1. 未来を変える呼吸の話
  2. 息が吐けないと血は巡らない|..
息が吐けないと血は巡らない|残気量を429ml減らすと心臓に戻る血が増えた/吐きづらくすると減る/肺がしぼむと心臓のスペースができる
2026-10-21 08:19

息が吐けないと血は巡らない|残気量を429ml減らすと心臓に戻る血が増えた/吐きづらくすると減る/肺がしぼむと心臓のスペースができる

「息をちゃんと吐く」だけで、全身の血の巡りは変わります。肺に残る空気を429ml減らすと心臓に戻る血の量が増えた研究と、逆に息を吐きづらくすると戻る血が減った研究を紹介しながら、肺がしぼむと心臓が膨らむスペースができるという仕組みまで解説します。前回の横隔膜の話との合わせ技です。

◆このエピソードでわかること◆

・残気量(肺に残る空気)を429ml減らすと、心臓に戻る血の量が増えた

・健康な男性14名に抵抗をかけて息を吐きづらくすると、戻る血の量が減った

・肺がしぼむと心臓が膨らむスペースができる。だから「吐く」と血が戻りやすい

◆チャプター◆

ダイジェスト

今日の話:2つの研究

水風船で考える

残気量とは?

研究②:吐きづらくすると

深呼吸は「吐いてから吸う」

肋骨と肺は「人間と影」

なぜ吐けば血が戻るのか

まとめ:横隔膜+吐く息

前回の動画(横隔膜と疲れやすさ)→ https://youtu.be/5RUXeSfAzHw

呼吸や眠りのお悩みは、札幌の呼吸ケア専門サロン「えんのした」へ。ご相談・ご予約は HP から。

呼吸ケア専門サロン「えんのした」店主・理学療法士の沼田拓也が、呼吸・睡眠・からだの整え方をゆるく話す番組です。

◆動画版 (YouTube)◆

https://www.youtube.com/@ennoshita-kokyu

◆えんのした◆

HP: https://ennoshita.jp/

Instagram: https://www.instagram.com/numata_pt

note(サロン): https://note.com/ennoshita_kokyu

note(個人): https://note.com/numa_fpt

BGM: Defying Gravity - Density & Time (YouTube オーディオ ライブラリ / 帰属表示不要)

