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みなさん、こんにちは。教育カフェテラス、進行役の水野太一です。
アシスタントの高橋紗友香です。よろしくお願いします。
調査結果の概要
今日は、国与が2025年9月11日に発表した調査を取り上げます。
中高生500人と、その保護者500人を対象にした、学び方に関するアンケートです。
リスナーのみなさんに質問ですが、自分に合った勉強ノットって、もう見つかっていますか?
それ、気になりますね。私はまだ完全にこれだっていう勉強法は見つかってないんですけど、
でも、友達や先生に聞いて試してます。今回って、学生の多くは勉強法を模索当たって結果でしたよね?
そうなんです。調査では中高生の76%が、自分に合った勉強法を模索中、見つけられていないと答えています。
逆に保護者側も、子供の勉強法を理解できていないと答えた人が47.2%に上っているんですね。
半分近くの保護者が、子供に合ったやり方をよくわからないままなんですね。
それって、家庭でのサポートに結構影響しそうです。
そこがポイントなんです。しかも、勉強のやり方について親子で話し合えていないケースも多くて、
中高生の56.6%、保護者の47.6%が十分に話し合えていないと回答しています。
つまり、会話不足の面もあるんです。
勉強法とモチベーション
なるほど。親から勧められる勉強法が子供に合わない場合もありそうですね。
実際、62%の学生が親に勧められた方法は、自分にはあまり合わないって思ってるんですよね。
そうです。親世代の多くは、問題を繰り返す暗記重視など、個人で黙々と勉強するスタイルが多かったそうです。
一方で今の子供たちは、必ずしもそれが合うわけじゃない。ここに世代間の学び方のギャップがあります。
私も受験勉強するときに、母がとにかく書いて覚えるのが一番って言ってました。
でも私は映像授業とかグループ学習の方が頭に入るんです。だから違うなって感じたことがあります。
いい例ですね。学び方は人それぞれなので、同じ方法を押し付けても合わないことが多いんです。
ちなみに保護者も78.2%は、子供に合った学び方を見つける手助けをしたいと思ってるんですよ。
へえ、それは心強いですね。でも実際にどうサポートしていいかわからない親も多いのかもしれませんね。
そうなんです。例えば一緒に勉強法について話す時間を取るとか、子供が試している方法を見守ってみるのが大事ですね。
あと文房具の影響も見逃せません。
あ、そこ気になります。私は新しいペンとかノートを買うとやる気出ます。調査でも学生の54%が文具でモチベーションが高まると答えてたんですよね。
そうです。ところが保護者の方は文具でやる気が出ると考えているのは30.6%にとどまっていて、ここにも意識の差があります。
親からすると形から入るのは意味がないと思われがちなんですが、実際は大きな効果があるんです。
わかります。私、教育実習の準備用に新しいノートを買ったんですけど、それだけで頑張ろうって気持ちになりました。たぶん学生リスナーの皆さんも共感すると思います。
まさにその通りです。形から入ることも内面的なモチベーションにつながります。だから文房具をきっかけにして、勉強への前向きさが生まれる可能性も高いんです。
調査では生徒の77.6%、保護者の85.6%が自分に合った学び方を見つければ前向きになれると答えてましたよね。つまり、広報が見つかってないだけで意欲は潜在的にあるってことですね。
その通りです。これは教師にとっても重要な視点です。授業でも一つのスタイルを押し付けるのではなく、生徒が自分に合った方法を探せるような工夫が必要です。個別パーソナライズというテーマにもつながりますね。
なるほど。AI教材とか探求学習とかもその流れにあってますね。私自身も子供に寄り添える教師になるには、広報の多様性を大事にしたいなと思います。
素晴らしい視点です。教育現場だけでなく、家庭でも同じことが言えます。リスナーの皆さんも、ぜひ一度自分や子供の学び方について話し合ってみてください。
今日の話を聞いて、やっぱり親子の会話の量ってすごく大事だなって思いました。話すことで分かることも多いですよね。
はい。コミュニケーションができれば、たとえ勉強法が違っても理解し合うことは可能です。今回の調査は、そのきっかけを与えてくれる内容だったと思います。
すごく身近なテーマで、私も共感ポイントが多かったです。リスナーの皆さんもきっと同じ気持ちだと思います。
本当にそうですね。最後まで聞いてくださった皆さん、ありがとうございます。
次回も、教育に関する身近な話題を楽しくお届けしますので、ぜひまた聞いてくださいね。