1. 教育カフェテラス
  2. 子どものゲーム暴言・課金問題..
2025-05-26 05:19

子どものゲーム暴言・課金問題を科学的に考える!指導現場で使える行動改善の新常識

spotify apple_podcasts
今回の「教育カフェテラス」では、子どもがゲームをやめられない・暴言や課金を繰り返す。その背景と、学校や家庭でできる具体的支援策について深掘りトーク!「やめなさい」では解決しない理由や、親・教師が実践できる4つのポイントを、分かりやすくお届けします。

サマリー

今回のエピソードでは、子どものゲームに関する問題、特に暴言や高額課金について考察し、その解決策を科学的な観点から提案しています。感情の管理や代替行動の提案を通じて、教育現場で役立つアプローチが紹介されています。

子どものゲーム問題の現状
教育カフェテラスへようこそ。水野太一です。
高橋紗友香です。よろしくお願いします。
この番組は、教育に関するニュースや現場のリアルな課題を分かりやすくお届けしています。
さて、今回は東洋経済オンラインの2025年5月14日の記事、
暴言・課金・喧嘩、子どものゲーム問題どう解決?おテーマにお話しします。
子どものゲーム問題、皆さんも気になる話題ではないでしょうか。
はい、水野先生。確かに私の家庭教師先でも、ゲームをめぶる大横バトル、よく聞きます。
でも実際、どんなトラブルが多いんでしょうか。
記事の調査によると、都内の小中学生で仲間との喧嘩や仲間ハズレが約10%、誹謗中傷を受けたが約5%、
高額課金が2%ほど経験しているそうです。案外少ない印象だけど、現場には深刻なケースもあるんですよ。
え、2%でも高額課金って結構大きな問題ですね。しかも暴言やチャットでの抽象もあるんですよね。
そういう時ってやっぱりやめなさいって言いたくなりますよね。
そうなんです。でも、やめなさい、いや怒っちゃダメといった注意だけでは根本的な解決にならないと記事は指摘しています。
なぜなら、暴言や課金って子どもにとってすっきりするご褒美が隠れているからなんですね。
なるほど。確かにイライラして物に当たっちゃう気持ちとか、ガチャでもう一回引きたくなる気持ち、わかる気がします。
じゃあ叱るだけだと逆効果なんですか?
はい。指摘ばかりだと自分にはやめられないと自信を失ったり、逆に感情が爆発してしまう可能性もあります。
ポイントは感情自体を否定せず、どう対処すればいいかスキルを育てることなんです。
具体的にはどんな方法があるんですか?
私も家庭教師で困ることあるので、ぜひ知りたいです。
主に4つのアプローチが紹介されています。
まず一つ目は、感情や欲求のレベルを下げる工夫、
例えば1時間ゲームしたら休憩を入れる、刺激が強すぎるゲームを控える、現実の友達と遊ぶ時間も大切にする、などです。
確かに夢中になりすぎるとイライラしやすくなりますよね。
これで、例えばテスト勉強も同じで、長時間やると集中力が切れちゃうのと似てますよね。
その通りです、さやかさん。
どんな活動でも、感情のコントロールには休憩が鍵。
ゲームも同じで、持続すると感情が爆発しやすくなります。
例えるなら、運動しすぎてエネルギー切れを起こすのと似ています。
なるほど。じゃあ2つ目のアプローチは?
感情管理の新しい手法
感情の言語化と代替行動の提案です。
今イライラしてると言葉に出すことで、感情と距離を取りやすくなります。
保護者や教員が今こういう気持ちなんだね、と代弁してあげるのも有効です。
言葉で伝えるって意外と難しいですよね。
でも、あ、もう嫌って叫ぶより、今すごく悔しいと言えるとちょっと落ち着きそうです。
まさにそこがポイントです。
感情を外にうまく出すトレーニングは、学校でも普段も生活でも役立ちます。
例えば、ガチャを引きたい誘惑があると口にするだけで、衝動を少し冷静に見られるんです。
これ先生たちも指導の時に使えそうですね。3つ目は何でしょう?
3つ目は、暴言や高額課金の行く末を想像するです。
一時的なスッキリ感の後、人間関係やお金のトラブルに発展しやすいことを一緒に考えるんですね。
正規的な視点で見直すきっかけにできます。
確かに、今だけ楽しいじゃなくて、その後どうなるかまで想像するのって子供が身につけるといいスキルですよね。
これも授業や家庭で話題にできそうです。
その通り、一緒に考える時間が大切です。
そして4つ目は、代わりの行動を提案、練習すること。
例えば、イライラしたら深呼吸をする、攻撃的な言葉の代わりに悲しいと伝えるなど、具体的な行動を決めておくんです。
イライラしたら深呼吸、シンプルだけど効果ありそう。子供だけじゃなくて大人も必要ですね。
本当にそうです。怒りや衝動は大人にも強いもの。
ゲームの問題を通して、子供も大人もセルフコントロール力を鍛える良いチャンス、と記事は締めくくっています。
私も今日の話を聞いて、注意するだけじゃなくて一緒に考えてあげる姿勢が大事だと感じました。
ゲームの楽しさを否定せずに、うまく付き合う工夫を取り入れたいです。
まさに今の時代に必要な教育ですね。
ゲームとの関わり方を一緒に考えることで、子供の成長を支えることができます。
今日はこのあたりでまとめとしましょう。
はい。今回も日常に役立つヒントたくさんでした。
リスナーの皆さんもご家庭や教室でぜひ試してみてくださいね。
今日も最後までお聞きいただきありがとうございました。
また次回も教育カセテラスでお会いしましょう。
05:19

コメント

スクロール