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1000年読み継がれた処方|明るい心・休息・控えめな食事/サレルノ養生訓の三つの医者/寝ないと食欲を抑えるホルモンが減る
2026-10-22 16:41

1000年読み継がれた処方|明るい心・休息・控えめな食事/サレルノ養生訓の三つの医者/寝ないと食欲を抑えるホルモンが減る

10世紀から13世紀のサレルノ養生訓に「医者がいないのなら、明るい心・休息・控えめな食事の三つを医者にしなさい」という一節があります。呼吸ケア専門サロン店主・理学療法士の沼田拓也が、この三つを呼吸とつないで解説します。自律神経に意思を伝えられるのは呼吸だけであること、睡眠不足だと食欲を抑えるホルモンが減ることまで扱います。

◆このエピソードでわかること◆

・サレルノ養生訓の三つの処方は「明るい心(mens laeta)・休息(requies)・控えめな食事(moderata diaeta)」

・自律神経は意思で動かせないが、呼吸だけは随意に操作できて自律神経につながっている

・睡眠不足だとオレキシンとグレリンが増え、食欲を抑えるレプチンが減る。どれも食欲が増える方向に働く

◆チャプター◆

ダイジェスト

サレルノ養生訓と三つの医者

1つ目:明るい心と呼吸

2つ目:休息と睡眠

3つ目:控えめな食事

食欲を決める3つのホルモン

運動と休息、睡眠と覚醒

三つとも「引き算」である

前回の動画(睡眠と記憶)もあわせてどうぞ。

呼吸や眠りのお悩みは、札幌の呼吸ケア専門サロン「えんのした」へ。ご相談・ご予約は HP から。

呼吸ケア専門サロン「えんのした」店主・理学療法士の沼田拓也が、呼吸・睡眠・からだの整え方をゆるく話す番組です。

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#サレルノ養生訓 #三つの医者 #呼吸 #自律神経 #睡眠 #食欲 #レプチン #グレリン #オレキシン #えんのした #呼吸ケア

