📕農民芸術概論綱要本文(青空文庫・無料/3分ほどで読めます)https://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/2386_13825.html
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學食(ガクショク)自習、宮沢賢治「農民芸術概論綱要」第2回。前半は、盛岡高等農林・法華経・国柱会・羅須地人協会と、賢治の人生をたどります。後半は「農民芸術の分野」「諸主義」「製作」を読み、四次元感覚とエモの正体、ミドルエイジクライシス、そして100年前のクリエイター批判まで。新潟の米農家が、自分の暮らしと重ねながら解説します。
【補足・訂正】本編で「静岡高等農林学校」と言っている箇所は、正しくは「盛岡高等農林学校」です。入学は1915年(18歳)、本科卒業は1918年で、その後1920年まで研究生として在籍しました。失礼しました🙇♂️
🎙 學食(ガクショク) 食べる前に学ぶことがある。 畑の言葉を、畑の人間が届ける農業メディア。
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オープニング|宮沢賢治の生い立ち2:18 盛岡高等農林と法華経との出会い5:49 国柱会と「法華経を創作で表現せよ」 花巻農学校と羅須地人協会13:55 農民芸術の分野20:34 農民芸術の諸主義|人生は老年期に完成する26:51 四次元感覚とエモの正体30:14 神秘主義とミドルエイジクライシス34:03 農民芸術の製作|農民芸術プラス41:27 髪を長くしコーヒーを呑み
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サマリー
宮沢賢治が農民になろうとした背景として、花巻の裕福な家に生まれながら家を継ぐことに葛藤し、盛岡高等農林学校で学び、法華経や国柱会に惹かれた経緯をたどる。農作業には体力的な困難があった一方、農民を救いたいという思いから花巻農学校や羅須地人協会で肥料設計や科学的農業を教え、レコード鑑賞や童話朗読会も行った。『農民芸術概論綱要』の「農民芸術の分野」では、声、言葉、動作、自然、料理、労働など、生活のあらゆる表現が芸術になりうると読む。さらに、少年期の芸術、青年期の人生のための芸術、老年期に完成する人生そのものとしての芸術という発達段階を、話者の家族の農業や自身の文化体験に重ねて考える。リアリズムとロマンティシズム、形式主義と自由な表現は対立せず、個性に応じて並走するものとされる。四次元感覚については、時間の流れや過去・現在・未来とのつながりが作品に流動性を与え、それが現代の「エモ」の正体だと説明する。農業も先祖から受け継いだ土地を未来へ渡す営みとして四次元的な芸術だと捉え、神秘主義や信仰がミドルエイジクライシスにおける断絶感を補う可能性にも話を広げる。制作では、世界への希望を持ち、苦難を避けず、感じ、模倣し、分析し、情熱的に総合することが求められる。最後に、農民の生活そのものが芸術であるだけでなく、農民が自ら創作する「農民芸術プラス」を提案し、生活から湧かない空疎なクリエイター像を批判しながら、悩みや自然からエネルギーを得て表現する姿勢を語る。
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