってるかもしれませんけど、
木造建築で2階がメインフロアですよって建物があったりとかする感じですね。
すごいですね。木造建築でこんなでかいやつ作れるんだ。そりゃ作れるんでしょうけど、いざ見るとすごいなって思っちゃうんですね。
はい、今回は未来に残したウクライナの木造協会という本をですね、ちょっと紹介をしてきました。
URLはですね、概要欄の方にも貼っておきたいと思いますので、もしよろしければ見てみてください。
はい、以上です。
13:21

コメント

スクロール