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明るい心・休息・控えめな食事を三つの医者にしなさい。
睡眠不足になると、食欲を抑制するレプチンが減ってくる。
つまり、食欲が増える。
これも、引き算の話になるので、
しっかり、いらないものをどんどん取り除いていくという感覚が重要であり、
それでは、始めていきたいと思います。
また、この動画で皆様の健康管理をお手伝いできればいいなと思っているので、
ぜひ最後までご覧ください。
今日のテーマはですね、
今、健康管理とかヘルスケアみたいなものが
だいぶ重要視をされてきているわけですけれども、
言ってもですね、人間って100年や200年じゃ
体の構造とかってそうそう変わらないわけですよ。
今、AIが発展してきて、
テクノロジーとかはどんどん進歩はしているんですけれども、
人間の体の構造とか構成はそう変わらないと。
今、とても医療が発展しているので、
何かあれば医療で治すとか改善させるみたいなことは
できるようになってきている時代ではあるんですけれども、
合理的なのはですね、そうならないために
事前に対処する方がコストも低いし、
より重要視をされているわけですね。
そこで、昔の医学とか健康管理みたいなものの
情報を遡っていくとですね、
現代にもいいヒントみたいなものがあるんじゃないかなと
いうことで、過去のヘルスケアの話を
遡ってみていきたいと思います。
今日は3つの医者というテーマになるんですけれども、
サレルの医学校というものが処方した
サレルの養生訓というものがあります。
その中に書かれている一節でですね、
医者がいないのなら明るい心、休息、控えめな食事を
3つの医者にしなさいという一文が書かれています。
これなかなか現代にとってもですね、
とても重要な一節になると思っていて、
今日はその話をちょっとしていきたいんですけれども、
1つ目が明るい心ですね。
2つ目がちゃんと休みましょう、休息しましょうと。
3つ目が控えめな食事、食べ過ぎに注意しましょうと
いう話なんですけれども、ここが重要であると。
サレルの養生訓っていうのを
もうちょっと先に説明をしておこうかなと思うんですけれども、
さっき言ったように10世紀から13世紀くらいに
流行ったというか、かなり読み継がれた養生書みたいなものになっていて、
これ誰かが一人が書いたというよりは、
民間のいろんな人の習慣とか、
これ良かったよねとかっていうのをガッとガッチャンコして
作った集合の著作みたいなものだそうです。
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なので、時間が経っても読み継がれていったという話なんですね。
これどこまで影響を与えていたかというとですね、
19世紀くらいまで医学の学術テキストとしても尊重されたくらい、
かなり長く読み継がれたもので、
医学の認証というか認定するにあたってですね、
またちょっと遡るんですけども、
1224年ですね、めっちゃ昔ですけど、
神聖ローマ皇帝のフリードリヒ2世という人が
このサレルノの医学をマスターしたことを承認しますということで、
この書物を使ったという記録もあるぐらい、
過去のその時代を生きた人たちにとっては結構指針となる書物だったということで、
それがですね、繰り返しですけど、
明るい心と休息と適度な食事を3つの医者にしなさいというふうに言っているんですね。
これがですね、結構3つの項目がだいぶ、
僕が専門としている呼吸とかなり親和性がいいので紹介をしてきて、
それぞれ3つのお医者さんの話と呼吸をですね、
紐づけて考えていきたいんですけれども、
一つ目のお医者としましょうと言われているのが明るい心になります。
これは別に言っていること自体はそんなに違和感ないというか、
落ち込んでいるよりは明るく元気に過ごしている方が心身ともにいいよねという話ではあるし、
感覚的には相違はないかなと思っております。
これができれば困らないよという話ではあるんですけれども、結構重要だよねという話ですね。
呼吸とこのあたりも非常に親和性が良くて、
大体その嫌なことがあったりとかストレスがあるとかというものについては、
相当交換神経がどんどん優位になっていってしまうと。
心と体というのはかなり密接な関係があるので、
自分の心身の状態が悪くなっていけば、
自律神経系は交換神経側に傾いていきやすくなるし、
逆に言えば自律神経側が交換神経に傾いていけば、
心身にそういう影響が及ぼされるという相対する関係があるので、
矢印は一方通行じゃないんですよね。
自律神経は整った方がいいよねなんて言われることがあるんですけれども、
じゃあその自律神経はどうするかというと、
基本的には自律神経って人間の意志を開在できないのが基本的な内容になっていて、
