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2025-04-20 06:48

低学年の先生必見!アンガーマネジメント教育で、穏やかな教室を作る3つのステップ

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小学校低学年を対象としたアンガーマネジメント教育の指導アイデアを紹介します。怒りの感情を理解し、言葉で表現する力を育て、怒りを鎮める簡単な方法を身につけることを目指します。感情カードゲームや深呼吸、落ち着きリストの作成など、教室で簡単に実践できる具体的な方法を解説。家庭との連携についても触れ、子どもたちが感情をコントロールし、他者との関係を円滑に築ける力を養います。

サマリー

小学校におけるアンガーマネジメント教育は、低学年の子どもたちが自分の感情を理解し、適切に表現する力を育てるために重要です。具体的な指導アイデアとして、感情カードゲームや深呼吸、落ち着きリストの利用が提案されています。

アンガーマネジメント教育の導入
教育カフェテラスの時間です。みなさん、こんにちは。パーソナリティの水野太一です。
みなさん、こんにちは。アシスタントの高橋さやかです。
この番組では、教育に関する最新情報や、教育現場の課題、身近な話題をお届けしています。
今回は、小学校で行うアンガーマネジメント教育について、早速、今日のテーマを紹介しましょう。
今回の記事は、みんなの教育技術の笠賀智樹先生が執筆された記事で、2025年4月5日に掲載されたものです。
小学校の教室で行うアンガーマネジメント教育、低学年編というテーマでお話ししていきたいと思います。
はい、お願いします。アンガーマネジメント、最近よく聞きますけど、低学年の子どもたちにも必要なんですね。
そうなんです。子どもたちは、日々の生活の中で、思い通りにならない場面に遭遇して、怒りの感情を抱くことがあります。
でも、低学年の子どもたちは、感情のコントロールがまだ難しいので、怒りを適切に表現する方法を学ぶ必要があるんです。
なるほど。具体的には、どんなことを行うんですか?
今回の記事では、3つのポイントが紹介されています。
1つ目は、怒りという感情がどういうものかを知ること。
2つ目は、怒りを感じた時に言葉で表現できるようにすること。
そして3つ目は、怒りを鎮める簡単な方法を身につけることです。
感情の名前を覚えたり、気持ちを言葉で表現したりするのは難しそうですね。
そうですね。そこで、記事では、感情カードゲームという指導アイデアを紹介しています。
感情カードを使って、子どもたちが感情の名前を覚え、自分の気持ちを言葉で表現する力を育てます。
感情カードゲーム、面白そうですね。具体的には、どんなふうに行うんですか?
まず、先生が感情カードを見せて、「この顔はどんな気持ちでしょう?」と問いかけます。
子どもたちが手を挙げて答えたら、「どうしてそう思ったの?」と理由を尋ねます。
例えば、どんな答えが返ってくるんですか?
例えば、「口が辺の字だから悲しいと思ったよ。」という答えが返ってくるかもしれません。
そして、同じ感情カードを見せながら、「この気持ちになるのはどんな時?」と具体的な場面を考えさせます。
なるほど。感情と具体的な場面を結びつけるんですね。
そうです。例えば、「友達に遊んでもらえなかった時。」という場面が出てくるかもしれません。
感情は同じでも、場面は異なることを理解することができます。
感情は同じでも、場面は違う。確かにそうですね。場にはどんなゲームがあるんですか?
感情ジェスチャーゲームというのもあります。
グループを作って、一人の子どもが感情カードを引き、その感情を表すジェスチャーを行います。
他の子どもたちは、そのジェスチャーがどの感情かを当てます。
ジェスチャーゲーム楽しそう!
声を出してはいけないので、ジェスチャーで表現する必要があるんです。
感情は同じでも、人によって表現方法が異なることを理解することができます。
確かに、起こり方にもいろいろありますもんね。
そうなんです。そして、記事では、怒りを鎮める方法も紹介されています。
怒りを鎮める方法、ぜひ知りたいです。
具体的な指導アイデア
記事では、深呼吸をすることや、数を数えることを勧めています。
怒った時には、体がドキドキしたり、息が早くなったりすることがあります。
そんな時は、深呼吸をすると気持ちが落ち着きます。
深呼吸、私も緊張した時にやります。
深呼吸をする時に、好きな匂い、例えば花やフルーツなどを思い浮かべると、さらにリラックスできます。
いいですね。それなら子どもたちも楽しくできそう。
そして、数を数えることも効果的です。
怒った時は、すぐに動いたり話したりしないで、心の中で1から6まで数えてみましょう。
それだけで少し気持ちが落ち着きます。
6まで数えるだけでも違うんですね。
さらに、落ち着きリストを作ることも勧めています。
怒った時に、自分を落ち着かせる方法をリストにしておくと便利です。
落ち着きリスト、自分だけのリストがあると心強いですね。
例えば、深呼吸をする、落ち着く場所に移動する、好きなことを思い出すといった方法をリストアップしておきます。
それがあれば、実際に怒った場面でどうすればいいかわからなくなるということを防げそうですね。
そうですね。記事ではロールプレイを行うことも勧めています。
簡単な怒りの場面を設定し、どうやって落ち着かせるかを練習します。
ロールプレイ、実践的な練習ですね。
例えば、友達に順番を飛ばされたらどうするという場面を設定し、子どもたちが落ち着きリストから方法を選び、実践します。
なるほど。ロールプレイをすることで、実際の場面でも落ち着いて対応できるようになるんですね。
記事では、家庭との連携も重要だと述べています。
家庭との連携、具体的にはどんなことをするんですか?
保護者への情報提供として、怒りの感情の大切さや、家庭で実践できる対応方法をまとめたリーフレットを配布したり、
授業で学んだことを家庭で実践し、親子で話し合う機会を設けることを進めています。
学校と家庭が協力することで、子どもたちのアンガーマネジメントのスキルがより一層向上するんですね。
その通りです。今回の記事では、低学年の子どもたちがアンガーマネジメントの力を身につけるために、
感情カードゲームや深呼吸、落ち着きリストも作成など、具体的な指導アイデアを紹介しました。
今回の話を伺って、アンガーマネジメントは子どもたちが自分の感情を理解し、コントロールするための大切なスキルだと感じました。
そうですね。アンガーマネジメント教育を通じて、子どもたちが健やかに成長し、
自分と他者の感情を尊重できる力を育むことを目指したいですね。
私も感情に振り回されずに、落ち着いて対応できる大人になりたいです。
今回のテーマはいかがでしたでしょうか。
はい、とても勉強になりました。ありがとうございました。
最後までお聞きいただきありがとうございました。また次回もぜひ聞いてくださいね。
さようなら。
06:48

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