#呼吸 #息を吐く #循環 #血流 #残気量 #肋骨 #横隔膜 #自律神経 #えんのした #呼吸ケア #睡眠

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

00:00
息が吐きづらさに応じて心臓に戻ってくる血の量も減ったよというデータが出ています。
息をちゃんと吐くことができればたくさん心臓に血が戻りやすくなるよということを示しているというふうに
肺がちゃんとしぼんで中のスペースが作れるからこそ心臓に血が戻ってきやすくなるということが
今日は息をちゃんと吐くことができれば全身の循環、血の巡りが良くなりますよという話をしていきたいと思います。
前回の動画では、横隔膜をちゃんと使えば血が心臓から出る量が増えるよって話をしたんですけども
今日は、心臓から血が出る量が増えるよって話を横隔膜っていうところじゃなくて、違う視点から見ていきましょうっていう話ですね。
面白い研究があるので、それを一つ、二つくらいかな今日はシェアしたいんですけれども
一つはですね、残気量、これはいわゆる肺の中に残っている空気の量のことを指すんですけども
これを429ml減らすと心臓に戻ってくる血の量が増えましたよっていう研究があるんですね。
これ、心臓に戻ってくる血の量が増えたから何がいいのって話なんですけど
これ水風船を思い浮かべていただくといいんですが、水風船の中に水をいっぱい入れれば
その分だけ口をパッと離した時に飛んでいく量はもちろん増えるわけじゃないですか。入れてる量が多いので。
それと一緒で、心臓に戻ってくる血の量が増えれば、その分出ていく量も増えますということになるので
血の量を心臓から戻ってくる、心臓に戻ってくる血の量をどれだけ増やせるかが一つ重要なポイントになるということですね。
これ残気量ってその肺の中に空気が残っている量って話をしたんですけども
これ厳密に言うと429mlという話なんですが、ざっくり500mlのペットボトル1本分ぐらいの空気を出したということになるんですけど
これ一体全体、その肺の中の空気の割合でいうとどのぐらいなのかというとですね
一般的にその肺の中に残っている空気の量っていうのは、これは人によったり年齢によったり、あとはその肺の状態とかにもよるんですけども
だいたいですね、健常の若者でいうとだいたい1200mlぐらいが一般的には残っているというふうに言われています。
牛乳パックで言うと1本とちょこっとみたいな感じですね。
これ空気がゼロになってしまうと肺ペチャンコになっちゃうので、ゼロになることはありえないんですけど
ただこの今の残気量の話、もう一個研究が面白いのがあって、今も成人男性の残気量の話をしたんですけども
03:04
その成人男性ですね、若い男性を集めた研究で、健常の男性14名を集めた研究があるんですけど、年齢的には24歳から6歳ですね。
この人たちも病気も特になくて、肥満でもないし、タバコも吸ってないし、別に心臓の病気もありませんと
いわゆる一般的に健康な男の人というのを集めてきて、抵抗機械を使ってですね、息を吐く量を減らす、吐きづらくするという処置というか実験をしました。
これを抵抗の割合をちょっと強め、中くらい、弱めみたいな感じで段階を追って息を吐きづらくしたんですね。
そうするとその結果は、息が吐きづらさに応じて心臓に戻ってくる血の量も減ったよっていうデータが出ています。
つまりこれやっぱり別に病気があってもなくても関係なくて、もう人間の体の仕組みとして息をちゃんと吐くことができれば、たくさん心臓に血が戻りやすくなるよということを示しているというふうに考えていいかな
と思っています。
つまりたくさん血が戻ってくれば、その分ちゃんと血を送ることができる。
つまり全身の循環、血の巡りってよく大事って言いますけど、この血の巡りが改善しますよということを示唆しているというふうに言っていいかなというふうに思っていますね。
僕たち呼吸を専門とするような人間はですね、専門としなくてもそうなんですけど、吸うことが大事とか息を吐くことが大事とか、いろいろ言うわけですね。
深呼吸しましょうとかって言うんですけど、ラジオタイトルの深呼吸とか見ていても、先に吸ってから吐くという順番を取るんですけれども、
厳密にやっぱり違う動画でも言いましたけど、よくなくて、ちゃんと吐いて、そこからちゃんと息を吸っていきましょう、正しく吸っていきましょうというプロセスがとっても大事になると。
息を吐くというのは意外と難しくて、吐いて肋骨の中にしまわれているわけですよ。
すごく重要な臓器なんで、こういう格子状の肋骨の中で守られていると、心臓もそうですけど。
空気が抜けていくってことは肺がしぼむということなので、肋骨も一緒に下がって薄くなっていくと。
ただ、いろんな筋肉が張っていたりとか姿勢が悪いとか、いろんな要因で肋骨自体がしぼめなければ、肺も一緒にしぼんでいけないんですよね。
肋骨の動きと肺の動きは、いわゆる人間と影みたいな関係で、人間が動くから影も動く。
06:01
影が動くことはないんだけど、お互いが相関関係にあって、肺から空気が抜けるから肋骨がしぼむ。
肋骨がしぼめるから空気も抜ける。お互いが一致するので、肺が病気とかになって肺が固くなると別ですけど、一般的にはそんなことはないので、
多くの場合、空気を吐く、息を吐けるのを邪魔するのは、肋骨が動かないとか固まっちゃってるとか、張っちゃって姿勢が悪いから息が切れないということになっていきやすいので、
僕たち呼吸を専門とするジャンルの人間たちは、肋骨の動きをしっかりアシストしてあげて息が吐けるように手伝ってあげる、みたいなことをやっていくとちゃんと息が吐けるようになって、かつ空気がちゃんと入ってくる
ようになる。
息もちゃんと吐けるから、中の循環も良くなるというプロセスを提供することができているということになります。
これはだいぶ遅くなっちゃったんですけど、じゃあなんで息がちゃんと吐ければ血がちゃんと戻ってくるかというと、肺の真ん中に心臓があるので、肺が膨らめばその分、心臓が膨らめるスペースが制限される。
血がいっぱい戻ってくるから心臓が膨らむので、膨らむスペースがなければ血は入ってこれないから、このスペースが足りないので血が戻ってこれない。
肺がちゃんと絞んで中のスペースが作れるからこそ、心臓に血が戻ってきやすくなるということが言われているわけですね。
なので、前回の横隔膜をちゃんと使えば血がちゃんと出せるよ、循環良くなるよ、疲れづらくなるよって話をしたんですけども、そこに合わせて息をちゃんと吐くということを意識できれば、
横隔膜というものと息を吐くというセットというか合わせ技、合体技で循環をしっかり改善することができますよというのが、これら2つの前回の動画と今日のお話で言えることだと思います。
なので、ちょっと疲れやすいなとかっていうのもそうなんですけど、息をちゃんと吐くということも少し意識しておいてもらえると生活より良くなるんじゃないかなというふうに思っております。
はい、今日はこんな感じで終わりたいと思います。
ひたっけで。
08:19

コメント

スクロール