例えば運動とかしても心拍数を上げて酸素の需要に追いつかなきゃいけないのに、
今は自分で心拍数を落とそうとかやっていると酸素が足りなくて困っちゃうわけで、
基本的にはこれはオートマチックにされるわけですが、
唯一自律神経に介入、自分の意志とか意図を伝えることができるのが呼吸なわけですね。
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これはよく言われることですけど、息を吸っているときは交換神経が有意になって、
息を吐くときは副交換神経が有意になると。
なので物理的に息を吐く時間を長くすれば、
自律神経系は副交換神経側の活動が高めやすくなって、
ストレスの緩和とかに一定役に立ちますよねというのが簡単に言えばそういう話になります。
2つ目の一者に休息ってあるんですけれども、
これは睡眠と関係つけていいんじゃないかなというふうに思っていますね。
最近バズっているようですけれども、ショートスリーパーの方いらっしゃると思いますけれども、
ショートスリーパーは基本的にはないと考えていてそういないんじゃないかなと思います。
実質的に絶対ないとは言えないんですけれども、
自分がそこに当てはまる可能性は相当低いと思うので、
基本的には7時間8時間ちゃんと寝るということがベースにあった方がいいというところで、
ただ睡眠は重要だと分かっているけれども、
なかなか夜寝つけないとか、夜起きてしまってもう一回再入眠できないとか、
もうちょっと寝ていたい、寝る時間があるのに早い時間に目が覚めてしまうみたいな、
そういうお悩みがある方は結構多いと思うんですけれども、
この辺りも再三言っていますが、呼吸と非常に品和性がいいと。
呼吸だけじゃないんですけれども、さっきも言ったように息を吐く時間が長ければ、
副交換神器が有意になって、体が眠る方向に行きやすくなると。
これはまた別途解説をしていこうと思うんですけれども、
眠るための条件ってもうちょっといくつかあるので、
体温の話とか光の話とか、栄養もそうだし、今の自律神経系の話もそうなんだけど、
この辺りをうまく駆使してしっかり眠れる状況を作っていくというのがとても重要な話。
3つ目が控えめな食事と書かれていてですね、
これ現代ジャンクウード美味しいですけど、
食べることがあるにしても食べ過食というものが非常に生活習慣病の原因になるというのは、
これから今までもずっと言われていますよね。
食べ過ぎるとメタボリック症候群が云々とか、死亡感とか、
そうなってくれば糖尿病の話も出てくるわけで、
この辺りは減ってくれば医療費の削減とかにもなるし、
国民全体、世界全体の健康管理にも非常に有用にはなる。
ただ、食べないように我慢しましょうみたいな話になると精神論みたいな話になってしまうので、
もうちょっと科学的ベースというか、現在言われていることで、
いかにして食事を減らしていくのかみたいな話が重要とされるわけですけれども、
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ここでは別にライフハックみたいな話はしないんですけれども、
呼吸とか睡眠と関係づけて考えていきたいと思うんですね。
食事、食べたいとか食欲みたいなものは、
結構ホルモンとかでだいぶコントロールされることが分かっています。
今回出てくるのは、オレキシンというホルモンと、
あとはグレリンというものと、レプチンですね。
この3つのホルモンが食欲に関係するホルモンと言われています。
1つ目のオレキシンという物質なんですけれども、
これは睡眠不足になったりするとすごくたくさん出てくるもので、
あとは晩御飯を食べないとより出やすくなると言われていて、
これがたくさん出ると食欲が増すというふうに言われています。
ちゃんと寝ることと、あとは忙しくて晩御飯食べれなかったとか、
慣れやすくなると食欲が出やすくなるというふうに、
オレお腹空くから食べちゃうという話もあるかもしれないんですけれども、
そういうホルモンとか内分泌系の作用を考えると、
晩御飯を脱ぎて、かつ睡眠不足になるとオレキシンがたくさん出てきて、
覚醒状態になりやすくなって食欲が増してくるというふうに言われているので、
しっかり睡眠時間はさっきも言ったように確保することと、
あとは晩御飯は食べ過ぎは良くないんだけど、もちろん食べないのも良くないので、
適度な量をちゃんと摂取した上でオレキシンが出る割合をしっかり抑制して、
食欲を抑えていくというのが一つホルモン関係では大事なものというふうに言われています。
あとレプチンとグレリンというものがあるんですけれども、
これは食欲に関係するもので、
レプチンの作用は食欲を抑制するものですね。
グレリンというものの作用は食欲を更新する作用になります。
睡眠不足になると食欲を抑制するレプチンが減ってくる、つまり食欲が増える。
グレリンは睡眠不足になると増えてくる、つまり食欲が増えるということになってきて、
