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本日は大山レイディオです。いつも東方のレイディオを聴いていただきましてありがとうございます。
今回は、過去の事例に学ぶということでお話しします。
不動産に関わる方は多いと思いますが、過去にあった事例を紹介します。
2008年にアメリカではサブプライムローンの問題がありました。
それからリーマンショックで金融危機が起こりました。
日本でも上場企業が30数社倒産するという大きな不況になりました。
その中でも一番大きかったのがアーバンライフという会社がありました。
これは不動産の販売会社です。
負債の額が3852億円です。
今回はアーバンライフについてお話しします。
3月の決算で614億円の黒字を計上しています。
252億円の法人税を支払った後に6月にこの会社は倒産しました。
前年の2007年の3月は不動産バーブルと言われています。
アーバンライフの前年度の売り上げは約3倍です。
300%の伸びという業績を記録しました。
販売がそれだけ順調だったということです。
財庫が減ったと思いきや販売用の財庫が前年比の4倍2930億円まで膨れ上がっていました。
この会社はわずか3年で販売用の財庫が345億円であったということです。
それが12.7倍までに達したのに対して
売り上げは4.23倍という形でバランスを描いた経営になっていたということです。
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アーバンライフの資金である借入金は1年以内に返済するという短期借入金で調達されていたということです。
不動産の販売会社は土地やビルなど景気に大きく左右される側面があります。
売れなくなったが最後で高額な商品を扱うということで
たちまち資金繰りが厳しくなってくるわけです。
販売用の不動産は短期借入金で調達するのが業界の常識という部分があります。
これはプロジェクト融資などの部分ですが、
それにしても1,722億円とは多すぎるということです。
短期借入金がそのだけあったということです。
決算の2ヶ月後に614億円もの税引き前利益を出して
法人税を252億円払っている。
まさに黒字なんだけども倒産しちゃったという事例です。
不良資産を抱えたままメタボタイス、借金主義じゃないですけど
そういったことがアーバンライフが破綻した原因だと読み取れます。
常に仕入れては売ってと。
資金回転を販売の方は意識するということになりますが
資金調達のやり方や急速に拡大していったという部分も
いろんなところに歪みの原因があるかと思います。
そういったことで仮入れ金は結構怖いです。
財務をコントロールしていくには
仮入れ金を極力コンパクトにしながら
財務対策や自己支援比率を意識しなければいけないと考えさせられる事例です。
冒頭でもお話ししましたように
10年に1度ぐらいは金融不安や不況になったり
いろんな社会情勢が変わったりすることもありますので
そういった社会情勢が大きく変わるタイミングでも
乗り越えていけるだけの健全な財務対策を築くのが非常に重要だと思います。
ということで今回は過去の事例に学ぶということでお話をさせていただきました。
いつも東方の礼にお聞きいただきましてありがとうございます。
またコメントやいいねも頂戴しましてありがとうございます。
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ということで今回はこちらで失礼します。ありがとうございました。