学力低下の原因
みなさん、こんにちは。教育カフェテラス、振興の水野太一です。
こんにちは。高橋紗友香です。きょうもよろしくお願いします。
きょうのテーマは、東洋経済オンラインの記事、「学力低下の原因はスマホでもコロナかでもない?」という話題です。
掲載日は2025年11月3日です。
そのタイトル、もうドキッとしますね。スマホでもコロナでもないって、じゃあ何が原因なんですか?
記事によると、小学校で増えている探究学習やグループワークが、実は子どもの基礎学力低下の一因になっているというんです。
え、探究学習って主体的に学ぶっていういいイメージがありました。でも、それが学力低下につながるんですか?
そうなんです。2020年度の学習指導要領で探究やグループ活動が重視されて、知識の反復や計算練習の時間が減っているという指摘があります。
なるほど。実際に分数や時間の計算ができない子が増えてるって話、よく聞きます。
記事でも、「13時36分の30分後は何時?」という問題が解けなかった子の例が紹介されています。
お母さんに5分教えてもらったらすぐ理解できたそうですが、授業では時間って何だろうと考えるだけだったそうです。
うわぁ、それって考える力は育ちそうですけど、計算の仕方が抜けちゃってる感じですね。
まさにそう。法学者の木村聡太さんも、探究は効率が悪く、反復練習の時間が取れなくなっていると指摘しています。
うん。確かにグループで話し合うと時間がかかりますよね。しかも、間違いを正すのにも時間がかかるし。
その通りです。教師が講義で説明すれば短時間で済む内容も、グループで話すと倍以上かかってしまう。結果として基礎練習の時間が削られてしまうんです。
でも、探究学習って将来の社会で役立つスキルを育てるためにあるんですよね。それをやめたらもったいない気もします。
とてもいい視点です。記事でも、探究は応用編と書かれていて、基礎学力がある子にはプラスになるけれど、基礎が足りない子供には逆効果になると先生たちは言っています。
ということは、まずは読み書きや計算をしっかり身につけてからじゃないと探究の効果が出にくいということですね。
教育現場の課題
はい、その通りです。大阪のある小学校では、基礎を丁寧に教えてから探究活動に進む工夫をしていて、そこでは学力低下は見られないそうです。
あ、なるほど。地域や学校によって結果が違うんですね。やっぱり順番とバランスが大事なんだ。
そうですね。探究学習の良さを生かすには、まず基礎の定着、その上で応用に進む構成が必要なんです。
確かに私も家庭教師をしていて、考えてもらうという前に、まず方法を教えないと困っちゃう子が多いです。
素敵な実感ですね。教育の中でも、今は自由に考えさせる方向に偏りがちですが、指導の流れを丁寧に整えることが、実は学力を守る鍵です。
そう聞くと、教師の力量も問われますね。どこまで導くか、どのタイミングで任せるか、すごく難しいです。
まさに教師の腕の見せどころですね。記事では、復習する時間も取れず、スピーディーに進む授業が問題だとも書かれています。忙しさが追い打ちをかけているようです。
子供も先生も大変。でも、基礎を疎かにすると、自信をなくす子も出てきそうですね。
その通り。出来ないが増えると、自己肯定感にも影響してしまいます。だからこそ、地に足のついた教育が必要なんです。
今日のお話を聞いて、探求学習って悪者じゃなくて、ちゃんと土台があるかどうかが鍵なんだと分かりました。
その気づきが大切ですね。探求もグループワークも、効果的に使えば大きな力になるはずです。
全国の先生たちも、子供の基礎と探求のバランスをどう取るか、これからますます工夫が必要ですね。
そうですね。今日は学力低下の本当の原因について、一緒に考えてみました。
リスナーの皆さんも、ぜひ身近な教育現場で感じたことを振り返ってみてください。
最後まで聞いてくださった皆さん、ありがとうございました。次回も教育カフェテラスでお待ちしています。