いずれも眠らない、眠る時間が短くなるとオレキシンの話も含めて食欲が増える方向に体が寄っていってしまう。
なのでちゃんと寝ないと食べ過ぎやすくなって、成果瞬間病の話もそうですけど、
食べ過ぎちゃうよねっていうのがこの睡眠の話と関わってくる。
睡眠はさっき言ったように呼吸と親和性が良くて、ちゃんと呼吸が整っていて深い呼吸ができていれば、
不好感神経側に傾きやすくなって寝やすくなる。
寝た時も、もし途中で目が覚めたとしても、なるべく早く再入眠ができる。
寝たい時間までちゃんと寝ることができるみたいなところで、
ここのサイクルがしっかり回ってくれば、今言った明るい心と休息と適度な食事がしっかりリンクして、
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いわゆる3人の医者、3つの医者がちゃんと自分の中に取り入れることができるというか、
健康管理として機能してくれるというのがあるかなというふうに思っています。
2つ目のお医者さんの話で、休息という話をしたんですけれども、
実際そのサレルの養生訓には、運動と休息という対になる記載がされているので、
ちゃんと動くときは動いて、休むときはちゃんと休みましょう、みたいな話だったりとか、
あとは睡眠と覚醒という、これも対立されているので、
ちゃんと動いて、ちゃんと寝ましょう、みたいなことが書かれている。
これが第二の医者が、休息という一つで最初は括りましたけれども、
睡眠と覚醒、運動と休息、言ってみれば当たり前といえば当たり前なんですけれども、
こういうのが10世紀以降くらいの時代からずっと大事だよねと言われてきた、
もう1000年とは言わないけど、かなり長い期間、昔の人がこれは大事だよねと言ってきているものなので、
AI等々でこういうのは管理しつつも、しっかりと自分の中に3つの医者を取り入れていただきたいなというふうに思っています。
この精神論、明るい心みたいな話とか、休息とかもそうなんですけど、
これポイントなのが、結構引き算的思考が大事かなと思っていて、
明るい心であれば明るい心を取り戻しましょうとか、明るい心を手に入れましょうみたいなよりは不安を取り除きましょう。
結果明るい部分が残りますよね、みたいなところですよね。
こういうのは認知の歪みとかいろいろあるんですけれども、
いじり神経系とか呼吸とかで取り除けるものはしっかり取り除いていくと。
休息も前回の動画でも確か言った気がしますけれども、
人間は必ず、必ずというか基本的に寝なきゃいけない動物ではあるし、人間以外も寝ない動物は基本的には存在しないので、
動物である以上寝たいという欲求はあるはずなんですよね。
それをいろんなストレスとかいろんな外部要因によって邪魔されているということに思うと、
その邪魔している要因を一個一個取り除いていけば自ずとちゃんと寝れる体になるよねということを考えれば、
睡眠というのも引き算であると。
もう控えめな食事はまさにそうで、不要なもの、食べなくてもよかったものが食べらさるみたいなことは本当にいらない足し算だったりするので、
しっかり引き算をしていって本当に必要な分だけ食べられる。
たまに食べ過ぎとか飲み過ぎはあるにしても、その辺をうまくコントロールしていくと。
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これも引き算の話になるので、しっかりいらないものをどんどんどんどん取り除いていくという感覚が重要であり、
この引き算をしっかりと機能させることができるのが呼吸ケアだったり呼吸だよねというのが最後を締めくくりとして紹介したいなというふうに思ったところですね。
はい、いかがだったでしょうか。
こういうふうに昔の、昔というか相当前ですけど、全然デジタルが全くない時代よりもっと前の人たちが、
いろんな科学とかまだそういうデータとかができないような時代にいろんな人たちの経験とかを集めて養生訓として作ったものが、
やっぱりある程度ですね、おばあちゃんの知恵袋じゃないですけど、それなりの効果をやっぱり得ることができるだろうし、
今21世紀になってきて10世紀ぐらいの話が今でもこうやって確かにそうだよねみたいなことが書かれている以上ですね、
ずっと生き残ってきたものがこれらの内容なので、おそらくこの先もテクノロジーが発展したりとかAIがどんどん浸透してきたとしても、
人間というものがいる以上ですね、この辺りはずっと重要になるだろうということが容易に想定できるので、
この辺りを呼吸というもので一つ管理ができるというもので、非常にコスパがいいのが呼吸ですよというので覚えておいていただきたいと思います。
今日はこれで終わりたいと思います。
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